【もんすたーはんたーどす】
ジャンル | ハンティングアクション | ![]() ![]() |
対応機種 | プレイステーション2 | |
メディア | DVD-ROM 1枚 | |
発売・開発元 | カプコン | |
発売日 | 2006年2月16日 | |
定価 | 6,980円(税別) | |
プレイ人数 | 1人(オンライン接続時は最大1人~4人) | |
レーティング | CERO:15歳以上対象 | |
周辺機器 | USBキーボード&オンライン対応 | |
廉価版 |
PlayStation 2 The Best 2007年7月19日/2,990円(税別) |
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判定 | なし | |
ポイント |
新要素盛りだくさん それと引き換えに全体のバランス悪化 従来の世界観にそぐわない新要素 拭いきれない見切り発車感 |
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モンスターハンターシリーズ |
カプコンの人気シリーズの1つ『モンスターハンター』の正式ナンバリングタイトル。読みの「dos(ドス)」はスペイン語で「2」を意味する。
通算では4作品目に当たるが、それまでが1作目をベースとした拡張版及び移植版であったのに対して、本作は完全新作となっている。
当時は現在ほどの人気は無かったものの、PSPでリリースされた『モンスターハンターポータブル』が売り上げを伸ばしていたこともあり、コアユーザーからは非常に期待されていたタイトルだった。
※なお、2011年6月にマッチングBBのサービスが終了し、本作を含むPS2でリリースされたシリーズ作は全てオンラインモード使用不可となった。
+ | 新規モンスター |
新要素を詰め込み過ぎて調整まで手が回らなかったのか、全体的にバランスが悪い。
一方で『MHG』における問題点はほとんど手付かずのまま残っている。
そのため、先に発売され、あらゆる新システムが成功した『MHP』と比較する形でよく批判された。
粗が目立つ新システム
武器間のバランスの悪さ
武器のその他の問題
防具の問題点
マップの問題点
モンスターの問題点
オンラインでの問題点
後継作品にも影響を及ぼす新要素を数多く取り入れ、シリーズの基礎をさらに強く固めた作品である。
しかしそのほとんどに、主としてバランス調整の観点からの問題が残されていた。
元来、何かにつけてひと手間かかるスローライフ的要素を持つゲームだったが、本作はその面倒くささに一層拍車がかかってしまったと言える。
また、後の作品に影響を与えたといっても、キャンプに戻らないとリタイア出来ないシステム、見返りの少ない連戦を強いる試験クエストなど、今作限りとなった新要素も多い。
『MH2』の要素をそのまま引き継いで始まった『MHF』でもよほど不評だったのか、アップデートのたびに『MH2』の不便な要素が削除あるいは形骸化されており、反面教師という意味では絶大な影響を与えている。
*1 一応、2種調合と系統の異なるレシピや3種調合でしか作れない物もあるにはある。
*2 攻撃毎に設定されている威力のこと。例えば上入力の通常斬りは威力10、横入力は15、下入力は20、といった具合。
*3 大抵は武器の素になるモンスターより少し強い。
*4 Sシリーズもしくは古龍装備を装備した状態でシンボルカラーを指定の組み合わせに揃えると、追加でスキルが発動するシステム。
*5 また、初代に登場したこれらのモンスターは隠しモンスター的な立ち位置であり、あえて異質な雰囲気を狙ったモンスターであった。本作では、そうしたモンスターが当たり前の様に出てしまったことに、違和感を覚えたユーザーが多かったといえる。
*6 討伐せずとも角だけ折れば良いのだが、それなりのテクニックが必要である。
*7 余談だが、G10では本作のオフライン要素が入手条件に当てられていたシンボルカラーの入手条件が変更されており、虹色が『MHF』でもようやく獲得可能になっている。
*8 『MH2』で追加されたステージの汎用戦闘BGMが差し替えられている。ただし、該当曲と作曲者の異なる闘技場の汎用戦闘BGMだけは使用されている。
*9 なお、これらの新汎用戦闘BGMは便宜上『MHP2G』が初出として扱われている。