【じぇねれーしょんおぶかおす】
ジャンル | RPG+SLG | ![]() |
対応機種 | プレイステーション2 | |
発売元 | アイディアファクトリー | |
発売日 | 2001年8月9日 | |
定価 | 6,800円(税抜) | |
プレイ人数 | 1人 | |
判定 | なし | |
ポイント |
部隊制の採用で戦略SLGらしさを獲得 敵将勧誘戦術が強すぎる 存在意義がほぼないRPGパート |
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ネバーランドシリーズ |
アイディアファクトリーから発売された『ネバーランドシリーズ』の作品。
ハードをPS2に移し、再び大陸全土を巻き込んだ第二次ネバーランド大戦を描いた作品。
戦略SLGに加えて、自軍の武将をパーティメンバーとして各地の都市や遺跡を探索するRPGパートが追加された。
第一次ネバーランド大戦を制して大陸を統一したシンバ帝国であったが、魔導世紀1025年の皇帝暗殺事件で求心力を失う。
帝国の政府中枢は腐敗と権力闘争に塗れ力を衰えさせていき大陸の地方は省みられず、各地の太守や帝国に併呑された旧国は独立の動きを強めていった。
そんな中、帝国の人間至上主義に抑圧されていた魔族たちはブラッディ・フォースと名乗り反帝国の兵を挙げ大陸西端を制圧してしまった。
帝国の衰退はこれで誰の目にも明らかになり、各地に新興勢力が勃興。一気に戦乱へとなだれ込んでいった。
魔族への弾圧によって妹を失った人間と魔族のハーフであるロゼは人間への復讐を掲げてブラッディ・フォースとは別に魔皇軍を設立し戦乱へ身を投じていくのであった。
+ | 登場勢力紹介、長いので格納 |
SLGパートは部隊制の採用で戦略SLGとして順当に進歩したと言える。この手のゲームの華である戦いの面でやり応えが出たところは大きい。ただ、UIの出来の悪さや部隊の移動制限で面倒さやもどかしさを感じやすくなってしまっているのが残念なところ。
RPGパートに関しては戦闘のややこしさがかなりマイナス要因になっている。多量の技コマンドの暗記を求められたり、シビアな入力を求められるのはRPGというジャンルには相応しくないだろう。無闇にリアルタイム形式などにせず、コマンド入力式の戦闘でよかったのではないだろうか。
IFゲーなので高いクオリティは望むべくもないが、一定の面白さはありクソゲーと断じるほどのゲームでは決してないだろう。