グスタフ・ミュンヒハウゼン

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グスタフ・ミュンヒハウゼン - (2023/08/03 (木) 17:14:44) の編集履歴(バックアップ)




「この少年はオロチ四天王の、
 吹き荒ぶ風のゲーニッツ様を
 復活させるためのヨリシロなのだよ」

GBAゲーム『THE KING OF FIGHTERS EX2』に登場する背景キャラクターで本作の黒幕こいつとは無関係。
本来のスペルは「Gustav Munchausen」。黒いスーツ姿に長髪のオールバックが特徴。
黒幕ではあるが、原作ではデモのみ登場の非戦闘キャラである。

近年頭角を現し始めたスイス人実業家で、ドイツに本拠地を置くテクノロジー企業の社長。
欧州財界での発言力を強めており、数多くのスポンサーを集めて『EX2』の大会を開催した主催者である。
その中にはガルシア財団のアルバート・ガルシアも含まれていたため、
息子であるロバート・ガルシアが同作での大会出場を断念せざるを得ない事態となった。

その正体はオロチ一族の生き残りで、ゲーニッツの元部下。
『EX2』の約3ヶ月前頃より世界各地で発生していた大規模な児童連続誘拐事件の黒幕であり、
不思議な力を持つ少年達を次々と拐ってはスイスの自城に拉致していた。
その中でも適性のあった「十種神宝」の一人「天羽忍」を器としてゲーニッツの復活を企んだが、
オロチの力によって暴走した忍が倒されると撤退し、何処かへと姿を消した。
原作での戦闘は忍任せで、彼自身は背景の画面中央で偉そうに座って見ているだけであり、
草薙京から「オロチの尻尾」呼ばわりされたり、EDで忍が敗れた際に逃走している点からすると、
実際の戦闘能力はさほど高くないと思われる。

「どうやら急ぎすぎたようだ。まあいい。代わりなどいくらでもいるのだからな。
 ……さて君達、そろそろ逃げたらどうだね? 私はいささか疲れたよ」


コンプゲーにおけるグスタフ・ミュンヒハウゼン

Zelgadis氏のコンプゲー『THE KING OF FIGHTERS MEMORIAL』(通称:『KOFM』)においてはラスボスとして登場。
その性能は下節を参照。
また、専用BGMは『一騎当千 DragonDestiny』より「典韋のテーマ~賛美歌~」が使われている。

+ 『THE KING OF FIGHTERS MEMORIAL』
『KOFM』ではKOFの主催者として登場。
過去に達のクローンを作成、京と庵への復讐という目的の一致による同盟を結んだ上でKOFを開催する。
最も、真の目的は京達を倒す"傑作"にインプットする戦闘データの収集であったため、
彼らの事は単なる駒程度にしか見ておらず、用済みになれば処分するつもりだったようだ。
顔合わせの際にもゲーニッツに彼らが素直に従わない可能性を指摘されているが、
「クローン作ったの私だから生かすも殺すも私次第だよ(意訳)」と、半ば脅す形で協力を仰いでいる。
『KOFM Level2』付属のあらすじでは死者の魂を導く能力を持っている事が判明しており、
クローンの肉体に魂を入れる事でボス達を復活させた事が明かされている。
さらに、悪魔の魂を代用する事で京と庵のクローン(Kyo-Clone-10・Iori-Clone-9)の生成に成功している。ネスツをも凌ぐ驚異の技術力

最終的に京達に敗れるも、自身の目的が達成されつつある事を話し、Psyqhicalと共に撤退した。

ユキノ・オザワは彼の養子であり、彼女に力を制御するグローブを与えるなど
(表面上は)友好な関係を築いており、ユキノも彼を父親として信頼するようになった。
後にグスタフの目的を知ってからは敵対している。

ちなみに、京と庵はクローン達に招待される形で参戦した事が『KOFM Level2』付属のあらすじで明かされているが、
京がグスタフの名前を初めて聞いたような素振りをしており、『EX2』の世界とはパラレルになっていると思われる。

