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ここでは『ときめきメモリアル』から派生したパズルゲームを紹介します。
ときめきメモリアル 対戦ぱずるだま
【ときめきめもりある たいせんぱずるだま】
ジャンル
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パズルゲーム
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対応機種
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アーケード プレイステーション セガサターン Windows 95
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発売元 開発元【AC】
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コナミ
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開発元(移植版)
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【PS/SS】コナミコンピュータエンタテイメント東京(バーチャルキッス) 【Win】コナミコンピュータゲームズ青山
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稼働開始日【AC】
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1995年
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発売日
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【PS/SS】1996年9月27日 【Win】1996年12月27日 【PS(廉価)】2003年9月18日
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定価
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【PS/SS】5,800円(税抜) 【Win】6,800円(税別) 【PS(廉価)】1,800円(税抜)
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配信
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【PS】ゲームアーカイブス:2010年1月13日/600円
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判定
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なし
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ポイント
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ときメモAC進出/派生第一弾 意外と完成度高い
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ときめきメモリアルシリーズリンク
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概要(1)
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『ぷよぷよ』ブームのを受けて乱発された「亜流ぷよ」の一つ『対戦ぱずるだま』のキャラを、人気が過熱しつつあった『ときめきメモリアル』に差し替えて制作された実質続編。
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この後コナミが乱発する「ガワ変えぱずるだま」の第一弾である。
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また『ときめきメモリアル』の派生作品第一弾であり、AC進出第一弾でもある。
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『対戦ぱずるだま』のルールを簡単に書くと…
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2個1組で降ってくる「たま」を積んで並べて消す…とオーソドックスな落ち物である。
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「たま」は2種類あり「おおだま」は同じ色を3つ以上並べると消える。
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「こだま」は、箱に入ったような形状でそのまま並べても消えないが、隣りでおおだまを並べて消すと、おおだまに変化する。
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この際に同じ色が3つ以上並んでいるとそのまま消え、連鎖となる。この為、比較的連鎖が組みやすい派手なゲーム性となっている。
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連鎖すると、相手側に「こうげきだま」として「こだま」を送り込む事が出来る。「こうげきだま」の送り方のパターンはキャラクターによって異なり、これによる有利不利がある。
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相手からのこうげきだまを利用するのも『ぱずるだま』の面白さでもある。
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相手が一番上まで積みあがると勝ちである。
特徴・評価点(1)
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パズルゲームとしての高い完成度
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小玉紀年・山形茶王をはじめとするアーケード版『対戦ぱずるだま』のスタッフが直接関わっているためか、たまの降り方や各こうげきだまのパターンが原作に比べ改良され、良好なバランスに仕上がっている。
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左右どちらにも回転できる2ボタン操作になった上に、回転できない狭い空間で上下を入れ替える操作(『ぷよぷよ通』のクイックターンと同じ)が加えられており、操作性も向上している。
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『対戦ぱずるだま』の正式な続編として出た『進め!対戦ぱずるだま』に改悪のような変更点が多かった事も、本作の評価を高める結果となった。(ちなみに、あちらは初代のスタッフは間接的にしか関わっていない)
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単にキャラを借りてきただけのゲームに留まっていないことは、本作を評価できる点といえる。
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キャラの強弱に見られるネタ
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基本的にカウンターの狙いやすさ・連鎖数の差で、こうげきだまが縦並びのキャラが強く、横並びのキャラは弱いとされる。
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最強は隠しキャラの伊集院。ストーリーモードでの実質上のラスボスなのでこれはまあ別格。
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伊集院を除けば最強とされるのは、こうげきだまが下からのせり上がりタイプの上縦並びなのでカウンターを狙いにくく、純粋な実力勝負を要求される紐緒さん。
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原作で詩織狙いの際の最大の強敵?と言われる美樹原さんも強い。CPUも強め設定で悩ませてくれる。
