登録日:2018/07/04 Wed 20:05:10
更新日:2025/04/14 Mon 19:34:28
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未収録作品とは、出版や放送はされているが、書籍やソフトなどでの入手・視聴が容易ではない作品を指す。
- 封印作品
- 公式の歴史で語られることがない作品
- 今後公開されない旨やその理由が公式から明かされている作品
- 公開されない理由は明かされていないが、第三者から見て作品の内容(ストーリーや演出方法など)や作者に明らかな問題がある作品
- 未収録作品
- 作品の内容に大きな問題は見られず、長期間収録されない媒体があるが存在自体は語られる作品
- 二次利用を行わない前提で公開された作品
- 映像が見つからないだけの作品
- 単行本等の付録・非売品の前提で制作された作品
■概要
紙媒体なら単行本には収録されていないが総集編の雑誌に掲載された等、映像作品ならソフト化されていないがBS・CS等で再放送はしている等の理由で、目にすることは可能だが公式な商品としての販売が行われていない作品である。
その理由としては、以下の例が挙げられる(封印作品の項目も参照)。
◆散逸
古い映像作品に多いケース。
ビデオテープが撮影に使われ始めた時代は、非常に高価だった上に2インチタイプの大型で保管に向かず上書きして使いまわすのが当たり前だったため、現在では映像が残ってない作品は珍しくない。
当時は映像作品は一回限りのものという認識も強く、二次利用に際する肖像権管理などの制度が確立していなかったことも理由として挙げられる。
また、フィルムはビデオと違って上書きできないが、熱でくっついてしまった『
月光仮面』第一話のようにフィルム破損で再生不可能になってしまった、というケースも存在する。
視聴者や出演者・スタッフが録画した映像を寄贈、倉庫を整理していたら行方不明だったフィルムが発掘されて晴れてソフト化が実現した例もある。
なお、漫画作品については元の原稿が紛失しても、当時の掲載誌や単行本を底本に印刷する事も可能であるため(無論、その場合は画質の劣化が避けられないが)、よほどの事がない限り散逸「だけ」が理由で封印されてしまうケースは殆どない。
◆採算性
メディアと言っても一部を除いて原則民間企業であり、収益を上げないと事業活動が継続できなくなってしまう。
例えばテレビアニメの1シリーズを円盤化するとなると、本編だけではなくカットシーン、場合によっては新作の収録や出演者による対談、台本の縮刷版を作って封入する等の特典を多数用意した、いわゆる
完全版商法も使われる。
特典づくりについても相応のコストがかかるのは言うまでもないため、その特典を含めても売り上げを確保できるかどうかは大変厳しく判断される。
長期にわたって放送された作品でもソフトはセレクション形式でリリースされる作品も少なくないが、これもやはり採算性の問題だろう。
また、2010年代以降は
動画配信サービスの普及で作品に触れる機会は大幅に増えた一方、コストの問題からソフト化についてはさらに厳しくなり、配信はしてもソフト化はしないという作品が今後増えるのは間違いないだろう。
◆製作者側によるリマスター
ちょっと変わった例だが、原典作品公開後にカットシーンや新技術による演出の追加などを実施し、結果として後年テレビ放映や配信に使用されるのはリマスター版がメインとなり、原版は実質絶版扱いとなるもの。
代表例には
STAR WARSの旧三部作(エピソード4~6)がある。
■未収録作品の例
なお、
雑誌全体の傾向として、単行本化しない作品、しても最後まで収録しない作品が多い場合などはキリがないので省略する。
また前述の定義から「一般的には封印作品と見なされるような経緯」のものでも、作品の存在そのものは公式媒体で言及される・「作品制作上の理由から収録を断念したため無かったものとして扱った、今後も困難であろうと思われる」とアナウンスされたなどに該当する場合はこちらに含めていることをご容赦願いたい。
【漫画】
原作ではパスポートを持っていない為、
コナンが子供の姿のまま台湾へ行くという話が未収録となっている。
ただし、学習まんがシリーズでは海外に行っているエピソードもあり、話によっては
灰原も海外に行っている。
増刊32話「告発の鉄十字」
別冊ゴルゴ13には収録されたが単行本や文庫本には未収録。ネオナチを題材としているが理由は不明。
第237話「幻(ダミー)の栽培」
掲載当時のイラン・イスラム共和国の政治指導者兼イランシーア派の宗教指導者であるホメイニが
影武者を用いているという描写に対して、駐日イラン大使館から抗議を受け、単行本未収録となっている。
ゴルゴの作品で初出の掲載号以外に未掲載となっている話はこれだけ。
最終章『サイクロップス編』
別に単眼症の人から抗議があった訳ではなく、大部分が代筆のため手塚自身が収録を見送った。
サイクロップス編は本誌付録掲載だったので、
国立国会図書館には該当部分が収録されておらず、当時の『少年画報』を入手しない限り読むのは不可能と言ってよい。
なお、手塚作品は手塚の多忙やアシスタント体制の未整備もあり、60年代あたりまでの作品は若手マンガ家の代筆が珍しくない。
有名なのは『
鉄腕アトム』の「電光人間の巻」で、この回は学生時代の石ノ森章太郎が一部作画を行っている。
「めざめすぎた男」(小学館「ビッグコミック」1989年12月10日号掲載)
原作第1期『黒ィせぇるすまん』と第3期『帰ッテキタせぇるすまん』(実業之日本社「漫画サンデー」連載)、第2期『笑ゥせぇるすまん』(中央公論社「中央公論」連載)の両方とも出版社が違うため未収録。
但し「OB夫婦-夫のケース-」としてアニメ化はされており、2011年に小学館から発売されたコンビニ漫画編集本『My First BIG SPECIAL 笑ゥせぇるすまん[BAR魔の巣]』に初収録されている。
またせぇるすまんシリーズでは第4期『踊ルせぇるすまん』のみ単行本化がされていないが、理由は不明。
原作単行本は収録順が新聞連載順と違っており、膨大な話数がある為かそこそこの数のエピソードが未収録となっている(新田初登場回など)。
「AERA」で連載再開後も同様。
一部のエピソードのみ、公式ファンブックやnoteに掲載。
単行本未収録のエピソードもいくつかアニメ化している。
夢オチと最初から分かっている作品だけあってカオスでサイケデリックなおおよそ『ちびまる子ちゃん』らしくない作風のエピソードであり、作者自身の判断で単行本収録が見送られた。
作者は執筆当時、前年に長男を出産したり別雑誌で『
コジコジ』の連載を開始したりと非常に多忙な状況にあり、精神的に不安定だったのではないかと推測されている。
ストーリーの後半が、スタッフ一同意図せぬうちに漫画『
ドラえもん』の「お金のいらない世界」と完全一致してしまい、
小学館側は問題なしとの解答を出したものの、作者の意向で単行本巻末にお詫びを載せ単行本収録自粛となった。
作者の久米田は執筆時にこのエピソードを全く覚えておらず、よりにもよって尊敬する藤子不二雄先生の作品であるドラえもんと被ってしまった事に対して「
本気で死にたくなった」と述懐している(27集作者あとがきより)。
1988年に復活連載されたバカボンの内、1988~89年『月刊少年マガジン』に連載されたバージョンのみ電子書籍化の際未収録となり、各種単行本をかき集めても最終回と他2話が未収録作品となっている。
電子書籍版公式サイトにかつて掲載されていたQ&Aでは「過激すぎて…」と未収録の原因が語られている。
ちなみに内容は「
もう最終回だから好き勝手しようぜ!と登場人物が暴力や殺人や犯罪をしまくって特にオチを付けず死屍累々のまま終了
」というもの。
原作コミックを読み込んだ読者ならばそのくらいはっちゃけたネタをする作品なのは承知していると思うが、
それでも意図的に血やグロさを強調した表現で殺しまくるバカボンの登場人物達は子供のトラウマになりかねなかった。
ちなみに単行本に掲載された他の『月刊少年マガジン』版も著作権の限界や表現の限界にチャレンジしているような作品が見受けられる。
メディアミックス作品『HAPPY★LESSON』の漫画化。2巻まで発売されたが15~20話は未単行本化。
休載告知があったが事実上の打ち切りで、単行本化(3巻の発行)にはやや話数が足りないためか。
- STARTING GATE! -ウマ娘プリティーダービー-(一部エピソード)
- ウマ娘 プリティーダービー -ハルウララがんばる!-
- うまよん
いずれもサイコミで連載されていた、
ウマ娘 プリティーダービーの初期の漫画作品。
しかし『STARTING GATE!』は単行本が4巻目で刊行打ち切り、残りの2作は未単行本化と
関連作が3つも単行本未収録のままというとんでもない状態になってしまっていた。
『STARTING GATE!』に関しては2021年7月に電子書籍限定で最終巻発売が決定したが、何故か一部の番外編が未収録。その後、単行本は小学館から刊行されることとなった。
『うまよん』はアニメ版のBlu-ray BOXに特典として冊子が付属する事が決定したため、単体での単行本化は現在のところ絶望視されている。
しかしそれでも閲覧手段があるだけマシな部類であり、『ハルウララがんばる!』は現在のウマ娘と設定が大きく食い違う部分があるためか
存在に言及すらされていない。
漫☆画太郎最後の
週刊少年ジャンプ連載作の内、この回のみ単行本未収録。
詳細は不明だが、恐らく要介護の老人を侮辱しかねない内容だった為と推測される。
「涙が出るほどの失敗作だった為」とのことで単行本未収録となっている。
読者間では石原慎太郎親子をパロディにしたキャラが問題となった為と噂されている。
普段主人公をいじめる先生が訳あって用務員さんに降格してしまうという無茶苦茶な内容もさることながら、用務員の仕事を低く書き、更に「ただの働くオッサン」や「先生じゃないなら何をしても構わない」等の発言が問題となり、当然の如く用務員部会から苦情が殺到。
単行本未収録は勿論の事、この話が載っているジャンプ自体も回収される騒ぎになってしまった。
「ジャンプ回収騒ぎ」の代名詞の一つともなっている問題作。
- ベルセルク 第83話『神との対話 深淵の神(2)』
グリフィスが繭の中にいた時の体験。
物語の核心に迫りすぎたため収録されなかったとされる。
当時未解決だった
松本サリン事件を元にした話で、ラストでリーダーのキバヤシが「
300人委員会による化学兵器テロが起きる」と発言するシーンがある。
が、掲載2ヶ月後に
地下鉄サリン事件として、松本事件の犯人たちによる化学テロが
本当に発生してしまったためお蔵入りとなり、単行本にも収録されていない。事情が事情なのでかなり封印作品寄りのケース。
単行本5巻に収録されている読み切り漫画『怨声「もっと苦しめ…」』はこの穴埋めとされる。
作者の石垣ゆうきもキバヤシ達のモデルになった編集部メンバーの方々も、MMRは一応フィクションとしてやっていたのだが、まさかその後の展開を言い当ててしまうとは思っていなかったようだ。
週刊少年ジャンプ1996年46~48号掲載のエピソードが単行本未収録となり、単行本の話数からも飛ばされている。
扱われた題材は「幼児を含む一家惨殺」「容疑者として浮上する小学生の少年」。現状、封印理由は明らかではない。
“神戸連続児童殺傷事件”との関連を噂する声もあるが、《連載時期(1996年10月)→収録が取り消された単行本発売時期(1997年4月)→事件の発覚時期(1997年5月)》という時系列から、事件とは全く関係ないのは明らか。
主人公がゲイの家に宅配便を届けようとしたところ、監禁されて襲われそうになるというエピソード。
単行本には収録されているものの、LGBT観の変化に伴ってかワイド版には収録されなかった。
なお
作者は後にこの件を
連載作品の中でネタにしている。
第45話『ゲームの星』
作中に「バミ通」というファミ通のパロディ雑誌が登場。
本家にそっくりなクロスレビューにて、主人公が製作したゲームがこき下ろされる……という話(特に「広告料を払ってくれたゲームばかりに高得点がつく」というくだり?)に対しファミ通編集部が抗議したため、単行本に収録しないことが決定された。
「広告料云々は割と事実なのでは」という意見もあるが、それはまた別の話
- たかまれ!タカマル (「週刊ファミ通」2005年12月9日号~2006年1月6日,13日号掲載分)
上記の号に掲載された5話分のエピソードが単行本未収録。
内容は「オカルト超常現象研究会の手によりヒロインの思考がメス犬そのものと化してしまう」と一般向け漫画としてはかなりギリギリな代物で、
当のヒロインが
首輪と紐を付けて引き回される描写
があるなど、収録見送りも止む無しと言わざるを得ないだろう。
