アットウィキロゴ

笑ゥせぇるすまん

登録日:2026/05/28 Thu 18:44:20
更新日:2026/08/24 Mon 20:20:31NEW!
所要時間:約 20 分で読めますよ。オーッホッホッホッホッ…。




私の名は喪黒福造、人呼んで笑ゥせぇるすまん。
ただのセールスマンじゃぁ御座いません。私の取り扱う品物は心、人間の心で御座います。
ウワァーハッハッハッハッハァ!!!ホッホッハッハァ……!!!!

ゥせぇるすまん

笑ゥせぇるすまん』は、藤子不二雄Ⓐの漫画


概要

この世は老いも若きも男も女も、心の寂しい人ばかり。
そんな皆さんのココロのスキマをお埋め致します。
いいえ、お代は一銭も頂きません。
お客様が満足されたら、それが何よりの報酬でございます……。
さて、今日のお客様は…。

セールスマンの喪黒福造が現代社会に生きる心の寂しい人に、「ココロのスキマ、お埋めします」と称してサービスを行い、救済する話。
1968年の読み切り作品『黒ィせぇるすまん』が好評を受け、1969年から『漫画サンデー』(日本文芸社)に2年間掲載。
後述の1989年のアニメ化をきっかけに題材を『笑ゥせぇるすまん』と改題され、まず『ビッグコミック』に短編の『めざめすぎた男』が掲載された後、『中央公論』(中央公論社)で1990年から1995年まで復活連載した。

1996 年から2000年には再び『漫画サンデー』に『帰ッテキタせぇるすまん』として再連載された。
その後、2001年に『踊ルせぇるすまん』なるシリーズが連載されたが、こちらは単行本化されていない。

単行本は1巻に『黒ィせぇるすまん』、2巻~5巻に『笑ゥせぇるすまん』を収録した中公文庫版全5巻と、実業之日本社からの『帰ッテキタせぇるすまん』全2巻(1巻に『黒ィせぇるすまん』の未収録短編3作を収録)。電子書籍版では『藤子不二雄Ⓐデジタルセレクション』レーベルで配信されている。
ただし、読み切り版の『黒イせぇるすまん』は『ブラックユーモア短編集』3巻、『めざめすぎた男』は『My First BIG SPECIAL『笑ゥせぇるすまん(BAR魔の巣)』と別枠で単行本化されている。
その後、2001年に『踊ルせぇるすまん』なるシリーズが連載されたが、こちらは単行本化されていない。

特徴

基本的には1話につき1人のお客様が登場し、その話の中でストーリーが完結するというオムニバス形式である。
お客様に無償でサービスを行うが、その代わり「約束」の厳守を促す。しかし、大抵は私欲に溺れたり、自我に負けるなどして約束を破ってしまい、喪黒から「ドーーーーーーーーン!!」を喰らい、酷い目に遭うことで更にココロのスキマが開く...といったオチが殆どである。
そのダークな内容は喪黒の容姿も相まって読者や視聴者にトラウマを植え付けた。

単なるダークジョークな作品なだけに留まらず、「うまい話には何かしら裏がある」「欲に溺れると酷いことになる」ということを示した寓話としての要素も含まれている。

約束を守らない人間の自業自得なのもあるが、中には人間関係などのトラブルに巻き込まれたせいで約束を守れなかった、あるいは何の落ち度もないのに理不尽極まりない理由で懲罰を課された例もあり、彼に関わった人間は全く碌な目に合わない。しかも、最悪の場合は社会的・実質的に死亡する場合もある。故に福の神や救世主どころか疫病神か死神である。

そして、彼に目を付けられた人物は契約、そして不幸になるまで付き纏うため、人生完全に詰んだと言っても間違いではないだろう。
さらに、実写版においては彼のセールスを断った者に対して言葉巧みに言いくるめ、無理矢理セールスに応じさせたりしている。

バッドエンドなエピソードが大多数を占める本作だが、稀に喪黒の助言や一喝によって自らの機転を活かし、新たな人生を模索し始めたお客様や、約束・忠告を守った無欲で誠実なお客様は破滅すること無く、現実世界で無事に生活している。
加えて、主観的に見れば破滅的だが、客観的に見れば良い結果といったメリーバッドエンディングの話もある。

「正体不明の主人公が一般市民に不可思議なアイテムを差し出し、その末路を描く」という作風は、本作の知名度が大きく上昇した1990年代以降数多くのフォロワー作品を生み出した。

オチ

「ドーーーーン!」の後は大抵は財産的・精神的な破滅に陥ったり、進退窮まったり*1、動物や化け物にされたりすることが多い。
また、約束をきっちり守っても「ドーーーーン!」と励まされた結果、欲望が解放されてしまえば似た様なもの。
そちらの場合、客は深く考えもせず暴走し、矢張り身の破滅を招く。『黒ィせぇるすまん』時代や初期の『笑ゥせぇるすまん』にはこのパターンが多かった。
なお、こちらのケースでは「客の心理的にはハッピーエンドだが、身内目線ではほぼ破滅状態」(『たのもしい顔』〈アニメ版『湯けむり哀歌』ではある程度フォローされている〉、『家族あわせ』など)な変化球の客もいた。とはいえ、その度にわざわざ家族に身内の変わり果てた姿を見せつける喪黒はどうなのだろうか…。
逆に客視点ではバッドエンディングだが、第三者から見ればそう悪い結末でもないのではないかと思われる回も僅かながら存在する(『シングルライフ』で客は気ままな生活が崩れ去ったことに愕然としていたが、ゴミ屋敷同然だった家は綺麗になり、昨今で問題になっている孤独死の心配がなくなったと考えることも出来る)。

また「ドーーーーン!」されなければ破滅しない訳ではなく、別にされなくても客自身の愚行で破滅することもしばしばあり、『的中屋』の末路はその1つである*2
何なら喪黒自身は珍しく真っ当にビジネスをしていただけにも拘らず、疑心暗鬼に陥った客が余計なことをして勝手に破滅していったケースまである(『贋作屋』)。

ちなみに、喪黒自身が最初から破滅に追いやるつもりでいる場合もあり*3、それによる結末は以下の回である。
  • 喪黒に勧められて飲酒運転の末に街を滅茶苦茶にする:アニメ第2話『イージー・ドライバー』
  • 喪黒に後押しされて勇気を振り絞って行動するも、喪黒に破滅するように仕向けられる:アニメ第3話『ともだち屋』、アニメ第5話『47階からの眺め』、アニメ第6話『勇気は損気』
  • 後に喪黒に請求される:アニメ第7話『ナマケモノ』
  • 約束を破ったわけでも、大きな悪事を働いたわけでもないにも拘らず、唐突に家や家族が消失する:アニメ第18話『夢のあと』、アニメ第31話『途中下車』
  • 目覚めたら世界が崩壊していた:アニメ第52話『安心カプセル*4
  • 喪黒にしつこく勧誘され、結局押し切られて断捨離にハマるも大事なものまで捨ててしまい、夫と息子に出て行かれる:NEWアニメ第5話Bパート『捨てちゃう女』
  • 詐欺に遭う:NEWアニメ第12話Bパート『ニッポン海外旅行』
  • 喪黒の勧めで気になっていた横道に向かい、その奥の場所に辿り着くが、後日に家族が行方を追うも、その横道は崩れ通行止めで、客は帰らず、辿りついた先での顛末が謎のままとなる:中公文庫版第5巻『駅までの道』

