リサイクルページ3

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このページは作成中です。 &bold(){&size(20){(仮題)世界政府・地球市民の正体}} <目次> #contents *■1.[[国家解体思想?>http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-609.html]] 先日、人気ブログ「中韓を知りすぎた男」様に、[[国家解体思想の正体>http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-609.html]]という記事が上がりました。 日本やアメリカといった既存の国家を解体して、世界統一政府を作り、みんなで地球市民になるんだ・・・という思想ですね。 本ページでは、この問題について少し突っ込んだ検討を行います。 *■2.「世界政府・地球市民」理念の思想的背景、歴史的経緯 **◆大陸合理論とイギリス経験論 中学や高校で、「啓蒙思想」が17世紀のイギリスや18世紀のフランスで起こり、それが1789年のフランス革命に繋がっていった、という事を学ぶと思います。 ホッブズ・ロック・ルソーらの唱えた「社会契約説」がその代表とされ、ほかにデカルトやモンテスキューなどの思想も少し習いますね。 大学の教養課程レベルだと、この啓蒙思想には実は |BGCOLOR(#CCCC99):①|BGCOLOR(#CCCC99):大陸合理論|「コギト・エルゴ・スム(我思うゆえに我あり)」というデカルトの『方法論序説』以来ドイツ・フランスなど欧州大陸で発展した理性を唯一の拠り所として世界を合理的に理解しようとする思想潮流で、理性からの演繹による思弁を絶対視するもの。| |BGCOLOR(#CCCC99):②|BGCOLOR(#CCCC99):イギリス経験論|人間の理性は不完全であり、所詮は人間は失敗と成功という試行錯誤を繰り返しながら経験に学ぶしかない、という理性に対する懐疑を唱え、演繹ではなく帰納の大切さを強調するもので、主に18世紀のスコットランド出身者(ヒューム、アダム・スミスら)およびアイルランド出身者(エドマンド・バーク)らが①大陸合理論に対抗して唱えた。| の二つがある、ということを学ぶと思います。 もちろん西洋思想の主流は、デカルト以来の、①大陸合理論のほうで、この思想が結局フランス革命を引き起こし、さらにやがてカント・ヘーゲルらのドイツ観念論を生み、ヘーゲル左派からはマルクス主義が生まれ、ロシア革命へと繋がり、またヘーゲル右派からはナチズムが生まれたのです。(なおフランスではフーリエらの(空想的)社会主義が生まれています) **◆設計主義的合理主義と批判的合理主義 日本の学者は明治以来、①ドイツ・フランス系の大陸合理論ばかりを輸入しましたし、今の社会科教育で教えられる思想家も、やはり①大陸合理論の思想家ばかりです。 しかし、実はイギリス・アメリカでは、②イギリス経験論の伝統が強くて、フランス革命の時にはエドマンド・バークが出、また第二次世界大戦の最中にはオーストリア出身で故国がドイツに併合された際にイギリスに帰化していたF.A.ハイエクと、K.R.ポパー、さらにはラトビア出身で、やはり故国がソ連に併合された際にイギリスに帰化していたI.バーリンらが出て、フランスの革命思想や、ヘーゲルやマルクスの思想、ナチズム(国家社会主義)を含む社会主義を全体主義思想として排撃し、そうした思想が発生した根源としてデカルト以来の①大陸合理論の持つ重大な誤謬を強く批判しました。 簡単に言うと、①大陸合理論、②イギリス経験論というネーミング自体が実は、①は合理的で②は非合理的だ、という①大陸合理論の論者の側のプロパガンダであり、実際には以下の分類が相応しい、という批判です。 |BGCOLOR(#CCCC99):①|BGCOLOR(#CCCC99):設計主義的合理主義|(F.A.ハイエクの造語で、いわゆる大陸合理論)|デカルト以来の「自らの理性のみの力で世界を解明し、人類にとって理想的な世界を再設計できる」とするリセット主義。社会主義の暴力革命論も修正社会主義といわれる議会制内での社会改革も含めて、国家や社会を改造しようとする思想で、世界統一政府や地球市民という理念もここからの帰結である。| |BGCOLOR(#CCCC99):②|BGCOLOR(#CCCC99):批判的合理主義|(K.R.ポパーの造語で、いわゆるイギリス経験論)|人間が自らの理性を有効に活用できるのは自由な批判を通じて間違いを検出し改善して、より真実と思われるものに一歩でも近づく限りにおいて、である。社会を根底からリセットできる、とする①は致命的な思い上がりである。| もちろん、ハイエクやポパーが正しいとしたのは ②批判的合理主義であり、これこそが真の意味での「合理主義」であって、 ①設計主義的合理主義は結局は人間を『隷従への道』(上の凛氏の日記にあるハイエクの著作名)へと導く誤った思想である、というのが彼らの結論です。 