商業ベースでの解禁は未だになされていないが、2021年3月には
作者本人が一連のエピソードを同人誌として頒布するという形で再び世に出ている。
同誌の
あとがきによれば同時期に発生した監禁事件と内容が被っていたため出版自粛になったとのこと。
末期のエピソード数点が単行本に収録されていない。新装版ではそこからさらに削られている。
連載終盤はほぼサインペンの殴り書きで書かれており、作者の意向で収録を見送ったとの事である。
後年ではいくつかの媒体で再掲載されている。
- ガラスの仮面(1990年以降掲載の「花とゆめ」掲載版〜、「別冊花とゆめ」掲載分)
どういう事かと言うと、30巻辺りから雑誌から単行本収録時に行う改稿が大きく増え、雑誌と単行本でどんどん別物になってきていたのもあるが、単行本は1989年度までの雑誌内容をベースにした41巻で刊行がストップ、雑誌連載も2年間休載しつつ1997年に無期限休載となってしまった。
その後、2002年に丸々描き下ろしで42巻を刊行、その後「別冊花とゆめ」に42巻の続きから新しく仕切り直して連載再開した為、1990〜1997年度の「花とゆめ」掲載分のストーリーは丸々なかった事になってしまった。
一応、大まかなプロットに変更はなく、1990〜1997年度の展開を(時には原稿ごと)切り貼りして再使用しているが、結局また単行本の際に改稿を行う為、実質「別冊花とゆめ」の連載版も未収録である。
その後2012年に再び連載が中断し、2018年に「別冊花とゆめ」は休刊した為今後の連載予定は不明である。
『月刊電撃コミックガオ!』で連載されていた、山口りなの4コマ漫画。
最終的に51話まで連載されたのだが、23話までを収録した1巻のみしか発売されていない。
原作が連載し始めた頃は「大人の視点」から見たしんのすけが主役であるため、登場人物もネタも今現在のものより毒のある作風だった。
その為ネタも性的・ブラックなものが多く、単行本に収録されてないエピソードはだいたいその頃にアクションに掲載されたものが主である。
匙加減が上手くいかずアクが残り過ぎてネタ自体がアウトだったり、幼稚園児の行動・言動として受け取るには違和感のある回がお蔵入りしている。
そのために、「実はしんのすけは転入生」だったことはあまり知られていない。
回を重ねる毎に作者もコツを覚え、アニメ化によるファミリー路線への変更もあって作風もマイルドになりお蔵入りする回は減っていった。
なお、珍しいパターンとして単行本未収録の第62回『アクション仮面を見るゾ』はアニメ化している。それ以外の作品が欠番になった理由については上述の「『しんちゃん』で行うにはあまりにも高年齢層向けすぎる」に加え、「門限を守らなかったという理由で幼児を家に入れないのが問題視された」「存在しないはずの野原家の勝手口が出てきた事やアクション仮面のデザインなどが異なっていた事から整合性のために削除した」などと噂されてるが真相は不明。
どうぶつの森コミカライズシリーズその1。作者はこやまゆき。
「おいでよどうぶつの森編(全25話)」、「街へいこうよどうぶつの森編(全12話)」があるが、単行本はには『おいでよ』編の22話(クリスマス回)までしか収録されておらず、最終回を含めた3話は単行本未収録である。
また、『街へいこうよ』編は尺が足りず単行本未収録となっている。
どうぶつの森(ryその2。作者は霜風るみ。
巻き込まれ型なお人よし主人公・のん太と、パートナー住民兼ヒロイン・リリアンが織り成す、ほのぼのコメディコミカライズ(毎回、リリアンの推理あり)。『おいでよ~街へいこうよ』編は住民変更なしで、地続きで連載されていた。
『ファミ通DS+Wii』の付録として単行本化されていたが、『おいでよ』編は全部収録されたものの、『街へいこうよ』編は途中までであり、後期は単行本未収録である(最終回、めがみさま登場回など)。
また、単行本も一般販売されているのは次回作の『とびだせ』編のムックだけである為、現在は入手困難となっている。
『デンゲキニンテンドーDS』の2009年2月号~2012年9月号連載作品。作者は村上ゆみ子。
『どうぶつの森』のコミカライズでは珍しいダブル主人公物で、ビット(男主人公)とマルナ(女主人公)が主人公。
『街へいこうよ』のコミカライズだが、タイトルが偶然『あつまれ』を予言していた。
こちらは単行本どころか別冊付録も出ていない。
モバゲーのソーシャルゲーム『
アイドルマスター シンデレラガールズ』にて展開されている(いた)漫画作品。
劇場24話は、連載されているモバゲーでは「諸般の事情」により非公開となっている(それに伴い以降のエピソード話数が繰り上がっている)。
このエピソードは当時開催されていたガチャで追加された
イヴ・サンタクロースの新規カードに連動したエピソード。
ただそのカードが
昆布を体に巻いただけのイヴが登場するというかなりお色気の強いネタであり、その内容を濃くしてしまった。
「内容があまりにもエロすぎた」・「昆布(ryが漁業権侵害にあたるため」の二説が存在するが、こちらも詳細不明。
ただし、単行本では多少分かりにくい場所(単行本第1巻カバーの折り返し)とはいえ収録がなされており、
1306話でそれをネタにした作品が出たため、永久封印という最悪の事態は免れている。
なおわいど☆第421話等の描写を見るに1306話以降、昆布を連想すると頭痛がする設定(?)がイヴに追加されたらしい。
原子力で戦うヒーロー、ラジヲマンの活躍をコミカルかつブラックに描いたあさりよしとおのギャグ漫画。
1992年から1994年にかけて掲載され、単行本が2010年に発売予定であったが、延期を繰り返す中で
東日本大震災が発生し、無期限延期となったまま発売されていない。
2020年に作者が自身のTwitter(現・X)で理由を述べており、それによると社会情勢が原因ではなく、
「単行本として出せるだけのページ数が足りず、不足分を書き下ろすにも掲載誌が無いためコストを自ら負担する必要がある」と、コスト面での問題があるとしている。
リクルート事件や佐川急便事件の関係者(元首相を含む)をモデルにした人物の描写について問題があったらしく、掲載号の
ヤングマガジンが回収され、単行本未収録となった。
理由については推測でしかなく不明確で、抗議によるものかどうかも明かされていない。
原作・内田栄一、作画・旭丘光志により、「週刊プレイボーイ」で連載された作品。
日本共産党の暗部や、
天皇のベッドシーンらしいもの(黒ベタ処理されている)を描いた事が問題になったらしく、当初は全50話の予定が20話に削減され更にその最終話も雑誌未掲載で事実上打ち切りとなった。
後に自費出版で『資料反合法出版物 噫』として全話収録されたものが少ない部数で刊行されている。
こしたてつひろが
コロコロコミックで連載した作品。ドッジボールを使った格闘モノ。
作中の描写では匂わせ程度で留まっているが、作者の代表作である『炎の闘球児 ドッジ弾平』の未来を描いた話であると公言されている。
僅か全3話で連載が終了したからなのか不明だが、現在まで単行本化などは一切行われておらず、『ドッジ弾平』関連の書籍でも収録されていない。
しかし、連載終了後のコロコロ関連の一部公式書籍では作品の存在に言及されているため、黒歴史や封印作品として扱われている訳でもない模様。
後に『ドッジ弾平』の続編として本作と同様に未来の話を描いた『
炎の闘球女 ドッジ弾子』が連載されているが、現時点では両作品の関係性についての説明が無いことから作品自体の立場が不明慮となっている。
2006年秋〜2009年度末まで学年誌で連載された
ミニ四駆漫画。
まず学年誌の漫画は一定以上の人気が無いと単行本にもならなかったり、話の構成上いくつかのエピソードが未収録になる事はよくあるが、この作品は3年近く連載したにも関わらず最初の半年分収録の1巻のみで単行本刊行が打ち切られたレアなケース。
ひぐらしだの
ゲッターだのイロモノ枠にわけのわからないものを取り込む『近代麻雀』が生み出した問題作。
タイトルからしてパロディものなのだが、そのパロディが古今東西ありとあらゆる作品に及んだためどうやら単行本化が不可能な模様。
ヒトラー…というかスーパーアーリア人ですら「ギャグマンガとして掲載されたんだからしょうがない」と
大和田だからで諦めた近代麻雀読者ですら、
「毎回パロディ元が変わるのを一々エピソード全部つかってやってるんじゃ、竹書房が止めるのもしょうがない」「残念だが当然の判断だろう」と言い出すレベルだったので、読者が不可能を受け入れている珍しい作品でもある。
連載終了からしばらく後、キンマWebにて毎週1話ずつ無料公開していたが、
当然のごとくクレームがついたのか最終回を除いて全話削除されてしまった。
「スプリガン」の原作者みたいにパロディを認める人、『CITY HUNTER』の北条先生のように交換条件を設けることでそれ以上の追及を止めたと噂される人も居たにはいたが…
こちらも漫☆画太郎の作品で、タイトルから分かるように『サラリーマン金太郎』のパロディ。
ヤングジャンプにて4話まで連載されたが、次回予告がされていたにも係わらず突如打ち切りとなった。
漫☆画太郎の作品が打ち切りになるのはいつものことなのだが、これは上記の『走れババアの巻』と同様に単行本にも収録されていない。
公式からの発表が一切ないため、理由は不明。その内容に『サラリーマン金太郎』の作者が激怒したため、という噂がある。
FINAL FANTASY ⅩⅠ原作の漫画作品で、創刊当初の
ヤングガンガンの目玉の1つだった。
しかし第3話で休載に入り、その後正式に連載中止が発表され、単行本化もされていない。
理由は不明。「原作・作画ともに韓国人であるため、日本の漫画連載のスタイルが合わなかった」という噂がある。
後の拡張ディスク『アルタナの神兵』のヒロイン、リリゼットの設定には本作の設定を再構成したような部分があり、一旦なかったことにした上で再利用されたようである。
テイルズオブシリーズ専門誌『テイルズ オブ マガジン』『ビバ☆テイルズ オブ マガジン』において全8作もの漫画化が行われたゲーム作品だが、全て単行本化されたのは本編を描いた同名作品および外伝『虚空の仮面』のみ。
『ギャグ劇場 ているずV』『明星たちの軌跡』は1巻しか刊行されず、『パロディマンガ ちょこっとV』『もういっちょV』『断罪者の系譜』は単行本化自体されていない。
『フレン 聖なる白銀の騎士』に至っては3回連載しただけで早々に連載休止となっている。
他のシリーズ作品を題材にした連載作品もギャグ・パロディ作品は単行本化されていないのでまだいいとしても、本編・外伝漫画は基本的に単行本化されており、シリーズでもかなり人気の高い『ヴェスペリア』がこのような扱いを受けている理由は謎。
手塚治虫の読み切り。窖は「あな」と読む。
手塚が絶賛暗黒期の1970年(詳細は
鉄腕アトムの項を参照)に描かれた在日・帰化朝鮮人をテーマとした社会派作品。
「出自を隠して社会的に成功した男性の転落劇」というストーリーゆえ当然差別が絡み、そこに戦時下のトラウマ、出自隠しをする主人公の朝鮮嫌悪、逃れがたい同胞の縁、北朝鮮からの密入国者の悲劇、親子の断絶……と
御多分に漏れず暗く救いがない。
1972年の短編集「空気の底」(下)に収録されたきりで、新装版や全集には未収録。
表立った抗議やトラブル、関係者のコメントが確認されておらず、政治的な事情なのか生前の手塚の意向なのか、はたまた原稿の紛失などによるのかは判然としない。
叶恭弘の週刊少年ジャンプ連載作品。お色気要素と下ネタを自重して純粋ラブコメを目指したが人気低迷の憂き目に合い、連載は長続きしなかった。
最終話の後にパラレル展開としてお色気要素と下ネタを全力でぶっ込んだ、作者自らがバカバカしいと評するエピソードを掲載し、勢いがある展開で連載を終えた。
このパラレル展開のエピソードはあまりにも毛色が違うという理由により、単行本に収録しないことを予め宣言した上での掲載となった。
2005年から2006年にかけて発売された同名OVAの漫画版。
『コミックキラリティー』Vol.1に第1話として掲載されたが、次号では何の説明もなく掲載されず(作者はオリジナルの読切作品で参加自体はしている)、Vol.2を最後に雑誌自体が消滅。移籍連載は行われず、消化不良な作品となった。作者の公式サイトでは読切扱いされている。
版権ものということもあってか、前述のオリジナル読切が収録された短編集にも収録されなかった。
『キラリティー』という雑誌自体、Vol.2で雑誌のサイズが変更され、巻末でVol.3の予告をしていたのに結局出ずと相当迷走しており、本作も何らかの急な事情により連載が中止された可能性もあるが、詳細は不明である。
劇中に登場した『
銀河鉄道999』のパロディシーンが原作者の
