これは
雑談所で読者がレスした第二部をオマージュした昼ドラ風作品(の設定)である。
本編を読んでないと面白くないのでまず本編を読むことをお勧めする。
注意)
ここの設定は、あくまでもネタとして作者である王様以外の人が考えた「小ネタ」です。
雑談とwikiのみで遊びましょう。
雑談所と比べ、wiki用に文章末尾などに若干の変更を加えています。
御不満の作者様がいらっしゃったら、自由に編集するか、雑談所で穏便に言ってください。
【第三話までのあらすじ】
夜の仕事や水商売を必死に掛け持ちして娘を育ててたシューレママと
聞きわけが良くてじっとお留守番してくれてたきらきーを見て
周りのお金持ちに「もっと子供との時間を大切にしなさいよ」
「子どもとゆっくり話す時間も取れないの?親失格ね」
「あんたの稼ぎが悪いからじゃない、なんでもっといい仕事に就かなかったの?」
と責められまくって無理心中一歩手前まで追い詰められたシューレちゃん
職場で優しくしてくれた常連さんが死んだという知らせを聞いて一体どうなるのやら
【登場人物一覧】
きらきー:一人娘 一人でお留守番も出来てとてもまじめな良い子
シューレ:一人娘を女手で育て上げようとするシングルマザー 子どもには自分の仕事を隠している
無貌:職場の同僚A 受付や事務方の手続きなどで手助けをしてくれるがあくまでサポート
獣殿:職場の同僚B 職場の用心棒。ただしこいつが出張ると大事になり職場の子供(きらきー)に負担がかかるので滅多に表に出てこない
ソウニー:職場の同僚C 娘がお世話になった人の職場(一条さん)から転職してきた敏腕 最近起きた客とのトラブルで行方不明
レーグ:職場の同僚D ライバル店(ラインハルトさん)から引き抜いた新戦力 軋轢はあったものの今ではよき協力者に
チンギス閣下:迷惑客A キャバクラでケツ撫でまわして、ええやろ?ええやろ?おいちゃんと寝たったらお小遣いくれたるで?と迫るセクハラ親父
AUO:迷惑客B キャバクラで高い腕時計や自分の学歴を見せびらかして、こんな所で働いてて娘さんちゃんと育てられると思ってんの?w
と説教をかましてくるパワハラ親父
パチュリー:シューレの学生時代の友人
現在は大学で研究者として将来を嘱望されている才女。
親身になり、相談にも乗ってくれる良き友人だが彼女を頼るともれなくAUOがちょっかいをかけてくる。
そんなAUOに困りつつ、「でもあれでいいところもあるのよ」とすっかりヤンキー男に手籠めにされた初心なお嬢様。
半兵衛:夫であるチンギスのDVに悩まされつつも別れる踏ん切りがつけられない典型的なDVに悩まされる奥さん。
気弱な態度とは裏腹にパチュリーと並ぶ才女である
ルイズ:ママ友 娘やシューレのことを気にかけてくれるが、発言がド正論過ぎて割と一番シューレのメンタルをガリガリしてくる。
真面目で稼ぎの良い旦那(テルさん)を捕まえた勝ち組
さとり:パート先の知り合い。シューレやきらきーの家庭環境からか初めは距離を取ろうとしていたが、さとりが事故に会った知らせを聞き、
ボロボロになって現場へ駆けつけた2人に心を開き、笑顔で逝く
アンジェリア:異国の大企業の一人娘。シューレのことが嫌いで、きらきーと遊ぶために店ごと潰そうと画策している
一度だけ無貌さんに目に余ると叱られたことがトラウマ
ダゴネット:パスポート、ではなくアンジェリアのお付きの敏腕執事。しかし、全てにおいてアンジェリアの方が上手くできる。
シロエ:ウブな常連客A。お水の女と知りつつもシューレに惚れてしまうが……
マンサ:常連客B。シロエの親友
お調子者だが金払いが良く、一線をきちんと弁えた上で遊ぶためにキャバ嬢や店にとっては良い客。
遊びの範囲を超えてシューレにのめり込めはじめたシロエを心配し、友人として忠告をする。
ニュクス:通称、闇金ニュク島君の異名をとる外道の高利貸し。その非道さは9歳の娘の心臓を抵当に入れるほど。
アスナ:自称シューレの親友。その実はシューレときらきーを虐めぬく職場の嫌な先輩である。
キリトにぞっこんラブで彼の前では貞淑な良き妻を演じている。
以前きらきーに言われた事を根に持っている。
キリト:アスナの夫。ユイという娘までいるが、シューレに惹かれているちょっとダメな男。
アスナがシューレをいびる原因の一つ。
ガンダム:店にたまにくる客であり、謎の威圧感を持つ老人 シューレを気にかけており、たまに助言をしてくれる。
ガンダムは通称であり、本名は違うという噂有り。
規模は小さいもののその辣腕で莫大な利益を上げる会社の社長。
もっとグレードの高い店にも行けるが昔の縁からシューレを指名する上客。
