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腸骨を正面から観察する
寛骨臼骨折が疑われる場合の追加撮影
【撮影前チェック】
障害陰影となるものを外す。
(ポケットの中身、ズボン、湿布、ホッカイロ等)
【ポジショニング】
背臥位から非検側を45°上げた斜位。(腸骨翼をカセッテに平行にする)
検側下肢の股関節・膝関節は軽度屈曲。
上下は腸骨稜~坐骨まで含まれおり、左右は検側の腸骨翼が全て含まれていること(非検側の上前腸骨棘まで含めば確実)
【X線入射点/距離】
検側の上前腸骨棘より3横指だけ内側、上前腸骨棘より3横指だけ足側に垂直入射。
100cm
【撮影条件】
75kV/16mAs リスあり
【チェックポイント】
非検側の閉鎖孔が広く観察される。
検側の腸骨翼が広く観察できる。
検側の寛骨臼が観察できる。
検束の坐骨棘が観察できる。
最終更新:2024年02月23日 02:42