松本零士に無許諾だった上、雑魚キャラの坂本がメーテルのコスプレをした相沢直樹に興奮して「ボクの戦士の銃はもうコチコチだよ~」という
下ネタ全開のシーンがあり、これが松本の怒りを買った為、単行本未収録となった。
後に作者の加瀬あつしは担当編集者共々
松本の自宅へ呼び出しを食らい、こっぴどくお説教されてしまったとの事。
なお松本は生前、「銀魂」ドラマ版の「銀河鉄道999」パロなどにはちゃんと許諾を出しており、パロディ全否定という訳ではない点に留意が必要。
アイドルグループ・ももいろクローバーZを題材とした漫画。
『月刊少年ライバル』→ももクロ公式ファンクラブのHP という中々面白い
移籍連載の経緯を持つ本作だが、移籍後に掲載された話は相当な量が単行本化されていない上にアーカイブも存在しておらず、現在では読む手段がなくなってしまっている。
詳しくは作品の項目も参照のこと。
【小説・ライトノベル・読み物】
月刊ニュータイプにて連載された、ガンダムシリーズの原作者である
富野由悠季による小説作品。
ガンダムシリーズ及び
宇宙世紀シリーズの世界観を舞台にしており、『
G-SAVIOUR』と共に数少ない宇宙世紀200年代を描いた知る人ぞ知る作品。
著者がガンダムシリーズの著作権を手放した状態で連載が開始されたことによって、最終的にトラブルに発展するなど版権が複雑になってしまい、小説は全て絶版。
シリーズ原作者の作品という条件を持ちながら、例外的に宇宙世紀シリーズの公式年表には組み込まれていないという異例の扱いを受けており、いわゆるオールガンダム作品への収録も皆無。
カードに出来そうなら文字通り片っ端から参戦させていた『
GUNDAM WAR』や『
ガンダムトライエイジ』ですら、本作由来のキャラは一切収録されていない。
小説をベースにしたラジオドラマも展開されたのだが、こちらも権利が複雑な状態で絶版している。
富野も本作の複雑な事情や連載時の精神状況から復刊や再注目の可能性には消極的な姿勢を見せており、復刊などの要求も拒んだと言われている。
「映像化を前提としていない」との判断を変えて映画化を受諾した『
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』や、あくまで単純に「精神病であったから」だけが理由の『
機動戦士Vガンダム』と違って、権利問題が生じているのは大きいのだろう。
『
空想科学読本』の姉妹編ともいえる盛田栄一の著作。
第2巻の新装版発売時に第1章と第15章が何のアナウンスもなしに削除され、後書きなどでも全く言及されていない。穴埋めの代理原稿もなし。
取り扱っていた題材は、第1章が『
仮面ライダークウガ』警視庁利益供与問題、第15章が『罪に濡れたふたり』恋愛妨害事件、といずれも原作の根幹に纏わるテーマであり、読者からは「流石に版権元から苦情が寄せられたのでは?」という憶測もあるが、公式からの声明は無い。
第15章については事実上
近親相姦に対して擁護的な視点で書かれており、その点が色々と引っかかったのかもしれない。
新装版が出た経緯が、学校向けのFAX配信サービス「空想法律図書館通信」でシリーズが復活したのがきっかけということもあり、特に子供の読者を意識した配慮がされたとも考えられる。
こちらも『空想科学読本』系列から派生した小説作品。
新書版第3話におけるエピソードの「恐怖の胃拡張少女」が、およそ8年後刊行された文庫版では未収録となってしまった。
公式から未収録に至った理由は言及されていないが、やはり「胃拡張」のワードが不味かったのだろうか。
『月刊ニュータイプ』誌で2000年ごろに連載されていた、
小説版ガンダムの再構成企画。
当時新人だったコヤマシゲト・大久保淳二の2名が手掛けた当時としては前衛的なビジュアルが特徴。
しかし連載は打ち切りのようにして尻すぼみに終了し、一切の単行本化がなされず、さらに本家ガンダムとの微妙な距離感から現在では完全に忘れ去られた企画である。
事実上の原作者である大塚ギチも2019年に死去したことから、再開もほぼ絶望的。
同時期に富野監督自身がガンダムの総括を行った『
∀ガンダム』があったことも埋もれた原因か。
『
ミニスカ宇宙海賊』等で知られる笹本祐一の朝日ソノラマ文庫作品で、題にもなった
女性型巨大有人ロボットを有する人々と彼らが対する
宇宙から来た侵略会社を軸に繰り広げられるドタバタSFもの。
開始初期は小説雑誌『獅子王』で連載されていたのだが(その後雑誌廃刊→書き下ろしへ)、その中でも1988年6月号に掲載された一編が未収録に。
一応完結後の解説本『ARIEL読本』に再録されたが、文庫2冊分を合本したソノラマノベルス版には文庫版4巻の番外編「戦え秘密戦隊エリアル3」共々未収録となった。
単行本版の通し話数のナンバリングでは本作と「戦え秘密戦隊エリアル3」にあたる15・16話が欠番となっているため(14話から17話に一気に飛ぶ)、「無かったこと」にはなっていないようだが…。
作家・伊集院静が2010年〜2012年に
宮城県(伊集院の居住地)の「河北新報」に連載した小説。終盤は連載途中に発生した
東北地方太平洋沖地震が題材となっている。
2013年にバレエ公演の題材になったものの、なぜか単行本化は行われていない。
【アニメ】
『あはれ!ゾースくん』
同じNHKの番組「ビットワールド」の登場人物・ゾースが「あはれ!名作くん」にゲスト出演する回だが、見逃し配信やDVDに未収録。
当時の公式Twitterで「YouTubeには載らないからオンエアを絶対に見逃すな」と告知されているので、未収録になることは放送前から決定していた。
恐らくゾース側の権利問題(アニメ絵とはいえ実在の人間ベースなので、肖像権もしくは事務所的な問題)か。あるいは、この回はビットワールド本編とリンクした内容でアニメだけ配信しても内容が分かりづらいためとも考えられる。
昭和版。
制作は69年版が東京ムービー→虫プロダクション、72年版が虫プロダクション。
原作者のトーベ・ヤンソンが内容(69年版前半で「
銃器や金銭が登場するなどモダンすぎる作風」、「キャライラストの原作解離」、独自設定の「ギターを弾く
スナフキン」、「ヒロインの名が『ノンノン』」等のオリジナル設定が登場していた)に激怒したという。
1989年の「
楽しいムーミン一家」制作に合わせて版権管理団体の「Moomin characters」を設立。同社の要望でそれまで発売されていたVHS・LDが廃盤となった。
尤もそれ以降も
トヨタ自動車の交通安全教材として2002年まで使用されていたほか、本作のスタッフである大塚康生は21世紀以降も台湾で再放送されていたことを証言している。
その後、2018年のセンター試験「地理」でフィンランドを問う問題としてムーミンが登場し、
作問ミスと言えるのかも含めて話題になったが、イラストは69年版を使用していた。
なお、入試問題では機密保持のため、許諾なく著作物を利用することができる(著作権法36条)。
また同年に放送された「世界一受けたい授業」でムーミンが特集された際には、69年版と平成版の両方がVTRで流れたほか、本国のムーミン公式サイトでも両作の第1話が視聴可能となっている。
限定版2『今夜限りのドロンボーVSドロンボー! 生瀬・ケンコバ・深キョンにあのヒーローも登場スペシャルだコロン!』
平成版のヤッターマンで唯一欠番となり、DVDへの収録や再放送もされなかった。
ジャック・バウアーネタが原因と思われがちだが、実写版の登場人物がゲスト出演していることもあり、タイトルからしても冒頭に記した「2次利用を行わない」契約前提で制作された可能性が高い。
平成版は不定期に様々なジャンルの芸能人が
本人役でゲスト出演している回があり、それらの登場回はもれなくDVDに収録されている。
45~48話の4話分は一時間スペシャルで放送された為、ソフトには収録されているが配信ではカット。
187話「ユズ、はっくしょん」は放送当時bパートが特別ミニコーナーの回だった為、配信・ソフト共に未収録。
271話「母、センスがへんっ」・272話「ユズヒコのユウウツ」(共に2005年4月23日放送分)は、CSのテレ朝チャンネルやABEMAでの再放送・配信は行われているが、映像ソフトには未収録。
271話はパロディで放送局が同じ『
大改造!!劇的ビフォーアフター』のBGM「TAKUMI/匠」が使用されており、楽曲使用料の問題でソフト化されていないとされる。
272話の性的な内容が原因とする説もあるが、そうであれば再放送も配信も行われないはずであり、信憑性は低い。
ちなみに272話の該当シーンは「風呂上がりにバスタオルを巻いただけで室内で過ごすみかんに対し、ユズヒコが(性的な意味では無く不快感で)ドギマギして喧嘩に発展するも、母がタオル一枚で風呂から駆けつけ一喝する」というもの。
第93話「書道で心をめにするゾ」「こたつを片づけるゾ」「ブリブリ映画紹介だゾ」
全て再放送もソフト収録も配信もされていない。ほぼ全話を網羅する海外版でも未収録であり、視聴が極めて困難になっている。
「書道で心をめにするゾ」は最後のシーン(しんのすけの悪戯に翻弄された書道教師が混乱して奇行を取る)が精神障害を連想されるからという予想があるが、同年代の作風と比べてもそこまで過激なものではないため真相は不明。
「こたつを片付けるゾ」は元となった原作が読めるが、みさえが意地を張ってこたつなしで過ごすというもので特に問題らしい内容はない。
録画していた人の話によると「ブリブリ映画紹介だゾ」は同年の劇場版「
クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝」の宣伝話で、冒頭映像にしんのすけがコメントするという内容だったため恐らく問題となったのはこの話の可能性が高く、他2作は巻き込まれただけと考えられる。
日本人なら知らない人はいないであろう、テレビアニメとしては圧倒的知名度を誇る作品だが、これまで本編のソフト化は一切行われていない。
これは原作者である長谷川町子および姉妹社が、1960年代当時の横行していた数々の著作権侵害行為(サザエさんバス事件など)に頭を悩ませた挙句、アニメについても一切のメディア化を認めなかったためとされている。
その後、2018年から初期作品および2005年以降の作品で配信が開始されている。
石ノ森章太郎の漫画を原作とした野球アニメ。
洪水による浸水でマスターテープが水没したため、全話の映像ソフト化や再放送が物理的に不可能になってしまったとされる。
ちなみに石ノ森による漫画版は単行本・電子書籍化されているのだが、困った事に石ノ森版はアニメ版の途中からに当たる内容となっていたりする。
理由として、本作の漫画版はアニメ版1年前の1988年から学研の学年誌『学習』の1~6年で複数作家により縦断・並行連載されており、石ノ森版はアニメ開始と合わせ途中からの連載となったため。
なおその補完として、現行版では石川森彦版の序盤をダイジェスト掲載することで、1988年・アニメ版序盤の展開をフォローしている。
スーパーカーブーム期の1977年に
東京12チャンネル(現:テレビ東京)系で放送された、5台の車が合体して巨大な車になるというレースアニメ。
製作会社が倒産しフィルムの所在が不明なため映像ソフト化は絶望的。
1978年当時大人気を誇ったアイドルコンビ、ピンク・レディーを扱ったアニメ。
実在人物が登場する故に肖像権など様々な事情で映像ソフト化が困難な状況にある。
第1話『復活!おそ松くん』/第3話『こぼれ話集』の「ほれいけ!DEKAPAN-MAN」
第1話は公式サイトが無料配信の終了とDVD並びにBlu-rayへの収録をしない事を明言している。理由は発表されていないが、沢山のアニメのパロディネタを扱っているためではないかという見方が多数。
第3話の「DEKAPAN-MAN」は地上波放送後、BSJAPANでは内容の一部を修正してオンエアされたが、制作委員会の判断でソフト未収録が決定した。
全52話中26話までソフト化。アニマックスでは全話放送。
全52話中20話でDVD発売が打ち切り。
129~193話がDVD化されていない。VHSでは発売された。
1期のDVDはセレクション形式。現在は2期の「R」含めて配信で容易に視聴可能だが、劇場版の二作品と付録OADとして制作された『黒魔術殺人事件』は除外される。
『黒魔術~』に関しては、現在でもアニメシリーズ版での映像化が行われていない・小説媒体が初出と特殊な経緯で世に出た『邪宗館殺人事件』が前提となるエピソードで、かつこの映像版では当該の演出を全カットして制作なのも影響している可能性がある。
ただし類似パターンの『悲恋湖伝説殺人事件』(原作コミック)→『幽霊客船殺人事件』(小説レーベルからの単行本)と異なり、「邪宗館~で生還したキャラが原作コミック版の黒魔術~にも名前ありで登場」「こちらのみ邪宗館~での出来事を指すセリフが挟まれる」程度。それ以外は再度読者への説明が入っていると比較的作品としてのつながりはないが。