実際にも1980年代のイギリス・サッチャー政権は、ハイエクの思想を政策理念の主軸に据えてサッチャー改革を断行しましたし、米レーガン政権もハイエクの所属したシカゴ学派の経済政策を大々的に取り入れ、また政治面でもソ連との対立政策を断行し、1989-91年にかけてソ連・東欧の社会主義体制を崩壊に導いたことは周知のとおりです。 **◆「世界政府・地球市民」は、設計主義的合理主義(大陸合理論)からの帰結 上に書いたように、現実の世界政治の舞台では、サッチャー・レーガン政権以来、ハイエクやポパーの思想が一応の勝利を収め、社会主義は大きく後退したのですが、学者達の思想の世界では、いまだに①設計主義的合理主義が大きく蔓延っていて、とくに日本においてはその傾向が強いのです。私達は、学校教育で、ホッブズ・ロック・ルソーの社会契約説やデカルトの思想は習いますが、ハイエクやポパーの思想は、ほとんど全く習いません。 従って高度な教育を受け、官僚や政治家や司法界に入るような、あるいはマスコミ界に入るような人材は、教育で植えつけられる思想のオカシサに自分で気づかない限り、デカルト以来のリセット主義(世界を理性の力で再設計できるとする思想)になってしまいます。 要するに問題なのは、西洋思想の主流そのものです。 鳩山由紀夫首相のおかしな「日本列島は日本人だけのものじゃない」発言も、その淵源を辿ればここからきているわけです。 *■3.いわゆる「イルミナティ陰謀論」について ところが、このような「世界政府・地球市民」理念(国家解体思想)が発生した思想的背景・歴史的経緯を知らない人達の中には、陰謀組織イルミナティなるものが存在し、あらゆる謀略活動の糸を引いている・・・というようなデマ情報を本気で信じ込んでしまう方々がいらっしゃるようです(特に一神教国のアメリカで多いらしい)。 ユダヤの巨大金融資本家が「イルミナティ」という陰謀組織を結成しており、実は共産主義国家と裏で手を組んでいて「全人類奴隷化計画」を進行中だとか、2001年9月に起きた911連続テロ事件までイルミナティに乗っ取られたアメリカ政府の自作自演だ・・・などと言う人までいらっしゃいます。 しかし、そのような安直な陰謀論に飛びつくのは、 &bold(){国家解体思想が発生した思想的背景・歴史的経緯を知っている人からは、思いっきり馬鹿にされるだけです。} **◆でも、なぜ「イルミナティ陰謀論」が発生したのだろう? デカルト以来の①大陸合理論は「理性によって世界を唯一の正しい姿にリセットできる」という一元論・決定論でした。 当然その直系である社会主義思想も「歴史の方向性は決まっており、世界は共産主義社会に向かって進歩する」という決定論です。 これをそっくりそのまま裏返すと、「イルミナティ」という陰謀組織が存在し、彼らが世界の統一を目指してあらゆる陰謀の糸をj引いている、という、話になります。 つまり一元論・決定論はそのままなのです。 このような安直な考え方が、しかし一神教の精神文化を持つ欧米諸国で発生し広まってしまったのは、仕方がない側面があるようにも思いますが、そもそも寛容な多神教的精神文化を持つ我が国の普通の人には、ハイエクやポパーの批判を知らなくとも直感的にこのような話はおかしいと気づいてもよさそうですが、どうなんでしょうか? *■4.まとめ 「世界政府・地球市民」という理念は、ひとつの思想ですから、それだけで一概に悪いとは言いませんが、このような思想が発生した背景、またこの手の思想を信奉する人達が自分たちの理想的な信条とは裏腹に、これまで世界にどのような惨禍をもたらしてきたのか、といった歴史的経緯を確り知っておくことは非常に大切です。 そして、そのような思想的背景・歴史的経緯を知ることで、いわゆる「イルミナティ陰謀論」「911自作自演説」といった集団ヒステリーのようなトンデモ話に引っかからないで済むようになるはずです。 ---- 【関連】 [[ハイエクと自由主義]]
今や世界の人々に身近に親しまれる Japanese Culture (日本産の文化)に成長したアニメについて簡単に紹介し考察を深めていくページ。 <目次> #CONTENTS ---- *■1.アニメは立派な日本文化だ 一時代前の偏見に囚われて「アニメなんてどうせ下らないんだろう」「子供向けの幼稚な内容なんだろう」「実写映画・ドラマや小説の方が深みがある」と頭から思っている人はまだまだ多いのかも知れない。 しかし、冷静かつ客観的に評価するならば、特に2006年頃から、①脚本(ないし原作)、②演出、③作画、④楽曲・声演 の各分野で、目を見張る優秀な作品がパラパラと登場し始め、2011年以降は、それら①~④の各分野を高いレベルで総合したトータルな魅力を持つ名作が同時に幾つも登場し始めて、昨今では、少なくとも②~④に関しては「出来の悪い」作品を見つけ出すのが困難に感じるほどに全体レベルの著しい向上が観測されるようになった。 なお、残念ながら、①脚本(ないし原作)は、実写映画やTVドラマなど他の分野もそうであるように、アニメに関しても、そう易々とはレベルが向上していないのだけれども、もし良い①脚本(ないし原作)があれば、それを高いレベルのアニメ作品として纏め上げる技術は既に十分に確立されているように見受けられる。 