まわしてコロン

【まわしてころん】

ジャンル アクション
対応機種 ニンテンドーDS
発売元 タイトー
開発元 ランカース
発売日 2005年12月1日
定価 4,800円(税別)
プレイ人数 1~4人
レーティング CERO:全年齢(全年齢対象)
判定 なし
ポイント キャメルトライのリメイク移植
絶対的ボリューム不足
謎の萌え路線化


概要

1989年にてアーケードにリリースされたタイトー原作のアクションゲーム『キャメルトライ』を、ニンテンドーDSにて16年越しにリメイク移植した作品。
原作のゲーム性はそのままに、デザインを一新し、タッチペン操作やオリジナルコースなどの新要素が追加されている。


特徴

  • メインは一人プレイ専用。最大で四人までの通信対戦プレイも可能。
  • 『キャメルトライ』からのゲームデザインの路線変更。
    • 4人の女の子がボイス付きのナビゲートをしてくれる「萌え」の演出が取り入れられた。ロリキャラからお姉さんキャラ、貧乳から巨乳までなかなかのバランスの良い配役になっている。
      • キャラクターデザインは大人しい絵柄で極端に媚びに走ってはおらず、彼女達の出番もゲームの邪魔になる程うざったらしくはなく気持ち程度の活躍に留まっている。
      • 原作におけるイメージキャラクターであったラクダ(キャメル)は出演していないが、原作の名残として、とあるコースに「ラクダの形をしたステージ」がある。
    • 原作から背景とBGMに一新され、全体的にサイバー色の強い雰囲気になっている。

主なモード

  • シングルプレイ
    • 本作のメインモードにあたる。
    • 計6つのコースのどれかを選び、全ステージをクリアするのが目的となる。
  • 通信プレイ
    • DSワイヤレス通信を利用した対戦モード。二人~四人までのプレイが可能。
    • プレイするには人数分のDS本体が必要だが、本ソフトは1本のみでOKである。
  • ボールカスタマイズ
    • 「シングルプレイ」「通信プレイ」にて使用するボールを選択し、ボール性能をカスタマイズできる。
    • 最初から選べるボールは2種類のみだが、やり込む毎に最大で8種類のボールと、各ボール毎のカラーバリエーション4種、総計32種類のボールが選べる様になる。
    • ボールには1tから8tまでの重量設定が可能で、その重量によってボールの落ちるスピードなどに相違がある。
    • カスタマイズしたボールは5つまでの保存が可能。それを「シングルプレイ」「通信プレイ」にて選べる。
  • ランキング
    • 「シングルプレイ」にて記録したベストタイムなどを表示する。
    • 各コースにおける「各ステージの最短クリアタイム」「ステージ全部の総合最短クリアタイム」「ステージ全部で稼いだベストスコア」の各項目が記録される。
    • 各項目はすべて1つのみの記録表示となる。好成績の記録は前の記録から上書きされ、前記録のデータは消滅する。
    • コースプレイを終えて何かの項目に好成績なものがあった場合はネームエントリーが可能で、使用したボールと共に記録される。
  • オプション
    • 操作系統などの項目の設定ができる他、スタッフロールを兼ねたミニゲームがプレイできる。
    • 項目内容は以下の通り。ジャイロボタン、タッチギア、スタッフロールに関しては下記の主なルールの項参照の事。
      • ジャイロボタンを「Xボタン」「LとRボタン」「十字ボタン上」の振り分けをON/OFFにできる。3ボタンを全部振り分けたり、一切の振り分けを行わない事も可能。
      • タッチギアの操作をAかBの2タイプのどちらかに振り分けできる。
      • BGMと効果音の音量を各自5段階まで調整が可能。5段階以外にも完全無音にする事も可能。
      • DS画面の上と下画面のバックライトを個別でON/OFFにできる。OFFにすると画面が大幅に暗くなり見え辛くなるがDSの消費電力を抑えられる。
      • スタッフロールが表示できる。これはミニゲームも兼ね備えた内容となっており、スタッフロール確認以外でも選ぶ意味がある。