+ 『THE KING OF FIGHTERS MEMORIAL LV2』
『KOFM Level2』ではアーケードモードのオープニングのみの登場。
研究所から脱走、反乱を起こしたElementによってPsyqhicalが倒され、
自身もRevelation threadsを繰り出すも、直立不動のまま攻撃を全て躱され、腹部を貫かれて絶命した。
Elementもユキノの捨て身の特攻により消滅し、グスタフの目的は潰えたかと思われたが…

コンプゲー上では他のボス共々使用する事は可能だが、ボスとして登場するものとは若干仕様の差がある(ゲージ回収率の減少など)。


MUGENにおけるグスタフ・ミュンヒハウゼン



「懲りぬ奴だ…」
上記『KOFM』のZelgadis氏によるオズワルドを改変したものが存在している。
何故かスペルが「Gustab Munchausen」に変更されている他、ボイス 中田譲治 氏のものを使用している。
『KOF』仕様となっており、スーパーキャンセルやドリームキャンセルも使える。
オリジナリティのある改変で技も見栄えが良く、改変元に負けず劣らずの中々カッコイイキャラである。
効果音がすごい痛そうだったり、攻撃がヒットする度に相手の意識が眩むのを表現するかのようなヒットエフェクトがあったりと、
精神的なダメージも搭載。
彼のコンボや技を食らった時の絶望感は是非一度体感して欲しい。
また、同氏の八神庵(KOFM仕様)、ユキノ・オザワに対しては特殊イントロがあるので、興味のある人は試してみよう。

余談になるが、イントロでイグニスオリジナルゼロが毎回吹っ飛ばされているのだが、イグニスの声が大きいためゼロが非常に空気である。

+ 性能面
攻撃面の特徴として強Pと強Kの隙がかなり少なく、しかも互いにキャンセルする事ができ、
必殺技超必殺技でもキャンセル可という仕様がある。
そのため「屈弱K→強P強K強P強K×n→キャンセル必殺技→キャンセル超必殺技」といったコンボを主に使い、
流れによっては10割もこなすなど、並キャラなら瞬殺してしまうほど強い。
しかも画面端でなければ強P→強K×nが永久に決まるので、広いステージではこれだけで10割もできてしまうが、AIは自重している。
また、攻撃範囲が広い技が多く、遠距離戦も難なくこなすオールレンジなキャラ。
高いゲージ回収率を誇り、必殺技を出すだけで1ゲージ、クリーンヒットすれば技によっては3ゲージ近く回収する。
その為、Psyqhical等のゲージ回収率の高いキャラ、ゲージ依存率の高いキャラ、常時ゲージMAXのキャラとタッグを組むとかなり手強い。

防御面ではガードキャンセルぐらいしか特殊なシステムは搭載しておらず、
防御力は並、下手すればの域なのだが…
(これは『KOFM』のデフォがライフ3000のため、MUGENでのデフォであるライフ1000の場合、必然的に低めの耐久度になってしまうからだと思われる)。

+ これがあるから無問題
このキャラには一気に5割前後を奪う全画面当身という凶悪な性能を誇る超必殺技「Reversion of light」がある。
当身判定が全画面という事は、ヒットする・しないに拘らず攻撃した時点で容赦無く発動するという事であるので、こちらも迂闊に攻められない
(例えば、タッグで相方が固めやコンボを受けている時に、安置で適当に当身するだけで一気に形勢逆転が可能)。
しかもこの技、飛び道具草薙京-0の闇払いを除く)や全画面判定技に対しても反応してしまう。
この手の技は発動直後から終了まで無敵というのがほとんどだが、そんなものお構いなしに潰してしまう。
このように(一部を除く)完全無敵、異様に長い持続時間、超反応での使用、全画面5割、
全画面当身判定(厳密に言えば違うのだが)と、プレイヤーにトラウマを植え付け、絶望のどん底に突き落とすほど狂った技である。
AIによる使用頻度も高く、このキャラの強さの半分はこの技で出来ているといっても過言ではない。
コマンドを見ると非常に出しづらいように思われるが、波動→昇竜という感覚で入力すると簡単に出せる。
余談だが、この技が決まれば「Filament cobweb」等で追撃が可能。

