お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 Memorial Vacation
【おとなりのてんしさまにいつのまにかだめにんげんにされていたけん めもりあるばけーしょん】
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ジャンル
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アドベンチャーゲーム
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対応機種
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Nintendo Switch Nintendo Switch 2
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発売・開発元
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MAGES.
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発売日
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2026年7月23日
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定価
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パッケージ版:7,480円(税込) ダウンロード版:6,380円(税込) 限定版:12,980円(税込) デジタルデラックスエディション:9,680円(税込)
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レーティング
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CERO:B(12歳以上対象)
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備考
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Switch2版はダウンロード専売
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判定
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良作
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ポイント
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原作らしさや沖縄らしさを生かしたシナリオ
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GA文庫シリーズ
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概要
「小説家になろう」出身のGA文庫の人気ライトノベル(および、それを原作としたTVアニメ)『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』をもとにした、アドベンチャーゲーム。
2026年3月22日のアニメ2期先行上映会で発表された。
公式略称は特に設定されていないがハッシュタグには「お隣の天使様ゲーム」が用いられている。
いつも買い出しに行くスーパーの福引きで沖縄ペア旅行券が当たったので、夏休みに沖縄に行くストーリー。
原作者からは「恋人として初めての夏休み、初めての旅行を楽しむ周と真昼の姿をお楽しみいただければと思います」とコメントされている。
限定版には特典CD2枚組、しおり、アクリルスタンドが同梱。特典CDはドラマCD1枚とサントラCD1枚という構成。
ダウンロード版はデジタルデラックスエディションに付属するデジタルコンテンツアプリで視聴可能になっている。
あらすじ
『天使様』
そんなあだ名で呼ばれる学校一の美少女と偶然にもお隣さんだった周。
一緒に過ごすうちに二人の関係は“お隣さん”から“恋人”へ。
そしてやってきた初めての夏休み。
幸運にも沖縄旅行のチケットが当たったことからひと夏の物語がはじまる──
(公式サイト ストーリーより抜粋)
ゲーム内容
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本作は単に読み進めるだけのゲーム。1泊2日のスケジュールで、藤宮周、椎名真昼、赤澤樹、白河千歳の4人で沖縄旅行を楽しむストーリーが展開される。
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プロローグの後、周、真昼、樹、千歳がそれぞれ考えた旅行プランが提示され、どのプランを選ぶかによって物語が分岐する。
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また、途中にある特定の選択肢で物語が分岐する。エンディングは全部で8種類となる。
登場人物
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クリックで開閉
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藤宮周(ふじみや あまね)
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主人公。高校一年生となると共に一人暮らしを始め、1SLDKの部屋に住む。家事(料理や掃除等)が苦手で、真昼と交流するまでは食事は栄養補助食品で済ませたりしていた。
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人付き合いが苦手だが、優しく思いやりのある性格。
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椎名真昼(しいな まひる)
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ヒロイン。学校一の美少女で、比喩的に「天使様」と呼ばれる。周の隣の部屋に住む。品行方正で学業優秀。運動もそれなり以上に出来るが、泳ぐのは苦手。
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両親の愛を受けずに育った経緯を持つ(本作でも旅の思い出を語る際に触れられることもある)ため、他人との間に壁を作っていた。が、周との交流を経て恋人となった。
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周の母の志保子と交流がある。
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赤澤樹(あかざわ いつき)
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周の数少ない悪友。チャラいが見る目が意外と鋭く、周にアドバイスを送ることもある。千歳を「ちぃ」と呼ぶ。父親が厳格。
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スペシャルブックでゲームが趣味と言う設定が明かされたためか、本作ではゲームの話題をすることもある。
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白河千歳(しらかわ ちとせ)
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樹の恋人で、樹を「いっくん」と呼ぶ。活発で人懐っこい性格でムードメーカー。真昼と仲が良く、真昼の恋愛相談に乗っている。
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評価点
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原作が持つ甘さと沖縄らしさを併せ持ったシナリオ。
