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魚ポコ - (2013/08/21 (水) 14:12:28) のソース

*魚ポコ
【うおぽこ】
|ジャンル|パズル|
|対応機種|アーケード|
|開発元|ケイブ|
|販売元|ジャレコ|
|稼働開始日|1998年2月下旬|

**概要
-可愛らしい黄色い猫が主人公の落ち物パズル。開発元のケイブはシューティングゲーム開発で評価が高い。
--そのためか、試作潜水艦には弾幕避け用のボムがついているという設定がある。
--この猫は弾銃フィーバロンにて潜水艦と一緒に登場。更にケイブ公式のオンライン物販コーナーで店長を務めている。
---弾銃フィーバロンで登場した際はボムが無くなってる。
--ゲームオーバーになると溺死する。力が抜けて徐々に浮いて行く姿は可愛らしくもグロい。

**システム
-操作は1レバー。後はスタートボタンのみ。
--スタートボタンはゲーム開始とネームエントリーに使用する。
-画面左側にピンボールのようにバネが表示されている。レバー下を入力するとこのバネを引っ張る事ができる。
--バネの上にはランダムで玉が装填され、画面中央にあるフィールドに打ち込む。玉は三つ以上同じ色が揃うと消滅する。
--フィールドには重力が働いており、斜めに玉が重なっている場所に玉を打ち込むと転がって下に落ちて行く。それに伴い連鎖も発生する。
--フィールドにある全てのボールを消滅させるとクリアになる。
-フィールドには予め色玉以外の玉が配置されている。
--いわゆるお邪魔ブロック。特定の条件を満たす事で消していく事ができる。
-一定数打ち込むとフィールドが一段上昇。玉を消せば上昇はしないが、玉を消さないと上昇は打ち込むたびに一段ずつ上昇して行く。玉が画面上部に触れるとゲームオーバー。

**難点
-大変解りやすいシステムなのだが簡単そうに見えて実は微妙に難易度が高い。
--初期配置がいやらしい。10ステージを超えたあたりからミスショットを容認しなくなる。
-BGMが古臭い。
--90年代初期の子供向けゲームのようなBGM。
-出回りが悪い。
--新進気鋭のシューティングメーカーとして名をあげていたケイブが突如出したパズルゲームを着目して「これは周る(稼げる)ぞ」と思うゲームセンターはまず無い。
-『パズルボブル』をさらにひねったようなボール色合わせパズル&スナイピングだが、どちらかというとパズル力よりもスナイプ能力と運の要素が強い。欲しい色の玉が出ないと詰む率はパズルボブルよりはるかに高い。

**総評
解りやすいシステムとレバー1方向だけと言う解りやすい操作。まさに子供からお年寄りまで、簡単手軽にできる理想的な老若男女のパズルゲームである。~
だが、シューティングのケイブ開発&もはや麻雀ゲー以外パッとしないジャレコ販売と言う肩書きが出回りを悪くし、見た目やシステムとは裏腹の高い難易度、見た目通りの地味さがインカムを悪くした。だが、簡単ながらも他に類を見ないゲーム性は高く評価したい。~
同じシステムで同社のシューティングゲーム『虫姫さま』のキャラクターを使った『虫姫たま』が出ている。こちらは出回りも悪く無いのだが、今度は別の意味で見た目で人を選ぶようになってしまった。