+ 必殺技解説
Combo Attack
残像を残しながら流れるように殴りぬけるッ!地上コンボの要となる技で、一部必殺技・超必殺技などでキャンセル可。
技中に長い無敵時間があり、出始めと終わり際以外は無敵のため、ロック系必殺技の「Filament cobweb」でキャンセルし、
さらにそのまま超必殺技キャンセルで「Revelation threads」を出せば、かなり長い時間無敵を持続させる事が可能。
また、例えガードされてもコマンド投げの「Execution」でキャンセルすれば、何ら問題なく8割は持っていく事ができる。
この技単発でも、当てれば3~4割は持っていく上、出すだけで1ゲージ回収もできるため、斬り込みに最適な技と言えるだろう。
Trap of threads
設置技。ワイヤートラップを仕掛け、設置したワイヤーに相手が攻撃するとかなり長い時間相手の動きを止められる。
プレイヤー殺し。設置場所は指定できずランダムで、しかも一定間隔で場所が変わる。
ワイヤーに掛かってしまうと5秒ぐらいは拘束されっぱなしで、そのまま地上コンボ→即死なんて展開もザラである。
一応一定時間で消えるが、どこにあるのか分かりにくい上に、
グスタフの攻撃が非常に激しいので、気にして動いていると一瞬でお陀仏になりかねない。
さらに画面中至る所が設置の範囲のため、地上コンボ、空中コンボ問わずコンボキラーに成り得る技。
もちろん引っかかったらコンボ確定という絶望が待っている。
攻撃範囲が広いキャラだとこの技だけで普通に詰む
グスタフは元々挑発自体搭載されてないため、PP氏のAIでは勝ち挑発代わりにこの技を使用する。
Filament cobweb
ロック系必殺技。相手にワイヤーを撃ち付け捕縛した後、一気に引き抜き首を落とす。「Revelation threads」でキャンセル可。
ダメージ自体は大した事はないのだが、攻撃範囲が広く(実際は見えない飛び道具を飛ばしており、画面の端から端までしっかり届く)、
命中すれば確実にダウンをとれる上、下記の「Revelation threads」でキャンセルすれば3~4割は奪う事ができる。
おまけに技中からヒット後のモーションまで全て無敵である。
また、出すだけで半ゲージ回収するので、完全に出し得な技。AIも隙あらば頻繁に使う。空中にいる相手には当たらないのが難点。
ちなみにこの技はダウンさせるとき、弱では手前にダウンさせ、強では空中に大きく吹き飛ばす。
Filament Attack
相手に向ってワイヤーを走らせ、切り刻む。画面端まで届き、「Aura Clone 2」と交互に出していくだけで接近すら容易ではなくなる。
間合いの離れた相手も攻撃でき、当たった相手は必ず端まで吹き飛ばされるので、
「Aura Clone 2」や「Filament cobweb」などで追い打ちや固めにもっていける。
さらに出始め無敵で、根本からヒットすれば5割以上は削れる上に、3本ものゲージを回収できるという狂キャラらしいチート技。
無論ヒットしなくても1ゲージは回収する。
Aura Clone & Aura Clone 2
タメ技。前者はゆっくり進む大きな気の塊を放つ。後者は初速が速く、だんだん遅くなる小さな気の塊を大量に撃ち放つ。所謂弾幕
前者はそのままでは当たっても大したダメージにはならず、そもそも鈍いので簡単にガード出来てしまう。
しかし、この気の塊に相手の飛び道具が命中する、大量の小さな気の塊(後者と同じもの)に分裂し、相手は死ぬ、というもの。
当たった相手の飛び道具は消滅するので、カウンター気味に相殺、倍返しするのが定石といえる。
後者はこの小さな気の塊をいきなりばら撒く技で、かなり広範囲に散開するので突っ込んでくる相手を迎撃したりもできる。
根元から全て当てれば5割以上削れるので、至近距離から出してもいい…かも。
「Filament Attack」中にタメができるので、交互に出していけば強い無敵判定や移動技などで抜けない限り、グスタフに接近するのは非常に困難になる。
使い勝手は後者の方が断然いいのでAIも後者を好んで使うが、殆ど後者しか使わない。
前者は使いどころが難しいためか、あまり使われる事はないが、上手い使い方が出来た時のしてやったり感は中々気味が良い。
Astral threads
対空技。手を振り上げると共に無数のワイヤーで攻撃する。
前述の通りの対空技。攻撃範囲が異常に広く、相手の位置が真上ならば画面外だろうが撃ち落とす。
出始め無敵で、直撃すれば3~4割食らわせつつ3ゲージ回収するという恐ろしい性能。
この技の存在だけで相手の制空権はほぼ皆無という、ニートキラーな技である。
PP氏のAIでは「Combo Attack」で浮かした相手を追撃させるのに2回も使う。
Cutting wind
空中技。相手に向って無数のワイヤーを放って攻撃する。
グスタフの唯一の空中技で、AIが最も頻繁に使う技。
非常に使い勝手が良く、直撃させれば2ゲージ回収でやはり出始め無敵。
隙もほとんど無く、出すと同時に後ろに下がるので、例えガードされても反撃されてしまう心配はほとんど無い。
食らった相手はダウンするため、別の技で起き攻めをするといい。
相変わらずの出すだけ1ゲージも健在なので、この技を連発しているだけであっという間にゲージがたまっていく。
しかし他の技と比べると威力が低く、直撃で2~3割程度。あくまで牽制やゲージ回収用の技と覚えておこう。

