【うるふふぁんぐ くうがにせんいち】
ジャンル | アクションシューティング | ![]() |
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対応機種 |
アーケード プレイステーション セガサターン |
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発売・開発元 | データイースト | ||
稼動開始日 | 1991年 | ||
判定 | 良作 | ||
空牙シリーズ
空牙 / ウルフファング / スカルファング ~空牙外伝~ |
データイーストファンから絶大な支持を受ける横スクロールアクションSTG。
同社の縦STG『空牙』の続編。世界観は同一でストーリーも後日談になっているが、異なる歴史をたどったパラレルワールドと言う扱い。前作自機の同型機が背景に出現する場面もある。
次回作の縦STG『スカルファング ~空牙外伝~』と併せ、三作品で「空牙シリーズ」とも呼ばれている。
戦闘機を操作するSTGだった『空牙』とは違い、本作では装甲機兵(*1)と呼ばれる人型ロボット兵器を操作する。
+ | パーツ内訳 |
操作体系は1レバー3ボタン(ショット、ジャンプ、サブウェポン発射) レバー左右で自機は左右移動。レバー上でショット発射方向を斜め45度上に。レバー下でしゃがむ(被弾判定が小さくなる)。
+ | ショットの種類 |
ステージ選択制度及びマルチエンディング採用。
2人同時プレイもでき、途中参加も可能である。
ステージは真横からの視点の横方向強制スクロール。常に重力が働き、自機は地表を走行する。斜面、水中、空中ではレバーでの8方向移動が可能になる(何もしないと斜面では下方向に、水中では上方向にゆっくり移動する)
難易度という名のハードルこそ高いものの、そこを乗り越えた先に待つのはむせ返る程に熱い世界観、サウンド。美しいグラフィックと演出。変幻自在の攻略と奥深いゲーム性。やればやるほど本作の虜になっていく。
とっつきの悪さもステージ選択制度による難易度調整、様々な機体によって異なる攻略パターン、がらりと変わるステージ展開から、ステージの先を見たいという誘惑と、単純に触るだけでもそこそこ楽しいと言う至極単純な要素を含めて、他の高難易度ゲームよりもハードルが低い傾向にある。
あらゆる面において隙の少ない、完成度の高い2Dアーケードロボットゲーム。
今尚、根強いファンが多いゲームでもあり、もしも万が一何処かで見かけたら、一度……と言わずに何度もプレイしてみる事をお勧めする。
*1 装甲''騎''兵(装甲騎兵ボトムズ)ではない。
*2 ぶっちゃけ『蒼き流星SPTレイズナー』と同じデザイン
*3 一部の坂道、海中、空中戦のみ。ルートによっては後者二つは無い。
*4 ちなみに6輪でもしゃがむ事が出来(サスペンションが縮む)、僅かながら全高が下がる
*5 実際、一部ボス相手だと封殺が可能(弾がほとんど飛んでこなくなる)。
*6 1,2ステージと4,5ステージの間には分岐が無い。
*7 回復しない設定にもできる
*8 武器を持ち装甲服を纏った随伴歩兵。機甲猟兵では(ry
*9 後半は稀に2機同時戦闘
*10 見た目がそれっぽいのでプレイ動画のコメントでも名前が「ドム」だと思い込んでいる人が多いが、明らかに間違ってるので注意。