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PLAY GIRL2 - (2013/08/30 (金) 00:05:51) の編集履歴(バックアップ)


PLAY GIRL2

【ぷれいがーるつー】

ジャンル シューティング
対応機種 アーケード
販売・開発元 ホット・ビィ
稼働開始日 1993年
分類 クソゲー
ポイント しょぼいグラフィック
理不尽すぎるゲームバランス
前作にすら及ばないクオリティ

概要

『星をみるひと』のホット・ビィがリリース。PLAY GIRL"2"というからには1もあるのだが、ブロック崩しだった前作から打って変わって、今作は固定画面縦シューティング(要はインベーダーやギャラクシアンみたいなゲーム)になっている。

左右移動+2ボタン(ショット、ボム)で操作。全5面×3エリア。

ゲーム開始時に、平均的な性能の忍者のジョー、ショットスピードが速い代わりにライフが少ないレディー、2連射しか出来ず、ショットスピードも遅い代わりにショットの威力が高い超能力者のジャックの3人の中から1人選んでプレイする。

画面上に出現する敵を全て倒せばクリア。各面2エリア目には中型敵が2体、3エリア目には大型敵が1体出現する。

時折画面上部を通過するUFOらしき敵を破壊するとアイテムを落とす

  • 1000、3000、5000:それぞれアイテムに書かれた点数が入る。
  • BOMB:画面上の弾を消し、一定時間画面上の全ての敵の動きを止めるボムが1増える。
  • S.S:ショットスピードアップの略と思われる。一定時間自機のショットの速度が上がる。
  • LIFE:ライフが1増える。
  • TIME:制限時間が回復する。

問題点

1993年ともなれば『コズモギャング・ザ・ビデオ』、いやせめて『マジェスティックトゥエルヴ』並のクオリティは欲しいものだが、比較的無難な作りだった前作とは比べものにならないほど「しょぼい」。

自機のパワーアップがショットのスピードアップしか無い(しかもほとんど出ない)のはまだいいとしても、以下の仕様はあまりに酷い。

  • 自機の攻撃手段が貧弱。ザコ敵はショット1発で死なないものも多数いるし、ボス敵の耐久力がやたら高い。頼みのボム効果も「敵停止のみ」。
  • 敵の攻撃や演出も貧相。ザコは単発弾&体当たり、ボスは多WAY弾を撃つのみ。
  • 挙げ句の果てにはゲームバランスが最悪で理不尽に難しい。自機の喰らい判定はやたら大きく、「カスった程度でも」被弾扱いとなる。ボス級の敵は多WAY弾をやたら放つので、正直言って避けられる作りになっていない。

と、救いようのない仕上がりである。雑魚の登場の仕方にもひねりがなく、クォリティはとても90年代のゲームとは思えないくらいの低さ。 ステージをクリアすると背景にある下着のねーちゃん(外人)が徐々に現れてくるのだが、このねーちゃんもかなり萎えるグラフィックである。

総評

ただでさえ前作は出回りが悪かったのだが、今作の出回りの悪さはそれを遙かに上回っている(もっとも、これは当時ホット・ビィが既に倒産済みだったという経緯もある)。