Cubic Ninja
【きゅーびっくにんじゃ】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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ニンテンドー3DS
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メディア
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128Mbyte3DSカード
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発売元
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AQインタラクティブ
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発売日
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2011年4月7日
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定価
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3,800円(税別)
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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配信
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2013年3月28日/2,839円(税別) 2014年11月19日に配信停止
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判定
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良作
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概要
モーションセンサーの操作で箱状キャラクターをゴールまで導くシンプルな設定。
しかし、シンプルな操作や設定とは裏腹にとても奥深い仕上りである。
特徴・評価点
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モーションセンサーでのシンプルな操作
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概要にもあげたが、このゲーム最大の特徴といえよう。
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本体を傾けるとキャラクターが動く。このとき、上下左右だけでなく、奥や手前にも動かせる。
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ちなみに、ジャイロセンサーでの操作中は3D表示がオフになる。傾けると視野角の狭い3D表示は二重の像に見えてしまうためである。
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アナログパッドで操作するマナーモードも存在し、持ち運んでのプレイではこちらをおすすめする。このときには、3D表示に対応。
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ただし独特な操作の方が面白いといわれ、ジャイロで遊ぶとマナーモードでは遊べなくなる。
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シンプルな操作故に高い没入感と妙な爽快感が得られる。
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アイテムを集めると使用できる忍術
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体が小さくなる、分身を作る、手裏剣で敵一掃する等。
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様々なギミック
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コース上には多彩な仕掛けが存在し、その一つ一つがよく考えられて配置されている。その仕掛けの一部を紹介する。
スイッチ
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触れると仕掛けが作動する。
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鉄球
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本体を傾けると左右に大きく揺れる。これをヒビの入った壁にぶつけ、破壊できる。
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バンパー
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触れるとキャラクターがはじかれる。
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トゲ、電流、炎 敵等
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触れるとミスとなる。
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エディットモード
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本編を進めることで使用できるパーツが増える。
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QRコードを使いコースの受け渡しもできる。すれちがい通信も可能。
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公式HPでは、これを使い新たなコースの配信や、コースを投稿したりできる。
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タイムアタック、サバイバルモードなどのやりこみ要素
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タイムアタックモードはストーリーモードで、クリアしたコースで可能。ゴーストデータとして記録を保存しすれちがい通信で交換もできる。
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サバイバルモードは特定の条件を満たすとプレー可能。ストーリーモードのコースをランダムにプレイ。一度でもミスをすると終了。
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ステージをクリアすると仲間になるキャラクター
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キャラクターによって違った特徴があり、使い分けることで攻略し易くなる。
CC(シーシー)
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材質:カーボン
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特徴:全てが平均的
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BOUN-C(バウンシー)
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材質:ゴム
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特徴:よく弾む
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MUSS-L(マッスル)
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材質:鉄
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特徴:重くて滑り難い
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FROS-T(フロスティ)
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材質:氷
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特徴:よく滑る
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FEMI-9(フェミナイン)
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材質:プラチナ
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特徴:体が小さい
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NEME-6(ネメシックス)
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材質:チタン
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特徴:トゲや炎が効かない
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TREZ-R(トレジャー)
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材質:金
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特徴:体が大きい
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問題点
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すれちがい通信による交換がフレンドコード登録している相手しか不可能。
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そもそも、フレンドコード登録している相手とすれちがうことはほとんど無いと思うのだが。
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音楽がボス戦を除きステージごとにずっと同じなので、単調に感じるかもしれない。
総評
ステージ数が多くやりこみ要素もあるので、長く遊べるだろう。突出した評価点こそ無いもののが、全体的に無難に楽しめる作品である。
3,800円と安いのも嬉しい。
余談
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パッケージ裏や公式サイトがセンスを感じられ格好いい。
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宣伝が意味不明。
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芸人がゲームを遊んでいる所を見せる(ゲーム画面はほとんど見せない)、間違った遊び方を募集してイラスト化する、など、宣伝する気が無いとしか思えないプロモーションの数々。逆に、マナーモード等の便利機能など、ユーザーにアピールすべき所は全くアピールしていない。
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ゲーム自体は良作なのだが、これらの宣伝で購買意欲をかき立てられたユーザーは果たしているのだろうか……
プレミア化
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普通にゲームをプレイする分には普通に隠れた良作ゲームとして遊べた本作だが、DL版の配信が停止し、パッケージ版が高騰した。
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DL版が配信停止になった理由はゲームの内容や企業の問題が関わっているわけではない。詳細は伏せるので、気になる人は自身の手で調べてみてほしい。
最終更新:2021年11月28日 11:20