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注意:このページでは、『機動戦士ガンダム EXTREME VS.』のAC版(分類なし)とPS3移植版(良作)を扱っています。
【きどうせんしがんだむ えくすとりーむばーさす】
ジャンル | チームバトルアクション |
対応機種 | アーケード |
発売元 | バンダイナムコゲームス |
開発元 |
バンダイナムコゲームス バイキング |
稼働開始日 | 2010年9月 |
ガンダムVS.シリーズリンク |
開発元のバイキングはこれまでカプコンにて開発されていたガンダムVS.シリーズのスタッフを中心に独立した会社である。
前作と同じくオールスター作品であり、『ガンダムVS.ガンダム NEXT』に登場した機体(PSP移植版の追加機体を含む)は主役機を中心にほとんどが登場している。
新機体としては「MS IGLOO 一年戦争秘録」「劇場版機動戦士ガンダム00」のほか、「機動戦士クロスボーン・ガンダム」「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY」「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」などこれまで登場しなかった非映像化作品のものも登場している。
ロケテストは10年春から断続的に開催され、ゲーセンビデオゲーム不況の中その熱気は異様(平日なのにゲーセンの外まで列ができ、1プレイするのに1時間待ちはザラ)なものがあった。
+ | 操作・システムについて |
戦闘システム関係
その他システム
その他システム関係
原作要素
本作ではアップデート(アプデ)のたびに機体の性能が大きく変更されてきた。
家庭用も発売され、既存機体へのアップデート修正もなくなった後に目立っている機体としては以下が存在する。
+ | 最終版で特に目立っている機体 |
ゲームの出来はよく、システム357を生かしたグラフィックなど誰にでも分かりやすい売り要素と同時に、「NEXTのスピード感とL字などの連ザの連携・覚醒要素の融合」とされる対戦システムや、没個性な機体が減ったとされる各機体のゲームデザインの志向については、シリーズでも屈指という意見も根強い。
特に自由度の高い回避テクや、全体的なコンビ選定の自由度とそれによる戦術の多さなど、2on2をやり込める出来はさすがの「極限なVS」であるといえる。
ただし初期の有料デバッグ状況、そしてアプデでそれらを即改善するという当然の姿勢が数か月経ってようやく確立されたことなど、対応に関しては問題が多い。
現在でも、本来バランス調整が目的のアプデのはずが異様に強化されて他を食う性能と化した隠者や、末期に解禁されたX1フルクロスなどの調整はやや疑問に感じられる。
【きどうせんしがんだむ えくすとりーむばーさす】
ジャンル | チームバトルアクション | |
対応機種 | プレイステーション3 | |
発売元 | バンダイナムコゲームス | |
開発元 |
バンダイナムコゲームス バイキング |
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発売日 | 2011年12月1日 | |
定価 | 8,380円 | |
廉価版 |
PlayStayion3 the Best 2012年12月13日/3,800円 |
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分類 | 良作 |
上記アーケードゲームの家庭用移植版。
一人用のミッションモードに加え、過去最高レベルのラグなしのネット対戦を実現(ただし環境による)しており、SEなども全面的に修正されている。
家庭用先行の追加機体もある他、DLCによる機体追加もされており、次回作「フルブースト」稼動後にアーケードに先駆け機体が先行配信された(ただしこの点はユーザー・ロケーションからの批判も多い)。
特徴
過去最高レベルのネット対戦を無料で搭載
豊富な追加DLC機体
一人用のミッションモード
その他
ゲームバランス未調整
上位に上がるほどに問題の増えるランクマッチ
アーケード版に存在したバグがある程度修正された上で、ラグのない良質な対戦環境が用意された事への評価は高い。
特にネット対戦の完成度は過去作最高峰。全体としてアーケード最終verのゲーム性を良くも悪くもそのまま伝えており、移植作品としては優秀。
一人用モードやギャラリー関連の質も悪くなく、ミッションモード専用ムービーなどもありオールスターシリーズの中では力が入っている。
一方ゲームバランスが良いとは言えない調整状態のままで移植された事に対しては批判が多い。
また、ランクマッチに関する一部ユーザビリティの問題もある。
ネット対戦環境自体は良く出来ているだけに、これらの問題が残ってしまった事が惜しまれる。