VHS・DVDともにセレクション形式。こちらも現在は配信等で全話視聴が容易になったが、2014年に中国で製作された新作劇場版『聡明的一休之反斗公主』のみ吹き替え版が製作されておらず、日本では視聴が困難。
VHS化はされたがDVDは未発売。ただしCS再放送はされている。前2作がソフト化も再放送も一切無しの状態を考えるとまだマシな状況か。
- ハーバーライト物語(ストーリー)~ファッションララより~
かつて存在した文房具メーカー・セイカがアニメ制作会社・ぴえろと提携して製作したキャラクター文具「魔法のデザイナーファッションララ」を基にして、製作されたOVA。
ビデオとレーザーディスクが発売されたが、その後セイカがファッションララの企画を無期限休止し、更にはセイカが解散してサンスター文具に統合され、ファッションララの版権が引き継がれたか不明の状態となっているため、ソフト化・再放送が不可能な状態にある。
- ちびまる子ちゃん 第8話「花輪君子供歌合戦に出場する」、第77話「まる子 百恵ちゃんのコンサートへ行く」
いずれも「権利上の都合」により2020年発売のブルーレイへの収録が見送られてしまった。両エピソード共、まる子がアイドル歌手である山口百恵の楽曲を歌う場面が存在しているのが原因。
特に第77話については、
実際の引退コンサートのビデオをキネコ(フィルム化)して作中映像に差し込んでいるため、リマスターに技術的な困難が生じてしまった事、
当のコンサートの映像だけを流用して、ガヤの音声だけはアニメ側で収録している(要はある意味改竄していると言える)事
の2点が大きな問題になっていると、当該エピソードの監督を務めた佐藤竜雄が自身のSNSにて言及している。
VHSで第1期と第2期~第6期までがセレクション方式でリリース。DVD、BDは映画作品と第16期~第25期までの発売(第1期、第2期は廃盤)。配信は第16期・第17期(欠番回を除く)・第21期、第30期、映画第1作目、映画第2作目『全員出動!の段』、『忍たま乱太郎の宇宙大冒険 with コズミックフロントNEXT』のみと限定されている。
その他セレクションDVDでキャラの初登場回やメイン回、シリーズ物や原作のアニメ化回など一部の回がソフト化されているのみで、それ以外の回の視聴方法は本放送と再放送の視聴もしくはその録画、NHKプラスでの見逃し配信のみである。
放送当時の主題歌も再放送時に差し替えやカットが発生したり、映像ソフトではノンテロップのみの収録になっていたりする。
また、一部回は表現上の観点から欠番と明記されてソフト化や再放送、配信が見送られている。そちらは封印作品の方で記載。
放送初期に24話までVHS化され、2003年頃にセレクションがVHSで6話ほど発売された以外は一切ソフト化されていない。
24話でVHSの発売が止まった理由は、発売元が倒産したことによるものとされている。
Amazonプライムなどで配信されてはいるものの、2002年4月~2007年3月の421話~621話(ただし30分スペシャルの498話・503話・506話を除く)の計197話までで、それ以前の500話近くに公式な視聴手段がない。
また初期には現在では倫理上問題になりそうな回が多く存在した。
番組が進むにつれて教育的な内容になっていったものの、そのような事情があってか公式な方法ではこの時代の回は見ることができない。
最後の1年分の回も配信やソフト化はされていない。
そのほか、1990年代にイベント用映画が3本(『しまじろうの大冒険 昆虫の国のおともだち』『しまじろうと海賊船』『しまじろうとふしぎがもりのひみつ』)が製作されたが2002年にレンタル限定でVHS化されて以降DVD化や配信がされいない。
なお作品そのもののみならず、初期の主題歌やキャラソンなども放送初期に発売されたカセットテープやCDにしか収録されていない。
太平洋戦争を題材に様々な「決断」を描いてきた戦記アニメ。
最終回だけは読売ジャイアンツの「V9チームの指揮官」川上哲治監督を題材にしたインタビュー番組で、肖像権等の事情か一度も映像ソフト化されていない。
山根あおおにの漫画作品のうちの一つ『名たんていカゲマン』を原作としたアニメ作品。
VHSでは全話ソフト化されたが、DVDでは途中までしかソフト化されていない。
CSでは全話放送されたが、VHSはセレクション形式でのリリースしかなされておらず、DVDは「藤子・F・不二雄 TVアニメ アーカイブス」に一部話数が収録されているのみとなっている。
流星のロックマンシリーズのアニメ化作品。
ロックマンエグゼ(アニメ)の後継作。
国内ではソフト化されず、何故かイギリスでのみ無印1~25話が収録されたDVDが発売された。
理由は不明だが、『トライブ』終盤の駆け足気味な展開からして、原作ゲームや『エグゼBEAST+』の状況から売り上げが見込みづらいと判断された可能性が高い。
動画配信サービスでは全話が配信されている。
1979年から2005年まで放送されていた、いわゆる「大山版」。
話数が多すぎるためか大半の回がソフト化されていない。1990年代〜2005年に至っては殆どが未ソフト化。
レンタル向けのVHS・DVDは共にセレクション方式。
放送開始から1年分は「ドラえもん タイムマシンBOX 1979」としてDVD-BOXが発売されているが、続刊は出ていない。
2020年頃からはCSのテレ朝チャンネルにて再放送が始まり、これまで視聴困難だった回も放送されるようになった。
それでも未だ再放送されていない回も多く、ソフトには収録されたが再放送では飛ばされている話も存在。
配信についてもかなり消極的。
- ドラえもん(テレビ朝日版第二期)第106話「キャンディーなめて歌手になろう」、第108話「ジーンと感動する話」
リニューアル後は配信やDVD化といった二次利用を前提に製作されているが、ごく少数の未収録エピソードが存在する。
前者は劇場版の主題歌であるスキマスイッチの「ボクノート」が使用されているためDVDに収録されておらず、後者は俳優の速水もこみちと女優の相武紗季が出演しているために権利問題でDVDではカットされ、配信もされていない。
また、初期のオープニングテーマである女子十二楽坊の演奏する「ドラえもんのうた」は権利上の都合により、DVD及び再放送では「ハグしちゃお」「夢をかなえてドラえもん」に差し替えられている。
101・102話がDVD化されていない。
VHSでの発売はされている。
第1シリーズから第5シリーズまでVHSが発売されたが、DVDはセレクション形式でのリリースしかなされておらず、配信も第7シリーズの一部とセレクションしかなされていない。
OVA版とテレビシリーズのVHSはリリースされているが、製作会社ライフワークが倒産し、その後広告代理店だった日本映像の解散後は、DVD・BD化や再放送が一切行われていない。
2023年5月1日よりYouTube「タカラトミー公式ホビーチャンネル」で初のネット配信が開始されたが、第3期までのエンディングテーマが劇伴曲に差し替えられ、歌詞テロップとクレジットにぼかしがかけられており、完全な形でのネット配信ができなくなっている。
また主題歌「Wild Flowers」の原盤の権利保有者が不明となっているため、「著作権法第67条の2項第1項の規定に基づく申請を行い同項の適用を受けている」との後付けの断り書きがなされており、小学館集英社プロダクションとタカラトミーが原盤権利保有者を募っている。
これは簡単に言えば「法律上の著作権者が『誰かわからない』状態で手詰まりになった場合、文化庁にその旨を連絡して、著作権利用料を『預ける』形で庁に代わりに渡せば利用申請の契約がまとまったと見なすよ」「その場合はこの条文のシステムを使った旨を追加で書き加えないとダメだよ」というルール。まさにゾイド1期OPの「権利者が誰かそもそもわからない」状態を想定した規定なのだ。
というのもこの曲を歌ったRAMARはゾイド25thのお祝い配信の時にはとっくに解散済、当時所属していたレーベル会社も事実上の廃業状態になって久しいと、権利状態が散逸していることは想像に難くないのである。
他シーズンのは別にそんな問題はなく、相川さんのYouTube公式chで配信されてたりDo As Infinityの所属レーベルであるavexの収録依頼になっていたりするので、記載通りRAMAR側の問題と思われる。ところでフューザーズのOPは…
ただしこれらはネット配信のみでの処置であり、地上波やCSでの再放送、映像ソフトではぼかしはかけられておらず、オリジナル通りの放送がなされている。
ただし、映像ソフトはすでに廃盤となっている。
日本語版の収録こそされていたものの、2期が地上波放送されなかった為、日本では長らくの間流出した映像からしか2期が見れなかった。現在はdアニメストアで2期含めた全話を見ることが可能。
地上波未放送になった理由は明かされていないが、とあるキャラの死亡シーンが海外版だと9.11を連想する為か、該当シーンを丸ごとカットしてそのキャラを生死不明扱いしたが、日本のソニックチームは該当シーンをカットせず(日本の事件では無いからか)そのまま放送する方針を取ったが、両者の方針の相違により社内論争に発展。結果日本のソニックチームが“今後2期を地上波放送しない”事を条件に和解したのではと言われている。
DVDの販売元であるCCREという会社が2010年に破産したため、再放送や動画配信、再ソフト化が行われていない。
それぞれ2002年、2004年にMBSをキー局としたTBS系列で放送開始されたガンダムシリーズのアニメ作品。
オリジナル版の画角4:3のスタンダードサイズから、放送10周年を記念して2012年、2013年に画角16:9でHDリマスター化された。
かつてDVD化・配信されていたのはオリジナル版だったが、HDリマスター版のBlu-ray BOXを皮切りに、配信もHDリマスター版へと切り替わり、オリジナル版は配信そのものがなくなった。
HDリマスター版は作画そのものが新規に描き直されたシーンも含まれ、更に『DESTINY』の最終2話はDVD最終巻映像特典として収録された「FINAL PLUS」を基に編集し直した「完全版最終回」となっている。
2023年現在、オリジナル版はDVDのみ流通している。
『
重戦機エルガイム』のメインメカデザイン、『
ファイブスター物語』の原作者で有名な永野護が
連載をほったらかして原作・脚本どころか監督まで務めたアニメ映画。
公開当時は永野によるFSSとは異なるオリジナルメカによる映画…と思われていたが、ファイブスターに登場した人物や単語が散見されたことから、ファンの間ではスピンオフではないかと疑われた。
その後「かつて制作された映画版に不満のあった原作者による、ファイブスター物語の前日談にあたる作品」と判明した。
作画や音響に力を入れており、公開された2012年頃では珍しい
12K解像度で制作され、総容量
1.5TBにも及んだという。
…が、ソフト化するとなると一番拘った作画・音響の劣化は避けられず、永野がそれを嫌ったことによりソフト化は見送り、リバイバル公開でしか視聴することが出来ない。
裏をかえせば「スクリーンで見てほしい」という珍しい例の一つでもある。
人気の高さから再上映自体は割と頻繁に行われており、2022年には10周年を記念して全国規模での上映会が開催されるなど、この手の作品としては割と視聴は容易な方。
なお、永野が「
古臭いメカなんて飽きた」という理由で本作の制作とFSS連載再開にあたって
凄まじい設定改変を行い、ファンが騒然としたのは有名な話。
ソフト化はレンタル専用VHSが発売されたのみで、DVD化や配信等は未だに行われていない。
海外ではDVD化されたが、制作会社の倒産によりソフト化・配信は絶望的。
ソフト化自体は行われているものの、2023年に再アニメ化以降、各種動画配信サービスでの配信が停止された。
版権整理や、原作者が旧アニメの出来に不満を抱いていることが関係しているとされている。
いずれもきんだーてれび内で放送されたが、現在に至るまでソフト化は行われていない。
同じくきんだーてれび内で放送された
PUI PUI モルカーはソフト化されている。
2話(原語版1話)『モグラ怪人の地底王国』、7話(原語版19話)『七つの太陽の未来王国』、10話(原語版9話)『銀河系の王者ハラーグロ』、16話(原語版17話)『惑星原始人クモスケー』、18話『電気椅子の宇宙死刑囚』、19話(原語版20話)『地球よサヨウナラ』
上記の6本は本放送時には放送されたようだが、その後のCNでの再放送時はカットされている。しかも本放送はVHS開発以前の放送なので吹き替え版のフィルムが現存しているかどうかも怪しく、ソフト化は絶望的。CNでの再放送も2015年を最後に行われていない。
