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バトルトード - (2015/06/19 (金) 23:26:36) の1つ前との変更点

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*バトルトード 【ばとるとーど】 |ジャンル|アクション|&image(http://www.suruga-ya.jp/pics/boxart_m/174000910m.jpg)| |対応機種|ファミリーコンピュータ&br()メガドライブ|~| |発売元|【FC】メサイヤ(日本コンピュータシステム)&br()【MD】セガ|~| |開発元|レア|~| |発売日|【FC】1991年12月20日&br()【MD】1993年3月26日|~| |定価|【FC】6,500円&br()【MD】6,800円|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| **概要 -二足歩行のカエルが主人公の横スクロールアクションゲーム。 -カエルは「ラッシュ」「ジッツ」「ピンプル」の三匹。 --ちなみに訳すと「向こう見ず」「居眠り」「ニキビ」である。 -開発は『スーパードンキーコング』や『ゴールデンアイ007』等の名作を作ったレア社。 -仲間を助けるために、闇の女王に挑むというストーリー。 -元々海外で発売された。つまり洋ゲーである。 **特徴 -レア社らしく非常にステージのバリエーションがある。 --基本的には、ベルトスクロールゲームで敵を倒しながら進んでいけばいい。 --他にもエアバイクや一輪車等を使ったステージや巨大な蛇に飛び移りながら進むステージなと殴り合い等は少ないステージもある。 -カエルは3匹いるが全員使えるわけでは無く、プンフルは連れ去られてしまう。 -敵が倒すと破片が残り、武器に使うこともできる。 -その他の特徴 --目玉が飛び出たり顎が外れたりアメコミ風な演出が多い。 ---またキャラクターデザインもアメコミ的である。 --カエルなだけに蠅を食べると体力が回復する。しかし量は限られている。 --コンティニューは回数制限がある。 --2Pによる協力プレイも可能である。しかし問題点が多い(後述)。 --一部ステージには条件を満たすとワープできる箇所がある。 **評価点 -“敵を倒す爽快感”を重点に置いたアクション --敵にとどめをさす際に腕や足などが巨大化して敵を吹き飛ばす演出がされる。 ---また敵を多く巻き込んで吹き飛ぶ事もあり非常に気持ちいい。 --また非常に多彩な展開も魅力である。 ---毎回違った展開があり様々なゲームやってる気分になりお得感がある。 -美麗なグラフィック --ドット絵や背景がかなり作り込んでありファミコンの中でもトップレベルである。 --他にもFCなのに多重スクロールしたり巨大な蛇が出たり、最終面では塔がグルグル回ったりする。 -凝った演出 --例えば一面の巨大ボスはステージの手前…画面そのものであり、岩をぶつけて攻撃すると画面にヒビが入る演出がされる。 --他にも各ステージの合間に挿入されるデモシーンや全体マップなど丁寧に作られている。 ---ちなみに和訳も丁寧にされていて評価が高い -出来の良いBGM --David Wise氏(当時Rare唯一のコンポーザー)が手がけているだけあって、良BGM揃いであり、特に10面の曲は人気がある。 -2Pによる協力プレイ --後述する問題点こそ多いもののやはり協力プレイは楽しいものである。 --当時のゲームは2Pプレイができないゲームは少なくなかった。 **問題点 -高すぎる難易度 --一撃死やパターン覚え等初見殺しの罠が多く面の数も多い。 ---その癖にコンティニューは回数制限があるため、何度も最初からやり直さないといけない。つまり覚えゲーである。 ---今作の山場の一つであるバイク面は終盤になるとスピードが異常に速い。 --しかしこれでも難易度は調整されているほうで、海外版の難易度はもっとヤバい。 -キャラクターデザイン --アメコミ的なデザインは賛否がありその為敬遠されがちである。 -協力プレイのバランスの悪さ --1P、2Pに関わらずゲームオーバーの場合は最後に死んだステージの最初からになる仕様。 ---ちなみにゲームオーバーにならなかった方の残機はそのままである。 --自分の攻撃が他のプレーヤーに当たる仕様 ---敵を吹き飛ばした時、味方も巻き込んでしまうことが頻繁に起きる。 --これらの仕様からこのゲームは「友情崩壊ゲー」として悪名高い。 ---協力プレイで全ステージクリアしたらそれだけでこのゲームをやり込んだと言っていい。 **海外版に存在する、日本版との差異 -難易度が日本版と比べて大幅に上昇している --敵の配置や強さ、残機などよりマゾい事になっている。 -ポーズボタンを押すと、ドラム音のノリが良いBGMが流れる -2Pプレイの選択がゲーセン仕様。スタートボタンを押さないと参加できない。 --日本版だと普通の選択式になっている。日本版ファミコンの2Pコントローラーにスタートボタンが無いためだと思われる((NES(海外版ファミコン)にはついている。))。 **総評 本作はファミコン後期に発売され、キャラクターデザインの賛否の事もあり、残念ながら名前すら知らない人も多いだろう。&br()しかしながらプレイヤーを飽きさせないようにゲーム全般に盛り込まれたアイデアの多さやFCの限界を超えたギミック、丁寧に作られたゲーム性など、文句無しに傑作と言っていい作品である。高い難易度も決して海外版の如き理不尽なレベルではないので、プレイする機会があったら是非クリアするまで遊んでほしい。 **余談 -メガドライブやゲームボーイ、SFCなどでリメイク・移植された。 --画質やステージ構成など色々変わった点はあるが基本的には良作揃いである。 --海外でのみアーケード版も存在(国内向けの販売なし)。洋ゲーらしい暴力演出が強化されており、見た目はかなり強烈。 -他にも「バトルトード&ダブルドラゴン」というダブルドラゴンとのコラボ作品もある。 --基本的にベルトスクロールアクションとしての部分が中心のゲームである。 --またカエルを三匹とも使えることができる作品である。 -有名クソゲープレイヤーでもあるAVGNことジェームズ・ロルフ氏も本作を扱ったことがある。よりにもよってゲストのギターガイと共に2Pプレイをすることになり、友情崩壊仕様に終始キレていた。 -あの「ゲームセンターCX」でも有野課長が挑戦した。幾度もコンティニューして苦労の末にクリアした氏は「このゲーム買いですね」といっており、大分気に入っていたようだ。 --ただ取り上げられた影響か元々数が少ないためか、近年はいずれの機種版も相場が著しく上がっているため入手が厳しくなってしまった。VC等での配信が望まれるところ。 -2014年8月16日のお台場新大陸でもプレイした。超報道でも放送された
*バトルトード 【ばとるとーど】 |ジャンル|アクション|&image(http://www.suruga-ya.jp/pics/boxart_m/174000910m.jpg)| |対応機種|ファミリーコンピュータ&br()メガドライブ|~| |発売元|【FC】メサイヤ(日本コンピュータシステム)&br()【MD】セガ|~| |開発元|【FC】レア&br()【MD】アークシステムワークス|~| |発売日|【FC】1991年12月20日&br()【MD】1993年3月26日|~| |定価|【FC】6,500円&br()【MD】6,800円|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| **概要 -二足歩行のカエルが主人公の横スクロールアクションゲーム。 -カエルは「ラッシュ」「ジッツ」「ピンプル」の三匹。 --ちなみに訳すと「向こう見ず」「居眠り」「ニキビ」である。 -開発は『スーパードンキーコング』や『ゴールデンアイ007』等の名作を作ったレア社。 -仲間を助けるために、闇の女王に挑むというストーリー。 -元々海外で発売された。つまり洋ゲーである。 **特徴 -レア社らしく非常にステージのバリエーションがある。 --基本的には、ベルトスクロールゲームで敵を倒しながら進んでいけばいい。 --他にもエアバイクや一輪車等を使ったステージや巨大な蛇に飛び移りながら進むステージなと殴り合い等は少ないステージもある。 -カエルは3匹いるが全員使えるわけでは無く、プンフルは連れ去られてしまう。 -敵が倒すと破片が残り、武器に使うこともできる。 -その他の特徴 --目玉が飛び出たり顎が外れたりアメコミ風な演出が多い。 ---またキャラクターデザインもアメコミ的である。 --カエルなだけに蠅を食べると体力が回復する。しかし量は限られている。 --コンティニューは回数制限がある。 --2Pによる協力プレイも可能である。しかし問題点が多い(後述)。 --一部ステージには条件を満たすとワープできる箇所がある。 **評価点 -“敵を倒す爽快感”を重点に置いたアクション --敵にとどめをさす際に腕や足などが巨大化して敵を吹き飛ばす演出がされる。 ---また敵を多く巻き込んで吹き飛ぶ事もあり非常に気持ちいい。 --また非常に多彩な展開も魅力である。 ---毎回違った展開があり様々なゲームやってる気分になりお得感がある。 -美麗なグラフィック --ドット絵や背景がかなり作り込んでありファミコンの中でもトップレベルである。 --他にもFCなのに多重スクロールしたり巨大な蛇が出たり、最終面では塔がグルグル回ったりする。 -凝った演出 --例えば一面の巨大ボスはステージの手前…画面そのものであり、岩をぶつけて攻撃すると画面にヒビが入る演出がされる。 --他にも各ステージの合間に挿入されるデモシーンや全体マップなど丁寧に作られている。 ---ちなみに和訳も丁寧にされていて評価が高い -出来の良いBGM --David Wise氏(当時Rare唯一のコンポーザー)が手がけているだけあって、良BGM揃いであり、特に10面の曲は人気がある。 -2Pによる協力プレイ --後述する問題点こそ多いもののやはり協力プレイは楽しいものである。 --当時のゲームは2Pプレイができないゲームは少なくなかった。 **問題点 -高すぎる難易度 --一撃死やパターン覚え等初見殺しの罠が多く面の数も多い。 ---その癖にコンティニューは回数制限があるため、何度も最初からやり直さないといけない。つまり覚えゲーである。 ---今作の山場の一つであるバイク面は終盤になるとスピードが異常に速い。 --しかしこれでも難易度は調整されているほうで、海外版の難易度はもっとヤバい。 -キャラクターデザイン --アメコミ的なデザインは賛否がありその為敬遠されがちである。 -協力プレイのバランスの悪さ --1P、2Pに関わらずゲームオーバーの場合は最後に死んだステージの最初からになる仕様。 ---ちなみにゲームオーバーにならなかった方の残機はそのままである。 --自分の攻撃が他のプレーヤーに当たる仕様 ---敵を吹き飛ばした時、味方も巻き込んでしまうことが頻繁に起きる。 --これらの仕様からこのゲームは「友情崩壊ゲー」として悪名高い。 ---協力プレイで全ステージクリアしたらそれだけでこのゲームをやり込んだと言っていい。 **海外版に存在する、日本版との差異 -難易度が日本版と比べて大幅に上昇している --敵の配置や強さ、残機などよりマゾい事になっている。 -ポーズボタンを押すと、ドラム音のノリが良いBGMが流れる -2Pプレイの選択がゲーセン仕様。スタートボタンを押さないと参加できない。 --日本版だと普通の選択式になっている。日本版ファミコンの2Pコントローラーにスタートボタンが無いためだと思われる((NES(海外版ファミコン)にはついている。))。 **総評 本作はファミコン後期に発売され、キャラクターデザインの賛否の事もあり、残念ながら名前すら知らない人も多いだろう。&br()しかしながらプレイヤーを飽きさせないようにゲーム全般に盛り込まれたアイデアの多さやFCの限界を超えたギミック、丁寧に作られたゲーム性など、文句無しに傑作と言っていい作品である。高い難易度も決して海外版の如き理不尽なレベルではないので、プレイする機会があったら是非クリアするまで遊んでほしい。 **余談 -メガドライブやゲームボーイ、SFCなどでリメイク・移植された。 --画質やステージ構成など色々変わった点はあるが基本的には良作揃いである。 --海外でのみアーケード版も存在(国内向けの販売なし)。洋ゲーらしい暴力演出が強化されており、見た目はかなり強烈。 -他にも「バトルトード&ダブルドラゴン」というダブルドラゴンとのコラボ作品もある。 --基本的にベルトスクロールアクションとしての部分が中心のゲームである。 --またカエルを三匹とも使えることができる作品である。 -有名クソゲープレイヤーでもあるAVGNことジェームズ・ロルフ氏も本作を扱ったことがある。よりにもよってゲストのギターガイと共に2Pプレイをすることになり、友情崩壊仕様に終始キレていた。 -あの「ゲームセンターCX」でも有野課長が挑戦した。幾度もコンティニューして苦労の末にクリアした氏は「このゲーム買いですね」といっており、大分気に入っていたようだ。 --ただ取り上げられた影響か元々数が少ないためか、近年はいずれの機種版も相場が著しく上がっているため入手が厳しくなってしまった。VC等での配信が望まれるところ。 -2014年8月16日のお台場新大陸でもプレイした。超報道でも放送された

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