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ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者 - (2014/04/28 (月) 20:18:12) の1つ前との変更点

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*ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者 【ろっくまんあんどふぉるて みらいからのちょうせんしゃ】 |ジャンル|アクション|&image(http://ec2.images-amazon.com/images/I/51RtQzXiKrL._SL195_.jpg,http://www.amazon.co.jp/dp/B00014AT92,width=160)| |対応機種|ワンダースワン|~| |発売元|バンダイ|~| |開発元|レイアップ|~| |発売日|1999年12月28日|~| |定価|3,800円|~| |ポイント|黒歴史&br()まさかのクイント&br()バンダイ制作|~| |>|>|CENTER:''[[ロックマンシリーズリンク>ロックマンシリーズ]]''| //分類を「なし」から「黒歴史」に変えるべきだと思うんですが、どうでしょうか ---- #contents(fromhere) ---- **概要 カプコンのライセンスを得た上でバンダイが製作したソフト。~ 名前は似ているが、スーパーファミコン版『[[ロックマン&フォルテ]]』とは全く別の内容である。 **問題点 -「ダンガンマン」「エアコンマン」「コンロマン」「コムソウマン」「クロック''メン''」「コンパスマン」というボスのネーミング、及びデザインが度々ネタにされる。 --特にエアコンなのに何故か団扇をもっている外見が劣化エアーマンなエアコンマン((というかファンの付いたその外見はエアコンマンというよりむしろ室外機マンである))とコンロに手と足がついたデザインのコンロマンはオフィシャルやファンのネタにされやすい。 --更にコンパスマンの「おれのなはコンパスマン ロックマン・シャドウのともだちさ」というセリフも頻繁にネタにされる。''公式にすら''。 ---この会話は戦闘直前ではなく、何故かステージ開始前にある。 -ボス戦のバランスは大味。 --やたらライフバーは長いが、被弾後の無敵時間がなく、接近して連射すると一気に削ることができる。 ---ただし、動作ループ中に謎の無敵時間が多く、イライラさせられる。 --ボスの動きも適当。棒立ちのままジャンプというか画面端に沿って浮遊する姿は謎。 -ボリュームが少し薄い。 --ボスは前述の6体とオープニングステージボス、ロックマン・シャドウのみのため、全8ボス・8ステージとなっている。 -本作では同じく黒歴史扱いを受けている『[[ロックマンワールド2]]』登場のクイントをストーリーで取り扱っている。 --本作ではお約束のワイリーが黒幕ではなく「クイントの失敗作」という設定の「ロックマン・シャドウ」が今回の黒幕となっている。 --というか、『ワールド2』を見る限り成功作とは言い難い動作のクイントを、なぜ成功作と言えるのかが不明。 ---しかしおそらく他社が作ったであろうキャラクターを失敗作扱いするわけにもいかないだろう。 --それ以前に、そもそも''クイントは洗脳されたロックマンなのだが。失敗作とはなんぞや?'' --なお、ロックマン・シャドウはクイントよりは強い。 -グラフィックは微妙。 --一枚絵のロックマンたちの顔が明らかに老け顔になっている。 --ドットの描画も全体的に低レベル。ロックマンの立ち絵すら微妙。 -白黒画面のワンダースワンなのである程度は仕方ないのだが、それを踏まえても画面は見づらい(GBのワールドシリーズではそんなことはなかった)。 --背景と前景の区別がつかないことが多々ある。 --敵キャラや敵弾も背景に埋もれがち。 --地面に半キャラ角の■が埋まっていることがある。これは踏んでからしばらくすると爆発する地雷なのだが、ほとんど見えないので地面が時折爆発しているようにしか思えない。 --どうでもいいが、オープニングステージのボスは「グレーデビル」となっている(SFC版は「グリーンデビル」)。自虐か。 -ステージも一言で表すなら冗長。 --本家シリーズでは無かったトゲをスライディングでくぐるという動作をかなりの回数させられる。 //ワールド3ではあったけど本家では無かったはず… ---本作ではスライディングの距離が短いため、少しシビア。 --敵キャラの種類も多くないため、同じ敵と戦い続けることになる。 --どっちに進むのかわからないという箇所もある。下に行くと思ったら穴だったり…。 --あるステージではワンダースワンの縦・横切り替え機能を活かしたステージがあるが、これを面倒とみるか斬新とみるかはプレイヤー次第…。 -BGM自体はSFCと同じだが、こちらはテンポが遅く単調なアレンジに --OPやイベントシーンではなぜかバーナーマンステージの曲が流れる。ミスマッチな上に曲調のせいでかなりマヌケな印象に。 --特に敵との対峙シーンはこのせいでシュールな感じに。 -敵に跳ね返された弾(上に斜め45°で飛んでいく)に当たり判定が残っている。 --あるステージの中ボスはこれを利用して倒す必要がある。 --大抵の場合は弾が画面に残って連射の妨げになるだけである。 **評価点 -ロックマンとフォルテで得られる特殊武器が異なる。 --SFC版では共通であったため、進化していると言える。『[[ロックマンX>ロックマンX4]]』シリーズの影響だろうか。 --ただし、フォルテの特殊武器「ドップラーアタック」((フォルテがそれぞれに当たり判定のある4つの分身に分かれる。発動中無敵&上下左右操作可能&壁抜け可能。ただし効果が切れた瞬間に壁の中にいた場合はミス))がボス戦で強力すぎるため((ボスには無敵時間がないので発動後接触しているだけで常にバスター4発分のダメージが入る))、フォルテの方がかなり楽というバランス崩壊も招いている。 -ボスの攻撃パターンが残存HPによって3パターンに変化する。 --ただし、個々のパターンは出来が悪い単純なループのため、攻撃パターンは全く評価できない。 **余談 -ムック『ロックマンパーフェクトメモリーズ』では、一切存在に触れられていない。その後に出た画集『オフィシャルコンプリートワークス』では1ページのみだが触れられている。 --しかし20周年イベントの公式年表では端折られていた。 --本作発売後、『ロックマンエグゼWS』の発売を最後にカプコンはバンダイとの提携を解消しタカラと提携したのだが、この事との関連は不明。 **総評 これらの事から、ファンの間では『ワールド2』を上回る、シリーズの黒歴史と認知されている。~ その『ワールド2』において非常に複雑な設定を背負って登場しながらも適当に放り出されたキャラ「クイント」に着目したストーリーや、『[[ワールド5>ロックマンワールド5]]』にしか登場しなかった味方キャラ「タンゴ」を再登場させた事など、着眼点を評価する声はあるが、本作自体が『ワールド2』以上の黒歴史扱いを受けたのは皮肉でしかない。~ ロックマンシリーズとしては違和感のあるゲーム性だが、単純にアクションゲームとしては難易度が高く、歯応えがある。~ 後に『ロックマンゼクス』『[[流星のロックマン]]』で本作の内容に関連したネタが登場したため、少なくともオフィシャル的には黒歴史ではなくなっている模様。
*ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者 【ろっくまんあんどふぉるて みらいからのちょうせんしゃ】 |ジャンル|アクション|&image(http://ec2.images-amazon.com/images/I/51RtQzXiKrL._SL195_.jpg,http://www.amazon.co.jp/dp/B00014AT92,width=160)| |対応機種|ワンダースワン|~| |発売元|バンダイ|~| |開発元|レイアップ|~| |発売日|1999年12月28日|~| |定価|3,800円|~| |ポイント|黒歴史&br()まさかのクイント&br()バンダイ制作|~| |>|>|CENTER:''[[ロックマンシリーズリンク>ロックマンシリーズ]]''| //分類を「なし」から「黒歴史」に変えるべきだと思うんですが、どうでしょうか ---- #contents(fromhere) ---- **概要 カプコンのライセンスを得た上でバンダイが製作したソフト。~ 名前は似ているが、スーパーファミコン版『[[ロックマン&フォルテ]]』とは全く別の内容である。 **問題点 -「ダンガンマン」「エアコンマン」「コンロマン」「コムソウマン」「クロック''メン''」「コンパスマン」というボスのネーミング、及びデザインが度々ネタにされる。 --特にエアコンなのに何故か団扇をもっている外見が劣化エアーマンなエアコンマン((というかファンの付いたその外見はエアコンマンというよりむしろ室外機マンである))とコンロに手と足がついたデザインのコンロマンはオフィシャルやファンのネタにされやすい。 --更にコンパスマンの「おれのなはコンパスマン ロックマン・シャドウのともだちさ」というセリフも頻繁にネタにされる。''公式にすら''。 ---この会話は戦闘直前ではなく、何故かステージ開始前にある。 -ボス戦のバランスは大味。 --やたらライフバーは長いが、被弾後の無敵時間がなく、接近して連射すると一気に削ることができる。 ---ただし、動作ループ中に謎の無敵時間が多く、イライラさせられる。 --ボスの動きも適当。棒立ちのままジャンプというか画面端に沿って浮遊する姿は謎。 -ボリュームが少し薄い。 --ボスは前述の6体とオープニングステージボス、ロックマン・シャドウのみのため、全8ボス・8ステージとなっている。 -本作では同じく黒歴史扱いを受けている『[[ロックマンワールド2]]』登場のクイントをストーリーで取り扱っている。 --本作ではお約束のワイリーが黒幕ではなく「クイントの失敗作」という設定の「ロックマン・シャドウ」が今回の黒幕となっている。 --というか、『ワールド2』を見る限り成功作とは言い難い動作のクイントを、なぜ成功作と言えるのかが不明。 ---しかしおそらく他社が作ったであろうキャラクターを失敗作扱いするわけにもいかないだろう。 --それ以前に、そもそも''クイントは洗脳されたロックマン本人なのだが。失敗作とはなんぞや''? --なお、ロックマン・シャドウは''クイントよりは''強い。 -グラフィックは微妙。 --一枚絵のロックマンたちの顔が明らかに老け顔になっている。 --ドットの描画も全体的に低レベル。ロックマンの立ち絵すら微妙。 -白黒画面のワンダースワンなのである程度は仕方ないのだが、それを踏まえても画面は見づらい(GBのワールドシリーズではそんなことはなかった)。 --背景と前景の区別がつかないことが多々ある。 --敵キャラや敵弾も背景に埋もれがち。 --地面に半キャラ角の■が埋まっていることがある。これは踏んでからしばらくすると爆発する地雷なのだが、ほとんど見えないので地面が時折爆発しているようにしか思えない。 --どうでもいいが、オープニングステージのボスは「グレーデビル」となっている(SFC版は「グリーンデビル」)。自虐か。 -ステージも一言で表すなら冗長。 --本家シリーズでは無かったトゲをスライディングでくぐるという動作をかなりの回数させられる。 //ワールド3ではあったけど本家では無かったはず… ---本作ではスライディングの距離が短いため、少しシビア。 --敵キャラの種類も多くないため、同じ敵と戦い続けることになる。 --どっちに進むのかわからないという箇所もある。下に行くと思ったら穴だったり…。 --あるステージではワンダースワンの縦・横切り替え機能を活かしたステージがあるが、これを面倒とみるか斬新とみるかはプレイヤー次第…。 -BGM自体はSFCと同じだが、こちらはテンポが遅く単調なアレンジに --OPやイベントシーンではなぜかバーナーマンステージの曲が流れる。ミスマッチな上に曲調のせいでかなりマヌケな印象に。 --特に敵との対峙シーンはこのせいでシュールな感じに。 -敵に跳ね返された弾(上に斜め45°で飛んでいく)に当たり判定が残っている。 --あるステージの中ボスはこれを利用して倒す必要がある。 --大抵の場合は弾が画面に残って連射の妨げになるだけである。 **評価点 -ロックマンとフォルテで得られる特殊武器が異なる。 --SFC版では共通であったため、進化していると言える。『[[ロックマンX>ロックマンX4]]』シリーズの影響だろうか。 --ただし、フォルテの特殊武器「ドップラーアタック」((フォルテがそれぞれに当たり判定のある4つの分身に分かれる。発動中無敵&上下左右操作可能&壁抜け可能。ただし効果が切れた瞬間に壁の中にいた場合はミス。))がボス戦で強力すぎるため((ボスには無敵時間がないので発動後接触しているだけで常にバスター4発分のダメージが入る。))、フォルテの方がかなり楽というバランス崩壊も招いている。 -ボスの攻撃パターンが残存HPによって3パターンに変化する。 --ただし、個々のパターンは出来が悪い単純なループのため、攻撃パターンは全く評価できない。 **余談 -ムック『ロックマンパーフェクトメモリーズ』では、一切存在に触れられていない。その後に出た画集『オフィシャルコンプリートワークス』では1ページのみだが触れられている。 --しかし20周年イベントの公式年表では端折られていた。 --本作発売後、『ロックマンエグゼWS』の発売を最後にカプコンはバンダイとの提携を解消しタカラと提携したのだが、この事との関連は不明。 **総評 これらの事から、ファンの間では『ワールド2』を上回る、シリーズの黒歴史と認知されている。~ その『ワールド2』において非常に複雑な設定を背負って登場しながらも適当に放り出されたキャラ「クイント」に着目したストーリーや、『[[ワールド5>ロックマンワールド5]]』にしか登場しなかった味方キャラ「タンゴ」を再登場させた事など、着眼点を評価する声はあるが、本作自体が『ワールド2』以上の黒歴史扱いを受けたのは皮肉でしかない。~ ロックマンシリーズとしては違和感のあるゲーム性だが、単純にアクションゲームとしては難易度が高く、歯応えがある。 後に『[[ロックマンゼクス]]』『[[流星のロックマン]]』で本作の内容に関連した小ネタが登場しているが、本作が現在でもオフィシャル的に黒歴史なのかそうではないのかは不明である。

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