主なルール

  • 基本的なルールは原作同様なのでそちらを参照の事。
    • 簡易にまとめるならば、「画面を回転させてボールを動かし、ゴール地点にボールを触れさせる事でステージクリア」となる流れである。
    • ゲーム表示は上画面、ステージ全体のMAP表示兼タッチギア操作は下画面で行う。
  • 操作系統は以下の通り。
    + 操作の詳細
  • タッチギアA
    • 画面下のパネル中央を円を描く様な形でスライドさせると上画面が左右回転。原作に最も近い操作といえる。
    • 画面下のパネル下部のジャイロエリアをスライドさせるとジャイロ。
  • タッチギアB
    • 画面下のパネル中央の上部分もしくは下部分を左右にスライドさせると上画面が左右回転。
    • 画面下のパネル下部のジャイロエリアをスライドさせるとジャイロ。
  • ボタン操作
    • 十字ボタン左右で上画面を低速左右回転。
    • LかRボタンで上画面を並速左右回転。オプションでLかRボタンをジャイロに割り当てた場合はこの操作はできなくなる。
    • YかAボタンで上画面を高速左右回転。
    • 上記のオプションで振り分けた、Xボタン、LかRボタン、十字ボタン上のどれかを押すとジャイロ。なお、デフォルト時ではXボタンのみがジャイロとなっている。
  • タッチギアとボタンの操作は併用できる。一例としては、下画面でタッチペンによる左右回転をしつつも、ボタンでジャイロ操作を行う事も可能となる。
  • 本作限定の新操作「ジャイロ」。
    • 画面下のジャイロエリアをスライドさせるか、ボタン操作を押す(以下特定操作と表記)とボールが「ジャイロ」状態となる。
    • この状態になるとボールの下降速度が速くなったり、通常では壊せない特定のブロックを破壊できる効果が得られる。
    • 特定操作を行うとジャイロのレベルが最大4段階まで発展する。以下その詳細。
      + ジャイロの詳細
    • 「レベル1」
      特定操作を1回行うと発動。この時点では特に効力はない。
    • 「レベル2」
      特定操作をタイミング良く連続で行うとこのレベルとなる。
      このレベルでは「ボールが重くなる影響でレンガが破壊しやすくなる」「下降速度が増す」「壁に激突した時のバウンドが小さくなる」効果が得られる。
    • 「レベル3」
      特定操作をさらにタイミング良く連続で行うとこのレベルとなる。
      このレベルでは「ボールに電気が発生しレンガを貫通破壊する」「鋼鉄レンガを破壊できる」「下降速度がさらに増す」「壁に激突した時のバウンドが大きくなってしまう」効果が得られる。
    • 「レベル4」
      特定操作をさらにタイミング良く連続で行うとこのレベルとなる。
      このレベルでは「同じくボールに電気が発生しレンガを貫通破壊する」「鋼鉄レンガを破壊できる」「下降速度が頂点状態になる」効果が得られる。バウンドに関しては効力不明。
    • タイミング良く特定操作を行うとジャイロのレベルが上がる反面、タイミングが悪いと逆にレベルが下がってしまうペナルティがある。
      また、ジャイロがレベル4に達してから一定時間経過するとオーバーヒートを起こし、強制的にレベル1からのやり直しになってしまう。
    • ジャイロが追加された代償として、原作でいうところの「壁に触れた状態でのボールジャンプ」は一切できなくなっている。
  • ブロックの種類
    + ブロックの詳細
  • 破壊不可能ブロック
    • 「矢印ブロック」…表示された矢印の通りにボールを動かせばゴールにたどり着ける。ステージによってはブロックだけではなく道の中にも矢印が表示されている場面もある。
    • 「距離ブロック」…複数の数字が表示されており、ボール付近にあるブロックの数字が低くなるにつれゴールが近い事を意味する。
    • 「タイムダウン」…「青」と「赤」の2種類があり、青は2秒の、赤は5秒の制限時間が減る。
    • 「バンパー」…ボールがこれに触れると500点ボーナスが得られる代わりにバウンドしてしまう。何故か原作よりもバウンドの勢いが極端に低く、あまり陰湿な障害ではなくなった。
    • 「点滅ドア」…「Go!」と「Stop!」という表示が交互に切り替わる。「Stop!」時にボールが触れると通過できずに足止めを食らい、「Go!」時にて通過できる。
  • 破壊可能レンガ
    • 「レンガ」…ある程度ボールの動きに勢いがあるか、ジャイロがレベル2以上状態で破壊できるレンガ。下記の鋼鉄以外のレンガも同様。
    • 「タイムレンガ」…「+3」と「+5」の2種類があり、破壊するとその分の制限時間が増える。
    • 「タイムダウンレンガ」…「-3」と「-5」の2種類があり、破壊するとその分の制限時間が減る。
    • 「タイムストップレンガ」…破壊すると制限時間が一時停止する。実質のタイムレンガと同じ効果。
    • 「ミステリーレンガ」…破壊すると何かの効果が起きる。
    • 「鋼鉄レンガ」…ジャイロのレベル3以上でないと破壊できないレンガ。マニアック以上のコースではこれを壊せないとクリアできないステージが存在する。
  • その他
    • 「ハイパーベースゾーン」…矢印の表示された道。ボールがこれに触れると矢印の方向に流されるが、ある程度ボールの動きに勢いがあるか、ジャイロがレベル2以上状態だと流れを無視する事ができる。
    • 「スコアフラッグ」…ボールがこれに触れると1000点ボーナス。アイテムなので一度取ると消滅する。