【特撮】
フィルムの有無以外に制作会社の消滅や広告会社との著作権の都合……とかなり複雑な事情が背景にある。
東洋エージェンシー(現・創通)とひろみプロダクションの共同制作なのだが、東洋エージェンシーがひろみプロダクションからフィルムを一方的に持ち出し、有耶無耶にしたまま現在に至るという状況で、訴訟沙汰を恐れてソフト化や配信が行われていない。
ただし、特撮関係の書籍では普通にスチール写真が掲載されている他、手塚治虫による漫画版はちゃんと刊行されており、文庫版(黒いカバーの秋田文庫版と手塚治虫文庫全集版)も出版されている。
第1話・第14話以外のフィルムが現存してないため、ベストフィールド社によりその2話を収録したDVDがリリースされた以外は放送もソフト化もされていない。
なお、1年後に放送された続編『忍者ハットリくん + 忍者怪獣ジッポウ』は全話現存し、DVD化もされている。
いずれの作品もフィルムの喪失により、第1話を除いた全エピソードが視聴不可能となっている。
現存している第1話は東映チャンネルやスカパーで時折放送されているほか、『アラーの使者』の場合は九里一平による漫画版がマンガショップより単行本化されている。
2020年1月には実写版丸出だめ夫を含めた3作品が纏めてDVD化がなされたが、言うまでもなく現存している第1話のみのソフト化である。
『とんねるずのみなさんのおかげです』(2018年・2019年に後番組と合わせたDVD-BOXが発売)内で放送された「
仮面ライダー」のパロディドラマ。
東映に無許可で放送したことに加え、とんねるずの出演番組の版権が複雑なことから、続編の「仮面ノリダーV2」と共にソフト化されていない。
よく勘違いされがちだが、クレームを受けた後に事後承諾で許可は取ったため、放送自体は予定通り行われている。
しかし、当時の仮面ライダーシリーズのプロデューサーである吉川進が本作を批判したり、『BLACK』の撮影現場で本作の話題がNGとされていたりと、権利元が本作を快く思っていなかったことは事実である。
一方、原作者の石ノ森自身は「息子が大好きなんですよ。やっぱり作者としては本家の方を見てほしいんですけど(笑)」として好意的なコメントを残しているほか、仮面ライダーの初代からZXまでプロデューサーを務めた平山亨は本編を笑いながら見ていたという。
上述した『BLACK』で主人公を演じた倉田てつをも「(光太郎と木梨猛の)共演はできないですかね?」「僕も出たいな」と考えていたとの事。
2013年には東映が「仮面ノリダー」名義で商標登録を出したり、後番組『とんねるずのみなさまのおかげでした』内での再放送を許可する(著作権表示に石森プロと東映の名前がある)など、東映側が寛容な態度を見せるようになった。
そして2019年の本家ライダー夏映画『
劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』では平成ライダー史を振り返るという意向から、木梨猛がまさかの本家出演を果たした。もちろんあらすじ上重要な場面なのもあってソフト化でもカットされておらず、事実上初の「ソフト化されたノリダー作品」となる。
ちなみに『おかげです』関連のパロディコントでは自局番組のパロディ(『北の国から』等)や
一部他局ドラマネタはDVD収録された一方、『デビルタカマン』『サンバーダード』『キャプテンウルタカ』等未収録となった作品も多数存在する。
『
キングコングの逆襲』のキングコングの着ぐるみをそのまま流用した怪獣ゴリラが登場する回。
2008年に発売された傑作選DVDには収録されたのだが、『隔週刊 ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX』の特典映像や2019年に発売された全話収録DVDでは収録が見送られている。
2017年に『
キングコング 髑髏島の巨神』でキングコングが再始動したことにより、名前を変えているとはいえ見た目がキングコングそのものの怪獣を出すことが問題になったと考えられる。
『バッテンロボ丸』~『じゃあまん探偵団魔隣組』までは2008年に発売された石ノ森章太郎生誕70周年記念DVDに一話ずつ収録、『魔隣組』のみ玩具連動用のVHSとして1巻のみ発売されたのみで全話ソフト化は未だに実現していない。
東映特撮ファンクラブやアマプラのマイヒーローチャンネル、YouTubeの東映特撮公式では問題なく配信されているので、『がんばれ!!ロボコン』以外のロボットコメディシリーズ(『ロボット110番』など)同様に売上が見込めないと判断されているのかもしれない。
または、放送時期が1980年代に固まっているだけに、東映の看板特撮作品と同様のケースに巻き込まれて以降放置されてそのままになっている可能性もある。
『超力戦隊オーレンジャー』までの歴代作品の劇場版を集めた『スーパー戦隊 THE MOVIE』(2003年)のDVDで唯一欠場。
この話はテレビシリーズ第5話を編集したもので新撮ではないが、他の戦隊ではそういった作品も収録されている。
ちなみに『バトルフィーバーJ』自体は、歴代戦隊でも初の全話収録形式のソフト化がこれ以前にレーザーディスクでされており、DVDでも全話普通に収録(BFJとして以外に『東映特撮ヒーローTHE MOVIE』でも戦隊から唯一参加)されたので、第5話の内容に問題があったなどの理由ではないようである。
メタルヒーローシリーズのうち、末期に当たる作品群とその後番組。
いずれもVHSで全話ソフト化されているのだが、DVD以降のディスクメディアに収録されたのはVシネマと付属の1エピソード程度なので、全話ディスクメディア化は未だに実現していない。
上述の東映不思議コメディ同様に東映特撮ファンクラブやアマプラのヒーローチャンネルといったネット媒体では問題なく配信されているので、やはり売上が見込めないと判断していると思われる。
当のネット媒体で観た層の評価は高いのになー…
『仮面ライダー』等の殺陣で知られる「大野剣友会」が後楽園ゆうえんちで開催していたオリジナル設定ヒーローショーを原作とした、1978年の特撮ドラマ番組。
なぜか取り上げられる機会が少なく、再放送の機会にも恵まれなかったようで映像の現存状況も謎となっている。
1979年に放送された、東宝制作の特撮ドラマ作品。
CS再放送はされたもののなぜかソフト化は行われず、前述の『サンダーマスク』『UFO大戦争 戦え! レッドタイガー』・マスターテープが消失したとされる『
突撃!ヒューマン!!』と言った未DVD化作品も紹介していた2016年の特撮特集本『キャラクター大全 特撮全史 1970年代ヒーロー大全』や2022年から展開されているムック「ゴジラ&
東宝特撮OFFICIAL MOOK」でも東宝制作ヒーロー番組中唯一の選外となってしまっている。
詳細な未収録理由は不明なものの、2014年に発売された書籍『東宝特撮 全怪獣図鑑』にてメガロマン関連は「著作権者の了解を得られなかった」せいで未収録となっており、それがソフト化を阻んでいるのかも知れない。
冒頭で子どもたちがゴジラとガメラの玩具で遊んでいるシーンが、この回の監督・金子修介が
ゴジラシリーズ(『大怪獣総攻撃』)と
ガメラシリーズ(『大怪獣空中決戦』~『邪神覚醒』の平成三部作)の両方の監督を務めた事から生まれたお遊び的要素だったので、東宝と角川の両会社より許可を得て、DVDでは削除される前提で撮影された。このため、映像ソフトや配信サービスでは公園の風景に差し替えられている。
『マックス』の現場が反則無し・なんでもありだったのを象徴する出来事でもある。
実車映像を使用して全国各地の実在する列車を紹介する、という内容。
映像部分に鉄道ビデオ会社「ビコム」及び鉄道事業者の所有映像を用いているため、著作権の都合上、コーナー紹介も含めて映像ソフトや配信サービスではカットされている。この場合は本編が終わるといきなり次回予告に移る。
このためED曲『ビュンビュン!トッキュウジャー』は本放映の録画以外で観るとほとんど歌ありで聞くことが無く、EDとして使われるのはなんと
最終回だけとなる。
類似の「一部未収録」として『
轟轟戦隊ボウケンジャー』EDミニコーナーがある。こちらは30作目の節目ということで、過去29戦隊を登場キャラ達が紹介するというもの。
ガジャ様の話でよくネタにされる「ガッジャー電撃隊」も本来はここで披露されたネタ。
こっちも同じく本放送限定の放送となっているが、こっちは原則未収録とする理由は不明。35作目記念や40作目記念の作品がある今だと趣旨が伝わりにくいと判断されたのだろうか?
【テレビドラマ】
CSや動画配信サービスでは全話放送されたが、DVDはセレクション形式でのリリースしかなされていない。
1961年に始まり8年間・2シーズンに渡り放送され、その後1978年~1979年に新シリーズが展開された、日本の刑事ドラマの古典的作品。
1961年版は偶々フィルム撮影されていた「乾いた大地」(1963年、100回記念放送)と寺田農がゲスト出演した「ふたりだけの銀座」(1967年)の2本しか現存していないとされており、「ふたりだけの銀座」のみ横浜市の放送ライブラリーで視聴可能だが未ソフト化。
1978年版は全話現存しておりCSで再放送された事があるが、やっぱりソフト化は行われていない。
大河ドラマに関しては
1963年の第1作『花の生涯』~1969年『天と地と』
1971年『春の坂道』~1975年『元禄太平記』、1977年『花神』
が一部欠損、またはほぼ散逸してしまっている。
唯一、1970年の『樅の木は残った』は捜索運動の結果、ほぼ全話を録画したテープが発見されたが、第29話のみ録画失敗で欠損している。
朝ドラは1961年の第1作『娘と私』から1978年後半の『わたしは海』までの多くの回が一部欠損、またはほぼ散逸している。
その期間で全話現存するのは1976年前半『雲のじゅうたん』、1977年前半『いちばん星』、1977年後半『風見鶏』のみである。
これらの作品は、発売されている総集編のDVDやNHKアーカイブスで視聴可能。
ちなみにNHKの作品だと児童向けの人形劇も『人形劇 三国志』(1982~1984年)からは全話残っているものの、これ以前の物は同じ理由でほぼ全滅で、人気や知名度の高い『
ひょっこりひょうたん島』(1960年代版)でさえ全1224話のうち資料用にフィルムで残された8話分だけしか現存しない。
しかもこれはまだいい方で、『
空中都市008』は特番1回だけ、『ネコジャラ市の11人』は初期OP・番宣・本編の断片的な映像しか見つかっていない。
水谷豊主演の刑事ドラマ。小学校教師を演じた先生編とスタッフは同じだが人物や世界観に繋がりはない。
水谷が歌う主題歌の「カリフォルニア・コネクション」が大ヒットしたことが知られ、後年セルフカバーしたバージョンのPVでは本作のOPが再現されており、警官役で木梨憲武がゲスト出演している。
ヒロイン役のミッキー・マッケンジーの権利の問題からか、先生編と異なりDVD化や配信が実施されていない(CSでの再放送はある)。
警視庁代官警察署を舞台にした刑事ドラマで、
水谷豊主演の『刑事貴族2』『~3』(この2作はDVD化)の前日譚でもある三部作第1弾。
諸般の事情により、途中でメインの刑事が舘ひろしから郷ひろみに変更されており、再放送はされてもソフト化はされていない。
警視庁富士見署を舞台にした刑事ドラマで、国産刑事ドラマにおけるバディものの元祖。
VHSは第1シリーズの1話から22話までしか収録されておらず、2003年に発売されたDVD-BOXも同様。
CS放送では全話放送されている。
1990年代に放送され人気を博した、
安達祐実主演のドラマ。
1期・2期・劇場版ともにVHS化はされたがDVD化はされず、現在では1期のみオンデマンド配信されている。
なお、安達祐実が本人役で主演したドラマ『捨ててよ、安達さん』では安達本人がファンから貰った自分の出ている作品のDVDを見ながら号泣し、「こんなに名作なのになんでソフト化されないのか」と
自画自賛感想を述べる等、安達自身も思うところがあるようである。
第1話『異人館村殺人事件』
原作の時点で島田荘司の小説『占星術殺人事件』のトリックを流用しており、ドラマ化においても使用された。
当時は大きな問題にならなかったが、ドラマ化から2年後に島田が「週刊文春」のインタビューで苦言を呈した事や、そもそも『占星術~』の二次使用を許可しない方針であった事から問題視され、欠番扱いとなった。
その後原作の文庫版などではトリックを流用した旨の注釈を添えて収録されているが、ドラマ版はVHSに収録されたのを最後にソフト化や配信が行われていない。
第一期の金田一のエピソードの中で数少ないアニメ化や『犯人たちの事件簿』エピソード化が行われていないものの1つであり、事情が事情なだけに難しいと言われている。
