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*OFF-WORLD INTERCEPTOR EXTREME
【おふわーるどいんたーせぷたーえくすとりーむ】
|ジャンル|オフロードシューティング|CENTER:&amazon(B000069TRO)|CENTER:&amazon(B000069TRN)|
|対応機種|プレイステーション&br()セガサターン|~|~|
|発売元|BMGビクター|~|~|
|開発元|CRYSTAL DYNAMICS|~|~|
|発売日|1995年11月22日|~|~|
//SS版の発売日は不明
|定価|6,090円(税込)|~|~|
|判定|なし|~|~|
|ポイント|コッテコテに煮詰まったアメリカンゲーム&br()完成度は全体的に高い|~|~|
//セガサターン版について情報求む
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#contents()
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**概要
割と珍しい、3D陸戦型シューティング。現在に至るまで類似したゲームの少ないジャンルである。
**システム
-後方視点型3Dシューティング。自機は車である。
--フィールドは非常にアップダウンが激しく、自機にはジャンプ機能が搭載されている。
---ジャンプゲージ消費でホバリングも可能。ゲージは時間で回復する。
--ライフ+残機制である。ライフがゼロになるとそのステージの最初から。残機がなくなるとゲームオーバー。
-敵の攻撃をかいくぐりつつ、ステージの終点を目指す。
--道中には様々なアイテムが落ちている。以下詳細。
---コイン…銀、金があり入手するとお金になる。
---ニトロ…一定時間スピードを上げるニトロの使用回数が増える。
---ミサイル…ミサイルのストックが増える。ミサイルの性能は自機の種類により異なる。
---ショット…通常ショットの威力が上がる。一段階だけ。ステージクリアしても引き継がれるが、ミスで失われる。
---エアストライキ…画面内の敵を一掃する爆弾をストックする。
---修理…ライフ回復。全回復の「完全修理」もある。
---プラズマ…後方にばらまく地雷をストック。
---クローン…残機+1。
---無敵…そのまま。一定時間無敵になる。
---パラメーターアップ…自機の性能を高める。各パラメーターに対応しており、滅多に落ちていない。
-ステージクリア後はクリアタイムに応じた賞金が得られる。
--この賞金を使って自機を強化したり、新しい機体を購入できる。また各種お役立ちアイテムも購入できる。
-5つの惑星に各4ステージある。さらに隠しステージも…?
--各惑星の最後に現れるボスは賞金首であり、非常に強いが倒せると莫大な賞金が手に入る。
-2人プレイ用のバトルモードもある。
--相手マシン撃破で勝利である。
**評価できるところ
-とにかく荒れ果てた荒野を4WDマシンでかっ飛ばすのが気持ちいい。
--類似したゲーム性の作品が少ないこともあり、希少価値は高い。
-難易度は低め。あまり深く考えずにひたすらステージ奥を目指すだけ、というシンプルな目的もいい。
-賞金でマシンを好きにカスタマイズできる。足りない能力を補うもよし、長所を伸ばすもよし。
-BGMも非常にノリが良く、聞いていて爽快感がある。
**問題なところ
-賞金支給の形態と、新規マシン購入方式。
--一度クリアしたステージには引き返せず、賞金は一度しか手に入らない。このためパワーアップに限界が生じている。
--それだけならまだしも、''購入済みマシンの再使用不可''という仕様がこれに拍車をかける。
---一度大金を払って買ったマシンなのに、乗り換えようとすると''再び金を払う必要がある''。ステージに合わせて乗り換えることが出来ないのである。
---乗り換えに金がかかるということもあり、安い機体の改造に資金を投入するのがもったいなく感じてしまう。
--好きなステージを遊べる「アーケードモード」もあるが、こちらは完全に独立しているので賞金の使い回しはできない。
-全体的に難易度は大味。熟練シューターにはあまり向いていない。
-セーブ方法は、なぜかこの時代にパスワード制。
--しかし、''パスワードをメモリーカードに保存する''という機能があるため問題はない。…パスワードの意義は?
-グラフィックレベルもあまり高くない。
--背景はよく出来ているのだが、主に敵キャラの造形が適当。スーファミレベルにも見える。
**アメリカンなところ
-舞台は、一応地球から遠く離れた異境の惑星である。
--にもかかわらず''サボテンやら椰子の木やら''が生えているのは一体どういうことなのだろう?