このページは、日本文化の一翼を担うアニメについて、特に anime idiot(アニメに関して無知な人)が「あれれ?自分って勘違いしてたの?」と思い直すキッカケとなることを目指します。 //**◆2.教養と愉悦のためのアニメ紹介 ---- *■2.アニメの古典 まず最初に、各年代を代表する名作アニメを簡単にお浚(さら)いしておきましょう。 (1)1960年代 |&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=SSbaZuTW1Q0){500,}|鉄腕アトム(1963年)&br()&br()手塚治虫原作の漫画をもとに日本初の連続TVアニメ(当時の言葉で「テレビ漫画」)として製作され、常時視聴率20~40%台を誇る大人気番組となった。1966年末の最終回はアトムが地球を救うためにミサイルを抱えて太陽に単騎突入するという神風特別攻撃隊をイメージさせるエピソードで締めくくられており、放送を見た全国の児童に大きな精神的影響を与えたという(なお、この最終回はアメリカ放送版ではカットされた)。&BR()2005年に放映され一部で名作の評がある『SoltyRei』(ソルティレイ)には鉄腕アトムのモチーフが垣間見られる。| (2)1970年代 |&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=8Y_JM9XA4Oc){500,}|宇宙戦艦ヤマト(1974年)&br()&br()宇宙空間を舞台とした戦闘・メカ系アニメの金字塔であり、1977年の劇場版の大ヒットにより空前のアニメ・ブームを巻き起こした名作である。そして大東亜戦争末期の戦艦大和の沖縄特攻作戦(菊水作戦)を直接のモチーフとする点でも特異な位置を占める作品である(宇宙戦艦ヤマトは、坊之岬沖に横たわる大昔の戦艦・大和の残骸を隠れ蓑にして建造され、沖縄ならぬイスカンダルを目指して単艦で出発する、という設定となっている)。終戦からまだ29年、沖縄の日本復帰からまだ2年しか経っていない時点でのこの放送内容は相当に刺激的であったはずであり、敵のガミラス帝星がアメリカよりはナチス・ドイツをイメージさせる描出となっているところもまた興味深い。&BR()2012年~13年にかけて現代風にストーリー改変したリメイク版が作成され、劇場公開・TV放送された。| (3)1980年代 |&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=LNA3aCcJp8E){500,}|魔法のスターマジカルエミ(1985年)&br()&br()魔法少女アニメは1966年の「魔法使いサリー」を初めとして数々の名作が作られてきたが、この作品は完成度において一つのピークを達成するとともに魔法少女アニメというカテゴリー自体を半ば破壊したと評される。すなわち、この作品は、魔法の力でいつの間にかマジック劇団のアイドル・スターに祭り上げられてしまった少女が、やがて魔法ではなく自分の力で憧れのマジシャンへの道を進む決意を固めて妖精に魔法の力を返却してしまう、という異例の展開を、少女の心境の緩やかな変化という一種の心理ドラマとして構成して、従来の魔法少女アニメより一歩も二歩も高い境地に達してしまった。&BR()これ以降の魔法少女アニメは、男児向けの戦闘アニメとさほど見分けのつかない戦闘美少女系アニメ、ないしはマジカル・エミのようなノーマル系の魔法少女をモチーフとしたパロディ的な作品ばかりが製作されるようになってしまったという。| (4)1990年代 |&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=NHzHgESebM4){500,}|新世紀エヴァンゲリオン(1995年)&br()&br()それまで顕著に存在した男児向け・女児向けといった性別カテゴリーや、アニメは子供向けのものといった固定観念を破壊したアニメ史上空前の問題作。一応は戦闘・メカ系アニメの顔をしているが、むしろ主人公と周辺人物たちの心理劇という側面が世界の破滅という悲劇と相俟って視聴者に強くアピールし、「セカイ系」という新たなアニメ・カテゴリーを創出したとされる。&BR()21世紀に入ってもストーリー改変したリメイク版劇場アニメが数年置きに作成・公開されヒットし続けている。| (5)2000年代 |&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=SGdDOyY2h1s){500,}|涼宮ハルヒの憂鬱(2006年、2009年)&br()&br()2006年春の時点で、①脚本・②演出・③作画・④楽曲・声演いずれを取っても当時としては異例に高い完成度をもって製作・放映され、現代アニメの方向性を決定づけた傑作。