そして、最も凄惨な結末となっているのは以下の回である。
  • 傷害または殺人を犯す:アニメ第13話『ゴルフ入門』、アニメ第15話『切る』、アニメ第22話『男ぎらい』、アニメスペシャル『ワニオの怪奇料理*5』、アニメ第69話『幻のスタア』、アニメ第93話『ゴルフ・ドミノ倒し*6』、春の特大号第2話『弱肉強食*7』、配信ドラマ第11話『ホワイト上司』
  • 死亡:アニメスペシャル『雪山惨歌*8』、アニメ第45話『ケーフィア*9』、アニメ第50話・配信ドラマ第4話『決断ステッキ』、アニメ第65話『はしご酒』、アニメ第79話『谷間のケヤキ』、クリスマススペシャル『妖しいアンティーク1 MIRROR』・『妖しいアンティーク2 DOLL』、アニメ第94話『長距離通勤』、アニメ第102話『男運』、1992年スペシャル第4話『幻のスーパーレーサー』、NEWアニメ第8話Aパート『夢に追われる男』、配信ドラマ第8話『借りパクの泉』
  • 身体欠損:アニメ第53話『自画自賛』、アニメ第80話『小指のコヨリ』

例外も有り『昼下りの公園』では「客」では無く「相談相手」としてゲストと知り合ったせいか「転落」はしなかった(相手は変わったオフィスラブに目覚めたが*10、この時は「ドーーーーン!」ではない掛け声で励ました後に「相手が悩みを解決できず再び公園に来ること」を期待していたため、明らかに人の不幸を楽しみにしているのが窺える)。

また『住めば天国』ではそもそも最初から明確な訳あり物件を格安で売るという契約だったためか、珍しく「約束」をしておらず、それどころか実際に住んでみて問題が生じたことを聞いた際には、無償でアフターケアまで行っている。
或いは、破滅はしたが、元に戻れる可能性を喪黒が示唆したり(『化けた男』)、
喪黒の勧めで気になっていた女性との初対面が実現するも、女性の実態が予想とは大幅に違っていたり(『プラットホームの女』)、
「約束」を第三者によって妨害されて客が錯乱したり(『切る』。ちなみに、この時の喪黒はオチで破滅理由を微妙に勘違いしていた*11)、
客が欲望に忠実になり過ぎて変人と化したり(『チ漢さん』、『ブルーアイ・ジャパニーズ』)、
麻雀のせいで約束を破ったら身内が家族そっちのけで麻雀にドはまりしたり(『ザ・ガードマン』、『家庭教師』)、
約束を破った後の「ドーーーーン!」によって本格的に一線を踏み越え、それまでの日常を捨てイロモノ別な路線での人生を選んだり(『主夫道』、『夜の女王さま』、『主婦タレント』)、
客の望み「は」叶うも思わぬところでリバウンドが現れた(『豹変ゴルファー』。客はゴルフクラブを握ることでストレスが弾ける爆発性人格の持ち主だったが、「ドーーーーン!」によってその引き金が車のハンドルに移っただけだった)ケースもある。

また「ドーーーーン!」の影響を受けても元の性格に戻ることがあり、『見下ろす男』では180度転換した性根の部分が変わらなかったのか、客が妻に睨み付けられた影響か、元の卑屈で上目遣いの性格に戻ってしまった。

そして、アニメ版では「元の生活は失ったが『得たかった幸福』は手に入れた」という客(『極楽風呂』、『ホームレスのすすめ』、『谷間の灯』、『オールド・シネマ・パラダイス*12』)も登場。原作でも『雲の上と下』にて、客が「ドーーーーン!」によって突きつけられた選択によって、それまでの生活を捨て、気になった女性の店で働くことを選んでいた。

アニメ版『看板ガール』では前向き過ぎで切り替えも早過ぎる客に対して、これ以上関わりたくない一心で「ドーーーーン!」して何とか済ませたことも(原作では呆れて放置)。
この話の件のシーンでは担当の大平透の演技も相まって、喪黒が如何にその客の相手に手を焼いたかが分かり易くなっていた。

『今仁見手郎の秘密復讐計画表』のゲストキャラクターは「客」ではなく「観察対象」であり、「ドーーーーン!」もあくまで口封じのために喪黒を殺そうとした相手に対する反撃として行っている。

『フリーウェイ・ダンス』のゲストキャラクターに至っては「客」どころか(恐らく)プライベートの旅行中に向こうから襲ってきた犯罪者であり、この時は「約束」ではなく「忠告」を聞き入れなかった事で付き合わされた喪黒ごと酷い目に合っている。

原作中喪黒の約束を守り通した客は1名(『夜行列車』)だけで、それも約束というより「(ここに長居するというなら)家に連絡を入れたらどうか?」という助言レベルの忠告で、客の男がそれで自宅に電話をかけたというもの。
ただし、この時は「忠告」に従ったことで身内の不幸が判明した(その後は即時帰宅を選んだ)ため「手遅れ」にはならなかったものの、全く無事ではなかった(少なくとも仕事を数日さぼっているため、上司に怒られるのは確定。なお、同じ場所が出てくる『下り電車への招待』では似た展開で「帰らない」を選んだ客もいたが、その客は厳つい男に怒られて強制的に逃げ帰る羽目になった。だが、実は店の女将の加奈子が「ここに長居していたら彼(客)のためにならない」と判断して、その常連の男と共同で強制的に帰らせたオチで、これはこれで悲しい話である)。
一応、アニメ版では慌てて帰ろうとするが列車に間に合わなさそうなこの客に無償のフォローして間に合わせているため、後味は悪くない。

アニメ版だと他に約束や助言を守ったケースで『離婚倶楽部』で喪黒が客をサブタイトルの離婚した人達の再婚相手探しの集いに連れて行く際に「伴侶を選ぶならルックスや財産ではなく、愛してくれる人であるかが一番重要」という正論すぎる助言をして、客はそこで実はシーメールだった相手と相思相愛になるが*13、相手の正体を知っても「自分を愛してくれるかが一番重要」に従って結ばれた結果、普通に幸せそうに暮らす場面で終わっている。
加えて、客が悪意ある第三者のせいで喪黒との約束を守れなくなった場合にフォローするケースがあり(『月夜のオーキッド』)、その第三者を破滅させた回もある(『カンヅメのペット*14』)。

原作者の他作品を原作としたアニメ作品だと、『ワニオの怪奇料理』にて喪黒自身が客と交わした約束を守れずにココロのスキマを広げたため、客の知らないところで最善を尽くしていた。

また、憧れのアイドルと交際する事になり「彼女の愛に応えるべきだ」と「ドーーーーン!」で背中を押したものの、「君の美貌と才能はファン皆の物」「君を愛しているからこそ、別れなくてはならない…。」と付き合うのを止めた茂手内(もてうち)蛾次郎と言う名前の高校生*15に対しては、その潔さで女性達にモテモテになったことや喪黒自身「私にもちょっと予想外でした。」と驚いていたこともあり、何の罰も加えていない(『大変愛』)。

メディア展開

アニメ

後述するAmazon Prime版にも言えるが、ゲストが有名なキャストなのが毎作お約束となっているのも特徴。
『NEW』ではこれを利用した当作についてのミニインタビューも行われている。

  • TBS版
1989年10月17日から1992年9月29日までの間に全103話+SP計9回が放送された。

番組は大橋巨泉が司会を務めていた2時間バラエティ番組『ギミア・ぶれいく』のコーナーアニメとして放送された(原作者の藤子不二雄Ⓐも番組レギュラーとしてスタジオに出演している)。
児童向けという印象の強かった藤子アニメでは異色の作風で、時に原作をも超えるホラー演出(実写カット挿入もあり)が話題を呼び、『笑ゥせぇるすまん』の放送回は視聴率が数%上昇したという。
そのため、アニメを放送すると後の企画を見てもらえないという理由で放送時間不定の姿勢を貫き、視聴者からの「いつ放送されるか」という問い合わせにも一切回答しなかったという。
また、放送を2回休止しており、1990年10月9日から1991年4月30日までは石ノ森章太郎が原作の『八百八町表裏 化粧師』、1992年3月24日から1992年6月30日までは同じ原作者の『さすらいくん』が放送された*16
視聴率は非常に安定していたのだが、1992年に秋のTBS大規模改編によって、本体番組が打ち切りとなってしまう。