+ 超必殺技解説
Celestial destruction
1ゲージ消費。自分の周りに3本の気の火柱を立て相手を吹き飛ばす。
「Hyper Celestial destruction」でキャンセル可。
コンボの〆によく使われる技。まだゲージが残っていればそのまま「Hyper Celestial destruction」にキャンセルする事が多い。
相手が真上にいる時はぶっぱで使う時もある。
ただし地上でガードされると相手が自分方向に寄ってくるので反確になるという欠点も。
Revelation threads
1ゲージ消費。ロック系超必殺技。
相手をワイヤーで捕縛し、そのまま無数のワイヤーで滅多切りにした後、大量の気の火柱で吹き飛ばす。
上述の「Filament cobweb」の超必殺技版のような技で、全体的に凶悪な性能を誇るグスタフの技の中でも、屈指の壊れた性能を持つ。
ロック系の技のくせに全画面判定で、例え画面外に逃げても強制的に地面に引きずり下ろしてズタズタにする。
この技は「Filament cobweb」のように見えない飛び道具を飛ばしている訳ではないので、タッグでは相手二人を同時にロックする事が可能。
おまけに、ロック後の追撃まで全画面判定という凶悪な性能で、
タッグで一方がロックされればもう一方も被害を被る事となる(ただし直撃でなければダメージは半分程度で、〆の火柱は全画面判定ではない)。
もちろんロックされなければ追撃はガード可だが、ガード中の相手を追撃の真っ只中に引きずり込んで削るという仕様があるため、
ガードしていてもダメージを免れる事は極めて難しい。
前述の通りロック系の技なので、しっかりガードすれば問題ないのだが、
何しろ全画面判定なので確定ルートがいくらでもある上、暗転後の発生が非常に速く対応できていないとガードすらできない。
ダメージは3~4割程度。
Super Cerestial destruction
2ゲージ消費。自分の両側に気の火柱を走らせる。
「Hyper Cerestial destruction」でキャンセル可。「ケイオス・タイド」を左右にぶっ放す技、といった感じ。
AIが割と好んで使うが、タイマンではよく反撃の糸口にされてしまう技。
画面端まで届く上に、両側に発生するため死角無しな感じなので、対空や固めで使う事が多い。
根本から当たれば6~7割は奪ううえ、食らった相手は必ず端に吹き飛び、対空ではしっかり当ててくるので、
空中から攻めるキャラにはかなり効果のある技。
ただし隙が大きく、回避行動で避ける事ができてしまうので、相手のAIが良いと簡単にスルーされてしまう。回避されると反確である。
ちなみにこの技を「Hyper Cerestial destruction」でキャンセルすると「Super Cancel」や「Dream Cancel」ではなく「Exitintion」と表示される。
Reversion of light
2ゲージ消費。当身技。全画面判定。
イントロでイグニスオリジナルゼロを吹き飛ばす際に使っている技。
上述の文章に解説があるのでそちらを参考にしていただきたい。
Hyper Celestial destruction
3ゲージ消費。自分を中心に巨大な気の火柱を立て、相手を吹き飛ばす。
コンボの〆によく使われる技。切り返しや対空目的でぶっぱでも使う。
コマンドが簡単で、判定の残りが長い上に全周囲カバーできるため、突進系の技を使ってきた相手にカウンター気味にヒットさせる事も可能。
ただし無敵はついていないので注意。
補正がきつく、事前に弱P一発で5割、コンボの〆だと3割程度まで威力が落ちるが、
先述した使い方などで単発で当てれば一気に7割ぐらい吹き飛とばせる。
伊達に3ゲージ技を名乗っていない。
ただしこの技のヒット後は追撃不可である。あくまでも〆技という事を考慮して使っていくのがポイント。
Flash of lightning
3ゲージ消費。画面中に無数のワイヤーを走らせ、相手を滅多切りにする。
範囲はほぼ全画面だが、判定の薄い所と濃い所が存在し、ヒットの仕方でダメージがかなり変わってくる。
そのため、狙ってクリーンヒットさせるのは難しいが、上手く当たればこの技一発で10割持っていく事もある。
更に削りが酷く、ガードしても4割は飛んでいく。あからさまな出し得技。
ただし、離れすぎた位置で使ってもあまり効果はない。
根本で当てればいい、と言うわけでもないのだが(相手を壁際に追い込んでしまうと、至近距離から放ってもうまくヒットしない)。
AIがこの技を使用する際のパターンは特に決まっておらず、突拍子も無く使ってくる上、暗転後の発生フレームがかなり短いため対応できない事が多い。
状況によっては即死するほどの威力なので、この技もある種プレイヤー殺しといえる。
Trap of threads同様、PP氏のAIでは勝ち挑発代わりにこの技を使用する。
Execution
3ゲージ消費。コマンド投げ。
相手の首を掴み上げ、膨大な量の気で相手の体力を奪った後、一気に気を解放させ吹き飛ばす。「三神技之弐」にどことなく似ている。
この技もコンボの〆に使われる事が多く、非常に高威力なため、相手と流れによっては10割も可能。
無論ガード不能なのでぶっぱで使ってくる場合もあり、補正無しだと一気に8割吹っ飛んでしまう。
また、固定ダメージ系の技なので、相手の防御力を無視してダメージを与えられるのも強み。
3ゲージ技の上、この技が絡むと8~10割は確実なので、使う頃には相手が丁度良く死ねるくらいのライフになっている状況が多く、
当たれば即死寸前となってしまう事態が殆ど。
(この技だけは上述の通り固定ダメのため、ATKをいくら下げようがダメージは変化しない。
 トーナメントやストーリー動画で強キャラあたりの扱いで使いたければこの技のダメージ値を弄り、
 なお且つATKを30~40程度まで下げると随分良心的になる)。

