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オーバーターン - (2012/06/07 (木) 22:46:50) の最新版との変更点

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*オーバーターン 【おーばーたーん】 |ジャンル|対戦アクション(ロボットアクション)|~| |対応機種|Wii(Wiiウェア)|~| |開発・発売元|スタジオ斬|~| |発売日|2008年12月2日|~| |定価|800Wiiポイント|~| |ポイント|Wiiウェアの有力TPSロボアクション|~| **概要 -照準をリモコンポインタで操作する三人称視点の対戦型ロボットアクションゲーム。Wiiウェア初のジャンルであると共に、スタジオ斬の自社名義発タイトルとしても初めての作品である。 -8人のプレイヤーキャラクターが、それぞれの目的を胸に「オーバーターンマシン(OTM)大会」での優勝を目指すというストーリー。 -略しにくい名前なので「おばたん」とでも呼んでほしい。 **システム -ヌンチャクのスティックで自機の移動、リモコンのポインタで照準移動。&br()視界変更はリモコンのポインタを画面端に移動させて行う。 --[[バランスWiiボード>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/175.html]]に対応しており、自機の移動を重心移動操作で行う事もできる。 -OTMは右腕と左腕にそれぞれ別の武器を装備できる。また、各OTMは異なる固有技(「ボディギミック」)を持っている。 -BP(バランスポイント)ゲージを使った操作ではより細かい操縦を行えるが、BPゲージが0になると「バランスエラー」状態となり、一定時間OTMを操作できなくなる。ゲージ消費量はパーツの種類に応じて変化する。 --ヌンチャクを振るとジャンプ、Cボタンのチョン押しで敵OTMのサーチなど。ボディギミックの発動待ち状態でもBPを消費する。 --「バランスエラー」中は自機が宙に浮いた状態で行動不能になり、ちょっとしたジグソーパズルのようなミニゲームでOTMを修復しなければならない。時間内に修復できないと、更に一定時間動けなくなる。 --Cボタンを長押しすると、自機の操作ができなくなる代わりにBPが回復する。 -対戦相手のHPを0にすると勝利。なお、「STORYモード」で時間以内に相手を倒せなかった場合はプレイヤーの敗北となる。 --同じ相手に負け続けると、相手のHPの上限がだんだん減っていくという救済措置がある。 -OTM大会を勝ちあがり、最終的にチャンピオンを倒したらゲームクリア。クリア後の追加要素は以下の通り。 --強くなった敵たちと全8試合のトーナメントで戦う「エンペラーチャレンジ」、それをクリアした猛者のみが挑戦できる、同時に2体の敵と戦う「デビルチャレンジ」、3体の敵と戦う「ゴッドチャレンジ」が用意されている。 --負けるまでCPUと戦い続けて勝利数を競う「サバイバルチャレンジ」。Wi-Fiランキングにも対応している。 -「VS LOCALモード」では画面を分割しての2人対戦モードだが、ニンテンドーWi-Fiコネクションを利用すると、最大4人までの対戦が可能。 **評価点 -安い。ロボットアクションの新規作品としては驚異的な安さである。 -把握しなければならない情報が少なく操作も簡単で取っ付きやすいし、操作系が新しいので類似作もない。上手く攻撃を命中させられるようになると、リモコンでのエイミングも面白い。 -スタッフロールのセンスがぶっとんでいる。楽屋裏ノリではあるが、見ていて楽しいタイプ。 **問題点 -グラフィックが良くない。 --まずメカデザインが野暮ったい。800円の商品に文句を言うのもなんだが。 --いわゆる2次元アニメ塗りのキャラ立ち絵も、クオリティはいまいち。もっとも、キャラデザが悪いわけではないので結構愛せる。 -ゲーム開始時点では、全8キャラクターの内4人、全アーム装備19種の内2種しか解放されていない。特に武器パーツ集めは、キャラごとに行わなければならないので少々面倒くさい。 -全機体がホバータイプなので、脚部パーツ好きはガッカリするだろう。 -Wi-Fi対応だが、プレイヤー人口が少ない。特に4人対戦のバトルロイヤルは、発売当時はともかく今となっては「募集対象が全国なのに4人集まったためしがない」ともっぱらの評判。 **総評 一見バーチャロンやアマコアをチープにした路線のゲームに思えるが、照準合わせのシステムのせいか操作感がまったく異なり、新鮮な気持ちで遊べる。安さからダメもとで購入して大満足しているユーザーも多い。~ Wiiリモコンで操作しているプレイヤーと比べてCPU側の照準は信じがたいほどの正確さを誇るが、上達すればちゃんと試合になるゲームバランスであり、救済措置もある。欠点部分についても、値段を考えれば十分許容の範囲内だろう。~ しかし存在がマイナーである感は否めず、プレイヤー人口の少なさから、なかなか「固まった評価」が見えにくい。自信を持って良作と呼べない最大の要因はここにある。どちらかというと対人戦が面白いゲームなだけに、Wi-Fiが過疎っている点も残念。 **その他 -平成21年9月9日以前のバージョンでは、Wi-Fiなどの通信関係に不具合があったが、Wiiウェアのバージョンアップにて対応された。 -なにげにかなりマジメな攻略wikiがある。本作が「遊べるゲーム」である事の証明でもある。発売されて時間の経ったゲームなのでQ&Aや豆知識などは必見。
