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*クレイジー・クライマー2 【くれいじーくらいまーつー】 |ジャンル|アクション| |対応機種|アーケード| |発売・開発元|日本物産| |稼働開始日|1988年| |判定|なし| **概要 『[[クレイジー・クライマー]]』の続編と言うべき後継作。~ もともとストーリーの存在しないクレイジークライマーの続編なだけあって、本作もストーリーは存在しない。~ ただし、舞台はアメリカに絞られているような雰囲気はある。 また、本作は全6面構成の1周エンドとなっている。 **システム -過去作同様、入力デバイスはレバー二本。右レバーで主人公の右腕を、左レバーで主人公の左腕を操作し、ビルの窓サッシをつかんで登っていく。 --屋上に出現するヘリにつかまるとステージクリア。途中、妨害されて落下すると1ミスになり、残機を1つ失う。 --右レバーを上に上げると右腕を上げ、左レバーを上に上げると左上を上げ、体はニュートラルの状態に戻る。もう一度右腕、左腕を上げれば主人公は1段ずつ登っていくことが出来る。 -ビルを登る主人公をさまざまなものが妨害してくる。 --窓サッシ ---窓は時間経過により開いたり閉じたりする。閉じていると窓をつかむことが出来ないため、そこをつかむ事ができず落下してしまう。 --落下物 ---落下物は植木鉢・瓶・鉄骨・鉄アレイとさまざまなものがある。これらに接触した際、片腕だが開いていると落下してしまう。 ---本作ではステージによって落下物が異なる。序盤は家電や植木鉢等普通(?)なものだが、ステージが進行すると美術品が落下してくる。 ---落下物は窓から出現する住民が投擲している姿が描写されている。 --看板 ---上階から落ちてくる巨大看板に接触すると条件問わず落下する。 --ゴリラ ---道中、巨大なゴリラが出現。ゴリラに殴られると無条件で落下する。 ---本作ではゴリラは下方から登ってくる事もあり、このときのゴリラに触れても落下する。 --鳥 ---鳥が出現し糞を落としてくる。糞は落下物と同じ扱いだが、鳥は一定時間画面上を周回する。なお、BGMは前作とは異なり~ アンデスの民族音楽である「コンドルは飛んでいく」をもじった曲調で現れる。 --ステージギミック ---ステージによってさまざまなギミックが出現し邪魔をしてくる。 ---移動する洗濯物、ジェットコースター、果ては銃撃する戦闘機まで。 -道中窓から女の子が出現。接触するとボーナススコアがもらえる。また、1段登るごとに加算される点数((本作では画面左側に表示されている「ステップポイント」のこと))が50点または100点アップするがこっちはプレイヤーミスするとラウンドで規定されている元の点数((1面が100点で以降面クリアごとに50点ずつ上がる))に戻る。 **難点 -数々のギミックが多いのはいいがその分即死トラップが多く、難易度が高い。 --絶えず何かしらのギミックが画面上に現れているが、言い換えればそれは常に画面上に死ぬ可能性が表示されていると言うことでもある。 --変化が豊富で飽きは来ないが、一向に先に進めない。 **総評  誰でも簡単に遊べる、お手軽で楽しくも他に類を見ないゲームであったクレイジー・クライマーの続編だが、クレイジー・クライマー最大の魅力である「誰でも体感的に遊べる」部分が欠落してしまっている。別段「狂気の難易度」と言うほどではないのだが、そもそもクレイジー・クライマーが他に類を見ないシステムであったため、同系統ゲームで腕を鍛える事が困難であり、前作が出回り(保存)に難があった事、更には前作から8年もの間が開いていた事もあって、難易度調整を間違えたとしか言いようが無い。~  本作の不評を切欠に、クレイジー・クライマーシリーズはアーケードから撤退する事となり、次のシリーズ作までまた再び長い間が開く事になった。