以上のように、狂以上の性能を持ち、技性能だけでも完全に狂の域なのだが、同じ狂レベルのキャラと比べると如何せん耐久力が低いため、
総合的には凶トップクラスレベルで落ち着いている。
…が、調子が良いと平気で狂下位クラスを相手に完封したり、ストーリーモードを攻略しちゃったりする。
時には強キャラに普通に負け、時には狂キャラに圧勝するというムラの激しい彼は、
海外の改変キャラとしては、トーナメント動画の出場率やストーリー動画の出演率も高い。

デフォルトでは小ポトレが『KOFM』のキャラセレ時と同様だが、
数々のポトレを手掛けたE-FRY氏による小ポトレも存在するので、気になる人は導入しおいて損は無い。

相方のPsyqhical共々PP氏によるAIパッチが存在し、現在はZET氏によって代理公開されている(ただし、グスタフのもののみ)。
このAIパッチを適用するとLIFEが3000に上がる他、新規の通常イントロが追加されており、この時のボイスがこれである。
6P以降(1~5Pの時でも相手がフライングするとこの状態になる)は強化カラーで、分身二体と大ダメージ耐性を備えている。
ランクは、5P以下が狂中位、6P以上が狂上位と言った所。
この他、netyzh氏による外部AI兼ステ-タス強化パッチも存在する。
こちらはデフォルトのAIをやや強化したような動きであり、狂下位と言った所か。ただ、大会ではあまり見かけない。
プレイヤー操作でPsyqhicalとのタッグに挑戦(1:53~)

