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スーパーボンバーマン5 - (2011/09/20 (火) 16:08:17) の編集履歴(バックアップ)
スーパーボンバーマン5
【すーぱーぼんばーまんふぁいぶ】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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スーパーファミコン
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発売・開発元
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ハドソン
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発売日
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1997年2月28日
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定価
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6,980円(税別)
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ポイント
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新システム多数だが欠点も目立つ
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ボンバーマンシリーズリンク
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概要
スーパーボンバーマンシリーズ5作目にして最終作。最終作らしく意欲的なシステム多数。
評価点
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ノーマルゲームではルート分岐が登場。ステージの敵を全滅させるとゴールが複数出現し、どれに入るかで次のステージが変わる。ステージは全部で100面とボリュームがある。
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エンディングもグッドとバッドの二種類に分かれている、どっちに進むかはルート次第。
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ちなみに今作のノーマルゲームはセーブ方式になっている。
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達成率を100%にすると、出現するアイテムがランダムになる裏モードに進めるため、最終的な達成率は200%にまでなる。
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ルート分岐の採用に伴い、ボスもゾーン1以外はゾーンごとに複数用意されている。また、ゾーン1~3については、ハニー・コテツとバトルすることもできる。
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今作のノーマルゲームはゾーン1~5に分かれていて、そのうち1~4は過去のスーパーボンバーマン1~4の雰囲気を再現したものとなっている。シリーズをプレイしてきた人には嬉しい演出。
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特に1に多かった一部の妙に強い敵についてもちゃんと調整が入っている。
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ルーイが再登場。今作のルーイは外見が個性的になった。敵専用のルーイ「ワルーイ」も登場する。
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バトルゲームでは「みそボンドッジ」「ランダムサドンデス」「コンフィグモード」とこちらも新システム多数。
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「みそボンドッジ」みそボン状態で中のプレイヤーを倒すとバトルに復帰できるようになった。
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4までは前の爆弾の判定が完全に消えるまで次の爆弾は投げられなかったが、5では最速のタイミングで投げると自分が直前に投げた爆弾と誘爆させられるようになった。そのため、ステージ端でのみそボンの存在感は前2作とは比べ物にならず、脱落したプレイヤーも勝敗の行方を大きく左右できる。
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「ランダムサドンデス」プレッシャーブロックの落下パターンが増え、その中からランダムで選ばれる。
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「コンフィグモード」ポイントを振り分けてアイテムを装備させ自分好みのボンバーマンを作れる。
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2以降、専用のコントローラーでX連打を行うと追加ステージが出せる。従来の作品では起動のたびにX連打をする必要があったが、本作では一度ステージを出せば以降はX連打を行う必要がない。
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また、追加ステージも従来の2ステージから3ステージに増えている。
問題点
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ノーマルゲームは一度スタートしたらマップ画面に戻れないためステージ間の行き来が非常に不便。
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ステージによっては一方通行ではなく、双方向でゲートがつながっていることがある。ゲートの見た目だけでは進むステージのことは分からないので、運が悪いと同じステージを行き来してしまうことになる。
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ただ、一度入ったことのあるステージに繋がるワープは色が変化するため、そこまで運任せになることは無い。
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ゾーン1ボス「ボンバーワン」が最初のボスにしては強すぎる。
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地雷ボムを4つまで仕掛けてくる。地雷ボムは見えないため不意をつかれる事が多い。倒してもゴールに入る前に地雷で死ぬとアウト。
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一部ルーイの扱いがおかしい。
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「ナグルーイ」バトルでは役立つがノーマルでは全く役立たない。
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「ワルーイ」敵専用ルーイなのだが特殊能力は何もなく実質ただのバリア。悪のルーイというシリーズでも珍しい存在なのに…
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コンフィグモードのパスワードにバグがある。普通に遊んでいれば特に問題は無いのだが、適当にパスワードを入れると本来作れないやたら強力なボンバーマンが作れてしまう事や、色が明らかにおかしいボンバーマンなども作れてしまう。画面がフリーズしてしまうこともある。
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最悪の場合、セーブデータどころかSFC本体が壊れることもある。この裏技は出来ればやらない方が良い。
結論
最終作らしくかなり盛りだくさんな内容。だがノーマルゲームではルート進行に不便な点があり、コンフィグモードにはバグがある…どちらももっと完成度が高ければかなり面白くなりそうなシステムだっただけに詰めの甘さが惜しい所。