シングルプレイ

  • 本作のメインモードであり、隠し要素を出現させる為にも避けて通れない。
    • モード決定後に以下のコースが選択できる。
      + コース詳細
    • 「トレーニングコース」…チュートリアルを兼ねた初心者向け。全6ステージ構成。
    • 「ビギナーコース」…慣れてきた人向け。全6ステージ構成。
    • 「エキスパートコース」…上級者向け。全8ステージ構成。
    • 「スペシャルコース」…最上級者向け。全10ステージ構成。
    • 「マニアックコース」…。至高を求める人向け。全10ステージ構成。
    • 「アルティメットコース」…究極を求める人向け。全10ステージ構成。
    • なお、マニアックとアルティメットコースはトレーニングからスペシャルコース全部をクリアすると出現する隠しコースで、本作限定のオリジナルコースでもある。
    • 次にボールが選択できる。
      • 選べるボールは「ボールカスタマイズ」で選んだボール5つと、デフォルトで固定されているボール2つの計7ボールから選択可能。
    • 以上の選択をすべて終えればゲームスタート。
      • 各コースの全ステージをクリアして何かの好成績を残しているとネームエントリーが可能となり、「ランキング」にて記録される。
      • ステージ内でタイムオーバーになるとコンティニューが可能。コンティニューは無制限でそのステージの最初からのやり直しとなり、制限時間はコース開始時のデフォルトに戻る。
        コンティニューしないとクリアできないままのゲームオーバーとなる。
      • ステージ内にポーズをかけると、「そのステージ最初からのやり直し」「ゲームを止めてタイトル画面に戻る」「バックライトのON/OFF変更(「オプション」と同じ項目)が可能。
    • コースをクリアするかゲームオーバーになると、「総移動距離」という数値が蓄積される。これを一定数まで溜めると「ボールカスタマイズ」で選択できるボールの種類が増える。

通信プレイ

  • レース感覚で対戦プレイを行うモード。
    • プレイ環境が整ったら、対戦条件と各プレイヤーのボールを選択しゲームスタート。ボール選択に関しては「シングルプレイ」と全く同じ。
    • ステージ内にプレイ人数分のボールを同時に動かし、いち早くゴールにたどり着いたプレイヤーが勝者となる。