薬味:本名ネギ。チンピラやくざだったが、改心し、ガンダムに勝負を挑むが無様に敗北する。しかし、その敗北を糧に更に成長した。
パリストン:新興ヤクザの組長。邪魔な店を潰して勢力拡大を図ったがシューレに嵌められて破滅する。
安藤:パリストンに騙された鉄砲玉。シューレとその上客である一条に嵌められ、眼蛇夢によってコンクリ詰めにされる。
一条:キャバクラなども経営してる上客。利害が衝突した結果破産したが一番の売れっ子ソウニーちゃんを店に回してくれた。
聞仲:仁義を守る、古き時代の任侠。
闇社会のドンとして君臨して闇社会に一定の秩序をもたらそうという理想を抱いている
シューレ、無貌、獣殿を非常に気に入っており、引き抜きをかけてきた。
双葉杏:ニート。
パラケルスス:通称エレガント。双葉病院の長にして婿養子。4人の女医を筆頭に、大勢の従業員を雇い経営拡大に勤しむ。
サラマンダー:外科。腕はいいが反応を見るためにわざと局部麻酔を弱めにかけるため患者からは不評
ウンディーネ:小児科。大体の子供からは大人気だが勘の鋭い子供からは何故か敬遠され気味
シルフ:内科。一部の患者からシルフ君と呼ばれる。その代償は注射と点滴の時に支払われる
ノーミード:精神科。殆ど喋らないので為コネで入ったんじゃないかと陰口を叩かれるが壁とお話する系の人には大好評
※四人とも特定の男性がいるというわけではないようだが時々気合入ったおめかしをしてくる
何故か女医さん達が同時におめかしをしてくることはないらしい
レン:シューレに最近出来たお友達。レンのお店がラインハルト店と競合していた時に
シューレに手伝ってもらおうと相談したら無貌が一日で片付けてしまい、やり場のない思いに悩まされる。
こんな環境でも真っ直ぐなきらきーのことが大好き。
レンセイバー:通称キリヒコ。レンのお店の用心棒。諸々の事情は解っているが、それでもきらきーに甘々なレンに嘆息。
【シロエ悲劇譚、良かれと思ったことが裏目に・・・】
キャバクラ慣れしておらず、初々しいシロエを見て、初めは絞れるだけ搾り取って鴨にしてやろうとほくそ笑むシューレ。
しかし育児や職場でのトラブルに悩み、こころを摩耗させ行く中で自身を一途に思い続けるシロエに対し、
いつの間にか、金を巻き上げる対象に過ぎなかったはずの思いが揺らぎはじめる。
娘のためにと被り続けてきた仮面が剥がれ落ち、ほんの少しだけ顔を覗かせたシューレの母ではない女の顔を闇金業者は見逃さなかった。
言葉巧みに誘い、威圧し、シロエへの助けになると騙され行った援助は、シロエの立場を危うくする決定的な物へとなってしまった。
自らよかれと思ってやった行いが彼を死へと追いやる最後の一歩になった事を知ったシューレは、この先彼の残した贈り物を抱え
夜の街を母一人子一人で今夜も歩き続ける……。
【第四話あらすじ】
仕事の疲れから「もう私じゃ無理なのよ! あんたも働きなさいよ!」
とつい言ってしまったシューレママ。
喧嘩の末、きらきーは初めてシューレママに反抗し、ルイズのところに家出してしまう。
反省したシューレだが、お金が足りないのは変わらない。
「何言ってんの!あんたはちゃんと高校行って大学でていい人見つけるのよ!」
と背中叩いて送り返すか、それとも自分と同じ夜の商売に身を落とさせるかの瀬戸際になってしまった。
【第四話あらすじ2】
眼蛇夢の会社でレンのお店の土地が必要になり、双葉病院との確執に悩むシューレに互助関係を持ちかける。
きらきーの養育費、医療費、半ば騙され借りた闇金の返済、思い出した恋心の結末。
葛藤を超え、シューレはきらきーのために何もかもを捧げる覚悟を改めて決める。
聞仲、金糸雀の手を振り払い、シロエが消え、シューレは最悪にして最凶の選択をすることになった。
「――――毟り取れ。
アイジン
あの“女医”こそが長の強みであり、弱点だ。
古今東西、男と女の関係は常に三文記者の飯の種だ。
全ての女医に対する証拠を用意し、全て毟れ。
特にあのプラトニックの類いは外からの揺さぶりには強くとも、
――――社会的な抹殺には対処できんはずだ。
密室に妙齢の男女、相手を変えて複数回。それだけ用意すれば殺せよう。
手足たる女医を全て毟り取り、丸裸にしろ。
正妻からの攻めは愚手だ。そこは万全に対策しているだろう。
パラケルススに肉薄し、その命を奪えば良い。」
「なるほど、役に立ったお」
鬼子母神と化したシューレに既に躊躇いはなかった。
いつか我が子に告発されるその時まで、彼女の足が止まることはないのだろう。
- このだいたいあってる感 -- 名無しさん (2014-11-21 19:33:10)
最終更新:2016年03月19日 00:13