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胸骨側面撮影
【ポジショニング】
立位、又は側臥位。
冠状面と受像面を垂直とする。
両腕を後ろで組ませ肩を後方へもっていく、胸を突き出す。
(不安定な姿勢となるため、手すりや台につかませると良い)
胸骨が受像面の中心にくるようにする。
フィルム上端を胸鎖関節の4横子上に合わせる
【X線入射点/距離】
距離100cmの点から胸骨体中央に向けて垂直入射。(胸鎖関節と剣状突起の中間)
散乱線の影響を少なくするために、照射野は可能な限り胸骨に絞る。
※以下のように記載されている書籍もある
「被写体フィルム間距離(OID)が大きいので、幾何学的不鋭の増大を抑えるために、X線管フィルム間距離(SID)を180cm以上とする。」(放射線画像技術学 編集/稲本一夫・別府慎太郎)
【撮影条件】
75kV/40mAs リス(+)
吸気停止
【チェックポイント】
胸骨が正確に側面像で投影されていること。
しっかりと吸気で停止してあり、ブレがない事。
胸骨が明瞭に見えるコントラスト、寛容度になっている事。
鎖骨近位・胸骨柄~剣状突起までが含まれていること。
最終更新:2024年02月15日 23:58