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Ubuntu
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Ubuntu
▲Ubuntuのロゴ
Ubuntu(ウブントゥ)は
Debian GNU/Linux
をベースとしたLinuxディストリビューションの1つである。
Canonicalから支援を受けて開発されており、自由なソフトウェアとして提供されている。
Canonicalから支援を受けて開発されており、自由なソフトウェアとして提供されている。
開発目標は「誰にでも使いやすい最新かつ安定したOS」を提供することである。
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▲デスクトップ画面(21.04)
各種データ
各種データ
開発者 | Canonical UK Ltd. / Ubuntuプロジェクト |
系統 | Debian系 |
開発状況 | 開発中 |
初版 | 2004年10月20日 |
最新版 | 21.04 "Hirsute Hippo" / 2021年4月22日 |
最新版(LTS) | 20.04.3 LTS "Focal Fossa" / 2020年8月6日 |
アップデート方式 | APT |
パッケージ管理 | dpkg , Snappy |
カーネル | Linux |
デスクトップ環境 | GNOME |
ウェブサイト | https://jp.ubuntu.com/ (公式) https://www.ubuntulinux.jp/ (Ubuntu Japanese Team) |
概要
2020年1月現在、CPUはIntel x86、AMD64、ARMなどをサポートしている。
Debian系 であり、主なパッケージ管理はAPTである。
Debian系 であり、主なパッケージ管理はAPTである。
使いやすさを重要視し、標準的なシステムツールに加えて写真編集ツール、オフィススイート、インターネットブラウザなどをはじめ、数独やチェスなどのカードゲームやパズルゲームまでもが同梱されている。
セキュリティの観点では、特にLinux入門者を考慮して全権限を持つrootでのログインはデフォルトでは無効になっており、sudoを利用するようにされている。
また、デフォルトでは全てのポートが閉じられている。
また、デフォルトでは全てのポートが閉じられている。
Ubuntuは国際化にも力をいれており、55言語以上で利用できる。
2021年3月のLinuxディストリビューションのシェア調査では、Ubuntuのシェアは約46%とされ、2位の
Debian GNU/Linux
の約22%を大きく引き離し、1位となっている。
サポート
通常版と長期サポート版(LTS、Long Term Support)があり、通常版のサポート期間は公開から9ヶ月である。
6〜9ヶ月ごとに更新しなければならないが、新しい機能を望むユーザーに向いている。
6〜9ヶ月ごとに更新しなければならないが、新しい機能を望むユーザーに向いている。
長期サポート版(LTS)は2年間隔で公開され、通常のサポート期間は公開から5年で、サポート期間も長いため安定を望むユーザーに向いている。
Ubuntuの調査では95%のマシンがLTSを使用している。
Ubuntuの調査では95%のマシンがLTSを使用している。
これに加えてカノニカルはUbuntu Advantageと呼ばれる有償サポートも提供し、電話やWebを通じた問合せ窓口を提供している。
また、Ubuntu Advantageは通常サポートの期間が終了した LTS の延長セキュリティメンテナンス (Extended Security Maintenance; ESM) も提供している。
また、Ubuntu Advantageは通常サポートの期間が終了した LTS の延長セキュリティメンテナンス (Extended Security Maintenance; ESM) も提供している。
個人ユーザーの場合、3台までは無償でUbuntu Advantage for Infrastructure Essentialが利用可能で、Extended Security Maintenanceも無償で利用可能。
通常のサポート終了後のExtended Security Maintenanceの期間は以下の通り。
- 12.04 LTS - 2年
- 14.04 LTS , 16.04 LTS - 3年
- 18.04 LTS以降 - 5年
18.04 LTSなどでは、通常のサポート期間とExtended Security Maintenanceにより、サポート期間は合計で10年間となる。
12.04 LTS以前はLTSのサポート期間はデスクトップ向けのみ3年であったが、現在はデスクトップもサーバー版も5年となっている。
13.04以前は通常版のサポート期間は18ヶ月であったが、管理費用を削減するために現在の9ヶ月に短縮された。
13.04以前は通常版のサポート期間は18ヶ月であったが、管理費用を削減するために現在の9ヶ月に短縮された。
リリース
主なリリースを以下に列挙する。
サポート終了
+ | ... |
サポート中
サポートには延長セキュリティメンテナンス(ESM)を含む。
主なバージョン | コードネーム | リリース日 | 保守期限 | 主な変更点 |
14.04 LTS | Trusty Tahr | 2014年4月17日 | 2019年4月(通常) 2022年4月(ESM) |
長期サポート (LTS)、Open vSwitch 2.0.1サポート、マルチタッチ対応、 高精細ディスプレイ対応 |
16.04 LTS | Xenial Xerus | 2016年4月21日 | 2021年4月(通常) 2024年4月(ESM) |
長期サポート (LTS)、Python 3への完全移行、Snappyの導入 |
18.04 LTS | Bionic Beaver | 2018年4月26日 | 2023年4月(通常) 2028年4月(ESM) |
Extended Security Maintenanceの期間が3年から5年に伸びた。 |
20.04 LTS | Focal Fossa | 2020年4月23日 | 2025年4月(通常) 2030年4月(ESM) |
64bitのみとなった初のLTS |
20.10 | Groovy Gorilla | 2020年10月22日 | 2021年7月 | |
21.04 | Hirsute Hippo | 2021年4月22日 | 2022年1月 |
タイムライン

日本のUbuntu派生ディストリビューション
詳細は「
Ubuntu・Ubuntu派生
」参照
- linuxBean
-
Basix
- SereneLinux(Beta7以前)
- KLUE
- Kona Linux Pi
- Upper Linux
- naiad linux
- Yellowleaf Linux
- AquaLinux
- NusyLinux
名称
「Ubuntu」の名称は、南アフリカのズールー語の言葉で「他者への思いやり」を意味する。
Canonicalは、南アフリカ生まれでイギリス市民権を持つ実業家、マーク・シャトルワースが設立した。
外部リンク
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