尤も、『犯人たちの~』の人気投票には本事件の犯人も参加していたため、実際にこの事情がどこまで影響しているかはわからない。
- 警視庁捜査一課9係 第4シリーズ 第3話『殺意のロザリオ』
地上波での再放送やDVDに収録されていない。テレビ朝日の公式サイトでは完全に存在が抹消されている。
一方、制作元の東映のサイトには紹介がある。
内容は殺人事件の犯人が、別の人間に成りすまし潜伏するという物である。
封印理由は公表されていないが、上記の犯人の潜伏先が「教会」だったため、その関係者から抗議があったのでは?との推測がある。
DVDが発売されたのだが、全50巻で51〜54話は収録されていない。BSなどで再放送は頻繁にされているが、なにぶん54作もあるので……。
なおDVDはOP曲がなんの告知もなく本編のものから差し替えられていてファンをがっかりさせた。
当該項目を参照。
ちなみにこれと同じ「日本テレビ土曜ドラマ」の作品は21世紀に入ってから1990年代の作品の再視聴が困難になり、ジャニーズ系出演作品は『金田一少年の事件簿』『
ぼくらの勇気未満都市』以外皆VHS化止まり。
その他VHS化された作品も1990年代初期の一般向けドラマ含めてDVD化まで行っていないので、同時期の作品全体が(見る機会が希少と言う意味で)半ば封印されているのかも知れない。
- 太陽にほえろ! 第19話「ライフルが叫ぶとき」、第27話「殺し屋の詩」、第37話「男のつぐない」、第68話「一万人の容疑者」、第106話「着陸地点なし!」、第127話「非情な斗い」
理由は諸説あるが、再放送やソフト化の際には外されているエピソード。
また、第524話「ラガーのラブレター」が出演しているBOØWYの肖像権や、第571話「スペシャル 誘拐」がエド・マクベインの原作を使用しているため権利問題でソフトに収録されていない。
主演の森且行が
ジャニーズ事務所を退所し、最初からいなかったかのような扱いにされているため、ソフト化や再放送がなされていない。
ただ、森が全くかかわってないアニメ版も2年以上放送したのに劇場版しかソフト化されておらず、再放送がアニマックスでされた程度となっている。
1994年冬にフジテレビ系列で放送された山口智子主演のドラマ。
主題歌にマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」が使用され、曲は大ヒットしたがこれが原因でソフト化がなされていない。
ただし独立局などで頻繁に再放送中。
1999年にフジテレビ系列にて放送された深津絵里主演のドラマ。
挿入歌にBackstreet Boysのアルバム「Millennium」の楽曲を使用しているため、VHSの販売はなされたが以降のソフト化はなされていない。
FODで配信されているので視聴は容易に可能。
1999年1月3日にフジテレビで放送された古畑任三郎のスペシャル。
2014年に発売された完全版Blu-rayへの収録が最後のソフト化で、2016年にSMAPは解散。
2022年にデアゴスティーニから発売された古畑任三郎DVDコレクションには『都合により』収録されていないとの一文が記載された。
解散後木村拓哉以外のメンバーが全てジャニーズ事務所(現:STARTO ENTERTAINMENT)を離れたこともあり、その影響が大きいとされている。
加えて2025年にはメンバーの中居正広が引退してしまったため、この先視聴機会があるかも不明瞭。
- 科捜研の女 第15シーズン第8話「スペシャリストたち」
同局で放送されていた草彅剛主演の『スペシャリスト』とのコラボレーション回として放送されたため、当時草彅が在籍していたジャニーズ事務所の都合で再放送が行われず、草彅がジャニーズ事務所を退所するまでネット配信は行われていなかった。
現在はTELASAのみネット配信がなされている。
- 遺留捜査 第1シーズン第10話「遺留品、紛失!!」
ゲスト出演した橋爪遼が
覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されたため、再放送で飛ばされている。
劇場版以外はソフト化されていない。主演の藤田まことの妻の借金や、ジャニーズ事務所所属俳優の出演の多さが原因とされている。
なおBS朝日や東映チャンネルでは現在も再放送の常連となっている。
藤子不二雄Aによる同名漫画の実写ドラマ版で、伊東四朗が主人公の
喪黒福造を担当。
俳優や利権関係でトラブルが起きたという話は聞かないのだが、何故かソフト化も配信も行われておらず、視聴はほぼ不可能。
平均視聴率は8.6%とこの時代では低い方なので、収益化が見込めないと判断しての結果なのかもしれない。
1965年に製作されたものの、放送はその5年後の1970年となった作品。
カラーに移行している時代にもかかわらず白黒で放送され、放送も7月から8月までの平日朝9時と言う変則的なものだった。
2013年までの時点では映像が見つかっておらずソフト化はされていないが、1982年に発売された『宇宙船』には本編やタイトルから切り取られたカットが掲載されており、少なくともこの頃まではフィルムが現存していたと思われる。
「三匹が斬る!」シリーズの第6・7シーズン。
第6シーズンからレギュラー入りした近藤真彦が元ジャニーズ事務所所属のためか、再放送や配信がほとんどされていない。
アメリカ・CBSで放送されていた未解決の殺人事件を捜査するテレビドラマシリーズ。
本編の中で事件発生当時のヒット曲が流れる演出を使用しているのが最大の特徴で、これがソフト化を不可能としている。
なお、WOWOWで制作された日本版(主演:吉田羊)はDVD化されているが、こちらはソフト化に際し楽曲が差し替えられた。
【バラエティ・ドキュメンタリー等】
65年以上の歴史を誇る関西演劇界の雄だが、過去作品でDVD化や再放送されているのは1984年以降の作品に限られ、それ以前の作品は所在が全く不明で写真すらもほとんど存在せず、当時の台本や花月劇場のポスターでしか知ることが出来ない。
1962年から1968年にかけて朝日放送制作・TBS系で放送されたコメディ時代劇。
「俺がこんなに強いのも、あたり前田のクラッカー!」や、「非ッ常にキビシ〜ッ!!」「許して…チョーダイ!!」などの決め台詞が人気を博した。
民放テレビ黎明期の作品で使い廻しが当たり前だったゆえ朝日放送には映像が残っておらず、演出担当の澤田隆治が個人的に録画した末期1年ほどの放送分しか残っていない。
ソフト化は澤田が保有していたテープを元に行っている。
日本テレビ系で1975年~1986年に、毎週金曜19時30分から放送されていたバラエティ番組。
CS再放送は不定期に行われているものの、現時点でソフト化は一部歌手の出演時歌唱映像がDVD収録されるのと『ザ・ベストテン』DVDの一部に番組収録終わりのアイドルを撮った映像が記録されているに留まっており、配信も行われていない。
ちなみに「歌映像のみ各歌手のソフトに収録されたが、本編のソフト化・再放送等には恵まれない番組」は他に『たのきん全力投球!』『笑ってポン!』『ぴったしカン・カン』『スーパーJOCKEY』等多数存在している。
フジテレビの長寿お笑い特番。
趣向を凝らしたセットを用意したりするため予算の都合か再放送が使われることが多いのだが、その際エッチなアトラクションがある双六や、逮捕された出演者が出ているシーンがバッサリカットされてしまう。
特に
側近の一人が逮捕されたのは大きな痛手。
これに限らず、長寿のバラエティ番組では逮捕された出演者が出ていたために二次利用が見送られたが数多く存在している。
NHKで放送された連続人形劇のうちの一作。
NHK連続人形劇クロニクルの第7巻としてセレクション方式でのソフト化(全213回のうち、第1・194-202・213回)がされた程度であり、全話ソフト化は未だに実現していない。
主題歌を担当した他、劇中で猫キャラとなって登場した事もある
シブがき隊との権利関係が原因なのではないかと思われる。
ちなみに「動画」でない媒体では原作小説とは別にテレビ文庫(「テレビ画像の写真を挿絵にした絵本」といった感じのもの)が全10巻で理論社から出ているが、全213回を一字一句収録することなど当然できず、ダイジェスト展開である。
有野課長がファミコンソフト『ドラえもん』に挑戦する回が、DVD・単行本2巻に収録されておらず、再放送も行われていない。
恐らくドラえもんの著作権絡みだと思われる。
- びじゅチューン!『あしゅらコーラス』『ファッショニスタ大仏』『最後の晩餐サンバ』
前2曲に関しては、
井上涼が仏罰を恐れただとか、モチーフとなったそれぞれの国宝(前者:興福寺の
阿修羅像、後者:東大寺の毘盧舎那仏)は著作権料が凄いからだとか言われていたが、
後にお寺の関係者が語ったところ「(阿修羅と大仏は)信仰の対象でもある為、びじゅチューン!を見た人が傷付くかも知れない」との事。再放送やDVDに収録されず、公式サイトからも削除された。
ちなみにこの2曲は当初、DVDブックに収録される予定で、特典映像も「井上涼が踊る!あしゅらコーラス」だったが、発売延期の末、別のものに差し替えられてしまった他、OPから阿修羅が消えた。
後者の『最後の晩餐サンバ』も当初収録予定だったDVDブックに収録されず、再放送もされていない。
暫くは公式サイトに残っていたが、2019年、遂にこの曲も公式サイトから完全に削除されてしまった。尤もモチーフの最後の晩餐自体が
キリスト教関連である為、致し方ないだろう。
グループアイドルの人気メンバー卒業時に定例となった卒業コンサート。
単独コンサートそのものが開催されることがある意味ステータスだが、本作についてはソフト化が見送られている。
その理由として峯岸が「トークサバイバー」(Netflix)に出演した際「売り上げが見込めないからDVDにならないんだって」と本人の口からブッコミ発言がなされている。
なお、コンサートの配信自体は実施されている。
【映画】
1978年に公開された五木寛之原作の作品。
百貨店大手の三越が東宝との連携で制作し、監督小林正樹・音楽武満徹など豪華なスタッフを起用。10億円という巨額の予算を投じた。
制作を担当したのは当時三越の帝王と恐れられていた岡田茂社長で、映画化の経緯も「ペルシャ絨毯を売りたいがためのタイアップ」が目的だったとされる。
しかし、専属の配送業者へ強引に前売り券を売りつけるという独占禁止法違反が発覚したほか、本作を筆頭とした岡田による三越の私物化が問題視され(詳細は三越事件で検索)、後年の岡田解任に際して二次利用全般が封印となった。
事件の当事者のほとんどが鬼籍に入り、三越が伊勢丹傘下になった今も二次利用の解禁はなされていないが、稀に映画祭で上映されることがある。
1980年公開の日本映画。
『柳生一族の陰謀』から続く史実無視上等な破天荒エンタメ路線の大作時代劇だったが、倒幕派が送り込んだ刺客が孝明天皇を暗殺したのは流石にまずかったようで右翼の逆鱗に触れてしまった。
再上映の際にも「不良箇所あり」などの
注意書きがなされ、該当シーンをカットされており、ソフト化やテレビ放送は行われていない。
1985年公開のあさま山荘事件をモチーフにした映画で、『人間の條件』6部作などで知られる巨匠・小林正樹監督の遺作に当たる。
銀座の不動産王・川本源司郎が率いるマルゲン・フィルムの制作だが、マルゲン・フィルムは本作の前後に当たる『地平線』、『鹿鳴館』のみの制作で終わっている。
さらに2013年、川本氏が脱税の疑いで逮捕されたこともあってか版権と原盤のありかが不明確であり、現在この3本は一切ソフト化・配信がされていない。
本作の原作小説はあさま山荘事件から半世紀後の2022年に復刊されたのだが……
ジャック役を
草尾毅が担当しており、「あのタイタニックを日本で初めて吹き替えたのは僕だ」と自負しているという。この版は現状ソフト化されておらず、吹替を行った草尾ですら未だに観られていない幻のバージョンとなっている。
【音楽】
『
THEビッグオー』1期のオープニングテーマ。
曲が
QUEENの楽曲『FLASH』(邦題『フラッシュ・ゴードンのテーマ』)に似過ぎている(+OPの映像があからさまに『
ウルトラセブン』のパロ)ためか自粛。
再放送などでは別の曲に変更されている。
スーパーロボット大戦シリーズでも初出演の『
D』を除いて使用されていない。
なおここまで似たのは、元から「FLASHのオマージュ」という発注があり、作曲者の永井ルイがそれに全力で応えたためと言われている。
後に本曲は、THEビッグオーが海外放送されたことで元ネタの作曲者ブライアン・メイの耳に入り、ブライアン側からのコンタクトで正式に“共作”とされることになった。このため、JASRACには「作詞・作曲:ブライアン・メイ、訳詞:永井ルイ」とクレジットされている。