&br()それまでのアニメが、世界や人類の平和、ないしは主人公の心の葛藤といった大袈裟なテーマを勿体つけて視聴者に語りかけていた(語りかけられる側には日蔭者意識=オタク意識がまとわりつくのが常だった)のに対して、この作品は何よりも「視聴者を楽しませる」というエンターティンメント性の高い内容にシフトして構成されており、そのためにリア充(リアル生活も充実している人)系ラブコメの代表作とも評されることになった。&br()2006年放送版は内容がシャッフルされておりストーリー展開が掴み辛いので、2009年放送版(再放送&完全新作)+映画『涼宮ハルヒの消失』(2010年)の視聴をお勧めする。| ---- *■3.現代アニメ 「涼宮ハルヒの憂鬱」(2006年)以降の成熟・爛熟期に突入した現代アニメから、特に代表的なものを紹介していきます。 **◆1.傑作アニメ(S級) ---- 何度も見直す価値のある本当の意味の名作・傑作と思われるもの。 ※実際は、テーマ(1)・(2)・(3)が様々な割合で混在しているのが普通です。 (1)試練、成長 |&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=SIrMJSX6lbw&list=PL4287E54E8FF2BA94){500,}|ガールズ&パンツァー(2012年秋)&br()&br()女子高生が戦車に乗り込みスポーツ・バトル!の馬鹿馬鹿しい設定と思わせておいて、話が進むほどに少年漫画の王道的展開を見せる熱血“神”アニメ。構成に一切無駄がなく、登場するほぼ全てのキャラクラーが各々個性的な魅力を放っている点、そして何よりも毎回何故か視聴者に幸福な満足感を与えてくれる点でも稀有な傑作。| (2)友情、恋愛 |&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=83PmrP7UqDI){500,}|とらドラ!(2008年秋)&br()&br()作品の半ば(第13話辺り)までは月並みな学園ラブコメと思わせておいて、そうして張った様々な伏線を、第17話以降~最終話(第25話)までの最後の1/3で見事に回収しつつシリアスな恋愛と友情の相克劇を爆発的に描き出す現代版『感情教育』。アニメにここまで説得力の高いリアルな恋愛感情の表現が出来るとは正直思わなかった・・・。不覚でした。| (3)救済、癒し |&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=UZqgpKnHlac){500,}|魔法少女まどか☆マギカ(2011年冬)&br()&br()使い古された“魔法少女”というファンタジー設定を逆手にとって、視聴者をまんまと哲学的思索へと誘い込んでしまう、①脚本・②演出・③作画・④楽曲・声演 の全てに亘って完璧な出来栄えの傑作。余りに本作が傑作すぎたせいで2013年10月公開の続編映画の出来が危ぶまれているが果たして大丈夫か?| (4)等身大の日常 |&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=_Z7HVtVDeQk&list=RD02xB9jyaCyY5Q){500,}|けいおん!(2009年、2010年)&br()&br()(1)~(3)と違い、アニメの物語(ロマン)としての側面は敢えて抑えて、平凡な学園生活を題材としつつ作品の技術的洗練度を最高度に高めた傑作。メイン・デッシュが出てくるわけではないのだけれど、少しずつ味わっているうちに、じわじわと美味しくなって何杯でもお替りしたくなる感覚はまるで日本料理?| **◆2.優良アニメ(A級) ---- S級には及ばないが、少なくとも一見の価値がある優良作。 (1)アニメの前衛 |&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=Ls-IZnBRmcQ){500,}|化物語(2009年)&br()&br()化物語を第一作とする《物語シリーズ》は2013年現在もセカンド・シーズンが放映中の表現技法に関して実験色の非常に強いアニメであり、ストーリー自体もなかなか面白い。今後の新展開にさらに期待したい。| (2)高等遊民・中二病物 |&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=3ngiZjmnPgc){500,}|Steins;Gate(2011年)&br()&br()作中に若干の無駄・無理展開があるため残念ながらS級認定から外したが、想定科学ADVの謳い文句に恥じない良作である。特に厨二病(中二病)の自覚症状のある人にお勧めかも?| (3)学園・青春物 |&youtube(http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=KCAYLUDEw08){500,}|Angel Beats!(2010年)&br()&br()ストーリー展開に粗も目立つが意外な感動ポイントも多い佳作。テーマとしては、前述の「涼宮ハルヒ」と違って生きることの意味を真剣に問うている部分も散見される変則的な学園ラブコメである。