みずのはごろも

登録日:2024/02/27 Tue 14:22:35
更新日:2024/04/06 Sat 20:15:33
所要時間






「お若いの。道具をそろえて来たな。どうしても、このわしに仕事をさせたいらしい。
よし!水の羽衣を織ってしんぜよう。
しかし、時間がかかるぞ。日を改めて取りに来るがよい」
by ドン・モハメ

みずのはごろもとはドラゴンクエストシリーズに登場する体防具である。
ドラクエⅡで初登場して以降、シリーズ常連。
漢字では水の羽衣と表記される。


□概要

外見は水色の液体のような見た目の布を仕立て上げた着物かローブといった感じ。
裾の部分に波の意匠が施されることが多い。
なお、「羽衣(はごろも)」とは中国や日本の伝承で、天女が纏い空を飛ぶための衣のこと。
一般的にはヒラヒラした帯状のやつのみを指すことが多いが、本装備においてはあくまで「羽のように軽い衣」の意味であろう。
ただ、タイトルによってはヒラヒラもついていたり、古代中国の官女風の意匠が取り入れられてたりする。

特殊な道具と材料を使って織られる業物ということもあり、生半可な金属製の魔法の鎧を上回る防御力をもち、更には炎や氷系統の呪文やブレスを軽減する効果を持つ優れもの。
単純な防御力では流石に最終盤には上位の装備が登場する場合が多いが、終盤の敵ほど強烈なブレスや呪文を多発するため、耐性の高さベースで装備を選択する場合が増えてくる。
アイテムのインフレが進んでいる近年のナンバリングでも、耐性の優秀さで終盤まで主力防具になりうるポテンシャルを秘めていることが多い。

鑑定したトルネコ曰く「水とはいっても透けるわけではない」とのこと。
二次創作だと透けることが多いけど

尚、羽衣という言葉から誤解しがちだが、じつは大抵のナンバリングで男女ともに装備可能。
装備不能なのは戦士や商人系の要素が強いキャラである。
武闘家系や盗賊系はのちに女性は装備可能になった。
VとⅧのみ人間男性に装備可能な者がいない。また、アリーナアイラは前衛物理攻撃タイプなためリメイク後も装備できない。
初登場時は戦士タイプのローレシアの王子が着れたしⅪではマルティナも装備できるのだが。

□各シリーズでのみずのはごろも

◆ナンバリングタイトル

ローブという概念がなかった初代のみ未登場。

ドラクエⅡ

初登場。守備力はFC版では35&SFC版以降は65、呪文とブレスの威力を半減させる。
この作品ではブリザードは氷のブレスは吐かないし、バギはムーンブルクの王女だけが使える味方専用呪文。
この作品のみ一品物でテパの村のドン・モハメという老人に”雨露の糸”と”聖なる織機”を持った状態で話しかけると彼は記事冒頭の台詞とともに作業をはじめてくれる。
その後、一度セーブして電源を切った後再開してモハメに話しかけると完成した羽衣を手に入れることができる。
ガラケー版以外ではただセーブしたり宿で休んだ程度ではイベントが進行しない。

SFC版以前はバグを利用することによりサマルトリアの王子ムーンブルクの王女用2枚を調達することが可能。

バグを利用しない場合FC版では盾を装備できない王女に渡してサマルには魔法の鎧もしくはみかわしの服で我慢してもらうことになる。
一方MSX版ではラスボスですら一回休みにさせうる”あぶないみずぎ”が王女のみ装備可能な為、それをあてにして旧バージョンでは唯一ザオリクを唱えられるサマルに装備させるシチュもありうる。
というかバグを使わない場合「全滅したくない」なら実は基本的にサマルに装備させた方が間違いなくFC版では楽になる。
わざわざ「王女に着せろ」といった感じで渡されるにもかかわらずとんでもねぇ落とし穴である。
そもそもFC版はものすごくキツいので特別な拘りがないなら2個作った方がいい。

SFC版以降は王女もザオリクを使用可能になったので王女安定か。

ロトの鎧があるので忘れがちだが純粋戦士タイプのローレシアの王子も実は装備可能。
まぁ、そうなると装備のしわ寄せが他二人に来てしまうので彼に装備させるプレイヤーはまずいないであろうが。
ちなみにそのローレシアとの相性は一応書いておくと物凄く良い。厳密にいえば「水の羽衣の性能が高すぎる」のでもし量産可能ならば彼にもロトの鎧より水の羽衣を優先するプレイヤーも多かっただろう。

ドラクエⅢ

守備力はFC版は40でSFC版以降は50。攻撃呪文及びブレスのダメージを2/3に減少させる。なにげに今作のみヒャド系バギ系にも有効。
今作からは市販されておりアレフガルドの【マイラ】にて12500Gで販売。そのためアレフガルドが秘密扱いの攻略本には記載されていない。当時は高級品ながらも製法が普及していたようだ。