このため権利的にはクリアになったと言えるが、きっちり管理されるということでもあり、今後のこの曲の扱いはブライアンの意向次第ということになる。
なお2期のオープニングも『謎の円盤UFO』のテーマソングそっくりであり、OP制作班はあまり反省していなかったようだ。
替え歌おじさん嘉門達夫(現・嘉門タツオ)が初のアルバム「お調子者で行こう」に収録する予定だった曲。
様々なジャンルの
一発屋を揶揄する歌詞だったのだがさすがにまずかったらしく、アルバムへの収録は見送られ幻の作品に。
代わりにライブで演奏された『お前らには負けへんで』が収録された。
…曲名に他意はない、と思いたい。
嘉門タツオには他にも非映像化ライブ限定の「替え唄ボツメドレー」が存在する。
替え唄メドレーは公開前に著作者に「替え唄やりたいんですけどいいですか?」と全曲許可を取得しているのだが、その対応は「OKです」「駄目です」の他「記録として残ってしまうのは駄目です」という特殊な許可が出る場合がある。
これに該当する場合、メディアでは発表できないのだが、ライブでは演奏可能ということでボツネタとして歌われるというもの。
ボツなのに歌われるというのはあくまでも「CD作品としてはボツ」という意味である。
雑誌『ビックリハウス』の100号を記念して発売されたカセットテープ『逆噴射症候群の巻』に収録された曲だが、発売当日に回収され2か月後に内容を入れ替え再販。
具体的な理由は発表されていないものの、タイトルと曲調が『銀座の恋の物語』に似ている事や、建築現場で働く同性愛者を揶揄したような歌詞が問題視されているのではないかと言われている。
因みにこの曲を歌っているのはデスラー総統伊武雅刀。
今でこそ個性派俳優のイメージが強いが、当時はエキセントリック集団「スネークマンショー」のメンバーとして知られた。
2025年にニンテンドーミュージックに本作のBGMが追加されたが、有料追加コンテンツ(すれちがい○○6種、サクッと!○○5種)のBGMだけ収録されなかった。
いずれも複数のメーカーが開発に関わっているため、権利関係の複雑さで収録が見送られたという説が有力視されている。
現在はいずれのゲームも配信停止しているため、BGMを聴くことが困難な状況になってしまっている。
【ゲーム】
2011年に発売予定だった
絶体絶命都市4を(恐らく
東北地方太平洋沖地震の影響で)発売中止したのを皮切りに、ゲームアーカイブスやバーチャルコンソールでダウンロード販売していた自社作品のほとんどを販売中止に。さらに公式HPでのパチゲー以外のゲームの詳細ページ(とエイプリルフールページ)を削除した。
詳しい理由は不明だが、以後はパチンコ関連ゲーム専門メーカーと化しており、
パチプロ風雲録シリーズも好評を博したかつてのものを作った主要スタッフが退社しているため別ゲームになっている。
一方、アイレムの元スタッフは新会社グランゼーラとして独立し、以降はそちらがアイレム作品の版権を取得して展開・配信を行っている。
セガサターンでの発売が予定されていたオムニバスソフト。
同社の『カルノフ』『
チェルノブ』『
トリオ・ザ・パンチ』、そして『ザ・グレイトラグタイムショー』の四作品をAC版そのままに収録するはずだったが、なし崩し的に発売中止になってしまった。
一説によれば、チェルノブの設定が設定なだけに、被爆者保護団体からの抗議が来るのを恐れた為ではないかとも言われている。
作品それぞれの移植は、『カルノフ』はファミコン版があり、『チェルノブ』は
メガドライブにアレンジ移植された際には原発関連の設定は削除されている。
『トリオ・ザ・パンチ』はPS2の「オレたちゲーセン族」シリーズのうちの一作として発売された……が、ソースコード盗用などもあってそちらはそちらで非常に黒く、完全な移植は2022年の
PlayStation4・
Nintendo Switch配信向けでのアーケードアーカイブスを待たねばならなかった。
『ザ・グレイトラグタイムショー』は長らく移植されず幻の作品になっていたが、「レトロビットジェネレーション3」に収録された。
ジャレコが1987年に発売したアーケードゲーム。任侠の主人公やっちゃんが宿敵コブラに攫われた
2代目のクリスちゃんを取り戻す、アクション+横スクロールシューティング。
ゲーム自体はオードソックスなアクションだが、被弾時の無敵時間がないため下手な弾幕地帯で被弾してあっさり死ぬ事もあるなど、アーケードゲームらしいシビアな要素もある。
しかしこのゲーム最大の特徴は、
パロディで済ませるには無理のあるレベルのそっくりさんが多数登場すること。
例としてDAIMA・GOZIL・HANA・ZAKUなどの名前の雑魚敵が出現するが、そのグラは
大魔神・
ゴジラ・
巨人の星・
ザクそのまんま。
それ以外の敵も何かしら元ネタがある物ばかり、背景にも
デス・スター・
一刻館・マチコ先生など見覚えのあるものがチラホラ。
さらに一部のステージ曲は『
愛をとりもどせ!!』や『ゆけゆけ飛雄馬』のメロディをほぼそのまま使用している。
エンドロールに申し訳程度に著作権元への謝罪があるが、その会社も日テレ・TBS・フジテレビ・東宝・サンライズなど
12社も名前が挙がっている。
当時は著作権に対する意識が薄かったため著作物の無断使用は珍しくなかったのだが、ここまでやりたい放題した例は他になく、語り草になっている。
流石に現在発売しようものなら著作権侵害で訴えられかねないため、当然ながら移植・配信は皆無。
2014年に本作のグラを盗用したアプリゲームが海外で配信されたが、僅か1か月ほどで削除された。
だがよりにもよってファミ通Appが本作を好意的にとらえる記事を作成してしまい炎上、ファミ通が制作サイドに問い合わせるも削除されたことで謝罪文を掲載する事態になった。
後にジャレコから本作の版権を引き継いだ株式会社シティコネクションは、2013年発売のCD『Arcade Disc In JALECO -ACTION-』に本作のBGMを収録したり、2023年発売のゲーム『サイキック5 エターナル』にやっちゃんを出演させたりしているため、ゲームの存在が無かったことにはされていない。
■一時期は未収録だった作品
【漫画】
『サザエさん』のエピソードの中でもとりわけ異質なもの。姉妹社版単行本の68巻の最終話として収録されていた。
サザエさんの都市伝説が生まれた原型というべき作品ではあるが、作中に出てきた「人喰い人種」が人種差別的かつ倫理的にもまずいために、
他社から出た『サザエさん』の単行本および長谷川町子全集には長らく収録されなかったが、
2021年11月に朝日新聞出版より刊行された復刻版第68巻にて無事収録された。
初出は1980年花とゆめ3月5日号で、単行本第4巻(1980年5月25日初版)の第15刷(1983年5月)まで作品番号12番として収録されていたエピソード。
レギュラーキャラクターであるタマネギ部隊の初登場回であったが、第16刷以降、作者の別作品に差し替えられたため、タマネギ部隊は何の説明もなく唐突に登場する事になった。
欠番になった理由の公式な説明は長らくなかったため、「差別用語の使用(「精神病院にでも入れたらどうか」)」や「ナチスネタ(堂々とハーケンクロイツが使われていた)」など複数の説が飛び交っていたが、
2011年に開かれた作者のトークショーにて「アガサ・クリスティの短編『ラジオ』を流用したため、どっかの大学のミステリー研究会から著作権侵害で訴えると脅された為編集長と相談した結果封印となった」と明かされた。
2014年3月発売の文庫版第50巻において、アガサ・クリスティ社の承諾を得て(正確には問題が無い事が確認された)、実に31年ぶりに再録された。
なお外された経緯も書下ろしにて説明されており、同時に文庫版50巻版では上述の精神病院のくだりも「入院させたらどうか」に、ハーケンクロイツも鉄十字マークとなっている。
当時月刊コロコロコミックで連載されていた『スーパーマリオくん』だが、マリオ64編への移行を急いだためか、上記編は終盤近くで突如強引に話を打ち切られ、単行本にも全話未収録。
作者がつまらないと判断したためだとか、
任天堂と旧スクウェアの確執が原因だとか色々言われているが原因は不明。
連載25周年を迎えた2015年に、ようやく単行本収録が叶った。
掲載時には本編でヨッシーやクッパがやたらと「スーパーマリオRPG編」の宣伝をしていたため、作者の意向での打ち切りではないと思われる。
コミックボンボン連載の漫画版で単行本化に際して削られたエピソード。
オリキャラの大尉相手に、後の
ガンダムファイトばりのMS格闘戦を繰り広げる内容で、露骨に『
ストリートファイターⅡ』や『
ファイナルファイト』をパロディしすぎたのが原因で無かったことにされたとも言われていたが、
2022年に作者がTwitterにて「
単行本化に際してページ数が超過してしまうため、一番差し障りのないエピソードを削った」という真相を明かし、2024年に発売された新装版では無事収録された。
また一応念の為カプコンの許可も取ったとか。
というわけで30年近く封印されていたギンザエフだったがパロディ元の許可も取れ大手を振って公の場に登場することができたのである。
実はもっとやばいエピソードがあったというオチもついたが。
ヤングサンデーに連載された山崎紗耶香(当時は沖さやか)の漫画。
虫の息の子供をバーベキューにする恩田先生、として結構有名なエピソード。
ただ、作品そのものはかなりハードな展開の連続なので、このエピソードはほんの一端でしかない。
2004年にエンターブレインから刊行された完全版では収録された。
【アニメ】
ご存じ超一流スナイパー・ゴルゴ13の最初のアニメシリーズ。
劇画のイメージを保つため、本編の静止画に色と音を付けた「スチールアニメ」方式を採用。
長らく再放送が無く幻の作品とされていたが、2023年にフィルムが突如発掘され一部の回をBS-TBSで再放送。反響が高かったことから発掘された全40話の配信が開始された。
冒険家マルコ・ポーロの辿った旅路を実写フィルムを交え描いたテレビアニメ。1979年4月より放送休止を挟み全43話、NHK総合で放送された。製作は
マッドハウス。
劇中の主題歌を作曲含めシンガーソングライター兼銀行員の小椋佳が担当したこと、主人公のマルコの容姿が
宇宙戦艦ヤマトの
古代進(同じく富山敬が担当していた)にクリソツなのが話題に。
旅の先々でマルコ一行と様々な人物、ゲストキャラが織り成す重厚なストーリーはそれなりに人気が出て、ムック本やドラマ音声を収録したレコードも販売された。
ただ当時の宿命で、高価なVTR用テープを様々な制作部署間で本放送直後より使い廻しをしたため、第1話と最終話しかマスターが残っていなかった…
その後、2020年末にグループ会社(ヨコシネ)でイタリア貸出分含めた原盤フィルム(吹き替え用のもので映像と効果音だけ載っており、キャラの音声は無い)全話分を見つけ、2021年に視聴者から募った本放送録画済ビデオテープが全話揃うこととなった。
そしてNHK側はこれらの素材を使い復元出来る旨を広報。その予告通り2023年3月に一部回の復元映像が公開され、同年4月から番組公開ライブラリーで1話・4話・7話の公開がスタート。
2025年2月からBS4Kで再放送が開始され、4月から地上波でも放送を開始予定。
国民的人気ゲームの
ドラゴンクエストシリーズを原作とした漫画のアニメ化。
映画も3本公開され放送延長もありえたほどの人気作品だったが、当時のTBSの番組再編に巻き込まれる形で打ち切られた。
当時発売されたVHSより後は二次利用がほとんど行われておらず、サントラもレンタルが容易ではあったが復刻されていな。
2019年末、2020年秋から再アニメ化が公表され、それにつられるように本作の二次利用も解禁されるようになった。
が、数十年もの長きに渡ってソフト化されず放置されていた理由は今もって明かされていない。
ただ、2023年に刊行された書籍『
三条陸 HERO WORKS』の中で、原作漫画は新アニメ化の企画が立ち上がる2018年になるまで権利が整理されておらず、
『週刊少年ジャンプ』のオールスターゲームに登場できなかったという事情が明かされており、これが本作にも影響している可能性もある。
VHS、LDが全26話中8話分までで発売打ち切り。後に全話収録のDVD-BOXが発売。
土曜夕方に放送されていたサンライズロボットアニメの多くはVHS時代にソフト化されていたのだが、上記の3作についてはVHSが発売されず。
いずれもレーザーディスク以外のソフト化はDVDが普及してからとなる。
VHSでは全100話発売されたがDVDの発売は途中で打ち切られ、1~39話、49話しかソフト化されなかった。
そのことに対する皮肉なのか、79話では「DVD版のアニカビを見る」というシーンが差し込まれている。