打ち切り後は単発の特別番組が3回放送されており*17、梅沢冨美男が主題歌を歌うオリジナルのオープニングとエンディングを新規に制作した*18
その後、土曜日と日曜日の夕方に単独アニメとして再放送が実施された。

ちなみに、喪黒以外の役者はVHS版や再放送のエンディングクレジットで羅列されているのみで、お客様以外で役者が確認できるのはスペシャル『ユスリの落とし穴』に登場した同僚の遊田と女子高生の玲子と、スペシャルに登場したゴルフコーチの日和鳥姿子、及びレギュラー放送終了後に放送された梅沢富美男によるオープニングならびにエンディングテーマがついた3回の特別番組のみ(エンディングにクレジットが表示されるため)である。

全103話ということで原作エピソードのストック枯渇を避けるためか、アニメオリジナルエピソード及び別作品からのストーリー転用も実施されており、前者のプロットは藤子Ⓐが考案していた。

+ 作者の別作品からのアニメ化作品
  • スペシャル『ユスリの落とし穴』:『喝揚丸ユスリ商会』第5話『請求書の5 万引ユスリ代 22万3000円也』
  • スペシャル『ワニオの怪奇料理』:『黒ベエ』第1話『ワニ料理』
  • スペシャル『今仁見手郎の秘密復讐計画表』:『黒ベエ』第2話『スズキ・ミチオの秘密復讐計画』
  • 春の特大号第1話『大変愛』:短編『大変愛』
  • 春の特大号第5話『何もしない課』:短編『なにもしない課』

作者の趣味を反映してか、ゴルフの描写がかなり多いのも特徴。

再放送の他にも、初代声優の大平透が死去するまでは、パチンコやCMなどでの登場機会が多かった。

音楽担当は田中公平。BGMは当初から評価が高く、サウンドトラック化が熱望されていたがダンゴやジャズを貴重としたものでは売れないだろうと発売は見送られていた。
その後は2017年8月16日にコロムビアより全使用BGM収録の完全版としてサウンドトラックが発売されている。

作品のDVD化についてはかなり時間がかかり、発売されたのは2013年3月20日。
商品化が大幅に遅れたのは一説には、
  • 放送局がTBSテレビ(毎日新聞との関わりが強い)
  • 原作の連載先が中央公論(読売新聞グループ)
  • 販売元がポニーキャニオン(フジサンケイグループ)
  • アニメーション制作がシンエイ動画テレビ朝日の子会社)
…と大手メディアグループ4社が絡んでおり、権利調整に時間がかかったからとされる。

現在、デジタルリマスター版は配信でのみ視聴出来る。

  • NEW
2017年に『笑ゥせぇるすまんNEW』というタイトルで再アニメ化され、TOKYO MXをキー局として深夜枠で放送された。
2つの話で1話の構成だが、毎回1パート分はアニメオリジナルエピソードとなり、一部キャラデザの変更も実施された。
喪黒役ははTBS版で担当した大平透の指名により、玄田哲章が務めた。大平透と比べると声はやや高かったが違和感は無く、「こちらの方が喪黒の不気味さを出している」等と好評だった。

TBS版のリメイク作品もありつつ、時勢を反映してか中毒や廃人、死亡などの描写がある話は殆どなく(あっても暗示程度に抑えられている)、特にオリジナルエピソードにてゲストキャラクターがある程度立ち直り出来るような余地を持たせる等、TBS版に比べてマイルドな作風となっている(あくまで喪黒シリーズのメディアミックスとしては、でもあるが)。
携帯電話やソーシャルメディアなどTBS版には無かったガジェットも登場している他*19「ドーーーーーーーーン!!」の描写についても、点滅が使えなくなったため、変更が加えられている。

ちなみに、原作回の内2編は『帰ッテキタせぇるすまん』単行本に初収録された『黒ィせぇるすまん』時代の未収録作品(原稿紛失により雑誌から再録)を原作としている。

ドラマ

  • TBS版
1992年9月15日に前述の「ギミア・ぶれいく」で『夢に追われる男』(後に『NEW』でもアニメ化)のタイトルで放送された。全1回。主役の喪黒は配役の調整がつかず、何と着ぐるみ

「サタデードラマ」枠にて1999年6月26日から9月18日まで放送された。
前後のアニメ化の範囲から漏れた『中央公論』連載分後期の作品も一部回で採用している。
ただし、視聴率的に良くなかったのか、映像・ソフト化や配信サービスへの収録はされていない。 

  • Amazon Prime版
2025年に配信。
制作はテレビ東京が担当し、全12話が3週に分けて公開された。
喪黒役は秋山竜次。演技力もさることながら目元がそっくりと評判。大河ドラマ『光る君へ』で秋山の出番が増やされたのとモロに時期が被ったせいでスケジュール担当は大変だったらしい。
一応「そもそも原作漫画が(喪黒関係以外のブラックユーモア作品にも)ない」回や「2025年に合わせたどころか設定を改変している」回もあるにはあるのだが、こちらも原作ファンから好評である。
一方で、ゲストの性別を女性に変更したうえで、商品そのもので死ぬオチを一切改変しなかった第4話『決断ステッキ』など、原作の喪黒に対して真面目過ぎてむしろファンに衝撃を与えたエピソードも。
第3話『そっくりさん』には、秋山の物真似を持ちネタにしている女性タレントの丸山礼が喪黒のそっくりさん役で登場した。

ちなみに、本作によれば喪黒は少なくともいつもの仕事着を着用している時は全く泳げない様子。
ゴルフ回の多さから「本人もそれなりに運動できるのではないか」と解釈されることも多いなか、珍しく喪黒の弱点が明確にされた作品となった。

舞台

2020年に『笑ゥせぇるすまん THE STAGE』として公演が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により一旦公演中止。
2021年に改めて上演され、一部を除く演者・裏方が続投した。

遊具

  • ゲーム
1991年にコンパイルからPC98にて『藤子不二雄Ⓐの笑ゥせぇるすまん』としてシリーズ化されてゲーム化されている*20
アニメ初期エピソードを題材とし、喪黒のお客様視点で進むアドベンチャーゲームとなっている。
収録エピソードは以下の通り。
  1. 『たのもしい男』『的中屋』『勇気は損気』
  2. 『愛妻写真』『化けた男』
  3. 『ブルペンエース』『重役と窓際』
余談だが、PC版でコピープロテクトが発動した際には喪黒がコピーユーザーに対し「ドーーーーン!」を仕掛けてくるという構成になっている。
また、上記PC版から選抜したシナリオをベースにフルボイスリメイクされたメガCD版も1993年に発売されている。
収録エピソードは『たのもしい男』『勇気は損気』『化けた男』。

  • パチンコ
奥村遊機から5機種、奥村遊機倒産後はサンセイR&Dから2機種が発売されている。
登場キャラは原作及びアニメ出典の他、実際の有名人が本人ナレーションで登場している場合もある。
何故か喪黒が「ドーン」で隕石を破壊したり、ピラミッドを完成させたり「ココロのスキマ法案」なる法案を通したりとかなりやりたい放題となっている。

