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*SDガンダム Power Formation Puzzle 【えすでぃーがんだむ ぱわーふぉーめーしょんぱずる】 |ジャンル|落ち物パズルゲーム|&image(http://ecx.images-amazon.com/images/I/41iSmRMiYkL.jpg,height=200,http://www.amazon.co.jp/dp/B000068GY9)| |対応機種|スーパーファミコン|~| |発売元|バンダイ|~| |開発元|制作: トムクリエイト&br()開発: 不明|~| |発売日|1996年1月26日|~| |定価|9,064円(税込)|~| |分類|BGCOLOR(khaki):''ゲームバランスが不安定''|~| |ポイント|ガンダムとパズルゲームというまさかの融合&br()パズルゲームの常識を覆す意欲的なゲームシステム&br()でも実際はPブロックがあれば勝てるゲーム|~| |>|>|CENTER:''[[SDガンダムシリーズリンク>SDガンダムシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- *概要 機動戦士ガンダムから新機動戦記ガンダムWまでのガンダムが登場する落ち物パズルゲーム。~ パズルゲームブームに乗っかっただけのゲームながら、ガンダムという題材をそれなりに活かしたシステムとなっている。~ プレイヤーは各登場作品の味方・敵どちらかの軍勢を選び、プレイする。 **特徴 -本作の特徴はなんと言っても、&bold(){並べて消してはいけないパズルゲーム}ということである。 --プレイヤーは、1つずつ出てくる真ん中のブロックを敵と取り合いながら、同じ色のブロック、または4色違う色のブロックを、縦、横、斜め、L字、T字、四角重ねしないように積みあげ、隙間なく段を作っていく。 --一列以上積んだら、BかYボタンを押してMSを生産する。MSの強さは積んだ段の数によって変わる。Yは生産後即出撃となり、Bはストックになる。ストックは一定数のみ可能。 ---MSの強さは、反撃によって出されたMSの強さに応じて削られていく、例えばレベル2のMSはレベル1のMS2体分の攻撃によって壊される。さらにレベル1のMSの攻撃を一度受けた時点で、レベル1のMSと同じ攻撃力にまで落ちる。 --出撃したMSは、相手が反撃用のMSを出さない限り直進し、破壊されずに進むと相手の戦艦にダメージを与えていく。戦艦のHPをゼロにしたほうが勝つ。ちなみに攻撃が成功すると相手のブロックをダメージに応じて破壊する。 --なお、同じ色・4色のブロックを揃えてしまうとブロックが爆発し、自軍戦艦にダメージが及ぶ。 --Pブロックのみは4つ揃えて爆発させる(ノーダメージ)ことで特殊な効果をランダムで発揮させる。一度使用したPブロックはその場に使用済みのブロックとして残るが、周囲のブロックを揃えてしまうと誘爆してしまいダメージが増加、一緒に爆発してしまう。 **評価点 -これまでのセオリーを逆手にとった、ぷよぷよ+テトリス的な割合画期的なシステム。 --機体を製造し、相手と殴りあうというシステムは、対人戦ではなかなか白熱する。 --機体をストック出来るというのがこの戦闘システムの肝であり、溜め込んで一気に攻めるか、自軍を守る保険として取っておくかなど、戦略の幅はなかなか広い。 --もちろんストックしないで攻め続けるという戦法も可能。 -考え無しに段を積めば良いというものではなく、積めば積むほど事故の可能性が高くなるという緊張感。 --どの程度で機体を生産するかという戦略は、事故の被害を抑えるという意味でも考えなくてはならないポイントである。 --もっとも、リスクを越えてレベルが高い機体を生産出来れば、相手は受け止めにくく、自軍に大ダメージを許してしまうことになる。 -ガンダムWまでの作品を概ね全て揃えており、比較的機体の種類が豊富。 **問題点・賛否両論点 -ブロックが消える条件が厳しすぎる。 --同じ色を縦・横・斜めに揃えたら駄目、という条件だけならまだしも、四色違う4色でも消えるうえ、くっついていればぷよぷよ形式でジグザグ形、T字、四角積みでも爆発する。 ---このゲームは連鎖すればするほど自分が追い詰められるという奇妙な状況に陥るが、この消滅条件の緩さによって連鎖も頻繁におこり、自滅して終了という情けない終幕もしばしば。 ---ぷよぷよの消滅条件だけでは膠着化してしまうかもしれないが、これはいくらなんでも緩すぎる感が否めない。 ---その代わりというのはおかしいかも知れないが、普通のパズルゲームによくある「ブロックが排出出来なくなってゲーム終了」ということはない。最大の段まで積むと、乗せた段の一番したのブロックが消滅し、一段ずつずれる。 ---もっとも、全て埋めた状態では高確率で事故が発生するので、そうなる前に素早くストックまたは出撃させるのが普通だが。 -Pブロックの効果が一部強すぎるうえ、軍勢によって効果に差がありすぎる。 --Pブロックの効果はランダムだが、一部各軍固有の能力を発揮させることが出来る。一方的に相手にダメージを与える効果は特に強いが、そうでないものはむしろ自分の首を絞めることもある。 --その効果故に、これだけで勝利出来てしまうパターンも存在する。もっともストーリーモードはCPUの配置精度が高すぎて完全にこれに頼らなければまず勝てない。 -次に出てくるブロックは真ん中に表示され、双方共有のものとなっている。(主にPブロック)を手に入れるためには、基本的には先に動いたら負けであり、非常に不毛な争いになりやすい。 -同じ機体でただのレベル違いというだけのものがおり、紛らわしい。 --採用MSが他にもいそうなのにも関わらずそうなっているのもいるため、そういった点で不満も大きい。 --顕著なのはガンダムWのOZであるが、発売時期的にある程度状況を汲める部分もある。 **総評 パズルゲームとしてはかなり新鮮な内容で、ただのキャラゲーとして捨て置くには惜しい内容である。~ しかしシステムの煮詰め不足や、当時パズルゲームが氾濫していたこともあって埋もれてしまい、売れることはなかった。~ SDガンダムのゲームとしてもマイナーな部類に入る作品である。 ----
*SDガンダム Power Formation Puzzle 【えすでぃーがんだむ ぱわーふぉーめーしょんぱずる】 |ジャンル|落ち物パズルゲーム|&image(http://ecx.images-amazon.com/images/I/41iSmRMiYkL.jpg,height=200,http://www.amazon.co.jp/dp/B000068GY9)| |対応機種|スーパーファミコン|~| |発売元|バンダイ|~| |開発元|制作: トムクリエイト&br()開発: 不明|~| |発売日|1996年1月26日|~| |定価|9,064円(税込)|~| |分類|BGCOLOR(khaki):''ゲームバランスが不安定''|~| |ポイント|ガンダムとパズルゲームというまさかの融合&br()パズルゲームの常識を覆す意欲的なゲームシステム&br()でも実際はPブロックがあれば勝てるゲーム|~| |>|>|CENTER:''[[SDガンダムシリーズリンク>SDガンダムシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- *概要 機動戦士ガンダムから新機動戦記ガンダムWまでのガンダムが登場する落ち物パズルゲーム。~ パズルゲームブームに乗っかっただけのゲームながら、ガンダムという題材をそれなりに活かしたシステムとなっている。~ プレイヤーは各登場作品の味方・敵どちらかの軍勢を選び、プレイする。 **特徴 -本作の特徴はなんと言っても、&bold(){並べて消してはいけないパズルゲーム}ということである。 --プレイヤーは、1つずつ出てくる真ん中のブロックを敵と取り合いながら、同じ色のブロック、または4色違う色のブロックを、縦、横、斜め、L字、T字、四角重ねしないように積みあげ、隙間なく段を作っていく。 --一列以上積んだら、BかYボタンを押してMSを生産する。MSの強さは積んだ段の数によって変わる。Yは生産後即出撃となり、Bはストックになる。ストックは一定数のみ可能。 ---MSの強さは、反撃によって出されたMSの強さに応じて削られていく、例えばレベル2のMSはレベル1のMS2体分の攻撃によって壊される。さらにレベル1のMSの攻撃を一度受けた時点で、レベル1のMSと同じ攻撃力にまで落ちる。 --出撃したMSは、相手が反撃用のMSを出さない限り直進し、破壊されずに進むと相手の戦艦にダメージを与えていく。戦艦のHPをゼロにしたほうが勝つ。ちなみに攻撃が成功すると相手のブロックをダメージに応じて破壊する。 --なお、同じ色・4色のブロックを揃えてしまうとブロックが爆発し、自軍戦艦にダメージが及ぶ。 --Pブロックのみは4つ揃えて爆発させる(ノーダメージ)ことで特殊な効果をランダムで発揮させる。一度使用したPブロックはその場に使用済みのブロックとして残るが、周囲のブロックを揃えてしまうと誘爆してしまいダメージが増加、一緒に爆発してしまう。 **評価点 -これまでのセオリーを逆手にとった、ぷよぷよ+テトリス的な割合画期的なシステム。 --機体を製造し、相手と殴りあうというシステムは、対人戦ではなかなか白熱する。 --機体をストック出来るというのがこの戦闘システムの肝であり、溜め込んで一気に攻めるか、自軍を守る保険として取っておくかなど、戦略の幅はなかなか広い。 --もちろんストックしないで攻め続けるという戦法も可能。 -考え無しに段を積めば良いというものではなく、積めば積むほど事故の可能性が高くなるという緊張感。 --どの程度で機体を生産するかという戦略は、事故の被害を抑えるという意味でも考えなくてはならないポイントである。 --もっとも、リスクを越えてレベルが高い機体を生産出来れば、相手は受け止めにくく、自軍に大ダメージを許してしまうことになる。 -ガンダムWまでの作品を概ね全て揃えており、比較的機体の種類が豊富。 **問題点・賛否両論点 -ブロックが消える条件が厳しすぎる。 --同じ色を縦・横・斜めに揃えたら駄目、という条件だけならまだしも、四色違う4色でも消えるうえ、くっついていればぷよぷよ形式でジグザグ形、T字、四角積みでも爆発する。 ---このゲームは連鎖すればするほど自分が追い詰められるという奇妙な状況に陥るが、この消滅条件の緩さによって連鎖も頻繁におこり、自滅して終了という情けない終幕もしばしば。 ---ぷよぷよの消滅条件だけでは膠着化してしまうかもしれないが、これはいくらなんでも緩すぎる感が否めない。 ---その代わりというのはおかしいかも知れないが、普通のパズルゲームによくある「ブロックが排出出来なくなってゲーム終了」ということはない。最大の段まで積むと、乗せた段の一番したのブロックが消滅し、一段ずつずれる。 ---もっとも、全て埋めた状態では高確率で事故が発生するので、そうなる前に素早くストックまたは出撃させるのが普通だが。 -Pブロックの効果が一部強すぎるうえ、軍勢によって効果に差がありすぎる。 --Pブロックの効果はランダムだが、一部各軍固有の能力を発揮させることが出来る。一方的に相手にダメージを与える効果は特に強いが、そうでないものはむしろ自分の首を絞めることもある。 --その効果故に、これだけで勝利出来てしまうパターンも存在する。もっともストーリーモードはCPUの配置精度が高すぎて完全にこれに頼らなければまず勝てない。 -次に出てくるブロックは真ん中に表示され、双方共有のものとなっている。(主にPブロック)を手に入れるためには、基本的には先に動いたら負けであり、非常に不毛な争いになりやすい。 -同じ機体でただのレベル違いというだけのものがおり、紛らわしい。 --採用MSが他にもいそうなのにも関わらずそうなっているのもいるため、そういった点で不満も大きい。 --顕著なのはガンダムWのOZであるが、発売時期的にある程度状況を汲める部分もある。 **総評 パズルゲームとしてはかなり新鮮な内容で、ただのキャラゲーとして捨て置くには惜しい内容である。~ しかしシステムの煮詰め不足や、当時パズルゲームが氾濫していたこともあって埋もれてしまい、売れることはなかった。~ SDガンダムのゲームとしてもマイナーな部類に入る作品である。 ----

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