「修正依頼」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。依頼内容は「"セールス落ち込みの理由"という項目で挙げられた理由の不備」です。
【ときめきめもりあるつー】
ジャンル | 恋愛シミュレーション | ![]() ![]() |
対応機種 | プレイステーション | |
メディア | CD-ROM 5枚組 | |
発売元 | コナミ | |
開発元 | コナミコンピュータエンタテインメント東京 | |
発売日 | 1999年11月25日 | |
定価 | 通常版:7,140円 / 限定版:10,290円 | |
廉価版 | コナミ・ザ・ベスト:2001年1月18日/4,179円 | |
配信 |
ゲームアーカイブス 本編/EVSアペンドディスク:2009年11月25日/各600円 |
|
判定 | 良作 | |
ときめきメモリアルシリーズ |
ギャルゲーというジャンルを世に知らしめた金字塔的作品『ときめきメモリアル』の続編。
基本システムは前作を踏襲しながらも、グラフィックの向上やEVSの追加など様々な面でパワーアップしており正統進化した続編になっている。
このゲームの主人公(プレイヤー)は幼い時にひびきの市に住んでいた男の子である。主人公は小学2年生まで光や華澄たちとひびきの市で一緒に楽しい日々を過ごしていたが、両親の都合でひびきの市を離れ、引越す事になってしまう。
それから7年が経ち、主人公は再びひびきの市に戻ってくる。ひびきの高校に入学する事になったからだ。入学式の当日、主人公はショートヘアが似合う元気で快活な少女に成長した光に偶然再会する。その後、クラスメイトになった坂城匠から「卒業式の日に告白の時に校庭にそびえ立つ時計塔の頂上についている伝説の鐘の音に祝福されたカップルは永遠に幸せになる」というひびきの高校の伝説を聞く。
主人公は、光やその他ヒロインからの告白を目指して勉強やスポーツ、容姿などを日々鍛錬し己を磨いていく。 (Wikipediaより抜粋)
+ | 該当の最終盤イベント |
4年間の開発期間は伊達ではなく、シリーズトップクラスのクオリティとボリュームを誇りシリーズ最高傑作の呼び声も高い。
前作の完成されたシステムを壊すことなく、イベントやヒロイン、ならびに衣装を増やしたことで恋愛シミュレーションゲームの完成形の一つだろう。
惜しむらくはときメモフォロワーの作品が氾濫し、ギャルゲー市場が下降過程の時期で売り時を逃した点か。
一方でKONAMI社の意欲的な試みは不完全なものであり、リスナーの評価ポイントとマッチしなかったのは残念なポイント。
中でも肝いりのEVSのためだけにディスクを増やした価値があるかというのが最大の焦点になろう。
またゲーム内容には直接的には関わらないが、初代を好んだファンと本作のファンの作風における意見対立は長年続いている。
個人の趣味嗜好である他、キャラクター愛が存分に発揮されるシリーズであるが故に仕方のないことだとは思うが。