登場人物

声:大平透(TBS版)、玄田哲章(NEW版)
演:伊東四朗(TV版)、秋山竜次(配信版)、佐藤流司(舞台版)
本作の主人公にしてほぼ唯一のレギュラーキャラクター。
常時黒い帽子に黒スーツ、靴を身に着ける。太々しい体型に常に垂れ目で笑みを浮かべている。
一人称は「私」で台詞は常に敬語口調。「ホーッホッホッホッ」と笑うのが特徴。
人間の心を取り扱うセールスマンで、仕事内容も「ココロのスキマを埋める」ということ。ボランティアであり、代金は一切貰わない*21
BAR「魔の巣」の常連で、お客様を連れ込んでセールスすることも多い。
ゴルフに精通しているという描写があり、最適なアイアン選択をしたり練習場でナイスショットを決めたりしている。藤子Ⓐの趣味もあってか、酒飲みの話や博打の話もある。
対して、切手や漫画などのコレクター心理を揶揄した話も多い。これは藤子・F・不二雄が多くの作品でコレクター心理をフォローしているのと対象的である。
正体は不明だが、藤子Ⓐによれば、容姿は大橋巨泉がモデルで「人間ではない何か」とだけ決めてあるらしい。モチーフとしては悪魔メフィストフェレスのような存在だそう*22
詳細は個別記事を参照。

  • マスター
演:芦田伸介(TBS実写版)、藤村俊二(TV版)、五頭岳夫(配信版)
BAR「魔の巣」のマスターで、一切喋らないが、原作版『夢のあと』において1度だけ「今日はまだですでもまもなくお見えになるでしょうからどうぞ」と言葉を発する描写が存在する。
いつもお皿を磨いている。稀に物語に関連するものを持っていたりする。
基本的に無反応で人格が無いのではと言われていたりするが、アニメ第8話『手切れ屋』にて「喪黒さんって本当は何してる人なの?」と聞く坊田進一に対して、見ざる言わざる聞かざるの三猿の置物を指差していたり、第66話『長期休暇』では皿が割れて落ち込んでいたりするため、そんなことはない。
春の特大号『何もしない課』のモノローグでは隠し芸として皿回しを披露していた。
そして、魔の巣以外にもカメオ出演で、第15話『切る』では麻雀仲間、第77話『ホームレスのすすめ』ではホームレス、年忘れ特大号『オールド・シネマ・パラダイス』では喪黒の運転手として登場している。
ちなみに「魔の巣」のカウンターは入り口から右側だが、配信ドラマ版では、左側となっている。
TVドラマ版では彼の他にもバーの店員として、蘭丸(演:梨花)というバーテンダーが登場した。
また、アニメスペシャル『湯けむり哀歌』では「魔の巣」に類似した別店舗の「魔の里」が登場し、ここのマスターがこれまた若干老けているようだが、魔の巣のマスターに似ており、関連性は不明。

  • 頼母雄介
声:柴田秀勝(TBS版)
演:林隆三(TV版)、山本耕史(配信版)
『たのもしい顔』に登場。
とある会社で課長(アニメ版では部長)を務めている。若い頃から芦田伸介似の凛々しい顔立ちをしている*23が故に、周囲からは常に頼りにされているも、それが自身にとってはストレスになっていることを喪黒に打ち明ける。
原作とドラマ版では1話限りの登場だが、アニメ版ではその後もたびたび登場している(第12話『白昼夢』、スペシャル『湯けむり哀歌』、第91話『夜行列車』)。
配信版では頼母子雄介という名前であり、生まれた頃から渋い顔である反面、仕事が出来ないという設定である。

  • 浦成平一
声:キートン山田
第2話『イージードライバー』と第52話『安心カプセル』に登場した会社員。初登場時では44歳だったが、第52話の時点では51歳になっている。
運転免許を取得しようと自動車学校に通っていたが、中々上手くいかず、途方に暮れていた最中に喪黒と出会う。喪黒による運転の個人レッスンを受けた後、バーで酒を飲んで高揚とした気分の中、喪黒に勧められるままトラックを盗み飲酒運転を働き、町中を滅茶苦茶にしてしまう。エピローグでは去っていく喪黒の背中に、彼が犯した交通違反がテロップとして列挙された。
第52話では無事に免許を取得して中古車も購入したが、第2話での一件で周囲から白い目で見られるようになり、自宅にも帰りづらくなったため、安心できる場所を求めて車上生活をするようになる。しかし、愛車が壊れてしまい、落ち込んでいたところで喪黒と再会し、外界から遮断された特殊なカプセルに半ば強引に押し込められてしまう。カプセル内は安心出来る空間だったが、時間を忘れて眠り続けたために、目を覚ましてカプセルから出た時には非常に長い時間が経過しており、街は荒廃して自分以外の人類が滅亡しており、悲鳴を上げた。

  • 鬼田
声:加藤精三
スペシャル『雪山惨歌』・『湯けむり哀歌』、第83話『看板ガール』に登場する漫画の編集長。
鬼を思わせる強面の人相に、角が生えたような独特の髪型をしている。足が非常に速い。

  • 鳴金
声:大木民夫
第53話『自画自賛』、第54話『家庭菜園』、第61話『夢のマイホーム』、第80話『小指のコヨリ』、第91話『夜行列車』、第93話『スタミナ茸』に登場する喪黒の知り合いで、ある企業で権力を握っている人物。
喪黒の顧客のスポンサーや得意先として登場し、時折、無自覚に客を破滅(第53話、第80話)、または喪黒に引き合わせる(第54話)役を担うことがある。

  • 珍奇堂店主
声:渡部猛
クリスマススペシャル『妖しいアンティーク1 MIRROR』・『妖しいアンティーク2 DOLL』、春の特大号『大変愛』に登場。藤子Ⓐの作品『ブラック商会変奇郎』に登場する変奇郎の祖父・変奇左エ門がモデル。原作同様、骨董品店「変奇堂」を営んでおり、昔の品物や歴史から姿を消した物やいわく付きな商品を高額で販売している。ただし、店の名前が変奇堂から珍奇堂に代わり、店主の頭髪などは白髪から黒髪に変更されている。喪黒からは「珍奇堂の親父」と呼ばれている。また、今まで喪黒が取り扱った商品*24もここで取り扱っている。

  • 加奈子
声:小原乃梨子
第91話『夜行列車』、年忘れ特大号『下り列車への招待』に登場した、ある田舎の「風泊駅」前で小料理屋を営む女将。
喪黒の誘惑で仕事を放り出して列車に乗り、店へ流れ着いたお客様を居候させ、彼等と仲良くなるが、最終的には何らかの形で別れざるを得なくなる。
アニメ版では第2期最終回と年忘れ特大号の最終回での登場となったため、その顛末に叙情感が大きく追加され、彼女の心情描写も補足された。

  • 小宮友雄
声:小林清志
第91話『夜行列車』に登場した41歳(原作では54歳)の会社員。
家族との関係は冷え切っており、何処かで新しい人生を始めたいと密かに考えていたが、覚悟が出来ず悩んでいた所で喪黒と出会い、夜行列車に無理矢理乗車させられた。 途中で降りた駅近くの小料理屋の女将である加奈子と出会い、彼女と新しい生活を始める。そんな折、再び喪黒が現れ「長期間家族に連絡していないのなら電話するように」と忠告される。その通りに家族に電話するが、妻は倒れて入院し、娘だけが家にいる状態で泣きながら帰ってきて欲しいと懇願された結果、今の幸せを捨てて家族の元へ帰る決意をする。
原作では去り際に「しばらくの間楽しい夢を見させてくれてありがとう!」と言っており、引き際を弁えた。
喪黒の忠告を最後まで聞き入れた唯一の客である。