*クレイジー・クライマー2 【くれいじーくらいまーつー】 |ジャンル|アクション| |対応機種|アーケード| |発売・開発元|日本物産| |稼働開始日|1988年| |判定|なし| **概要 『[[クレイジー・クライマー]]』の続編と言うべき後継作。~ もともとストーリーの存在しないクレイジークライマーの続編なだけあって、本作もストーリーは存在しない。~ ただし、舞台はアメリカに絞られているような雰囲気はある。 また、本作は全6面構成の1周エンドとなっている。 **システム -過去作同様、入力デバイスはレバー二本。右レバーで主人公の右腕を、左レバーで主人公の左腕を操作し、ビルの窓サッシをつかんで登っていく。 --屋上に出現するヘリにつかまるとステージクリア。途中、妨害されて落下すると1ミスになり、残機を1つ失う。 --右レバーを上に上げると右腕を上げ、左レバーを上に上げると左上を上げ、体はニュートラルの状態に戻る。もう一度右腕、左腕を上げれば主人公は1段ずつ登っていくことが出来る。 -ビルを登る主人公をさまざまなものが妨害してくる。 --窓サッシ ---窓は時間経過により開いたり閉じたりする。閉じていると窓をつかむことが出来ないため、そこをつかむ事ができず落下してしまう。 --落下物 ---落下物は植木鉢・瓶・鉄骨・鉄アレイとさまざまなものがある。これらに接触した際、片腕だが開いていると落下してしまう。 ---本作ではステージによって落下物が異なる。序盤は家電や植木鉢等普通(?)なものだが、ステージが進行すると美術品が落下してくる。 ---落下物は窓から出現する住民が投擲している姿が描写されている。 --看板 ---上階から落ちてくる巨大看板に接触すると条件問わず落下する。 --ゴリラ ---道中、巨大なゴリラが出現。ゴリラに殴られると無条件で落下する。 ---本作ではゴリラは下方から登ってくる事もあり、このときのゴリラに触れても落下する。 ---さらにはレンガを投げつけてくる、屋上で待ち構えて邪魔をしたりと非常にアグレッシブな妨害をしてくる。 --鳥 ---鳥が出現し糞を落としてくる。糞は落下物と同じ扱いだが、鳥は一定時間画面上を周回する。 ---なお、出現時のBGMは前作とは異なり、アンデスの民族音楽である「コンドルは飛んでいく」をもじった曲になっている。 --ステージギミック ---ステージによってさまざまなギミックが出現し邪魔をしてくる。 ---移動する洗濯物、ジェットコースター、果ては銃撃する戦闘機まで。 -道中窓から女の子が出現。接触するとボーナススコアがもらえる。また、1段登るごとに加算される点数((画面左側に表示されている「ステップポイント」のこと))も50点または100点アップするが、プレイヤーミスで落下した場合はラウンドで規定されている元の点数((1面が100点で以降面クリアごとに50点ずつ上がる))に戻る。 **難点 -数々のギミックが多いのはいいがその分即死トラップが多く、難易度が高い。 --絶えず何かしらのギミックが画面上に現れているが、言い換えればそれは常に画面上に死ぬ可能性が表示されていると言うことでもある。 --変化が豊富で飽きは来ないが、一向に先に進めない。 **総評  誰でも簡単に遊べる、お手軽で楽しくも他に類を見ないゲームであったクレイジー・クライマーの続編だが、クレイジー・クライマー最大の魅力である「誰でも体感的に遊べる」部分が欠落してしまっている。別段「狂気の難易度」と言うほどではないのだが、そもそもクレイジー・クライマーが他に類を見ないシステムであったため、同系統ゲームで腕を鍛える事が困難であり、前作が出回り(保存)に難があった事、更には前作から8年もの間が開いていた事もあって、難易度調整を間違えたとしか言いようが無い。~  本作の不評を切欠に、クレイジー・クライマーシリーズはアーケードから撤退する事となり、次のシリーズ作までまた再び長い間が開く事になった。 **移植 -X68000(1993年8月27日 電波新聞社)~ 「ビデオゲームアンソロジー」シリーズの第5弾として発売。前作とカップリングで収録されており、内容に関してもほぼ完全移植されている。~ これの前に発売された『ビデオゲームアンソロジー vol.4 リブルラブル 』に同梱されていた専用十字パッドに対応している唯一のソフトでもあった。 -PS4(2015年2月26日 ハムスター)~ 現在、ニチブツ作品の全権利を所有しているハムスターから「アーケードアーカイブスシリーズ」としてDL配信されている。~ ちなみに『クレイジー・クライマー』も同シリーズの第1弾として別途配信されているので現時点でプレイするには最も容易な環境とも言える。~ 但し、ジョイスティック2本を繋いでの操作には対応していないため、PS4パッドのアナログスティックでの操作になる点は注意が必要。

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