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逆に言うと初心者がとりあえずゲームに慣れるためにはオススメのキャラではあるのだが。
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逆に弱い方に目を向けると、ダントツで弱いとされるのが根性娘の虹野さん。虹野ファンの皆さんには、この不利さに負けない根性を見せてもらおうということだろうか…。
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なお、虹野さんは後述の移植版のタイプBも凄まじく弱い。根性でなんとかなるものではない程の不遇さなのである意味必見。
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虹野さんと並んで最弱候補とされるのがスポーツ少女の清川さん。弱さ以外にも、水着で町中を歩きまわったり、どこにいても彼女の周りだけ水で覆われていたり、敗北時に波にのまれて水没したりと屈指のネタっぷりである。
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ときメモ原作で最強(最凶)ラスボスと言われた藤崎詩織嬢も、今作では弱キャラに甘んじている。
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非常にカウンターを狙いやすい降らせ方なので、ある程度降らせたあとは一気に相手を殺せるだけの大連鎖を組まないとカウンターで逆に殺される。
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カウンターを狙わないCPU相手ならかなり強いので、その点ではまだ救いのあるキャラではある。
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派手な演出
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ぱずるだまの魅力の一つにキャラクターの派手なアクションがあるが、本作でも中々派手な演出が用意されており大連鎖時の爽快感はかなりのもの。
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特に強烈なのが、巨大ロボで攻撃する紐緒さんや、飼い犬のムクが襲いかかる美樹原さん。初見では驚くこと間違いなし。
問題点(1)
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最終戦で負けると即ゲームオーバー(コンティニューできず、バッドエンドになってしまう)。
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1Pモード最終戦では、詩織または???と対戦するのだが、この対戦はプレイヤーとCPU両者ともこうげきだまが全て同じ色のたまで上がってくるという変則ルールになっている。
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ある意味対等な勝負なのだが、このルールは運が非常に絡むので、あと一歩のところで理不尽なゲームオーバーになりやすい。ただでさえぱずるだまはCPUが強めで、最終戦まで辿り着くにもそれなりの時間・力量が必要なためショックも大きい。
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余談だが、この最終戦で敗北すると、ラスボスに意中の人を奪われる。人によっては、誰からも告白されずに卒業を迎える本編のバッドエンドよりきついシーンだろう。
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ちなみに、家庭用の場合はコントローラーを2つ繋いで負けそうになったら2Pで乱入、でゲームオーバーを回避できたりする。
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対戦プレイ時には通常対戦の他に1P最終戦仕様の「ロボ作モード」を選択できるため大連鎖合戦がアツい。
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最終戦の前哨戦である好雄(7戦目)・伊集院(8戦目)の異様な難易度。
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両者ともこうげきだまが非常に反撃しづらい振らせ方をしており、大連鎖を組む前に送り込まれて反撃もままならず負け、という事も珍しくない。
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ある意味理不尽なまでの「運ゲー」とも言える。
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好雄は対人戦においては「綺麗にカウンターを狙えるパターン」が存在しているので、中堅キャラに落ち着いている。CPU好御の強さはそのパターンを組む余裕さえない圧倒的なスピードゆえである。
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館林さんの扱いの悪さ。
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隠しキャラなので仕方ないのかもしれないが…(AC版稼働開始当時はあまり露出していなかった事情もある)。
総評(1)
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ときメモの皮を被っただけのキャラゲーと見せかけて、原作からシステムも進化した完成度の高い良作落ち物パズルに仕上がっている。
移植、その他(1)
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PS版とSS版は同時発売された。
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家庭用追加要素として、対戦前の会話シーンに声が付く、本家の翌年に登場した『進め!対戦ぱずるだま』のルールとこうげきだまパターンが使える等の強化点がある
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『進め!』のルールを入れるかどうかはプレイヤーの自由であるため、初代ルールにも進めルールにもできる。
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一方で、操作性の劣化、たまの出のパターン再現度が低い、美樹原・朝日奈・片桐のこうげきだまのパターンが変更などがあり、AC版の完全移植というわけではない。
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とはいえ、普通に遊ぶ分には特に問題ないかもしれない。
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キャラクターの声は全て新録であるが賛否両論。
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館林さんの扱いはやっぱり悪い。会話シーン追加も無し。コアラ……。
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一応PS版限定で簡素なエンディングが追加されてはいるが。なおこの他にもPS・SS間で細かな違いがある。
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なお、本作は数少ない「バーチャルキッス」制作の作品である。
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PS版は2003年にPS one Booksとして廉価版で再発売され、これを元にして2010年にゲームアーカイブスでも配信された。
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Win版はアーケードの忠実再現を目指して制作された。
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移植度はPS/SS版を上回るとされるが、古いソフトゆえに現在のPCでは処理が早くなりすぎて全くプレイできないという難点がある。
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なお、オリジナルのAC版を現在も稼働している店舗は多い。現在ぱずるだまといえばコレというくらいの状況である。