  • 柿田アゲル
声:松岡洋子
スペシャル『ワニオの怪奇料理』に登場。
藤子Ⓐの作品『黒ベエ』に登場した12歳の小学生。あだ名は「かきアゲ」。基本的に気弱で泣き虫な性格。 実家が料理屋のために金魚以外のペットが飼えず、ガキ大将のゴリオが飼うブルドッグのブラッシーに脅かされて逃げる最中に喪黒と出会う。 ペットを飼うことを禁じていた両親を説得した喪黒からワニをプレゼントされ「最後まで可愛がるように」と約束される。そのワニを「ワニオ」と命名して可愛がっていたが、ゴリオが吹っかけてきた喧嘩によってワニオとブラッシーが対決することになった際、ブラッシーの尻尾に噛みつき、怖がらせた*25ことがきっかけで、逆恨みしたゴリオと彼の父親からアゲルの父親に訴えられてワニを没収されてしまう。喪黒はアゲルに「ワニオを連れ戻す」と約束し、ワニオを喋らせて五利一家を脅すも、偶然にもゴリオの父親の弟であるヒヒオが世界の旅から帰って来て、話を聞いてワニを食べる事を提案、しかもアゲルの父親を脅して彼にワニを捌かせようとするという嫌がらせを行う。アゲルは約束が違うと喪黒を責め、今度こそ取り戻すという喪黒の言葉も信じられずに罵声を浴びせつつも、喪黒の約束通りワニオを最後まで諦めずに想い続けていたため(捌かれる当日も五利家の門前に立っていた程)、その様子を見て心を痛めた喪黒による「影写しの術」でゴリオ一家から解放されたワニオと再会して喜んだ。術の影響で巨大化して言葉を喋るようになったワニオにも驚かず、「俺が料理してやったのさ(ヒヒオを食い殺した)。」という宣言を聞いても動じないという一面がある。

  • 今仁見手郎
声:田中真弓
スペシャル『今仁見手郎の秘密復讐計画表』に登場。
『黒ベエ』に登場したスズキミチオをモデルとした人物でメガネを掛けた内向的な性格の12歳の小学生の少年。
ガキ大将のガマグチや、その腰巾着のモンキーからは会うたびに馬鹿にされたり虐められている。しかし、それは表向きで、自分に対して虐め等の酷いことをしてきた相手(野良猫のドラや土佐犬のドスといった動物も例外ではない)に対して密かに処刑や復讐を実行する極めて冷酷かつ狡猾な性格の持ち主。 自らに危害を加えた相手の行動を事細かにメモして黒星を付け、黒星が10個に達した場合には凡ゆる手段で復讐行為を行い、仕上げに復讐した証として相手の魚拓を取る。逆に親切にしてくれた人物には白星を付け、特に同級生のシル子からよく気にかけられており、彼女に密かな好意を寄せている節も見られる。ドラに顔を引っ掻かれたところを喪黒に助けられ、白星をつけたが、ドラへの復讐行為を行う際に喪黒の妨害を受け*26、さらには自分の計画を知られたことで、一転して要注意人物と見做して黒星を付ける。そして、ガマグチやドスへの復讐行為を終えた後*27、黒星が10個に達した花火大会当日に喪黒に通り魔の罪を着せるために、彼に変装しながらドスの飼い主である井戸野夫人を襲い*28、最後に自宅に侵入した喪黒と対峙。ショット式の銛で仕留めたかに見えたが、喪黒は所持していたスチール製の名刺が防弾チョッキ代わりになっていたことで被弾が無く、最後は喪黒の「ドーーーーン!」を受け、これまで復讐してきた相手と同じような魚拓にされてしまった。

+ 各話ゲスト一覧
●第1話:たのもしい顔
  • 頼母雄介:柴田秀勝
  • 女性C:片岡富子
  • 部下B:茶風林

●第2話:イージー・ドライバー
  • 浦成平一:キートン山田
  • 教官:田口昻

●第3話:ともだち屋
  • 青井達夫:難波圭一
  • 同僚A:田口昻
  • 同僚B:坂東尚樹

●第4話:化けた男
  • 磯部錦一:島田彰

●第5話:47階からの眺め

●第6話:勇気は損気
  • 熊井勇:平野義和
  • 編集長:はせさん治

●第7話:ナマケモノ
  • 佐保民夫:大山豊
  • 上司:郷里大輔
  • 細目:柏倉つとむ
  • 佐保の娘:真柴摩利

●第8話:手切れ屋
  • 坊田進一:水島裕
  • 千子:吉田理保子
  • 坊田の彼女:高田由美

●第9話:プラットホームの女
  • 直木純一:堀川亮
  • 影野映子:吉田理保子
  • 割り込む男:郷里大輔

●第10話:的中屋
  • 中山歩一:鈴木清信
  • 中山の友人:塩屋翼
  • バーテンダー:田口昻

●第11話:押入れ男

●第12話:白昼夢
  • 中島健一:橋本晃一
  • ユーコ:深雪さなえ
  • 坂巻:塩屋浩三
  • 上司:田口昻
  • 夜のユーコ:巴菁子

●スペシャル:ユスリの落とし穴

●第13話:ゴルフ入門
  • 舞戸千代郎:堀内賢雄
  • 権藤:茶風林
  • 同僚:難波圭一
  • 課長:加藤治
  • ゴルファーB:坂東耕一郎

●第14話:結婚したい女
  • 妻成耐子:佐久間レイ
  • 司会者:加藤治
  • 茂手内太目男:坂東尚樹
  • 小倉久美:茶風林
  • 清野高夫:難波圭一

●第15話:切る
  • 出無野風太:桜井敏治
  • 鈴木:金丸淳一
  • 同僚:色川京子
  • 客:野本礼三
  • 麻雀友達B:山崎たくみ

●第16話:チ漢さん
  • 冬木花衛:野本礼三
  • 学生B:山崎たくみ
  • 美子:色川京子
  • 覗く学生:金丸淳一

●第17話:アルバイト㊙︎情報
  • 筒井伸一:菅原淳一
  • 富山壮吉:北村弘一

●第18話:夢のあと
  • 浦島太一:仲木隆司

●第19話:ザ・ガードマン
  • 石野隆志:広森信吾
  • 深井:亀山助清

●第20話:初恋の人

●スペシャル:OB夫婦
  • 虫味一郎:幹本雄之
  • 虫味蝶子:島津冴子

○妻のケース
  • 日和鳥姿子:鶴ひろみ
  • キャディー:真山亜子

●第21話:空手道
  • 烏森喜一:竹村拓
  • 剛場豪介:飯塚昭三
  • 同僚A:松尾銀三
  • 同僚B:國府田マリ子
  • 暴力団の手下A、上司:田口昻
  • 暴力団のボス:大塚明夫

●第22話:男ぎらい

●第23話:家の灯
  • 加江利宅内:岡部政明
  • 加江利の妻:巴菁子
  • 警備員:渡部猛
  • コンビニエンスストア店員:坂東尚樹
  • 社員A:山崎たくみ

●第24話:後部座席の男
  • 大栗之益:西川幾雄
  • 湖水産業社長:渡部猛
  • 刑事:掛川裕彦

●第25話:モテモテご注意
  • 無西俊夫:荒川太郎
  • 慶子:山本百合子
  • バーテンダー:掛川裕彦
  • エステティシャン:飛田展男

●第26話:狸のオナカ
  • 出原奈也巳:橋本晃一
  • ウレナイ・プロモーション社長:加藤正之
  • 甘屋:國府田マリ子
  • 浜田美鈴:松島みのり

●第27話:重役と窓際
  • 日眞賀星也:筈見純
  • 窓辺一郎:丸山詠二
  • 窓辺の課長:坂東尚樹

●第28話:五月病
  • 勝田類:菊池英博
  • 類の父:大山豊

●第29話:伝言ダイヤル
  • 生地内也:巻島直樹
  • 町野あかり:高田由美

●第30話:シングルライフ
  • 男谷毛馬:岸野一彦

●第31話:途中下車
  • 半出押太:宮内幸平
  • Dnamieの用心棒:笹岡繁蔵
  • タクシー運転手:坂東尚樹

●第32話:キッス占い
  • 尾崎真蔵:関俊彦
  • 白川冴子:秋山照子
  • キス占い師:島津冴子

●第33話:乗車拒否
  • 大井卓司:荒川太郎
  • 赤坂行きの乗客:片岡富子
  • エリート社員:田口昻
  • ラーメン屋、タクシー運転手:茶風林
  • 妊婦:島津冴子

