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VALKYRIE DRIVE -BHIKKHUNI- - (2017/11/27 (月) 18:55:40) のソース

*VALKYRIE DRIVE -BHIKKHUNI-
【う”ぁるきりーどらいう” びくに】
|ジャンル|攻撃的爆乳ハイパーバトル|CENTER:&amazon(B012ZINL4Q)&br;&amazon(B012ZINLD2)&br;&amazon(B01M03WQU6)|
|対応機種|プレイステーション・ヴィータ&br()Windows7~10|~|
|発売元|PSV:マーベラス&br()Win:XSEED、Marvelous USA, Inc.|~|
|開発元|メテオライズ|~|
|発売日|PSV:2015年12月10日&br():Bikini Party Edition:2017年1月12日&br()Win:2017年6月21日|~|
|定価|通常版:6,980円&br()限定版:8,480円&br()DL版:6,300円&br()Bikini Party Edition パッケージ版:4,980円&br()Bikini Party Edition DL版:4,611円&br()Steam版:2,980円&br()Complete Edition版:3,980円|~|
|プレイ人数|1~4人|~|
|レーティング|CERO:D(17歳以上対象)|~|
|判定|なし|~|

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#contents(fromhere)
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**概要
[[閃乱カグラシリーズ]]に続くマーベラスの「爆乳ハイパーバトル」作品。~
メディアミックスコンテンツ『VALKYRIE DRIVE』のコンシューマーゲーム編に当たる作品であり、アニメ編『VALKYRIE DRIVE MERMAID』、スマートフォン編『VALKYRIE DRIVE SIREN』とは異なる人工島が舞台になっている。~
開発元は変わったが、ウリであったセクシー路線は健在。また、その要素がゲーム性にしっかり組み込まれている。

**[[閃乱カグラシリーズ]]との相違点
-オリエンタルな雰囲気とボリューミーなストーリー
--アニメ『MERMAID』は中世西洋モチーフだったが、本作の舞台であるビクニ島は和や東洋の色が強い。
---主人公たちを導く先生たちも、名前は五大明王から、見た目は東西南北の四神をイメージさせるものになっている。
--ステージ数は公式サイトでもそのボリュームは強調されている。またゲーム全体でも、オンライン限定の「大乱闘((2Dステージでの「落としあい」。どこかで見たなどと言ってはいけない。))」など様々なシチュエーションが用意されている。
-「攻撃的」な戦闘
--×ボタン長押しによるチャージダッシュ「ファントム」が加わり、戦闘速度が向上。周囲の敵を巻き込みながら強引に高速移動し、ファントムを交えたコンボには攻撃力にボーナスもつくため、かなり派手なアクションをくり広げられる。
--他の動作をしながらでもチャージ出来るため「ファントムで接近→切り上げ攻撃で浮かせる→追撃しつつチャージしてもう一度ファントム→…」という流れるような連続攻撃も可能。空中で通常攻撃コンボを最後まで入れると地面への叩き付け攻撃になるが、そこまで繋がずファントムや切り上げで自由を奪い続ける戦法が有効となる。
--本作の登場人物は全員「VRウイルス」というリブレイターにもエクスターにもなれる特殊なヴァルキリーという設定により、全員がプレイアブルでありタッグの組み合わせも自由。ストーリー上は固定タッグだが、一度クリアしてしまえばセレクトが解禁される。またレベルで大きく能力が上がるため、誰で戦っても詰まるということはない。
--最初期は演出が今ひとつ地味だったが、パッチ公開後は目に見えて演出がド派手に。ただし、それが後述する問題点にも繋がってくる。
-セクシー要素が単なる自己満足でなくなった
--カグラシリーズではパイタッチ回数がゲームに与える影響がトロフィー取得程度だったが、本作ではボディタッチによっておっぱいレベルを上げることで、ステージ中の「キーパー」を介して隠し部屋に入ることができるようになる。
-プレイヤーキャラクターの状態によってステージクリア後のアドベンチャーパートの内容が変化する
--アクションパート中でプレイヤーキャラクターの体力の残量と衣装の状態によってステージクリアするとアドベンチャーパートの会話内容が変化するが、レベルを上げすぎると再び苦戦した状態でクリアするのが困難である。