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DS『ラブプラス+』のミニゲームとして収録されている対戦ぱずるだまでは隠し要素として本作の演出と共に藤崎詩織が乱入してくるイベントが存在する。
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3DSの『NEWラブプラス』でも、同じく出てくるキャラクターの一人として登場する。こちらは隠しキャラではなく普通に出ていて、プレイヤーキャラとしても使用可能である。
ときめきメモリアル 対戦とっかえだま
【ときめきめもりある たいせんとっかえだま】
ジャンル
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パズルゲーム
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対応機種
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プレイステーション セガサターン
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発売元
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コナミ
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開発元
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コナミコンピュータエンタテイメント札幌
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発売日
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【PS】1997年6月19日 【SS】1997年8月7日
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定価
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【PS/SS】5,800円(税抜)
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判定
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なし
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ポイント
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ときメモとしてはガッカリゲー とっかえだまとしては劣化移植
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概要(とっかえ)
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『対戦ぱずるだま』に続く新たなパズルゲームとして制作された『対戦とっかえだま』のキャラ差し替え版。とっかえだま初の家庭用移植作でもある。
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『対戦とっかえだま』は、こだまとおおだま、同色3つ並ぶと消えるといった基本は『ぱずるだま』を継承しているが、「はねだま」と呼ばれるカーソルで積まれたたまを自由に入れ替える事ができ、よりアクティブなゲーム性となっている。
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ただ、この自由度の高さゆえ、大連鎖の応酬に終始するバランスになっており、『ぱずるだま』程の評価は得られなかった(一般的に賛否両論)。
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そのためか無印の移植版は存在せず、『進め!ぱずるだま』とのカップリング作品『進め!対戦ぱずるだま 闘魂まるたま町』が存在するだけである。
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開発は当時設立されたばかりのKCE札幌が担当しており、実質外注作品である。バーチャルキッスは制作協力に留まっている。
特徴(とっかえ)
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一人用モードでは、「ときめきモード(ストーリー)」、「きらめきモード(ノーマル)」、「ひらめきモード(クイズ)」の三つのモードが選択できる。
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「ときめきモード」は一人プレイ専用のストーリーモードであり、6人の相手と対戦しながら個別に用意されたストーリーを進めていく。最終戦の伊集院に敗れるとゲームオーバーである。
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「きらめきモード」はAC版『対戦とっかえだま』と同様のモードであり、三段階のレベルを選びエンディングを目指す。上級レベルでエンディングを迎えると選んだ女の子のサービスカットが見られる。
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「ひらめきモード」は一人プレイ専用のパズルクイズモードであり、決められた手数の中で様々な問題をクリアしていくモードである。
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キャラクターの衣装替え。
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本作では、ストーリーに合わせて登場キャラクターそれぞれに制服・私服・水着の三種類の衣装が用意されている。ときめきモード以外のモードでは、キャラクター選択時に押したボタンによって衣装を変えることができる。
評価点(とっかえ)
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隠しキャラ館林さんの扱いが良くなった。ストーリーも用意されている。
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もはや隠れていないと言えなくもないが(ジャケットにも普通に載ってしまった)
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おまけのひらめきモード(詰めとっかえだま)は割と好評。ただ、おまけなので99問しかない。
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ちなみに、PS版とSS版で全く違う問題が用意されている。
問題点(とっかえ)
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とっかえだまの再現度が低くゲームバランスが劣化。
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こうげきだまを送り込む周期が原作より緩くなっており、連鎖合戦のペースに攻撃が追い付かず、こうげきだまが500個くらい貯まるなんて状況が普通に起きる。
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ゲームテンポも大幅に落ち、ダラダラとした展開になりやすい。原作版のスリルは全く味わえない。
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各キャラのこうげきだまのパターンも、新規に作られたものはあまり練られていないものが多め。
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最終戦で負けるとゲームオーバーも健在。今回は強力パターンの伊集院が相手なのでさらに厳しい。
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作画の質も低い。アニメ枚数が少なく動きがカクカクしている。口パクが適当で全然あってない。
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片桐さんの作画は特にひどい。描き難いデザインのせいか?