スタッフロール

  • クォース』感覚で行うシューティング風ブロック崩しゲーム。
    • 下画面に自機がいるのでそれを操作し、ショットにて上画面にあるレンガを破壊し、バンパーに撃ち込んでいくのが目的。
    • 十字ボタンで自機の八方向移動、Aボタンで上画面方向にショットを撃つ。
    • 画面上部には「ノーマルレンガ」「+3レンガ」「-3レンガ」「バンパー」の4つのブロックが存在する。
      • 自機にはショット制限があり、弾を撃ち過ぎると弾切れとなりゲームが詰む。初期弾数は10発。
      • バンパー以外のレンガはランダム配置となっている。レンガに関しては破壊可能で、「+3」は弾が3発追加、「-3」は弾が3発減算される効果があり、できるだけ「-3」破壊は避けなければならない。
      • バンパーにショット5発を当てればステージクリアとなり、弾補給ボーナスが得られた後にレンガ配置が一新されて次ステージが始まる。
        バンパーはレンガが詰まれた奥に左右移動しているのでレンガを幾つか破壊しないとバンパーまでショットが届かない。
    • おまけゲームなのでステージクリアしたからといって特に何かの特典がある訳ではない。
    • ゲームをいくらステージクリアしようが、詰んでクリア不能になろうが自動的にはゲームは終わらない。ゲーム中にBボタンを押すか、下画面をタッチすると強制ゲーム終了となる。

評価点

  • 画面を回転させてボールを動かす楽しさ。
    • 原作がすでに完成されたゲーム性を持っている作品だっただけに、それを引き継いだ本作も当然ながら安定した面白さを持っている。
    • ぐるぐると画面が回転する関係上、合わない人には純粋に楽しめるかは疑問だが、少なくともゲーム性としては原作尊重に作られてはいる。
    • しかし、「原作の完全移植」という意味では決して尊重とはいい難い。
  • ゲームテンポは極めて良好。
    • テンポを悪くさせる様な要因は皆無であり、各コース共にさくさくとクリアできる心地良さを持つ。
    • 原作もテンポの面では極めて優秀な作品であったが、リメイクものにありがちな過剰演出の追加も一切なく原作同様のテンポ感が堪能できる。
    • しかし、このテンポの良さが下記の問題点に繋がっているのも事実なのが複雑ではあるが…。
  • ユニークなデザインのステージ構造が多い。
    • ブロックなどの配置を組み立てた「どこかで見たような絵図」を再現されたステージが数多い。
      • 一例としては「DS本体の形のステージ」「丸時計の形のステージ」「TAITOの文字が配列されたステージ」などが挙げられる。
    • このユニークデザインもまた原作尊重であり、本作も原作同様にデザインセンスを持っているといえる。
  • ショートカットを探す楽しみ。
    • ステージによっては「一見遠回りしないとクリアできないように見えて、実は目の前にゴールがある」場面があり、これを見つけていくのが楽しい。
    • 当然ながらショートカットを駆使すればクリアタイムが劇的に縮み、ベストスコアに通常プレイではあり得ない記録を残せる。
  • 地味に面白いスタッフロールのミニゲーム。
    • いかに「-3レンガ」を避けつつも「+3レンガ」を破壊できるかという戦略性があり、テンポの良さも相まって謎の中毒性を持つ。
    • しかし、このミニゲームは運要素がかなり激しく、ステージによっては「-3レンガしかない」状況もあり、いまいちクリアが安定しないのが厄介ではある。
    • といってもあくまでも本質はスタッフロール表示だし、ミニゲームそのものはいつでも中断できるので大した苦ではないと思われる。

賛否両論点

  • 原作からの路線変更
    • 原作抜きでみるとなかなかセンスの良いデザインで新規プレイヤーからの評判は上々だが、原作ファンからしてみると「原作と違いすぎる」と批判されることも有る。
  • 操作系統
    • ジャイロの導入と地形ジャンプの廃止によって、ゲーム性は原作忠実でもプレイ感覚はあまり似ていない。
      • ジャイロのおかげでレンガの破壊が容易になり、バンパーの厄介なバウンドが大幅低下し、原作よりも比較的制限時間が余裕ができた影響で、原作よりも難易度は低下している模様。
      • 逆に、地形ジャンプができなくなった影響で、原作での使用テクニックの一部ができなくなってしまった面もある。
    • 原作に近いタッチギア操作と、家庭用ならではのボタン操作のどちらかでプレイできるが、慣れてしまうと後者の操作の方が快適である。
      • 但し、DSゲームにありがちな「タッチペン操作の押し付け」は強制されないし、タッチギア操作も原作に近い系統でプレイできるのは嬉しい配慮ではある。

