「モンスターハンター フロンティア オンライン」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
「修正依頼」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。
この記事では『モンスターハンター フロンティアオンライン』『モンスターハンター フロンティアG』『モンスターハンター フロンティアZ』について取り扱います。
【もんすたーはんたー ふろんてぃあ おんらいん/じー/ぜっと】
ジャンル | ハンティングアクション | ||
対応機種 |
Windows 7/8/8.1/10(*1) Xbox 360 プレイステーション3 Wii U プレイステーション・ヴィータ プレイステーション4 |
||
発売・開発元 | カプコン | ||
運営元 | 2011年6月22日まで | 旧「ダレット」 | |
2011年6月23日以降 | カプコンオンラインゲームズ | ||
サービス開始日 | PC | 2007年7月5日 | |
Xbox360 | 2010年6月24日 | ||
PS3 | 2013年11月20日 | ||
WiiU | 2013年12月11日 | ||
Vita | 2014年8月13日 | ||
PS4 | 2016年11月22日 | ||
サービス終了日 | Xbox360/WiiU | 2018年8月1日(データはPCに引き継ぎ可能) | |
PC/PS3/Vita/PS4 | 2019年12月18日 | ||
課金形態 | 基本料金30日(*2):1,400円+α(体験モード無料) | ||
判定 | なし | ||
ポイント |
やりこみ要素は文字通りケタ違い 年に数回の大型アップデートで次々追加される新モンスター達 アクションの出来に定評あり 連戦要求がきつかったが近年は緩和 過去はこれでもかというほどの搾取運営だった時期も Gで半数の客と信頼を失うものの持ち直す |
||
モンスターハンターシリーズ |
カプコンの人気シリーズの一つ『モンスターハンター』の完全オンラインネットゲーム。一般に『MHF』または『MHF-G』『MHF-Z』と略される。
基本的には『モンスターハンター2(MH2)』に『モンスターハンターポータブル 2nd(MHP2)』以降のシステムを取り入れたものだが、長年のアップデートによって据え置き・ポータブルシリーズを遥かに凌ぐ独自路線を展開している。
尚、当初は『モンスターハンター フロンティア オンライン』の名称でサービス展開。2013年4月17日以降は『モンスターハンター フロンティア G』、2016年11月9日以降は『モンスターハンター フロンティアZ』の名称だが、データ等は完全に移行しているので実質同一タイトルである。
2019年12月18日にサービスが終了した。
PC版のみならず、コンシューマゲーム機でもサービスを展開していた。その数はXbox 360/PS3/Wii U/PS Vita/PS4の5機種に上る。
このうちXbox 360とWii Uは両ハードの生産終了に関連して2018年8月1日早朝にサービス終了、データはPC版に引き継ぎ可能となった(*3)。
ゲーム内容は同一だがシステムとサービス面ではいくつか異なるものがある。以下、PS系も含めてコンシューマ版をまとめて「CS版」と呼称。
+ | ... |
+ | ... |
MH2に存在した11武器に加え、完全オリジナルの「穿龍棍」、メインシリーズのものを大幅にリファインした「スラッシュアックスF」、完全オリジナル第二弾の「マグネットスパイク」が存在する。ただし初期から存在する11武器種以外は解禁にG級昇格(マグネットスパイクは+イベントクリア)という条件がある。
さらにそれぞれの武器種ごとに、特殊なカテゴリに属する武器が存在する。
+ | ... |
同じ武器でも条件を満たせばモーションを切り替えることができる。
+ | ... |
+ | ... |
過去の話も多いので注意。
元々料金体系を考える中で「アイテム課金は真っ先に切り捨てた」とする発言が存在している。
これはいわゆる「基本プレイ無料」という料金形態を否定する意図で、課金アイテム自体は否定していなかったらしい。