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上記の仕様により最終戦で勝っても負けてもエンディングが流れるのだが、そのエンディングが飛ばせない。
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1回見たエンディングであったとしても…である。攻撃玉が弱いキャラだと、何回も負ける場合が多い。
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その為、最終戦で負けた場合エンディングを見て終わるよりもリセットした方が早い場合も。
総評(とっかえ)
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ときメモのキャラゲーとしては微妙、とっかえだまの移植としてもいま一つという出来に終わっている。
余談(とっかえ)
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ときメモぱずるだまシリーズとは違い今作は廉価版も発売されていない。
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開発したKCE札幌は、同時期に設立されたKCE名古屋と共に微妙な作品を連発したため、コナミの底辺と言われる(現在どちらも再編により消滅している)。
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オリジナルであるAC版『とっかえだま』はこれ以降も家庭用に移植されなかったが、NINTENDO64版『進め!対戦ぱずるだま 闘魂!まるたま町』が『進め!』と『とっかえ』を合体させてアレンジした作品になっている他、一部のキャラゲー作品のミニゲームとして収録されている。
ときめきメモリアル2 対戦ぱずるだま
【ときめきめもりあるつー たいせんぱずるだま】
ジャンル
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パズルゲーム
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対応機種
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プレイステーション
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発売元
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コナミ
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開発元
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コナミコンピュータエンタテインメント東京
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発売日
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【通常版】2001年3月15日 【廉価版】2003年9月18日
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定価
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【通常版】オープン価格 【廉価版】1,800円(税抜)
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配信
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ゲームアーカイブス:2010年1月27日/600円
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判定
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なし
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ポイント
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キャラ差し替えの差し替えゲー OPアニメが本編
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概要(2)
特徴(2)
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PSギャルゲー屈指の神OPアニメ。
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ゲームに使用されたアニメにしては、とんでもなく作画も構成も素晴らしい。
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流れる主題歌も新曲だったりとやたら力が入っている。
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出来が良すぎるせいで、ここを作って力尽きた、これが本編でぱずるだまがオマケとの声も出たが。
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キャラグラフィックの出来は、動きがカクカクするような事もなく、前作のぱずるだまクラスには仕上がっている。
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ただ、2本編とは画風が違うので違和感がある、今度も駄目との評も。
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今回はキャラクターとこうげきだまのパターンが切り離され、自由に組み合わせを選べるようになった。
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お気に入りのキャラが弱い…という不満が無くなった反面、ネタが減ったとも。
問題点(2)
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全体に漂う流用臭。
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キャラクターと細部(コアラがカエルになっている等)を除くほとんどが前作のぱずるだまそのままである。
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オプション画面もそのまんま、説明書もほぼそのまんま。
総評(2)
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あからさまな流用部分が目立つもののゲームそのものは完成度の高い前作がベースのため、単体で見れば充分及第点である。
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ただし本作独自に評価できる点がOPアニメ程度で、ときメモ2キャラを使ったガワ替え作品の域を出ないのはややマイナスか。
余談(2)
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PS one Booksで再版されたにもかかわらず、中古での価格が高い。今欲しいという人はゲームアーカイブス利用が無難か。
その他のタイトル(参考記述)
携帯電話用だが『ときめきメモリアルGirls Side』版も存在する。