【ざんきぜろ】
ジャンル | ノンストップ残機サバイバルRPG | |
対応機種 |
プレイステーション4 プレイステーション・ヴィータ Windows(Steam) |
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メディア |
ブルーレイディスク プレイステーション・ヴィータ専用カード |
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開発元 | ランカース | |
発売元 | スパイク・チュンソフト | |
発売日 |
2018年7月5日 【Windows(Steam)】2019年4月10日 |
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定価 |
【PS4パッケージ/ダウンロード版共通】7,776円 【PSVパッケージ/ダウンロード版共通】7,344円 【PS4エクステンド-EDITION-(*1)】9,936円 【PSVエクステンド-EDITION-】9,504円 【Windows(Steam)】6290円(全て税8%込) |
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プレイ人数 | 1人 | |
レーティング | CERO:D(17才以上対象) | |
判定 | ゲームバランスが不安定 | |
ポイント |
『ダンガンロンパ』スタッフ制作のサバイバルRPG 『ロンパ』譲りの生々しいゲス要素満載 世界観はかなりホラー寄り 初見殺し要素が非常に多い 後半になればなるほどシステムの不便さが気になる シガバネで難易度が変動していく作り |
人類滅亡まで、残機8人
スパイク・チュンソフトが制作した新規IPである3DダンジョンRPG。メインスタッフが『ダンガンロンパ』シリーズを手掛けた面々と同じであり、作風などに共通点が多い。
2018年8月、真白出版の編集者・日暮ハルトはある事情から人生に深い絶望を抱き、ビルの屋上から身を投げる。
次にハルトが目を覚ました時、そこは見慣れた街ではなく、同年代の7人の男女と1人の少女・比良坂サチカが集められた孤島だった。
先に目覚めていた他の面々に連れられ島の中心部にあるガレージに足を踏み入れたハルトは身体に「ペケ字キー」と呼ばれる機械が埋め込まれていることを疑問に思うものの、ガレージのテレビに突如映し出された『エクステンドTV』の説明により、人類がこの孤島・ガレキ島に居る8人以外死に絶えたこと、8人はガレキ島のガレージに設置された「エクステンドマシン」によってクローン再生された存在であること、人類復興のために「エクステンドマシン」のパーツを集めねばならないことを知らされる。
テレビ番組の企画ではないかという疑いを持ったまま、指示通り「エクステンドマシン」のパーツを取りに廃墟ビルへと向かう8人だが、そこでハルトは謎のクリーチャに襲われ死亡してしまう。
そして、死んだはずが幼児化した身体で目を覚ましたハルトは、他のメンバーが「エクステンドマシン」を使って自分を再生させたことを知らされ、世界の滅亡と自分たちがクローン人間であることを思い知らされるのだった。
+ | 個性豊かなクローン人間たち |
+ | ややネタバレ |
+ | ネタバレ注意 |
全体的にゲームバランス面はかなり尖っている。 良くも悪くもシガバネありきな部分が多く、ゲームが進めば進むほどにダンジョン探索が面倒になっていくシステムとなっている。
+ | 現在、以下の問題点はアップデートにより軒並み改善済み。 |
強く引き込まれるストーリーに濃いキャラクターたちの軽快な会話とサバイバルシミュレーションを融合した作品。『ダンガンロンパ』の良点を受け継いでおり、『ロンパ』の作風が好きな人は確実にハマるだろう。
一方で、シガバネシステムの癖の強さ、全体的なシステムの不便さ、尖ったゲームバランス、『ロンパ』以上の作風のゲスさもあり、常人にはオススメできるとは言い難いゲームになってしまっている。
少なくともシステム面はアップデートもあって創意工夫で対処が可能となっている。漫然とプレイするか考えてプレイするかで印象はある程度変化すると思われる。
+ | 結果を言うと(軽いネタバレ) |