**評価点
-シリアスにもギャグにも振り切らないバランスよいシナリオ
--存在自体がギャグのような満腹丸ちゃんのようなキャラもいるのだが、決してただバカエロなだけではなくシリアスすぎもしない。『[[閃乱カグラシリーズ]]』の系譜を継いでいると言える。アニメとは雰囲気がかなり異なるが。
--ただし、一部キャラクターはどうしても賛否が分かれてしまっている。
-プレイ感覚はかなり爽快
--上記のとおりかなりの高速バトルで、しかも''揺れ''て''脱げる''。そして''触れる''。今回も衣装部屋での衣装破壊は「挟んで両側からシゴく」というもの。これも『閃乱カグラシリーズ』譲り。

**問題点
-かなりバグが多く、パッチファイルも巨大
--報告例が一番多いのはフリーズバグで、ある意味ではこれが一番評価を落としている部分。
--初期バージョンでは「Drive16までSSランクでクリアし続けたらDrive(Order)17が出現しなくなり、ゲームが進行不可能になる」という報告も。これに関してはアップデートで修正されたが、演出強化により負荷がかかるのかフリーズやC2バグが出やすくなったという報告もある。
--そもそもパッチが約2GBとちょっとしたゲーム本編並みに巨大。高木Pのツイッターによれば
 【VDB】今回初回パッチの容量が大きいです。様々な調整・修正入れてるとは言えパッチ容量の多くは音周りのデータです。
 今回、音声データの圧縮率を高めるような事はしたくなく、とはいえゲーム本体3.2GでVitaカード4G上限なので全部入らない…などなどな理由はありましてご不便掛けます
とのこと。
--仕方がないといえば仕方がないかもしれないが…。
-プロローグシーンが挿入されない
--V1.00だと、初回プレイでストーリーモードを開始したときにプロローグシーンが挿入されず、いきなり会話パートが始まり、そのままエンディングまでゲームが続行してしまい、ストーリーの大まかな流れが分からない。これはV1.01以降で修正された。
-コミュニケーションルームで自分の好みのキャラに好きな衣装を着せポーズを付けることができない
--容量の関係か『[[閃乱カグラ2 -真紅-]]』、『[[閃乱カグラ ESTIVAL VERSUS -少女達の選択-]]』のように好きなキャラにポーズを取らせたり、ジオラマの変更ができないのが不便である。
-レベルアップしても攻撃技が増えない
--『閃乱カグラシリーズ』のようにエクスターのレベルが上昇しても攻撃技の種類が増加しないも不便。
-Drive(Chaos)17が出現しない
--アップデート後にDrive16までSSランクでクリアし続けるとDrive(Order)17のみが出現してDrive(Chaos)17だけが出現しないようになっている。

**賛否両論点
-システム的にやや詰めが甘い。
--攻撃が基本□と○なので、それを押しつつ×だけ押しっぱなしというのはお世辞にも操作性がよろしくない。せめてRあたりに振り分けてくれれば…。しかし''PS系列機にはキーコンフィグがない''ので叶わぬ夢。
--ダイニングルームでのハート獲得が一回につき一個なので、一気にステージをクリアし続けて好感度が溜まっている場合は何度もキャラチェンジや出入りを繰り返す必要がある。
---全員分取ったと思ってメインメニューへ行き、その直後にダイニングルームにハートが付いていたときはかなり煩わしい。
--また演出は上記のとおりに派手で格好いいが、その分視認性などがやや犠牲になっている。さらにチャージダッシュを入れた為か通常のダッシュがなく、ステージ内を移動する際には地味に不便。
--他にもロックオンの仕様など、痒い所にピンポイントで手が届かない惜しさがある。一つ一つはたいしたことないのだが…。

**総評
閃乱カグラの系譜を受け継ぐメディアミックスの正統派おっぱいバトルアクション。~
大ボリュームで遊び応えはあるが、細かい部分がまたしても気にかかってなかなか良作と言い辛い惜しい作品。~
もし閲覧者諸氏がおっぱいとアクションと微百合を愛する紳士であれば、是非に。

**余談
-各キャラクターの衣装が学校の制服のようなものであるが、ヴァイオラと満腹丸ちゃんは例外である。

-ORDERルートのラスボスが何故か月影小春。
--月影小春の目的は神楽坂倫花たちを危ない橋を渡らせないという事である。

-2017年1月12日に全てのDLCが収録されたBikini Party Editionが発売され、2017年6月21日にSTEAM版が配信された。