【ゆーろ とらっく しみゅれーたー つー】
ジャンル | ドライビングシミュレーター | |
対応機種 | Windows7以降、Linux、Mac OS X | |
メディア | DVD-ROM 1枚/ダウンロードソフト | |
発売・開発元 | SCS Software | |
日本語版発売元 | ズー | |
発売日 | 2012年10月19日 | |
価格 | 2,280円(*1) | |
プレイ人数 | 1人(オンラインプレイ対応) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
トラック野郎inヨーロッパ リアルと手軽さを両立したドライブゲーム |
チェコのゲームメーカーSCS Softwareによるドライブシミュレーターゲーム。略称は『ETS2』。
2008年8月29日に発売された『Euro Truck Simulator』の続編である。
現在、日本ではDVD版は販売されていないが、Steam配信もしくはメーカー公式サイトからダウンロードソフトとして購入できる(*2)。
ドライブシミュレーターとしての完成度に優れ、リアルさと遊びやすさを高次元で両立させている。「ただ運転するだけのソフト」であることを承知した上で、それをむしろ魅力だと思えるような人にとっては、MODや頻繁にアップデートされる追加要素を含め、いつまでも飽きずに遊び続けられる作品である。
「クルマが好きだが、コンマ数秒を削るレースゲームのストイックさには馴染めない」という人にもオススメできる。異国の大地をゆったりと走破する気分は格別であり、レースゲームでは得られない爽快感を味わえる。ただし長時間プレイしていると眠くなってくることもあるので、リアル居眠り運転にはご用心。
+ | 公式トレーラーとプレイ動画 |
2016年2月3日にDVD-ROM、ダウンロードソフト、Steam配信で『American Truck Simulator』が発売。
大型トレーラートラックで広大なアメリカを走破するドライビングシミュレータゲーム。
『Euro Truck Simulator 2』と同じゲームエンジンを用いており、ゲームシステムやグラフィックのクオリティなどはほとんど同じ。
主な特徴や『ETS2』との違いは以下の通り。
*1 Steam版の配信価格。
*2 AmazonやMagino Driveでも販売されているが、これはSteam版のオンラインコードでありプレイにはSteam環境が必須。
*3 いくら、ゲームのUI/字幕が日本語対応であっても、こういった細かい部分で日本語を含む2バイト文字が通らないのはごく普通のことだったりする。
*4 これは本作発売の2012年時点での評価であり、現在の最新ゲームに比べるとグラフィックの精密さはそれほど高くはない(しかし、古めのゲームだから低性能なPCでもちゃんと動くという利点もある)。
*5 原則としてガレージのある町にある集荷所と貨物の配送先を往復するのみで、他の町の配達などは行わないため、条件によっては結構頻繁に起こる事象。
*6 ちなみに特別な手順なしでもデフォルトでインターネットラジオを聴くことは可能。
*7 厳密には、プレイヤーが現在籍を置いているガレージ。ガレージ間で自由に移動可能なため、本拠地とは限らない。
*8 国や街だけでなく、文字通り全ての道路セグメント(数十~数百メートル間隔)がカウント対象。その上、一部は対向車線でセグメントが分けられている箇所もある。国が少なければ道路も少なくなるので、唯一の攻略法は追加DLCをすべて外すこと、とまで言われる…。
*9 この走破率についての実績についてはやはり不評だったのか、次回作の『American Truck Simulator』では実装されていない。走破率自体は要素として存在はする
*10 文字にすると簡単そうに見受けられるが、実際に最大レベルまで育つまでには膨大な時間が必要。20人同時に雇用する等の手もあるが、そのためにはガレージやトラックを揃えなければならない(ガレージ無しでは雇用不可、トラック無しでは数日後に退職されてしまう)のでこれはこれで難しい。
*11 衝突・逆走・道を塞ぐ・暴言と言ったものは当然だが、うっかりほかのプレイヤーと接触未遂を起こしても通報されるとBAN対象である。ルールの変更も頻繁にあるので要注意。
*12 ちなみにアメリカ合衆国は飛び地であるアラスカや離島のハワイなどもあるが、それらが含まれるかまでは不明。アラスカに関しては競合作があるため難しいかもしれない…