ロックマンX
ビームサーベルを装備して登場。
エックスが地上にいるとサーベルで斬りかかり、壁蹴りで逃げようとすると素早い動きで壁を蹴りながら左右を往復してくる。
……が、この動きは読みやすく滞空時間も長いため「壁蹴りで逃げる→おびき出して飛び降りながら撃つ」
の繰り返しでハメ殺される事に。そのためリメイクされた時は降りるときに下突きをしてすぐに降りるよう改良された。
第2形態では巨大な狼型のメカと合体した「ウルフシグマ」に変身。
口から吐く光弾や火炎、浮遊する両腕から出す稲妻で大ダメージを与えてくる。
頭部に付いている小さなシグマの顔を攻撃しなければダメージを与えられない。
また、この戦闘では足場の関係で隠し技の 波動拳を撃つ事自体が非常に困難。
苦労して発射に成功しても「カキン!」と弾かれるため、これに頼り切っているプレイヤーにとっては大きな壁となる。
一応タイミングさえ完璧なら当てる事も不可能ではないが、ぶっちゃけ運ゲーとも言えるので普通に攻略した方が楽しいかと思われる。
ロックマンX2
両腕に鉤爪を装備した姿で登場。
前作の弱点武器エレクトリック・スパークの能力を会得したのか、それに酷似した技を使う。
また素早い移動からの斬り裂き、姿を消した後の頭上からの急襲といった攻撃を行う。
第2形態では本体の「シグマウィルス」に変身。背景から飛び出してくるのだが 3Dポリゴンである。
ワープと複合させた体当たり攻撃や口から吐くビーム攻撃の他、口から雑魚敵を出してくる。
撃破そのものは(バスター縛りでも)容易いが、 ライフゲージが他のボスの2倍もある上に画面に表示されないため、
体感的に長期戦を強いられる。
ちなみに純粋な戦闘力なら一つでもゼロパーツの回収に失敗した場合、直前に戦う事になるゼロの方が容赦ない。
この場合は連戦になるため、シグマの攻撃力を減らす代わりにじわじわ襲ってくるような形にしたのだろう。
また、第二形態撃破後のセリフでは、自身は死にかけなのにも拘らず、
「それにしても」と急に話題を変えてゼロの正体について話そうとするお茶目な所もある。
ロックマンX3
巨大な盾を装備した姿で登場。
複雑な軌道を取る上に高威力の火炎弾の6連射や、ブーメランのように飛ばす盾で攻撃してくる。
盾で身を守っているので、盾をかわして攻撃出来る軌道を持つ特殊武器を使うなどの工夫が必要となる。
第2形態ではドップラー博士に作らせた巨大な戦闘用ボディと合体した「カイザーシグマ」に変身。
腕の銃口からのビームや背中から放つミサイル、肩から放つ浮遊機雷などで大ダメージを与えてくる。
喰らい 判定が小さな頭部にしかないため、ダメージを与えにくい。
全体的に受けるダメージが大きいX3の中でもシグマの攻撃は特にダメージが大きいため、
ボディパーツなしで挑むと3発ほど攻撃を喰らうだけでやられてしまう。
ロックマンX4
第2形態ではローブを脱ぎ捨て、大ジャンプから鎌を投げて攻撃してくる。
鎌が壁に刺さると目から床一面にレーザーを放ち、鎌が床に刺さるとエックスを追尾する4つのオプションを放つ。
第3形態ではビームガンを持った巨大なメカと合体。
更に地面にもシグマの顔があり、交互に出現するメカシグマと顔シグマの両方を倒さなければならない。
また、両者の交代時には赤・青・黄の3色顔型オプションが現れ、それぞれ火炎弾・冷気・電撃弾で攻撃してくる。
余裕たっぷりの台詞を吐きながら爆砕するが、ここまで余裕のある彼は恐らくこれが最初で最後だろう。
ロックマンX5
武器を何も装備していない非常にスマートな姿で登場。
壁蹴り移動による体当たりや、非常に威力の高い巨大な衝撃波で攻撃してくる。
また、体力が減ると3つのシグマウィルスを身に纏うようになるため、体当たり攻撃を避けにくくなる。
第2形態では超巨大なボディと合体。あまりにも大きすぎるため胸から上の部分しか見えない。
巨大な2つのロケットパンチが現れ、殴りかかって攻撃してくる。
他にも腕や額から出す光弾や電撃、非常に高威力な上にこちらを追尾する紫色の巨大なキューブなどを放ってくる。
ちなみにこの巨大なボディ、デザインが『ロックマン3』のラスボス「ガンマ」に酷似していたり、
本作で彼が協定を結んだ「よきパートナー」の言動が無印ロックマンシリーズの とある人物を思い起こさせたりと、
シリーズ同士の繋がりを各所で匂わせており、当初Xシリーズ最終作になる筈であった名残が窺えるものとなっている。
本作ではOPステージでもボスとして登場し、背景の女神像を破壊しつつ巨大な首だけの姿で出現。
数種類の光弾や体当たりで攻撃してくる。
口の中が弱点で、大量の弾幕攻撃と巨大レーザーの際にしか開かないためタイミングがシビアである。
ロックマンX6
