仮ページ9

「仮ページ9」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

仮ページ9 - (2009/09/20 (日) 03:44:07) の編集履歴(バックアップ)


(仮題)法学の基礎知識


<目次>

■1.はじめに

本サイトは、政治問題・マスコミ問題・歴史問題など幅広く扱っていますが、反日問題は司法の分野でも深刻です。
代表的なところでは、日本国憲法の問題、靖国神社への首相参拝に関する訴訟問題、いわゆる南京大虐殺や従軍慰安婦の訴訟問題、沖縄集団自決に関する教科書記述の訴訟などが挙げられ、また、法曹界の左翼汚染も深刻です。
このページでは、そうした司法分野での反日問題を考える上での基礎知識をまとめていきます。

■2.法思想の対立軸~「自然法主義」か「実定法主義」か

  自然法主義(自然法論) 実定法主義(法実証主義)
定義 自然法(natural law)の存在を認め、それを実定法の上位に置く立場 実定法(positive law)のみを法とする立場
属性 不変性、普遍主義、合理主義、絶対主義、演繹的 個別性、相対主義、帰納的
説明 法学を倫理学や政治イデオロギーに還元するもの、という批判あり
この傾向が進むとマルクス主義法学に至る
歴史主義(歴史法学)の流れを汲む

自然法論 vs 法実証主義(2ch法学板)

■3.法学(法律学)の分類

法学(法律学) Legal Science
1. 理論法学(基礎法学) 法及び法現象の経験科学的・理論的な解明を直接の目的とする。
法哲学
法社会学
法史学
比較法学
2. 実用法学(応用法学) 立法・行政・裁判に役立つ法原理・法的技術を中心に体系化したもの。
法解釈学(狭義の法学) 法学の中心的位置を占める
法政策学

■4.法の概念と分類

広義の法 1. 自然法則
《必然の法則》
人為によらず自然を根源として成立(超経験的な本質を有する)
  2. 規範的法則(社会規範)
《当為の法則》
経験的事実に基づいて成立し、且つ、それ自身が経験的事実たる性質を有する
    (1) 狭義の法(法規、法令、広義の法律)
      憲法(最高法規)
      法律(狭義の法律)
      命令(政令、省令、命令に属する規則等)
      自治法規(条例、自治法規に属する規則等)
      慣習法
      判例
    (2) 団体規則
    (3) 宗教
    (4) 慣習
    (5) 道徳
    (6) 伝統、流行、モーレス(行動様式・習慣)等

■5.様々な法の分類

(1)公法-私法-中間法(社会法)

(2)実体法(実質法)-手続法(形式法)

(3)普通法-特殊法

(4)強行法-任意法


■6.参考サイト

月刊「健論」法とは何か:第1編 はじめに
月刊「健論」法とは何か:第2編 「法」への視点
月刊「健論」法とは何か:第3編 規範としての法
月刊「健論」法とは何か:第4編 社会の中の法