事実MHF-G6で無料プレイの範囲の拡大はあった(*14)ものの、基本料金があること自体は最後まで貫いた。
だが、当初からパッケージ特典など通常のゲームとは別の形で入手できる特典アイテムは存在しており、そしてシーズン4.0頃から始まったアイテム販売によってユーザーからは「課金アイテムは実装しない」という約束を反故にされたと認識され、下記のような露骨な搾取運営もあり猛烈な批判を浴びていた。ユーザーを金蔓としか見ていないと思われても仕方が無かっただろう。
ただし、課金アイテムを販売する前はサーバーの運営費と開発費が利益のほとんどを食いつぶしていたという発言もあり、課金アイテム実装後はしっかり利益が出せるようになった(サービス継続に繋がった)と後年話している。とはいえ説明もなく実装された点は問題だろう。
末期には全体的に緩和されている部分が多く、課金コースの機能の一部を無課金でも使えたり定期的なコースの無料開放があったりするので
課金過多と言われることはなくなった
。
ハンターライフコース
エクストラコース
プレミアムコース
アシストコース
秘伝書コース
Nコース
狩人応援コース
パッケージ特典・プレミアムキット
ガチャ
その他の課金項目
褒賞武器のスペックに絡む問題
祭ポイントの頭割り問題
剛種武器を作るために
剛種チケット
紙集めオンライン
HC素材の入手確率
防具強化素材
果てしない延命のために作られたランク
武器強化失敗
モンスターの仕様
大失敗を認めるまでの運営態度
運営方針の180度変換
そもそもの位置づけ
クエスト自体への壮絶な優遇
精錬装飾品の直接生産
食事システム
秘伝防具絶対主義
課金を利用したSR(秘伝書のレベル)上げ
ブースト期間の導入
効率至上主義(G3以降改善)
歌姫狩衛戦
凄まじい火力インフレ
ポイントによる素材交換
武具生産システム
MHF-G先行テストにおける問題
モンスター・装備・フィールドなどが随時追加実装されたことで桁違いのボリュームを誇る。
『モンスターハンター』というゲームとして見ると、近年のメインシリーズに比べモンスターVSハンターのアクションに特化しており、ネットゲームの常ではあるがローカルルールや膨大なゲーム情報を必要に応じてインターネットで調べるということも求められ、武具の作成にはある程度の時間がかかるということも少なくない。
とはいえ全体的には幾度ものアップデートやリファイン、救済等によって敷居は下がっていった。
稼働当初はネットゲームという日々修正されていくスタイルで他シリーズとの差別化は図れたが、やがて他作品でもオンラインプレイが一般化する中、そのアドバンテージはうすれていった。
MHシリーズもグラフィックやシステムが洗練されていく中、あくまでMH2ベースの世界観は古臭いというイメージはどうしてもつくかもしれないが、グラフィックは高画質バージョンが実装されアクションを遊ぶ快適さを考えたシステムも決して最新作に劣らない。
一見難しいように感じても、モンスターの行動を覚えたり装備を整えたりというシリーズの基本が一番効果的な作風であり、10年以上のアップデートで蓄積されてきた要素があるためやりがいもある。
緩和が進んだ最終バージョンでは辿異種までのメインコンテンツを進めることは月額だけかつ大した時間もかけずに十分可能となっているほか、他のネットゲームと異なり課金で作業工程を大幅短縮できるのもあって、課金漬けをすれば短時間でも廃人に追いつくことも可能だったほど。
G1アップデートで大不評を買った内容もG2、G3アップデートを経て大きく改善され、GG/G10/ZZでは新武器種の追加も行われた。
ただしG1大失敗による人口減、最終的に12年半にも及んだ歴史、それによるプレイヤーのランク帯の分散により、パーティープレイに支障がでるような過疎とはいかないまでも主に下位のコンテンツにおいて「仲間が見つかりにくい」という問題が起きるようになった。
MH2ベースという点が足かせとなってコンテンツの拡充に限界が見えるようになったことがサービス終了の主な理由として挙がりはしたものの、「古きモンハンの一つの究極形」としてシリーズの歴史には(傍系としてではあるが)残り続けるだろう。