プレイルーム

【ぷれいるーむ】

ジャンル 遊び空間
対応機種 PlayStation 4
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
開発元 SCEジャパンスタジオ(Team Asobi)
発売日 2014年2月22日
定価 無料(PS4本体にプリインストール)
プレイ人数 1~4人
レーティング CERO:A(全年齢対象)
備考 PlayStation Camera必須
判定 なし
ポイント PSカメラを使ったARゲーム
良くも悪くも実験作
PlayStation Studios作品


概要

PS4本体にプリインストールされているPlayStation Cameraを使用するARゲーム。
開発はジャパンスタジオ内のTeam Asobi。


特徴

  • PlayStation Cameraを使用するARゲーム。
    • カメラは50cm程の高さに水平に置くように指示される。また、カメラの前の床には2m程のスペースを空けておくことを推奨される。
  • ARメニュー
    • DUALSHOCK4のライトバーをカメラに認識させると、テレビ画面に映ったコントローラーからARメニューが出現する。
    • ここからゲームを選択できる。

収録ゲーム

  • ASOBIとあそぶ
    • タッチパッドをこすることで、空を飛ぶ球状のロボット「ASOBI」が出現する。
    • プレイヤーの動きを感知してASOBIと触れ合うことができる。
  • ARボット
    • DUALSHOCK4の中にたくさんの「ARボット」が転送されるので、そのARボットたちをコントローラーから出して、遊ぶことができる。
  • ARホッケー
    • 2つのDUALSHOCK4を用意して遊ぶゲーム。

追加コンテンツ

  • トイメーカー
    • 2014年2月22日配信。
    • スマホやタブレット端末、PSVitaでイラストを描いて、ARボットたちが遊ぶ「オモチャ」を作り出せる。
  • エイリアンバディ
    • 2014年2月22日配信。
    • UFOに乗ったエイリアンを操作して遊ぶゲーム。
  • ニンジャボット
    • 2014年3月13日配信。
    • 忍者の恰好をしたボットをコントローラーを傾けて操作するアクションゲーム。
    • 最大4人まで遊べる。
  • ARスタジオ
    • 2014年8月19日配信。
    • 「PlayStation App」をインストールしたiOS/Android端末を通じて、テレビ画面上の部屋に煙やスポットライトを配置できる。

評価点

  • 本ソフトの…というよりPSカメラの評価点となるが、PSカメラによるプレイヤーの認識精度はかなり高い。
    • プレイヤーが手を振るとそれを認識してくれたり、画面上のキャラクターたちに手や足で触れることができるなど、精度は高め。
  • 遊び心満載なゲーム内容
    • PSカメラやDUALSHOCK4のジャイロセンサーなどの機能をなるべく活かしたゲーム内容は、新鮮味があり楽しむことができる。

問題点

  • 一部ゲームの遊び方が説明不足気味
    • 例えば評価点では手を振ると認識してくれると書いたが、そもそも手を振ると反応することはゲーム内で説明されない。
    • 本作は、ある程度プレイヤー側で試行錯誤をしないと楽しみにくい内容となっている。
  • 少なめなボリューム
    • 無料とはいえ、ボリュームに関しては正直そこまで多くはない。
    • 追加コンテンツも無料でダウンロードできるが、逆に事前にダウンロードしておかないと、遊べるゲームは僅か3つとかなり少ない。

総評

良い意味でソニーらしからぬ、遊び心満載な一作。
ただし、無料で遊べるとはいえゲームのボリュームは少なく、やり込み要素も特にないため、一通り遊んだらすぐに飽きてしまうだろう。
そのため、総合的には「PlayStation Cameraを使用した実験作」という感じの内容と言える。
PSカメラを所持しているなら、追加料金なしでプレイできるため、暇潰し程度にはなるだろう。


余談

  • 実は唯一の「PlayStation Camera必須ソフト」である。
    • 厳密にはPlayStation MoveやPlayStation VR対応/専用ソフトにもPlayStation Cameraは必須であるが、本作のように「PlayStation Cameraが必須だが、PS Move・PSVRには対応してない」というソフトは本作だけである。
最終更新:2024年11月18日 05:56