今作からは装備可能者が制限されるようになった。
FC版は魔法使いのみ装備可能。但し転職システムが災いしてアレフガルドについたころにはパーティーに魔法使いがいない可能性もあるかもしれない……。

SFC晩以降はそれなりに装備可能な賢者も装備可能に。一方で魔法の法衣や天使のローブが装備できる僧侶は相変わらず装備不可能。
他に耐性防具として魔法の盾が加わったため、相乗効果で呪文に対してなら魔法使いはそれなりに打たれ強くなった。リメイク版で一番つらいのは碌な盾や防具がない男武闘家かもしれない
SFC版とGBC版ではでは追加アイテムの光のドレスが量産可能で女性なら誰でも装備できる光の鎧というチートぶりを発揮してしまっている。
というか実は光のドレスとこの装備の耐性は完全に同じであり、あちらが完全上位互換という感じ。
とはいえドレスの量産が解禁されるのはクリア後に神龍に勝ってからであるため、シナリオクリアまでなら女賢者や女魔法使いでもお世話になるし、男性賢者と魔法使いなら最終装備候補となる。
似た立ち位置に僧侶も装備可能なドラゴンローブがあるが、あちらは防御力は倍近くあるが呪文が軽減できないのが痛い。

ガラケー版以降では光のドレスは一品物となったため、女賢者や女魔法使いの最終装備候補になりうる。
というか光のドレスは他に装備候補が少ない女武道家や盗賊に回したいので、魔法使いや賢者はこちらで妥協する方がいい。


ドラクエⅣ

守備力はFC版は41&リメイクでは43。メラ系・ギラ系・イオ系、炎・吹雪のダメージを2/3に軽減
ブライマーニャミネアが装備可能。
僧侶系なのにミネアは装備できて、前作リメイクでは男賢者が装備できるようになったのにリメイク版でもクリフトは装備できない。
男魔法使いは初代Ⅲから装備できたのでブライはまぁ妥当といったところ。
一方アリーナは碌な防具がないため、FC版では終盤でもみかわしの服で我慢する羽目になりがち。呪文やブレス系には注意しよう。
本人的にはひらひらした衣装はあまり好みではなさそうだが。

姉妹にはほぼ防御力が同じピンクのレオタードや光のドレスなどがあるが、耐性防御がなかったり使い勝手がピーキーすぎるのでFC版では後衛メンバーの最終装備になりうる。無論ブライにとっては最強の体防具。

リメイクでは天使のレオタードという高守備力・強耐性・店買い可能なレオタードが出てきて姉妹用の最終防具としてはやや厳しくなった。
ただ、4の天使のレオタードは移民の街を発展させてようやく買える、13000Gという価格に対して金策手段が乏しい、裏ダンジョンでタダで1着入手できることから、
これを常時スタメン入りする女勇者か耐性防具に恵まれないアリーナに回し、姉妹にはこちらで我慢してもらう、という選択もある。
ブライについても、守備力が一番高い不思議なボレロの性能が微妙で耐性も皆無なため、相変わらず最終候補になる。

本作のボスはブレス技の使い手が非常に多く、裏ボスに至っては最上位ブレスのしゃくねつやかがやくいきを自重・遠慮なしで連発するため、
ブレスダメージを割合軽減してくれるみずのはごろも(と天使のレオタード)は装備可能者にとっては事実上の最終装備になると言ってよい。

ドラクエⅤ

守備力55、メラギラ系呪文と火炎ブレスのダメージを25軽減。価格15000G。
ビアンカフローラデボラ・一部仲間モンスターが使用可能。
キラーパンサーや耐性のほとんど無いスライム系を終盤まで連れ歩くならほぼ必需品に近い。
軽装物理タイプのデボラも装備可能な為、一家の女性陣は全員装備可能。
勇者タイプの息子はともかく、父親で主人公のグランバニア王子も重装備よりな為か装備できない。

販売そのものは青年期後半の妖精の村。
だが、フローラとデボラは父ルドマンから贈られるし、ビアンカもリメイク版ではすぐに水の羽衣が手に入る*1チャンスがあるため登場時期が他ナンバリングに比べてかなり早いのがうれしい。
ただしグランバニアに入りサンチョに話しかけた時に嫁に装備させていると、SFC版だと大神殿クリア後まで戻ってこないのだけは注意。

今作では氷属性はブレスも軽減してくれなくなった。
また割合ではなく固定値軽減式となったため、軽いブレスや呪文はシャットアウトできるようになった一方で強烈な攻撃の被害は減らしづらくなった。
とはいえ仲間によっては素の耐性と合わさって灼熱の炎クラスでなければ耐えられるようになるなど、中盤から終盤まで戦線を支えてくれる名防具。