ちなみに、改変キャラも幾つか存在しており、
影が付いたり、攻撃面・耐久面が上がったり、『2002UM』のMAX2演出が追加されたりと様々。

+ ONI-MIKO氏製作 Boss Gustub M
  • ONI-MIKO氏製作 Boss Gustub M
Boss ZerokoGod Windなどを製作した氏による改変で、現在はMEGAPJ氏のOneDriveにて代理公開されている。
イントロや攻撃の強化や追加、演出の変更などが施されている。ランクは狂中位あたり。

+ 八式鬼ン驍氏製作 Orochi Gustub
  • 八式鬼ン驍氏製作 Orochi Gustub
オロチの力を取り込んだグスタフ。
既存の技のエフェクト差し替えや性能の強化、変更、大魔法追加などが施されている。
旧版とリメイクされた新版が存在するので以下別々に解説する。
+ 旧版
  • 旧版
現在ははいうぇい氏によって代理公開されている。
全カラーに共通してゲージ本数が増えていたり、一部技の威力が調整されていたりする。
1P~5Pまでが改変元と同じ凶最上位から狂下位で、6Pは攻撃力3倍(瀕死時6倍)・体力&ゲージ微回復・自動カウンターなど少し強化され、
12Pは常時アーマーや根性値の上昇など防御面がかなり強化され、狂最上位程になっている。そして7P~10Pはその弱体化となっている。
+ 11Pは…
11Pは12Pをさらに強化したカラーであり、ワイヤー攻撃垂れ流し、常時ゲージ全開、ヘルパー保護、常時アーマー+無敵など、
論外と呼べるほどの性能となっている。

+ 新版
  • 新版
旧版をリメイク版したもので、現在はmu氏によって代理公開されている。
攻撃面で超即死当身や死の宣告、永続ターゲットなどの凶悪技術が使われており、旧版よりも更に凶悪な性能となった。
そして更にランク幅が広がっており、1Pは強~凶、5Pで旧版の12P程となっている。
7Pは強化モードで即死耐性付き準神程に、8Pはハーレムモードとなり、7Pの性能+ストライカーが出てくるようになった
(ストライカーの攻撃は何故かグスタフにも当たる)。
12Pは防御面がさらに固くなり、宣告耐性が付くようになった。

+ まじっく氏製作 Ruthless-Gustab
  • まじっく氏製作 Ruthless-Gustub
現在ははいうぇい氏によって代理公開されている。
通称「冷酷グスタフ」と呼ばれているグスタフの凶悪改変。
即死レベルの攻撃、ステート抜け、毒、死の宣告などかなり凶悪となっており、ランクも狂上位~狂最上位と大幅に上がっている。

+ 龍白方氏製作 Baka Gustab M
  • 龍白方氏製作 Baka Gustab M
名前(とポトレ)だけ見るとネタキャラに思えるが、ダメキャンや喰らい抜けなど厄介な性能をしている以外は至って普通のグスタフ。
……なんで名前がバカなのかはわしにも分からん・・・・。

カラー差による性能の変化は無いが、オプションによってその強さが狂下位(?)~論外になる。
その他にも「bakaスイッチ」なるものが存在し、ONにすると旧版のAIに切り替わり、設定によっては凶~狂下位でも戦えるようになる。
…が、どうやらフライングペナルティを持っているらしく、相手がヘルパーを12体出していると発動する。
この状態になると本体hitdef未使用の全画面攻撃を垂れ流し、防御も論外と呼べるほどの固さになってしまう。
なお、ペナルティ発動時はニュートラルポーズが通常と少し違うものになるので判別は容易。