-ストーリーの合間には''実写で''物語が説明される。
--これがまた、日本人が想像するB級スペオペそのままである。
---全体的なガジェットがいかにも1950年代風。しかも、その中を闊歩する賞金稼ぎが''半裸に鉄の鎧''とすさまじく前時代的なのが笑いを誘う。
--台詞回しもまさしく洋画のそれである。
---ちなみにゲームオーバー時にも実写のムービーが流れるのだが、''惑星によって内容が違う''。妙なこだわりである。
-残機が''クローン''。倫理的にアリなのか?まぁTRPGの傑作『パラノイア』始め前例のない設定ではないが…。
--しかし、普通のゲームではなかなか説明されない1UPの仕組みについて、論理的な解説を加えたのは評価できる…かもしれない。
---ちなみに''ショップで購入できる''。ただし200,000と馬鹿高い(銀貨が一枚200、最初のボスの賞金が丁度200,000)。
-「エアストライキ」だが、グラフィック的に''どこからどう見ても核爆弾''である。
**総評
純粋にシューティングゲームとしての完成度は微妙。レースゲーム+シューティングとして複合的に評価するべきかもしれない。~
とりあえず、アップダウンの激しい無人の荒野を、敵の攻撃をかいくぐりつつかっ飛ばす爽快感は、他のゲームではなかなか味わえない楽しさである。~
随所に散見されるツッコミどころも堪能してみると、さらに趣深い。
*オフワールド・インターセプター エクストリーム
【おふわーるどいんたーせぷたーえくすとりーむ】
|ジャンル|オフロードシューティング|&image(http://sce.scene7.com/is/image/playstation/slps00122_jacket?$pkgL$,http://www.amazon.co.jp/dp/B000069TRO,width=160)|
|対応機種|プレイステーション|~|
|発売元|BMGビクター|~|
|開発元|CRYSTAL DYNAMICS|~|
|発売日|1995年11月22日|~|
|定価|6,090円(税込)|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|コッテコテに煮詰まったアメリカンゲーム&br()完成度は全体的に高い|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
割と珍しい、3D陸戦型シューティング。現在に至るまで類似したゲームの少ないジャンルである。
**システム
-後方視点型3Dシューティング。自機は車である。
--フィールドは非常にアップダウンが激しく、自機にはジャンプ機能が搭載されている。
---ジャンプゲージ消費でホバリングも可能。ゲージは時間で回復する。
--ライフ+残機制である。ライフがゼロになるとそのステージの最初から。残機がなくなるとゲームオーバー。
-敵の攻撃をかいくぐりつつ、ステージの終点を目指す。
--道中には様々なアイテムが落ちている。以下詳細。
---コイン…銀、金があり入手するとお金になる。
---ニトロ…一定時間スピードを上げるニトロの使用回数が増える。
---ミサイル…ミサイルのストックが増える。ミサイルの性能は自機の種類により異なる。
---ショット…通常ショットの威力が上がる。一段階だけ。ステージクリアしても引き継がれるが、ミスで失われる。
---エアストライキ…画面内の敵を一掃する爆弾をストックする。
---修理…ライフ回復。全回復の「完全修理」もある。
---プラズマ…後方にばらまく地雷をストック。
---クローン…残機+1。
---無敵…そのまま。一定時間無敵になる。
---パラメーターアップ…自機の性能を高める。各パラメーターに対応しており、滅多に落ちていない。
-ステージクリア後はクリアタイムに応じた賞金が得られる。
--この賞金を使って自機を強化したり、新しい機体を購入できる。また各種お役立ちアイテムも購入できる。
-5つの惑星に各4ステージある。さらに隠しステージも…?
--各惑星の最後に現れるボスは賞金首であり、非常に強いが倒せると莫大な賞金が手に入る。
-2人プレイ用のバトルモードもある。
--相手マシン撃破で勝利である。
**評価できるところ
-とにかく荒れ果てた荒野を4WDマシンでかっ飛ばすのが気持ちいい。
--類似したゲーム性の作品が少ないこともあり、希少価値は高い。
-難易度は低め。あまり深く考えずにひたすらステージ奥を目指すだけ、というシンプルな目的もいい。
-賞金でマシンを好きにカスタマイズできる。足りない能力を補うもよし、長所を伸ばすもよし。
-BGMも非常にノリが良く、聞いていて爽快感がある。
**問題なところ
-賞金支給の形態と、新規マシン購入方式。
--一度クリアしたステージには引き返せず、賞金は一度しか手に入らない。このためパワーアップに限界が生じている。
--それだけならまだしも、''購入済みマシンの再使用不可''という仕様がこれに拍車をかける。
---一度大金を払って買ったマシンなのに、乗り換えようとすると''再び金を払う必要がある''。ステージに合わせて乗り換えることが出来ないのである。
---乗り換えに金がかかるということもあり、安い機体の改造に資金を投入するのがもったいなく感じてしまう。
--好きなステージを遊べる「アーケードモード」もあるが、こちらは完全に独立しているので賞金の使い回しはできない。
-全体的に難易度は大味。熟練シューターにはあまり向いていない。
-セーブ方法は、なぜかこの時代にパスワード制。
--しかし、''パスワードをメモリーカードに保存する''という機能があるため問題はない。…パスワードの意義は?
-グラフィックレベルもあまり高くない。
--背景はよく出来ているのだが、主に敵キャラの造形が適当。スーファミレベルにも見える。
**アメリカンなところ
-舞台は、一応地球から遠く離れた異境の惑星である。
--にもかかわらず''サボテンやら椰子の木やら''が生えているのは一体どういうことなのだろう?
-ストーリーの合間には''実写で''物語が説明される。
--これがまた、日本人が想像するB級スペオペそのままである。
---全体的なガジェットがいかにも1950年代風。しかも、その中を闊歩する賞金稼ぎが''半裸に鉄の鎧''とすさまじく前時代的なのが笑いを誘う。
--台詞回しもまさしく洋画のそれである。
---ちなみにゲームオーバー時にも実写のムービーが流れるのだが、''惑星によって内容が違う''。妙なこだわりである。
-残機が''クローン''。倫理的にアリなのか? まぁTRPGの傑作『パラノイア』始め前例のない設定ではないが…。
--しかし、普通のゲームではなかなか説明されない1UPの仕組みについて、論理的な解説を加えたのは評価できる…かもしれない。
---ちなみに''ショップで購入できる''。ただし200,000と馬鹿高い(銀貨が一枚200、最初のボスの賞金が丁度200,000)。
-「エアストライキ」だが、グラフィック的に''どこからどう見ても核爆弾''である。
**総評
純粋にシューティングゲームとしての完成度は微妙。レースゲーム+シューティングとして複合的に評価するべきかもしれない。~
とりあえず、アップダウンの激しい無人の荒野を、敵の攻撃をかいくぐりつつかっ飛ばす爽快感は、他のゲームではなかなか味わえない楽しさである。~
随所に散見されるツッコミどころも堪能してみると、さらに趣深い。