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前述の通り、本作は周たちの初めての旅の話を扱っている。
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原作の要とも言える周と真昼との甘くて焦れったい掛け合いはもちろん楽しめる。樹と千歳が2人を揶揄ったり、背中を押したりする点も原作と同じ。
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それだけでなく、周と樹が共通の話題で盛り上がったり、真昼と千歳が周と樹の前では言えないことを話したりするなどもある。
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沖縄舞台なだけあって、沖縄の施設、歴史、沖縄に生息する生物に関連した要素が多く、それらの話も盛り込まれている。
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滞在期間こそ短めだが、公共交通機関での移動中にやりとりが行われたり、夕方や夜間の行動も長めの尺を取ったりと、限られた期間内で話を盛り込む工夫が盛り込まれており、話の密度は高め。
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グラフィック(立ち絵、1枚絵、背景)の出来は良好。
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1枚絵に関しては、周と真昼の琉装や、真昼が三線を弾くなど、良質なものは揃っている。使いどころも、単純に4人で楽しく会話しているシーンだけでなく、原作が持つ甘さや焦れったさをより際立たせるような使い方も見られる。
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背景にも沖縄の名所をしっかりと表現できている。同社の沖縄が舞台の作品『映画「五等分の花嫁」 ~君と過ごした五つの思い出~』の流用ではなく、新規に描き直されている。
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2026年頃から原作小説の広報でSDキャラが描き下ろされたり、アニメ2期でデフォルメ表現が多用されたためか、本作においてもSDキャラを使った表現が多用されている。なお、本作のSDイラストは瀬之本久史氏が担当。
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立ち絵に関しても、身長設定は過去に原作者が設定していた周>樹>千歳>真昼という身長差がきちんと反映されている。
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アニメ同様のキャスティングで主人公含めた全編フルボイス収録。
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本作では基本的に4人均等に出番が確保されていることもあってか周のボイスも(心の声も含めて)フルボイスになっている。
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音楽は場面に合った曲が多い。
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旅行らしいBGM「準備おっけー」「レッツ観光!」や、沖縄らしいBGM「チムドンドンなひととき」「琉球に想いを馳せて」などを揃えてある。
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ゲームオリジナルテーマソング「この想い、あなたへ」はこれからの思い出作りに相応しい楽曲に仕上がっている。アレンジバージョンも存在する等、本作を代表する1曲。
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アニメではオーイシマサヨシ氏による主題歌や、名曲のカバー曲があったが、本作ではsolfaが担当。
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アドベンチャーゲームで必要である機能は一通り備えており、システムに関しても充実している。
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オートモード、バックログ、クイックセーブや未読/既読スキップ、キャラごとの音量変更の機能も当然のように備えてあるほか、やや珍しいところではオートモード時に自動でテキスト非表示になるものもある。
問題点
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通常の1枚絵の枚数が少なめ。
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通常の1枚絵が46(差分抜き)と、量的な意味では物足りなさはある。
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SDイラストが29(こちらも差分抜き)あり、これを含めればADVの平均には届くため、SDイラストで補っているとも言える。
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道中には選択肢が何度か出てくるが、分岐に影響するのは1つのみ。
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一応場面によっては1枚絵の差分が変化するというものはある。
総評
読み物ゲーの作品になるが、原作の雰囲気や沖縄らしさを上手く表現したりと総合的な出来は及第点。
原作ファンも、甘くて焦れったいシナリオを求めるファンも、十分楽しめる内容となっていると言えるだろう。
余談
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MAGES.製アドベンチャーゲームの通例で本作は動画サイトでの実況・配信が公式にて禁止されている。
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旅行プランを選んだ後はスクリーンショットが撮影不可になる。なお、バックログ画面は撮影可能。
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2023年のエイプリルフールではゲーム化のネタが存在していた。
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「ゲーム化決定ウソビジュアル」が実現ということで、会場からは大歓声と拍手が上がっていたというレポートもある(当該レポート)。また、アニメ公式Xもこの点に触れている。(参考)
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言語は日本語のみだが、スタッフロールは日本語・英語が併記されている。原作の英題である『The Angel Next Door Spoils Me Rotten』も使用されている。
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2026年6月19日から7月19日には都内と沖縄を巡るデジタルスタンプラリーが行われた。
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その他の小ネタ(ネタバレ注意)
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移動中に携帯ゲーム機ですごろくゲームを遊んでいるシーンがある。名前は出ないが、「目的地が毎回変わる」「いろんな店を買う」という特徴からして『桃太郎電鉄』と思われる。
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ビックカメラの店舗特典でパラセーリングをしている真昼が描かれているが、本作では料金が高額という理由で利用を断念している。
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最終更新:2026年10月30日 22:40