●第34話:ブルペンエース

●第35話:愛妻写真
  • 加古忍:徳丸完
  • 同僚:緒方賢一

●第36話:コレクター
  • 吉手麻仁也:速水奨
  • 上司:西尾保徳
  • 切手屋:宮内幸平
  • 女店員:麻上洋子

●第37話:月下美人
  • 産名八太:津久井教生
  • めぐみ:麻上洋子
  • 男性:速水奨

●第38話:カンヅメのペット

●第39話:フクロウの目
  • 耳津邦夫:目黒裕一

●第40話:若さ自慢
  • 若狭万次郎:納谷六朗
  • 10歳若い部下:茶風林
  • 道を尋ねる老婆:真山亜子
  • 社員A:山崎たくみ
  • 社員B:堀川亮

●第41話:グルメ志願
  • 久留米星雄:堀川亮
  • 牛丼屋、上司:茶風林

●第42話:カラオケ症患者
  • 空尾慶一:塩屋浩三
  • 宇田社長:飯塚昭三

●第43話:単身赴任
  • 丹見一人:村松康雄
  • つゆ子:冨永みーな
  • 社員A:山崎たくみ
  • 社員B:坂東尚樹

●第44話:月夜のオーキッド
  • 花畑駒太:池水通洋

●スペシャル:雪山惨歌
  • 見地目苔:難波圭一
  • 鬼田:加藤精三
  • 優子:松井菜桜子
  • 田村:堀之紀
  • スキーヤーB:坂東尚樹
  • スキーヤーC:山崎たくみ

●スペシャル:湯けむり哀歌
  • 落窪礼:田原アルノ
  • 優子:松井菜桜子
  • 黒川:飯塚昭三
  • 冬木花衛:野本礼三
  • 頼母雄介:柴田秀勝
  • 加古忍:徳丸完
  • 加江利宅内:岡部政明
  • 花畑駒太:池水通洋
  • 虫味一郎:幹本雄之
  • 丹見一人:村松康雄
  • 日眞賀星也:筈見純

●第45話:ケーフィア

●第46話:見おろす男
  • 宇和目和夫:増岡弘
  • 課長:西尾徳
  • 社員A:坂東耕一郎
  • 社員D:山口勝平
  • 社長:郷里大輔

●第47話:ゴルフフリーク
  • 白玉教一:肝付兼太
  • 白玉の妻:林玉緒
  • 部長:茶風林
  • 部下A:中博史
  • 部下B、ヤクザB:松尾銀三
  • ヤクザA:阪脩

●第48話:老顔若体
  • 出雲若志:阪脩
  • 友人B、友人A:茶風林
  • 友人A、友人B:松尾銀三
  • 友人C:中博史
  • ホステス:林玉緒

●第49話:椅子男
  • 安楽一寿:塚田正昭
  • 安楽の妻:片岡富子
  • 小黒:山崎たくみ
  • 児玉:坂東耕一郎

●第50話:決断ステッキ
  • 真夜井王志:西村智博
  • 同僚A:山崎たくみ
  • 同僚B:坂東尚樹
  • 中華二番のおばさん:片岡富子
  • 中華二番の店主:塚田正昭

●第51話:温泉奇行
  • 木原志佐雄:吉村よう
  • ちいちゃん:島本須美

●第52話:安心カプセル
  • 浦成平一:キートン山田
  • 課長:西尾徳
  • 女性社員:島本須美

●第53話:自画自賛
  • 伴護保:津久井教生
  • 似顔絵の客:浦和めぐみ
  • チンピラ:石井康嗣
  • 鳴金の秘書:西原久美子
  • 鳴金:大木民夫

●第54話:家庭菜園
  • 出利慶太:田中和実
  • まり子:浦和めぐみ
  • まり子の先輩:西原久美子
  • 上司:幹本雄之
  • 鳴金:大木民夫
  • 特急便配達員:石井康嗣

●第55話:からみ酒
  • 酔手壮郎:塩屋翼
  • 同僚A:坂東耕一郎
  • 上司、居酒屋の店主:田口昻

●第56話:極楽風呂
  • 湯網好男:田口昻

●第57話:レンタル彼女
  • 常仁一人:菅原淳一
  • 女性C:林原めぐみ
  • エリ:麻上洋子

●第58話:想い出酒場
  • 開高角太郎:矢田稔
  • エツコ:林原めぐみ

●第59話:愛妻弁当
  • 我妻毅:松本保典
  • 同僚B:滝沢博子
  • 地蔵似の男:島香裕

●第60話:離婚倶楽部
  • 福水凡:島香裕
  • 福水の妻:滝沢博子
  • 福水の姑:京田尚子

●第61話:夢のマイホーム
  • 一戸立男:上田敏也
  • 鳴金:大木民夫
  • 一戸の妻:一城みゆ希
  • 一戸の娘:江森浩子
  • 一戸の息子:鈴木富子

●第62話:愛の贈りもの
  • 上木四郎:石丸博也
  • 産名好子:江森浩子
  • 上木ゆか:鈴木富子

●第63話:家族あわせ
  • 屋内寒志:麦人
  • 屋内の妻:青木和代
  • 屋内の息子:関俊彦
  • ミチコ:高田由美
  • ミチコの母:秋谷真理

●第64話:ガラス越しの愛
  • 甲田亀太郎:桜井敏治

●第65話:はしご酒
  • 越葉庄助:青森伸

●第66話:長期休暇
  • 長井安実:石森達幸
  • 被介護者:小林優子
  • 長井の妻:巴菁子
  • 30年後の長井:北村弘一

●スペシャル:ワニオの怪奇料理
  • 柿田アゲル:松岡洋子
  • リスの飼い主:安達忍
  • ゴルビーの飼い主、かきたの客D:山崎たくみ
  • 柿田アゲ八:緒方賢一
  • 五利、かきたの客C:茶風林
  • 五利の父:佐藤正治
  • ヒヒオ:飯塚昭三

●第67話:ハウスレディ

●第68話:安眠まくら
  • 宗利清:橋本晃一
  • 社員A:山崎たくみ
  • 営業部長:宮内幸平
  • 宗利の妻:江森浩子

●第69話:幻のスタア
  • 勝手良三:宮内幸平
  • 老人:松尾銀三
  • 六陸夫:山崎たくみ
  • 老婆B:江森浩子
  • 星新三郎の演者:茶風林

●第70話:クリーン症候群
  • 清家津寿貴:速水圭
  • 恋人:玄田哲章
  • 上司:渡部猛

●第71話:すりかわった手帳

●第72話:赤か黒か!?
  • 筧一八:二又一成
  • 一八の上司:青野武

●第73話:日曜クラブ
  • 内名木洋介:青野武
  • 内名木の妻:滝沢博子
  • 内名木の上司:二又一成

●第74話:森の生活
  • 律木守:土師孝也

●第75話:マンガニア
  • 中念宅次:荒川太朗
  • 古本屋:水鳥鐵夫

●第76話:空の上の空地
  • 賀来大将:大塚芳忠
  • 作業員A:松尾銀三
  • 作業員B:上田敏也
  • 作業員C:山崎たくみ
  • 志津:かないみか
  • 志津の彼氏:高木渉

●第77話:ホームレスのすすめ
  • 須藤礼寿:上田敏也
  • 部長、乞食C:大塚芳忠
  • 乞食A:松尾銀三
  • 乞食B:山崎たくみ
  • 映画の女優:かないみか
  • 副部長、須藤の息子:高木渉