ドラクエⅥ

守備力65、メラ・ギラ・イオ系呪文と火炎ブレスのダメージを30軽減。店頭価格14800G。
ミレーユチャモロバーバラ・一部仲間モンスターが装備可能。
バーバラもミレーユも前衛で頑張るタイプではないし、チャモロも僧侶系なうえに青年まで成長してないので線が細い扱いな為か装備可能。
他の人間男性はテリーも含めていずれも成人なうえに重武装が可能なほどガタイがいいので装備不可なのはしょうがない。

イオ耐性が復活し、水属性の防具という要素が強くなった。
前作と同じくモンスターによっては自前の耐性との相乗効果で素晴らしい防御力が見込める。


ドラクエⅦ

守備力65、メラ・ギラ・イオ系呪文と火炎ブレスのダメージを30軽減。店頭価格16800G。

マリベルガボメルビンが装備可能。

アイラは踊り子系なのだがキーファ譲りのガチガチ戦士装備が可能な反動か装備は不可能。何故か小説版では着てるけど
一方で割と重装備できるメルビンや魔法使い要素が少ないガボが装備可能。ガボはチャモロのような少年枠かはたまたキラーパンサーのようなモンスター枠か?
典型的な後衛女子枠のマリベル以外は今作のメンバーが装備可能者に関して一番首をひねりたくなるかもしれない。

コスタールから販売されており耐性に優れた防具として雑魚戦ボス戦共に活躍が期待できる。

ガボにとってはPS版だとこれが最終体防具になりうる。


ドラクエⅧ

守備力59、メラ・ギラ・イオ系と炎・吹雪のダメージを2/3に軽減。
ゼシカゲルダ・が装備可能。

魔法使い系の割には物理攻撃力もシャレにならないゼシカは無論のこと、デボラが装備できたためかDS版で追加された盗賊系のゲルダも装備可能。
一方メルビン並みに装備できるククールや男性最年長だが老齢といえるほどではない武闘家タイプのモリ―は装備不可。
再び軽減が割合になったため価値が上昇。ヒャドは防げないが氷ブレスは防げるようになった。

リメイクでは追憶の回廊が追加され、そこの敵対策としても有効。
追加されたククール専用の体装備『白波の装』の錬金素材にもなる。


ドラクエⅨ

守備力25、と氷属性を25%軽減し、攻撃魔力と回復魔力が18上がる。18000G。
僧侶、魔法使い、旅芸人、及びバトルマスター以外の上級職が装備できる。

今作では防具の部位が上下に分かれたため守備力が若干低下。
とはいってもローブ系としてこれぐらいの防御力があるのは悪いことではなく、寧ろマジカルスカートとか他の耐性防具と組み合わせることで素晴らしい防御効果を得られる。
更には今作から魔力パラが追加され魔法の威力の底上げにも貢献してくれるようになった。

また、今作では雨露の糸を集めて自作することも可能になった


ドラクエⅩオフライン

下部分の羽衣も追加された。
さらに水のサークレットとそろえることで4割近く炎ダメージを減らせる。


ドラクエⅪ

守備力は基本59で上限まで打ち直すと65。また、炎属性と氷属性のダメージを25%軽減。価格は14800G。
マルティナロウベロニカ セーニャが装備可能。
デボラとゲルダが装備できたためか武闘家枠っぽいマルティナが装備可能になった。他三人はじいさんのロウを含め典型的な術師タイプなのでまぁ妥当といったところ。

今作は割と実用的になった光のドレスや男女それぞれにある高貴なコートシリーズ、更には従来作ではペナルティーを与えていた呪いの防具が逆に良好な耐性を持つ優秀な防具に変わり果てたため、防具の激戦感が半端ない。

◇ドラゴンクエストビルダーズシリーズ

アクション要素の強いビルダーズシリーズでは、戦闘の魔法ダメージ軽減だけでなく、溶岩バイオームのダメージも軽減してくれる。

上記の通り男衆も装備可能なので、Ⅱでは女性NPCに着せようと大量生産し更衣室のタンスに仕舞い込んでいたらあらくれやじいさんが勝手に拝借して衣装チェンジして徘徊しだすためプレイヤーを( ゚д゚)とさせることも。
じいさんはともかくあらくれが着こめるのは、今作は原作の2と関連性があるため、勇者の子孫の一人でバリバリの肉体派であるローレシアの王子が装備できたことも影響しているのであろうか?




追記・修正は雨露の糸と聖なる織機をそろえてからお願いします。

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最終更新:2024年04月06日 20:15

*1 ルドマンの娘たちなら合わせて二枚タダで手に入る