Wiiの動画配信サービス「Wiiの間」で特別編を含めて全話視聴できたが、サービス自体が既に提供終了となっており、このサービス終了後は前述の49話と
星のカービィ 20周年スペシャルコレクションに収録されている
60話と72話のみとなっていた。
2023年に満を持して全話にリマスターを施したBD-BOXが発売された。
1992年に公開された劇場版の2作目で、原作者であるさくらももこのエッセイ『自分の好きな歌が、実は旧日本軍の戦意高揚歌だった話』をベースとしている。
自分の好きな歌を絵で表現するという学校の課題の中で、まる子が出会った絵描きのお姉さんとの交流を描く。
音楽とアニメーションを融合させたミュージカルパートが複数あり、当時としては6万枚という膨大な数のセル画を用いて表現され、一部背景はさくらももこ自身が担当している。
楽曲の多くを原曲のまま使用しているので使用料の問題と思われ、VHS・LDが発売されて以降長らくソフト化がされなかったが、2022年12月にBlu-rayが発売され、2023年4月にはNetflix限定で配信も開始された。
先述した「権利上の都合」でと明言された話とは異なり内容に問題はないため、Blu-rayの発売以前からCS等では時折放送されている。
かつてのソフト化の際には、『戦え!』が1~3話のみVHSが発売された他は、いずれもVHSが発売されず、限定生産によるLDボックスのみでソフト化されていた。
後にDVDが発売されて以降は市販ソフトでの視聴が可能になっている。
なお、『戦え!』の後に製作された『
ザ・ムービー』は日本公開の前後よりVHSが発売されていて、諸事情で日本公開が見送られた作品という体ながら、かつては唯一手軽に視聴が出来た『超人マスターフォース』以前の作品という立ち位置になっていた。
【特撮】
東映が誇る看板特撮作品群。
これらの作品は現在こそDVD以降のディスクメディアやネット配信を用いて容易に見る事が出来るのだが、1970年代から1990年代初頭にかけてのかつての方針では作品人気に応じてなのか、「VHSで無事に全話ソフト化された(デンジマンのみ)」のは良いとして、「全話に届く前にソフト化が中止された」「全話ソフト化されず、HERO CLUB名義のVHSを経由した傑作選形式でしかVHSになっていない」「レーザーディスクは発売された」「そもそもVHSになっていない」といった様に、作品毎の扱いに対してかなりムラがある様子であった。
しかし、スーパー戦隊は
鳥人戦隊ジェットマンが、メタルヒーローシリーズは
特捜エクシードラフトがそれぞれ全話VHSになった点が転機になったのか、以降の作品群も全話VHS化。これにより最新作が放送された後は全話ソフト化する方針に改められて現在に至る。
【テレビドラマ】
- 石原プロモーション制作作品(西部警察、ゴリラ 警視庁捜査第8班、代表取締役刑事、愛しの刑事)
CSでは全話放送されていたが、当時の石原プロモーション専務である小林正彦が高額な使用料を吹っ掛けるなど自社作品のソフト化に消極的な姿勢を見せており、DVDは長年セレクション形式でのリリースだった。
経営陣の高齢化や将来的な版権管理会社移行を見据えてか2011年に経営体制が一新され、前述の小林や社長の渡哲也が退任。
以降はソフト化に積極的な姿勢を見せ、西部警察は2014年発売のブルーレイでようやく全話収録を達成。
それ以外の作品もDVD-BOXでそれぞれ全話収録された。
また、2016年からは動画配信サービスへも参入している。
ちなみに、石原プロ作品は映画も同様の扱いをしており、
石原裕次郎と三船敏夫の共演が話題となった土木映画「黒部の太陽」も長らくソフト化がされていなかったが、こちらも石原プロ創立50周年となる2013年にDVD化が決定。以降はしばしばテレビ放映もされるようになった。
「黒部~」については石原裕次郎が「大迫力の作品なのでスクリーンで見てほしい」という意向を汲んだとされているが、前述の理由を考えると方便だったのかもしれない。
- 私鉄沿線97分署 第64話「死亡時刻はパソコンで…」
理由は不明ながら再放送時には外されているエピソードだったが、2021年10月に発売されたDVD第3巻に収録された。
CSでは全話放送されたものの、DVDはセレクション形式でのリリースしかなされていなかったが、DVDマガジンの形式で全話収録された。
原版の損傷により長らく再放送で飛ばされていたが、2014年に状態が良好なVTRが発見されたため、以降は再放送されている。
- 大江戸捜査網(杉良太郎版) 第11話「殴り込み風来坊」
原版の破損により再放送もDVD化もされない状態が長らく続いていたが、2020年にようやくDVD化された。ただし修復不能な映像の劣化が多いためか現在も再放送では飛ばされている。
【映画】
1969年の映画で、江戸川乱歩作品の『
孤島の鬼』『パノラマ島奇譚』等をミックスし独自解釈で描いたエログロ作品。
1980年代・90年代にそれぞれソフト化の話が出るも立ち消えていたが、2006年にアメリカで、監督の石井輝男の他界後には追悼記念として日本でも2007年にDVD化された。
ちなみに本上映時には成人映画扱いだったのだが、DVD版はPG-12判定となっている。
【ライブ映像】
- SHARISHARISM DECADANCE TOUR
米米CLUBが1992年に行った2パターン編成のコンサートツアー。バンド最大のヒット曲『君がいるだけで』と収録アルバム『Octave』に合わせてのライブでもあった。
WOWOWではツアー後に放送されたものの、なぜか前後のライブがソフト化されても長らくビデオ化が行われなかったが、ツアーから15年後に発売されたDVDBOX『米盛Ⅱ』に1995年のファンクラブ限定ライブ『CCC大集会~サンタがSORRYにのってやってくる!~』と一緒に初収録。
その後は一部映像がアルバム再販時の特典映像や公式YouTubeチャンネル映像として配信される等、普通の公式作品として扱われている。
追記・修正は、お気に入りの未収録作品が配信で見られることを願いながらお願いします。
- VHS化されてるならソフト化されてると言っていいのでは? -- (名無しさん) 2024-09-17 13:29:16
- ↑いや、VHS自体は2016年頃に完全消滅されたので、まったく言えない。DVD化及びBD化の方がソフト化と言える。 -- (名無しさん) 2024-09-17 16:58:29
- アニメ版こち亀はVHSしか見れなかった初期のエピソードがNetflixやFODなどで見れるようになったので【一時期は未収録だった作品】に移動した方が良いのでは? -- (名無しさん) 2024-09-30 17:49:30
- テレビ東京で2007年10月頃?にかつて放送された30分ドラマ「チョコミミ」も公式な有料配信が行われてないので散逸かな? -- (名無しさん) 2024-10-20 18:35:25
- 江利チエミ主演の白黒の実写映画版サザエさんシリーズは長年、原作者の意向によりVHS化及びDVD化はされなかったが、去年、U-NEXTでサブスク配信が解禁されたんだよね。 -- (名無しさん) 2024-10-24 15:50:51
- マイナーかもしれないが、1970年代のマーガレットで活躍したところはつえ先生による作品は割と単行本未収録扱いが多かったけど、今年に入ってから大洋図書(旧ミリオン出版)による自費製作の電子書籍版でようやくところ先生による未収録作品が読めるようになったんだよね。 -- (名無しさん) 2024-10-30 21:37:10
- 蜘蛛女も2話未収録がある。作者が5巻で「まだまだ続くよ」って描いてたのに6巻は出ずに中途半端にほったらかし。人気作品だったから、コミック売れてないってのはないはずなんだがなあ。 -- (名無しさん) 2024-11-09 10:10:55
- ニンジャスレイヤーも第三部はかなり話の量があるから、本筋(アマクダリとの戦い)に絡まないものは書籍未収録だったりするんだよね。いまもTogetterにまとめがあるから全く読めないわけではないんだけど。 -- (名無しさん) 2024-11-09 11:18:40
- TRPGの追加データとかサポート記事、リプレイなども雑誌や会誌に載った切りで、サプリ等に再録されない(どころか打ち切り扱いでサプリすら出ない)ことも -- (名無しさん) 2024-11-09 11:58:18
- アニメ版名探偵コナンでは、第1029話と第1038話と第1042話がHuluでは欠番扱いだったな。 -- (名無しさん) 2024-11-10 18:19:39
- 天才てれびくんシリーズもこれに入りそう。 -- (名無しさん) 2024-11-15 17:59:47
- 少なくとも、漫画の「クレヨンしんちゃん 第1回など」とアニメの「忍たま乱太郎 一部回」はどっちも不適切な問題表現が出たので『封印作品』に移動した方が良いのでは? -- (名無しさん) 2024-11-27 16:37:45
- トランスフォーマーアドベンチャーの吹替版は配信終了していて現状見る手段がない -- (名無しさん) 2024-12-01 22:46:48
- なかよしのわんころべえもこれに入りそう。 -- (名無しさん) 2024-12-02 15:45:40
- ↑5、調べたら警察学校編という本編とはちょっと無関係な番外編だったよ。 -- (名無しさん) 2024-12-10 15:30:41
- りぼんのチョコミミは2019年8月に作者逝去により連載終了されたが、いまだに2019年2月号から同年8月号までの掲載分が未収録状態らしい。 -- (名無しさん) 2024-12-12 16:00:48
- あのー、ポコニャンは既に全話U-NEXTでサブスク解禁済みですよ。 -- (名無しさん) 2025-01-01 13:55:58
- 一人でコメントをしすぎてる人がいるから、やりすぎないでほしい。 -- (名無しさん) 2025-01-01 14:07:23
- こち亀の雑誌掲載版最終回って結局どこかに収録されたことあるの? -- (名無しさん) 2025-01-14 18:47:43
- 実質的に封印作品の分割項目と化してるなこの項目 -- (名無しさん) 2025-02-21 23:42:51
- アニメ版ビューティフルジョーもDVDは全4クール中2クールで打ち切りとなり、さらに製作会社だったグループ・タックも2010年に倒産されたので、公式なデジタル配信は絶望的らしい。 -- (名無しさん) 2025-03-03 08:18:48
- 今更な話だがシンデレラガールズ劇場はわいどふくめ単行本刊行が止まったため終盤の話が未収録になってる。わいどの方はデレステがまだサービス中なのでそこで読めるけどモバマスの方はサービス終了してしまったので正規に読む手段がなくなってしまった(まとめサイトなどで読むことは可能ではあるが) -- (名無しさん) 2025-03-22 06:44:42
- 『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』は、一時期は権利上の問題により一旦配信終了されたが、ごく最近Eテレで再放送された直後にサブスク配信再開されたね。 -- (名無しさん) 2025-03-29 19:39:50
- NetflixやFODで配信中のテレビアニメ版『ONE PIECE』は製作側の意向なのか上下を無理矢理カットした16:9サイズのリマスター版しか見れないらしい。 -- (名無しさん) 2025-04-01 21:15:47
- 1970年代の週刊少年ジャンプの作品だった『もえろ!弁天(作者:宮のぶなお)』は何故か単行本は未発売らしい。 -- (名無しさん) 2025-04-08 19:47:17
- あたしンちは単行本未収録が多いと聞いた -- (名無しさん) 2025-04-13 16:14:47
- ↑ドラえもんの原作やサザエさんの原作もね。 -- (名無しさん) 2025-04-14 17:05:29
- 少なくとも『遺留捜査 第1シーズン第10話「遺留品、紛失!!」』と『志村けんのバカ殿様』はどっちも不祥事で逮捕された出演者がいるので、"封印作品“に移動した方が良いのでは? -- (名無しさん) 2025-04-30 15:34:35
- 『クレヨンしんちゃん 第1回など』も不適切な表現が出たので、未収録作品ではなく封印作品の方が良いと思います -- (名無しさん) 2025-04-30 15:38:58
- 『おそ松さん』の一部回も問題表現(やりすぎたパロディ)が出たので封印作品だと思う -- (名無しさん) 2025-05-01 07:42:34
最終更新:2025年04月14日 19:34