+ 参考動画

神キャラとしては、apelao氏の「Zel Gustab」が存在していた。
攻撃面も強力で、ホーリジャやダージャ等の派手なエフェクトが追加されている。
この他に「Untimate Gustab」や「Dark Gustab」、技を一新した「Omega Gustab」、Psyqhicalストライカーとして使う「Gustab Type-F」、
Nemogustab氏の「Untimate Gustab 2nd(究極グスタフ二代目)」等が存在している。
中でもNemogustab氏の「Untimate Gustab 2nd」は論外キャラとなっており、国内含むグスタフ改変の中では最強。
だが、数あるグスタフの中では色々と「アレ」である。詳しくはDLして自分で確かみてよう

更に、Lates氏によりグスタフ風のアレンジが施された紅美鈴改変キャラの「黑魅霊(ヘイ・メイリン)」というキャラも存在し、
某ストーリー動画では共演を果たしている。

+ ニコニコMUGENにおけるグスタフ・ミュンヒハウゼン
もっぱら凶~狂クラスでの大会に出場し、その驚異的な戦闘力を遺憾なく発揮して活躍している。
ただ、相性や調整の関係で惜しい所で落ちる展開も多く、
持ち前の怒涛の攻めで魅せながら華麗に勝つ時もあれば、紙防御が災いしてあっさり撃沈する時もあったりと、
戦績自体はそれほど無茶苦茶な事にはなっていない。

そのカッコ良さからストーリー動画にも出演する回数が多いものの、
並のキャラから一線を画した強さ故に非戦闘員扱いにされる傾向にある。
キャラ付けはまちまちだが、素敵に渋いデキる男という場合もあれば、
コレの影響なのか変態キャラに化ける場合も……。

+ 大会ネタバレ
台パン杯でおなじみぬーく氏のデビュー作、『ありえん!チームトーナメント』に出場。
以後、氏の大会ではこの大会に出場した多くのキャラクターと共に常連組となる。
特にPart15にて、Cブロック最終戦とボーナスステージで一人で6勝するという怒涛の活躍を見せ付けてくれた。

+ イラスト
ニコMUGEN絵板保管庫の絵板 ray氏作
ニコMUGEN絵板 ジョン・Uドゥ 氏




「そろそろ死ぬか… フッ…」

出場大会

+ 一覧
+ グスタフ・ミュンヒハウゼン
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
+ Ultimate Gustab
【Ultimate Gustab】
+ Zel Gustab
【Zel Gustab】
+ Orochi Gustab
【Orochi Gustab】
+ Ruthless Gustab
【Ruthless Gustab】

出演ストーリー

+ 一覧
DIOの喫茶店
Drえーりん診療所
G-File -救済の技法-
La Jodaso Stiana
Monochrome
MUGEN STORIES INFINITY(大手企業の社長,原作準拠,非戦闘)
MUGEN町ヒーロー戦記
MUGENの星
Nの日常
R&Yの①日
~Restaurant Dolls~
stories(主演)
ウドン13
温泉女王と温泉に
風と星の夜話(非戦闘)
神奈子の野望三匹が逝く!!からの出張)
クロス・イン・ワンダーランド~夢幻武闘劇~stories枠)
混沌世界
三匹が逝く!!(先代)
志貴と無限市物語
師範とカニミソ
すごいよ!!七夜さん(子持ち)
ストーリー動画対抗ッ!体育祭(暴君枠)
ストーリー動画対抗戦・無限交差三匹が逝く!!枠)
大闘領 -Sengoku Legend of the Gainers-(暴君枠、非戦闘)
血が嫌いな吸血鬼
地球が静止する日
ディアボロス
ディオ・ブランドーは落ち着けない
掌の歌
天使と咎人(九話現在非戦闘)
ナイトメア・ハンターズ(非戦闘員)
なこるる茶屋(ハザマ。ただし戦闘キャラはグスタフの髪の色を変えただけ)
七夜の世界
猫入箱万事代理店(クロ)
変態早苗さんの性活(クロ、猫入箱万事代理店からインストール)
早苗さんとけーくん(同上)
パーフェクトソルジャーは動かない
パンドラの底はまだ見えない
楓流メイフィールド
暴君の嫁探し(番外編から登場。非戦闘)
八意家の兎さん(非戦闘)
夜風物語

プレイヤー操作

その他