一般撮影室@wikiは 新サイト に移行しました。

The English version of the new website is available here !!











骨盤斜位撮影(Judet view)

  腸骨を正面から観察する
  寛骨臼骨折が疑われる場合の追加撮影

【撮影前チェック】
  障害陰影となるものを外す。
   (ポケットの中身、ズボン、湿布、ホッカイロ等)

【ポジショニング】
  背臥位から非検側を45°上げた斜位。(腸骨翼をカセッテに平行にする)
  検側下肢の股関節・膝関節は軽度屈曲。
  上下は腸骨稜~坐骨まで含まれおり、左右は検側の腸骨翼が全て含まれていること(非検側の上前腸骨棘まで含めば確実)

【X線入射点/距離】
  検側の上前腸骨棘より3横指だけ内側、上前腸骨棘より3横指だけ足側に垂直入射。
  100cm

【撮影条件】
  75kV/16mAs リスあり

【チェックポイント】
  非検側の閉鎖孔が広く観察される。
  検側の腸骨翼が広く観察できる。
  検側の寛骨臼が観察できる。
  検束の坐骨棘が観察できる。


最終更新:2024年02月23日 02:42