*オーバーターン 【おーばーたーん】 |ジャンル|対戦アクション(ロボットアクション)|&image(https://s.inside-games.jp/imgs/p/DECG0YPrj3VfE9VDCfubi28LiAazBQQDAgEA/54472.jpg,height=160)| |対応機種|Wii(Wiiウェア)|~| |発売・開発元|スタジオ斬|~| |発売日|2008年12月2日|~| |定価|800Wiiポイント|~| |備考|''2019年1月31日にWiiウェアの購入期間は終了済み''|~| |判定|なし|~| |ポイント|スタジオ斬初のオリジナルゲーム|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -照準をリモコンポインタで操作する三人称視点の対戦型ロボットアクションゲーム。Wiiウェア初のジャンルであると共に、スタジオ斬の自社パブリッシングタイトルとしても初めての作品である。 -8人のプレイヤーキャラクターが、それぞれの思い出を胸に「オーバーターンマシン(OTM)大会」での優勝を目指すというストーリー。 **システム -ヌンチャクのスティックで自機の移動、リモコンのポインタで照準移動。&br()視界変更はリモコンのポインタを画面端に移動させて行う。 --本作のロボットはいずれも脚部がホバータイプになっており、[[バランスWiiボード>Wii Fit]]を使う事で自機の移動を重心移動操作で行う事もできる。 -OTMは右腕と左腕にそれぞれ別の武器を装備できる。また、各OTMは異なる固有技(「ボディギミック」)を持っている。 -BP(バランスポイント)ゲージを使った操作ではより細かい操縦を行えるが、BPゲージが0になると「バランスエラー」状態となり、一定時間OTMを操作できなくなる。ゲージ消費量はパーツの種類に応じて変化する。 --ヌンチャクを振るとジャンプ、Cボタンのチョン押しで敵OTMのサーチなど。ボディギミックの発動待ち状態でもBPを消費する。 --「バランスエラー」中は自機が宙に浮いた状態で行動不能になり、ちょっとしたジグソーパズルのようなミニゲームでOTMを修復しなければならない。時間内に修復できないと、更に一定時間動けなくなる。 --Cボタンを長押しすると、自機の操作ができなくなる代わりにBPが回復する。 -対戦相手のHPを0にすると勝利。なお、「STORYモード」で時間以内に相手を倒せなかった場合はプレイヤーの敗北となる。 --だが同じ相手に負け続けると、相手のHPの上限がだんだん減っていくという救済措置がある。 -OTM大会を勝ちあがり、最終的にチャンピオンを倒したらキャラクターの一枚絵が表示された後ゲームクリア。クリア後の追加要素は以下の通り。 --強くなった敵たちと全8試合のトーナメントで戦う「エンペラーチャレンジ」、それをクリアした猛者のみが挑戦できる、同時に2体の敵と戦う「デビルチャレンジ」、3体の敵と戦う「ゴッドチャレンジ」が用意されている。 --負けるまでCPUと戦い続けて勝利数を競う「サバイバルチャレンジ」。Wi-Fiランキングにも対応している。 -「VS LOCALモード」では画面を分割しての2人対戦モードだが、ニンテンドーWi-Fiコネクションを利用すると、最大4人までの対戦が可能。 **評価点 -把握しなければならない情報が少なく操作も簡単で初心者でも取っ付きやすい。上手く攻撃を命中させられるようになると、リモコンでのエイミングも面白い。 --操作系が新しく、類似作が多くないのもポイント。バランスWiiボードを使うと、操作感や臨場感は更に大きく変わる。 --上述の通り、敵のHPを削ってリトライもあるので苦手な相手にはわざとリタイアして意図的に相手のHPを減らす、という作戦もある。 -スタッフロールのセンスがぶっ飛んでいる。楽屋裏ノリではあるが、見ていて楽しいタイプ。 **問題点 -読み推奨のゲームシステム。 -OTMを直接狙っただけでは攻撃が命中せず、敵の動きを予測してカーソルを合わせないと当てられないと言うテクニック。 **総評 スタジオ斬初のオリジナルゲームで、OTMと言うロボットアクションを組み込んだ一作。~ 低価格にしてはボリュームが多く、初心者にも優しい救済処置等アクションが苦手な方でもストーリーモードをクリアできる様な配慮もなされている。~ 欠点も決して少なくないのが目立つが、価格を考えれば許諾できるだろう。 **その他 -スタジオ斬は『[[ライジング ザン ザ・サムライガンマン]]』のスタッフが設立し、後に『[[ガチトラ! ~暴れん坊教師 in High School~]]』や『喧嘩番長6~ソウル&ブラッド~』などを手掛ける会社である。 -海外版及びスマホ版ではオリジナルキャラに差し替えられており、ストーリーが削除されている。

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