●第78話:超豪華カーション
  • 泊場梨雄:橋本晃一
  • トラック運転手:坂東耕一郎
  • 南:浦和めぐみ
  • 大家:辻村真人

●第79話:谷間のケヤキ
  • 木上守:内海賢二
  • 地主:辻村真人
  • 部下B:橋本晃一
  • 部下C、コメンテーター:坂東耕一郎

●クリスマススペシャル:妖しいアンティーク
  • 珍奇堂店主:渡部猛

○第一話 MIRROR

○第二話 DOLL
  • 姫野宅二:鈴木清信
  • ひとみ:水谷優子
  • 上司:松尾銀三

●第80話:小指のコヨリ

●第81話:幻の遊園地

●第82話:点滴症患者
  • 甘絵泰治:西尾保徳
  • 甘絵の友人、甘絵の上司A:茶風林

●第83話:看板ガール
  • 夢見憧太:高木渉
  • 鬼田:加藤精三

●第84話:アフター5CLUB
  • 手持房太:関俊彦
  • 同僚B:坂東耕一郎

●第85話:ゴルフ・ドミノ倒し
  • 泡手退三:富田耕吉
  • キャディー:佐藤智恵
  • 観客A:山崎たくみ
  • 観客C:平野正人
  • 観客D:矢田稔

●第86話:シルバーバンク
  • 加手井延満:平野正人
  • 加手井太郎:高乃麗
  • 大久保彦左衛門:矢田稔

●第87話:谷間の灯
  • 宇佐木生士:大山高男
  • 宇佐木の妻:滝沢博子
  • 宇佐木の息子:小峰篤子
  • 案内人:茶風林
  • 社員A:坂東耕一郎

●第88話:永遠のすみか
  • 羽賀場求:藤本譲
  • 羽賀場の妻:小峰篤子
  • 能々寺住職:茶風林

●第89話:食品売場おじさん
  • 鵜飼寄道:増岡弘
  • 鵜飼鮎子:青木和代
  • 店員A:山崎たくみ

●第90話:ブルー・アイ・ジャパニーズ
  • ケント・ピンカートン:堀内賢雄
  • 麻雀客A、同僚A:山崎たくみ
  • 同僚B:増岡弘

●第91話:夜行列車
  • 小宮友雄:小林清志
  • 加奈子:小原乃梨子

●スペシャル:今仁見手郎の秘密復讐計画表
  • 今仁見手郎:田中真弓
  • ガマグチ:塩屋翼
  • モンキー:横山智佐
  • 走り屋A:山崎たくみ
  • 走り屋B:松尾銀三
  • ガマグチの母:片岡富子

●第92話:モグリメンバー
  • 毛栗入造:徳丸完
  • フロント:坂東耕一郎
  • キャディー:潘恵子
  • 用心棒A:松尾銀三

●第93話:スタミナ茸
  • 割井肝造:江原正士
  • 鳴金:大木民夫
  • カップルの男:坂東耕一郎

●第94話:長距離通勤
  • 長井道範:橋本晃一
  • 社員A:沼田祐介

●第95話:夢の楽園
  • 尾宅秀夫:沼田祐介

●第96話:社長幼稚園
  • 尾山野大造:村松康雄
  • 白髪妙子:滝沢博子
  • 社員A:堀川亮
  • ヤスマサ:笹岡繁蔵

●第97話:示談屋
  • 水野翔平:堀川亮
  • 示談屋のうま:矢田稔
  • 女優:滝沢博子

●第98話:同窓会
  • 堂木学:幹本雄之
  • 吉本:塩屋浩三
  • 友野:山崎たくみ

●第99話:家庭教師
  • 横道行雄:塩屋浩三
  • 横道学:鈴木富子
  • 同僚A:山崎たくみ

●第100話:余生
  • 向井誓司:北村弘一
  • 出口:松尾銀三
  • 老婆B、向井ヒロシ:佐藤智恵
  • 向井やす子:巴菁子
  • 向井の息子:青森伸

●第101話:ドリンクバー
  • 日練詩作:青森伸
  • 医者:北村弘一
  • ホステス:佐藤智恵

●第102話:男運
  • 玉腰典江:浦和めぐみ
  • 社長の息子:山口勝平

●第103話:主夫道
  • 梶大介:菅原淳一

●スペシャル:ラブミートンダー
  • 太宰蔵司:難波圭一
  • 川辺マリ:渕崎有里子
  • 木佐田:堀秀一
  • 三好:江原正士
  • 武野:掛川裕彦
  • 上志:幹本雄之
  • 妊婦:佐藤紀代子
  • ヤンキーA:坂東耕一郎
  • ヤンキーB:山崎たくみ
  • ヤンキーC、美和子の彼氏:佐藤正治
  • 整形屋:佐藤智恵
  • バーテンダー:松尾銀三
  • 美和子:浦和めぐみ

●スペシャル:カラオケパレス
  • 端目和久:橋本晃一
  • フロント、同僚B:坂東耕一郎
  • コンパニオン、観客C:片桐真衣(クレジットなし)
  • 同僚A:山崎たくみ
  • 同僚C:江原正士
  • 観客A:佐藤正治
  • 観客B:浦和めぐみ
  • 観客D:堀秀一
  • 観客E:掛川裕彦

●スペシャル:待つ女
  • 四井待子:松井菜桜子
  • 半田課長:幹本雄之
  • 医者:松尾銀三

●スペシャル:幻のスーパーレーサー
  • 車尾宅雄:山口勝平
  • 直子:浦和めぐみ
  • 宅雄の父:佐藤正治
  • 本骨:掛川裕彦
  • 直子の父:江原正士
  • コンパニオン:渕崎有里子
  • 監督:堀秀一
  • 工員:坂東耕一郎

●春の特大号:大変愛
  • 茂手内蛾次郎:山口勝平
  • 松本スズ子:西原久美子
  • 級友A:露崎照久
  • 級友B、オドロキカメラの仕掛け人:松本保典
  • 小町美子:井上喜久子
  • 源光:堀秀一
  • マネージャー:坂東耕一郎
  • 女生徒A:久川綾
  • 女生徒B:片桐真衣
  • ガチャ子:高乃麗
  • 珍奇堂店主:渡部猛

●春の特大号:弱肉強食
  • 青菜仁志夫:露崎照久
  • ヨシ子:久川綾
  • トン子:高乃麗
  • 牛河:松尾銀三
  • 同僚A:柏倉つとむ
  • 同僚B:坂東耕一郎
  • 子供時代の青菜:片桐真衣

●春の特大号:愛犬物語
  • 犬貴狛太:松本保典
  • 板前:坂東耕一郎
  • 支店長:渡部猛
  • 専務:西川幾雄
  • 管理人:田口昻

●春の特大号:ダミィ
  • 矢和井和夫:柏倉つとむ
  • 絹子:折笠愛
  • ジニー・コリンズ:久川綾
  • バーのママ:高乃麗
  • ボーイフレンドA:松本保典
  • ボーイフレンドB:坂東耕一郎

●春の特大号:何もしない課
  • 大仁芳雄:堀秀一
  • 小町真知子:井上喜久子
  • 細井茂:西川幾雄
  • 課長、坂尾:田口昻
  • 同僚A、尾崎、ニュースキャスター:坂東耕一郎
  • 同僚B、梅原:松本保典
  • パブのママ:西原久美子
  • 田所完治:渡部猛
  • 麻雀社員A:山口勝平
  • 麻雀社員B:露崎照久
  • 大仁の妻:折笠愛
  • 大仁の息子:片桐真衣

●年忘れ特大号:邯鄲の夢枕
  • 霞忘作:塚田正昭
  • ユメコ:麻生むつみ
  • 霞の妻:定岡小百合
  • 霞サチコ:片桐真衣
  • 部長:島香裕
  • 角谷:山崎たくみ
  • タクシー運転手:藤原啓治
  • バーのママ:伊倉一恵
  • 邯鄲の老人:丸山詠二
  • 邯鄲の若者:飛田展男
  • お笑い芸人A:二又一成
  • お笑い芸人B、社員:菅原淳一
  • 乞食:塩屋浩三