問題点

  • 絶対的ボリューム不足。
    • 本作における深刻な問題点。収録コースが6つしかなく、すぐに全コースがクリアできてしまう。
      • 「6コースってそんなに少ない数なのか?」と思われる初見の方もいるかもしれないが、
        このゲームにおける各ステージのクリア時間はどれだけ長期場でも1分程度、短いステージでは普通に10秒を切る為、順調にクリアすれば各コース共に10分もかからず、かなりの物足りなさを覚えてしまう。
        しかも、トレーニングコースはチュートリアルを兼ねた練習用なので、攻略する手応えがあるコースはさらに限られる。
      • 最初のうちは「テンポ良く短時間でクリアできる」心地よさが堪能できるが、連続でプレイするとプレイバリエーションが少ない事実に気付くのは容易だと思われる
    • ただ一応フォローしておくと、原作自体が4コースしかなく、相当なボリューム不足が指摘されている作品である。本作は原作から2コース追加されたサプライズがある事を忘れてはならない。
      • しかし、本作の10年以上にリリースされたスーパーファミコン版『キャメルトライ』は本作よりも収録コース数が一回り多い
        また、本作と同時期にリリースされたプレイステーション・ポータブル版『タイトーメモリーズ ポケット』は原作とアレンジ版である「キャメルトライ2005」のダブル収録(+18作品収録)となっている。
        これらと比較すると明らかに本作はボリュームに欠ける内容になっている感は否めないところ。
  • めんどくさい隠しボール収集。
    • 各コースをプレイする度に総移動距離が蓄積され選べるボールの種類が増えるが、相当量なプレイを繰り返さないと一向にボールが解禁されない
      • プレイするコースによって蓄積される総移動距離に相違があるが、低難易度コースは雀の涙程度しか溜まらず、高難易度コースでもそう簡単に溜まらない
        収録コースに少なさも相まって、同じコースを何度もプレイさせられる作業感は絶対に避けられず、ボールがすべて解禁される頃にはゲームをプレイするのも嫌になる可能性は極めて高いと思われる。
      • しかも、ご丁寧にも「ボールのカラーバリエーションが1つずつ」の解禁となっているので、総計で30回の解禁を余儀なくされるという苦行を強いられる事となる。
        さらには、次のボール解禁までの必要総移動距離が段々と増加する故に、ボールを解禁すればする程プレイ回数に負担がかかるというオチ。
  • ボールがやたらと地形に引っかかる不具合。
    • 特に何でもない地形にボールが不自然に引っかかる現象が多く、ステージによっては結構なストレスになりやすい。
      • 狭い地形にボールを挟むと何故か異様にぶれたり、ボールを壁に這わせて転がす動きが再現できなかったりと、原作に比べるとボールの機軸が何かおかしい。
      • しかし、この引っかかる現象を利用した裏技として「バンパーとレンガの隙間にボールを入れ、落ちない様に固定させると連続500点ボーナスが恐ろしい勢いで入る」というものがある。
        時間制限に余裕がある状態で放置しておけば通常ではあり得ないスコアが入りまくり、上手くいけばそのコースのスコアがカンストする
        不具合が裏技の鍵になっているというのが何とも皮肉な現象といえるが…。

総評

ゲームそのものの出来は決して悪くはなく、軽い時間で暇潰しにプレイするには適任な作品だが、フルプライスにしてはボリューム不足で物足りない。
路線変更もあり、「キャメルトライの移植」としてみると違和感も強いので、あくまでも「キャメルトライアクションゲーム」と取った方が良いだろう。

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  • タイトー
  • スクウェア・エニックス
  • 2007年
  • ランカース

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最終更新:2022年09月15日 01:02