| (4)魔術・魔法物 |&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=zZyuoAfXsqI){500,}|魔法少女リリカルなのはA's劇場版(2012年夏)&br()&br()萌えアニメの外見をしていながら、実は正義と勇気を真正面から描き出す燃える快作。魔法少女まどか☆マギカ以上に強い偏見を持たれそうな作品であるが、構成に無駄が多く作画も古いTV放送版(2004年、2005年、2007年)ではなく、それらのリメイクである劇場版第一作(2010年)、そしてこの劇場版第二作を先ず見ると良いと思われる。| (5)ミステリー・恐怖物 |&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=8hhKoCm0H90){500,}|ひぐらしのなく頃に(2006年、2008年)&br()&br()どうでもいいギャグ・作画崩壊など無駄が目立つが、それでも一見の価値のある稀有な“怪作”| **◆3.面白アニメ(B級) ---- A級には届かないが、単話レベルではキラリと光る箇所があるもの。 (1)なごみ系 |&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=gTx-ntGCdto){500,}|琴浦さん(2012年秋)&br()&br()日常と非日常が微妙に交差する内容だが、基本的には安心して和(なご)める内容。最初の方はかなり面白いが中ダレが非常に残念。| (2)ハーレム系 |&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=BTFByGV9_ag){500,}|これはゾンビですか?(2011年、2012年)&br()&br()魔法少女や学園コメディの色々な要素をパロディ化してお気楽に組み合わせた支離滅裂な内容だが、第一期の第1話だけは傑作といってよい出来。| (3)戦闘・メカ系 |&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=m9n2loCkB9U){500,}|コード・ギアス(2006年、2009年)&br()&br()長編の戦闘・メカ物としては珍しくマンネリではなく常に次話が気になる良作。一般には戦闘・メカ物の代表作とされるガンダム・シリーズにあるような変に気負った反戦・平和主義的な主張、あるいは「とにかく話せば分かる」的な無根拠な発想の刷り込みが無いところも良い。| **◆4.月並アニメ(C級) ---- 標準レベルはクリアしており、見て損はないもの。 (1)理科・科学物 |&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=M1MECOw1H60&desktop_uri=%2Fwatch%3Fv%3DM1MECOw1H60){500,}|鋼の錬金術師劇場版(2011夏)&br()&br()美形に見立てた外見をしていながら、実は科学の知識と正義を描き出している最高の傑作。ワンピースの倍とも言われる強い偏見を持たれそうな作品だが、構成に雑な箇所が含まれているTV放送版(2003年、2009年)ではなく、劇場版一作(2005年)、そしてこの劇場版第二作を先ず見ると良いと思われる。| (2)文化・祓魔物 |&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=-RZ-ydl8xGc){500,}|青の祓魔師&br()&br()古都系魔術的作品。数々のストーリーながら、鋼の錬金術師よりもイメージに無駄な場面も含まれているが、それ以外はしっかりとした良作。動画は劇場版のもの。| (3)部活・遊び物 |&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=-5MFjf7EGM0){500,}|僕は友達が少ない&br()&br()メディアファクトリーが新たに生み出した独自のアニメ構成は、こちらが初作品。いたいけな面もあるが、実はラブコメも意識して製作してある。2011年10月と2013年1月のNEXTがあるが、動画はNEXTのもの。| **◆5.見なくてもいいアニメ(D級) ---- (1)宮崎駿のスタジオ・ジブリ作品、その他、反戦・非武装平和・反原発・空想的社会主義(原始社会への回帰)を賛美するような左翼系の怪しい作品 (2)本当に子供向けのもの ---- *■4.参考サイト [[アニメ総合ランキング>http://www.anikore.jp/pop_ranking/]] ---- *■5.関連ページ [[文学の基礎知識]] ---- *■6.ご意見、情報提供 ページ作成者よりアニメに詳しい人は多数いると思われるため、ページ内容向上のためのご意見・情報提供を歓迎します。 #comment

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