●年忘れ特大号:豹変ゴルファー
  • 押井忍:塩屋浩三
  • 部長:阪脩(クレジットなし)
  • 部下A:二又一成
  • 部下B:山崎たくみ
  • キャディー:定岡小百合
  • トラック運転手:島香裕
  • ジキル博士、ゴルファー:塚田正昭
  • 女性:片桐真衣
  • ゴルフ客:飛田展男

●年忘れ特大号:オールド・シネマ・パラダイス
  • 勝戸大介:藤原啓治
  • 魚坂:塚田正昭
  • 勝戸の妻:伊倉一恵
  • ナレーション:阪脩(クレジットなし)
  • 角丸編集長:塩屋浩三
  • 編集長:二又一成
  • ラーメン屋:島香裕
  • 捥りのおばさん:定岡小百合
  • 掃除のおじさん:丸山詠二

●年忘れ特大号:リストラの男
  • 彼木尚平:阪脩(クレジットなし)
  • 只野凡児:飛田展男
  • 車の持ち主:定岡小百合
  • 所長:二又一成
  • 子供:片桐真衣

●年忘れ特大号:下り電車への招待
  • 夢野童太:菅原淳一
  • 加奈子:小原乃梨子
  • タッちゃん:島香裕




「建て主さんもこの記事が良項目になるように記事を書いています。しかしまだ何か足りないと思ったなら、追加と修正をお願いしますよ。オーッホッホッホッホッ.....。」

この項目が面白かったなら……\ドーーーーーーーーン!!/



最終更新:2026年08月24日 20:20

*1 例えば『単身赴任』や中央公論連載版のラストエピソード『かやつり草』での「一人でいる時に美しい女性と仲良くなるも、何も知らない客の家族が彼の前に現れる所で終了する」オチなどがある。

*2 原作では喪黒に100万円の借金を断られた後は渋々去っていったが、アニメではさらにしつこく強請ったことで「ドーーーーン!」され、精神が崩壊した。

*3 これは『黒ィせぇるすまん』時代においてよく見られ(本人曰く趣味)、喪黒自身もアニメ第17話『アルバイト㊙︎情報』に登場した悪戯の協力者の富山壮吉のように「こんなことをやって何の得があるんですか?」と聞かれることもよくあり、その度に「ただ私はこういう悪意のない悪戯が大好きなのです。」とか「ああ!我慢できない!」など語っている。

*4 アニメでは第2話『イージー・ドライバー』の客の浦成平一と同一人物とされている(原作での名前は酢春一夫)。ちなみに、大事故は示談で収めた模様。

*5 ただし、犯人は客ではなく喪黒が憑依したワニであり、しかも相手は極悪人。そして客は大事なワニを取り戻せて、客視点ではハッピーエンディングではある。

*6 一応「約束を破ったことでゴルフでのノーコンスイングが再発した結果、ミスショットが客席に被弾してしまった」という不幸な偶然ではあるが、何故か一つのボールで被弾昏倒者が多数出て「スラングとしてのドミノ倒し」も発生する大惨事となった。

*7 ただし、相手は悪人であり、しかも呪い故に完全犯罪。そして、客は心身が強くなり、客視点ではハッピーエンディングではある。

*8 一応、描写としては「客の末路を暗示するような、彼の描いた漫画に『雪山から雪だるま状態で「ミージーメー!」と叫びながら転げ落ちる』というコミカルなシーンが挿入される」ことで終わっているが、喪黒の誘惑に釣られて旅に出て、仕事の締め切りを落とし、その果てに夢敗れ、雪山から幸せな幻覚を追って転落したことを考えると…。

*9 原作では「約束を破ったため、ケーフィアを飲む理由となったスタミナドリンク依存症が再発し、深刻化する」というオチだった。

*10 これに関しては、2020年代現在に比べて当時は「キャラクター破滅オチ」などのダークジョークな展開に男性同士の同性愛を使うことが(批判が無かったとは言わないまでも)編集部側からも許容されていたことに留意。これに限らず「当時だからセーフだった」類のオチは『笑ゥ』にせよ、それ以外の藤子Ⓐ作品にもよく見られる。

*11 この回では喪黒が客に精神改善に効くタバコを渡していたのだが、アニメではラストで最初の一本以外は普通のタバコと述べたのみであり、原作ではそれが分かって逆上したのかとも述べていた(実際は先輩に髭剃りを頼まれた際、昨日にタバコを先輩とその麻雀仲間に、無断で全部使われた事実を知ったことによる錯乱)ため、客にタバコと共に置き手紙を残したシーンの後には先述の理由から「まームリなことだがね」と呟いていた。

*12 原作では「客が現実を捨て、古い時代劇映画フィルムの中の斬られ役と化した」で終了したのだが、アニメ版では「数多のフィルムでそれぞれ違う斬られ役となりながらも、客は幸せそうな様子をしている」という描写が追加された。

*13 厳密には本編ではこの場面の次が結婚報告にまで飛ぶため、馴れ初めの詳細やいつ相手の正体に気がついたのかは明確ではない、相手は男声で喉仏なども出ており結婚しても気がつかないのはあり得ないため、この間にカミングアウト→許容の流れがあったはず。現在では価値観の変化で…と言いたいところだが、本作で時々ある「美女の正体を知った客の男がショック」というオチではなく、相手の真相を知ったうえで普通に「結婚してよかった」と言い切っている締め故に、最初から「本人的にはハッピーエンディング」だったのだろう。

*14 逆を返すと、そのようなケースによって客が報われたのはそれくらいしかなく、大抵は弁解しても「言い訳にならない」と突き返され、懲罰されることが殆どである。

*15 ちなみに、この別れは蛾次郎が愛読していた恋愛漫画のラストそのものであった。

*16 なお、アニメ版でのさすらいくんが旅に出るきっかけを作ったのは喪黒ということになっている。

*17 これは『ギミア・ぶれいく』内においても、打ち切り発表時に1992年スペシャルが予告された。

*18 ただし、DVDBOXでは『春の特大号』以外は収録されておらず、1992年版スペシャルと『年忘れ特大号』のクレジットを見るには、TBSチャンネル2に加入して、再放送を待つしかない。

*19 原作の中公文庫版4巻の『雲の上と下』とアニメ第56話『極楽風呂』で富裕層や湯網好男の持ち物としてポケットベルが登場している。

*20 1作目のみMSX2でも発売されている。

*21 『ナマケモノ』等は珍しくお金を取っているが、後に間接的に返金されている。

*22 何の因果か、藤子Fもメフィストフェレスを題材にしたSF短編を描いている。

*23 アニメ版ではこの部分はカットされている。

*24 『若さ自慢』、『老顔若体』、『決断ステッキ』、『男運』など。

*25 原作ではワニオに上半身を食べられて逃げている最中に、黒ベエのペットのハゲベエに連れ去られた後に食べられた。なお、ゴリオは下半身もワニオが食べたと勘違いしていた。

*26 原作では喪黒に該当する黒ベエが見物に来るものの、助けなかったため、彼が去った後に処刑され、毛皮になってしまった。

*27 ただし、落とし穴に閉じ込められたガマグチは、後に見手郎の素性を説明した喪黒が蓋を開けて放置したため、モンキーらに救助された(原作では喪黒に該当する黒ベエが再び蓋を閉めたため、恐らく助からなかったと思われる)。

*28 見手郎曰く「あれは、警告だ…。」とのこと。ちなみに、井戸野夫人もドスが見手郎を虐めても止めずに笑って見ているような悪人である。