麻生太郎の名言集

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麻生太郎の名言集 - (2009/01/23 (金) 06:52:47) の編集履歴(バックアップ)


「 わたしは、日本と日本人の底力に、一点の疑問も抱いたことがありません。 」
麻生太郎 (第九二代内閣総理大臣)


わたくし麻生太郎、この度、国権の最高機関による指名、かしこくも、御名御璽をいただき、
第九二代内閣総理大臣に就任いたしました。 

わたしの前に、五八人の総理が列しておいでです。一一八年になんなんとする、憲政の大河があります。
新総理の任命を、憲法上の手続にのっとって続けてきた、統治の伝統があり、
日本人の、苦難と幸福、哀しみと喜び、あたかもあざなえる縄の如き、連綿たる集積があるのであります。 

その末端に連なる今この時、わたしは、担わんとする責任の重さに、うたた厳粛たらざるを得ません。 

この言葉よ、届けと念じます。
ともすれば、元気を失いがちなお年寄り、若者、いや全国民の皆さん方のもとに。 

申し上げます。日本は、強くあらねばなりません。
強い日本とは、難局に臨んで動じず、むしろこれを好機として、一層の飛躍を成し遂げる国であります。 

日本は、明るくなければなりません。
幕末、我が国を訪れた外国人という外国人が、驚嘆とともに書きつけた記録の数々を通じて、
わたしども日本人とは、決して豊かでないにもかかわらず、
実によく笑い、微笑む国民だったことを知っています。
この性質は、今に脈々受け継がれているはずであります。
蘇らせなくてはなりません。 

日本国と日本国民の行く末に、平和と安全を。人々の暮らしに、落ち着きと希望を。
そして子どもたちの未来に、夢を。
わたしは、これらをもたらし、盤石のものとすることに本務があると深く肝に銘じ、
内閣総理大臣の職務に、一身をなげうって邁進する所存であります。 

わたしは、悲観しません。 

わたしは、日本と日本人の底力に、一点の疑問も抱いたことがありません。
時代は、内外の政治と経済において、その変化に奔流の勢いを呈するが如くであります。
しかし、わたしは、変化を乗り切って大きく脱皮する日本人の力を、どこまでも信じて疑いません。
そしてわたしは、決して逃げません。 
第170回国会における麻生内閣総理大臣 所信表明演説 平成20年9月29日

ものごとを悲観的に考える人は多い。
危機に当たっては慎重さが絶対に必要だが、過度に悲観する必要はない。
日本は半世紀にわたって平和と繁栄を続けてきた。諸外国から尊敬されるモデルのひとつにもなった。
日本は経済力、技術力だけでない、魅力ある文化、世界が憧れるブランドもある。
われわれは日本と日本人にもっと誇りを持つべきだ。
第76回定期党大会
平成20年 麻生太郎総裁年頭演説要旨

よき伝統を守り発展させる。伝統を守るために改革する。
それが私がめざす真の保守だ。
わが自由民主党がめざすべき道であるとも確信している。
第76回定期党大会
平成20年 麻生太郎総裁年頭演説要旨

「日本」は、「日本人」は、その底力に、もっと自信を持っていい。
これまでと同様に、日本という国は、ピンチをチャンスに変える。
困難を必ず乗り越えることができると、 私は信じています。 
麻生内閣総理大臣 平成二十一年 年頭所感