ウェルカムパーク

【うぇるかむぱーく】

ジャンル ミニゲーム集
対応機種 プレイステーション・ヴィータ
メディア 本体内蔵ソフト
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
開発元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
BeXide(ハローフェイスのみ)
発売日 2011年12月17日
プレイ人数 1人
判定 なし
ポイント Vitaの機能を一通り試すミニゲーム
一部のノルマが厳しい


概要

プレイステーション・ヴィータの本体内蔵ソフト。
タッチパッド・カメラ・6軸検出システムなどのVitaの機能を生かしたミニゲームが5つ収録されている。

収録されているミニゲーム

  • クイックタッチ
    • 3つのステージを攻略しタイムを競う。タイムは個別・合計の両方が記録される。
      • タップ…1~5の数字が表示されるので小さい順にタップする。同じ数字が2つ以上ある場合は同時にタップする。
      • フリック&ドラッグ…1~10の数字が書かれた付箋が表示される。2以降はフリックで数字を正面に捉え、ドラッグで小さい順に付箋を剥がす。
      • 背面タップ…左右に数字が表示されるので小さい順に背面タップする。
  • フォトパズル
    • 写真を撮影し、写真を使用した15パズルを行う。15パズルのルールはWikipediaを参照。
    • 7・8・14・15の4段階の難易度がある。7と8は3×3のマスのため難易度が低い。7は2マス空白があるため最も簡単。
    • 14も2マス空白があるため15より難易度が低い。
  • スライダー
    • スケボーに乗った人間を操り、画面右から現れるボールを避けるアクションゲーム。ボールに当たるまでのスコアを競う。
    • Vita本体を傾けて左右に移動する。本体を振ることでジャンプできる。
    • 金・銀の星が時たま現れ、取得するとスコアに加算される。ボールをジャンプで飛び越えることでもスコアが加算される。
  • ループボイス
    • 音で遊ぶツール
    • マイクに声を吹き込んでサウンドボールを生み出せる。サウンドボールは録音した声を繰り返し再生する。
    • 音楽を切り替えることが可能。本体を振ったり背面タッチで効果音を鳴らせる。
  • ハローフェイス
    • カメラで顔のような物を撮影する。6つまで保存可能。
    • 撮影に成功すると顔のような物からキャラが生成され、一方的に話しかけてくる。

評価点

  • Vitaの新機能で遊べるミニゲーム
    • いずれもVitaの本体機能を使用しており、新ハードのお試しにはうってつけ。
  • 親切なUI
    • ミニゲーム中も右下からルールを確認できる。リトライもしやすい。
  • ミニゲームの出来
    • いずれもシンプルなルールかつすっきりとしたビジュアルのため、入り込みやすい。
    • 15パズル
      • 大昔に完成しているルールのため、安定した出来。直感的に操作できるスライドとの相性も良い。
    • スライダー
      • シンプルな操作で手軽に楽しめる。星の取得やボールの飛び越えはリスキーだがスコアが増えるため、リスクとリターンが釣り合っている。
  • 小ネタ
    • ビー玉のようにミニゲームアイコンを弾き飛ばせるなどの遊び心がある。

問題点

  • 一部ミニゲームの目標が厳しい
    • 本作はトロフィー機能に対応しており、目標タイムやスコアを達成することで、トロフィーを得られる。
    • しかし、フォトパズルは「15パズルを50秒以内」という厳しい条件であり、ゆっくり考える時間がない。このトロフィーのみ他と比べて取得率が低いことからも難易度が高いことが分かる。
      • 画像で難易度を調整することが出来るため、1~15の数字を書いた紙を撮影するという攻略法が生み出された。
    • クイックタッチもタップで繊細な操作が必要な「フリック&ドラッグステージ」などが鬼門。これといった攻略法もないため試行錯誤が必要。

総評 

Vitaの機能を一通り試すことが出来るミニゲーム集。
無料でトロフィーを取得できるので、トロフィー目的で遊ぶのも良い。ただし正攻法で挑むには少し覚悟が必要である。

最終更新:2019年11月10日 08:08