完全復活しきれていないボロボロの姿で登場。
身体を引き摺るように移動するため動きがとても遅く、攻撃の間隔も緩め。
非常に弾速の速い光弾や、こちらの攻撃を跳ね返す(と同時に押し返せる)衝撃波で攻撃してくる。
また、ある程度ダメージが蓄積したり弱点武器を喰らうごとに、光弾を幾つも出しながら後方に吹っ飛ぶ。
第2形態は上半身だけで画面半分を覆うほど巨大な ゾンビのような姿の「ヘルシグマ」に変身。
この姿のシグマはいろんな意味で壊れてしまっており、
「ごれがるがホンバナダッ!!」「ジネ!デッグス!」などと会話もロクに出来ない状態になっている。
額からスライムのような髑髏の敵などを幾つも出し、
口を開いて巨大なビームを発射したり、地面から巨大なビームを発射したりして攻撃してくる。
口の中のビーム発射口にしかダメージを与える事が出来ない。
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これだけ書くと最終ボスとして申し分無い強さに聞こえるかもしれない… |
これだけ書くと最終ボスとして申し分無い強さに聞こえるかもしれない… が。
このヘルシグマ、ロックマンXシリーズ史上最弱のラスボスとして知られている。
理由は1つ。セイバー系攻撃による被ダメージ後の無敵時間が極端に短いのである。
お陰で多段ヒット系の斬撃は面白いほどダメージが通る(ただし当て方を工夫する必要はある)。
原理的には『X2』の 昇龍拳が近いだろうか。
エックスならシャドーアーマー装備時のチャージショット「円月輪」で 6割、
ゼロに至っては普通のジャンプ斬りで 5割、
更にとある特殊武器のバグと補助アイテムを併用すれば 10割持っていけたりする。
ゼロで挑み、正反対の意味で 初見殺しされた人々も少なくないとかなんとか。
とはいえ、そもそも本作はセイバー自体がやたら強く設定されており、
ゼロの3段斬り初段やエックスの大斬り1ヒット目はどの敵に対しても上記の無敵時間が短いので、
振り向き キャンセル斬りやダッシュキャンセル斬りを連発すれば 大半のボスは2秒で沈むのだが。
しかし、ジャンプ斬りや円月輪が妙に多段ヒットするのはシグマだけである。
彼が何をした。いや色々してるけどさ
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ロックマンX7
重火器を装備した姿で登場。
ライフルで幾つものバウンド弾を撃ってくる他、巨大なレーザーキャノンで攻撃してくる。
第2形態ではまるで戦隊ヒーローモノに登場する巨大ロボットのような姿に変身。とにかくでかい。
火球や光球を幾つも放つ攻撃、レーザーによる薙ぎ払い攻撃、パンチ攻撃などを繰り出してくる。
3D画面での戦闘になるので、回避のために数が少ないうえに高低差もある足場を飛び移らなくてはいけないなど少々戦いづらい。
ロックマンX8
シグマの姿をコピーしたレプリロイド「コピーシグマ」が登場。
ビームサーベルやチャージショット、掌から放つ大量のバウンド弾などで攻撃してくる。
ボスとして登場するコピーは巨大な衝撃波を放ってくる他、HPが半分になると床を燃やしてしまう。
床の炎は戦闘が終わるまで常に燃え続けているので、壁蹴り状態で戦わなくてはならなくなる。
また、最終ステージではザコ敵としてもコピーシグマが大量に現れる。
他のザコと比べて耐久力が高い上に配置が厄介なので、なるべく遠距離からの攻撃で確実に仕留めていきたい。
ちなみに、バウンド弾はエックスならスクイーズボムでかき消す事ができ、ゼロなら通常攻撃で反射が可能。
オリジナルのシグマは従来のイメージを覆すデザインで登場。
全身真っ黒で頭部には巨大な角が2本生え、体の至る所がひび割れたような姿になっている。
大剣「∑ブレード」を装備し、姿を消して頭上から斬りかかりつつ衝撃波を放ったり、ブレードを振り回したり、
掌から3種類のリング弾を放ったり、チャージショットを放ったりしてくる。
また、コピーが床を燃やしたのに対してオリジナルは壁を燃やす。ただしこちらは一時的なもの。
「決着をつけるぞ!」「全力で来い!」の台詞は中々格好いいものである。
「∑ブレード」はゼロで ラスボスにとどめを刺した場合、ゲームクリア後にゼロの隠し武器として入手可能で、凄まじい攻撃力と攻撃範囲を持つ。
隠しキャラのレイヤーも装備可能。
広範囲かつ常時クラッキング(ガードブレイク)可能と非常に強力。ただし、ヤコブと最終ステージで登場する盾持ちの雑魚は何故かクラッキングできない。
ちなみにシグマの持つブレードは緑だがゼロとレイヤーが使う場合は黄色い。
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