NieR Re[in]carnation ストーリー資料館

王宮騎士シリーズ

最終更新:

nier_rein

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王宮騎士の献身

その騎士の女は王に絶対の忠誠を誓う。
いかに理不尽な命令にも逆らうことはしない。
ただ粛々とその命をこなすのだ。
夜を共にしろという命令にも、逆らうことはなかった。

美しく、忠実で、若い騎士の女を王は大層気に入っていた。
しかし、それを快く思わなかった王妃は、彼女の追放を企てる。
企てに気づき激怒した王は、彼女に王妃の殺害を命じた。
騎士の女は命じられたその足で王妃のもとに向かい、頭を潰した。

横暴な王に忠誠を誓う者は、騎士の女の他には一人もいない。
それ故か、ある日、王は何者かに毒を盛られ倒れてしまう。
見舞いには、もちろん誰も来ない。
意識を取り戻した王は憤慨し、彼女に家臣たちの皆殺しを命じた。

毒に侵され、身動きの取れなくなった王は、苦しむばかり。
ついに楽になりたいと、自身の殺害を騎士の女に命じた。
彼女は、その命令にだけは従えないと、泣きながら首を振る。
それから9年もの間、苦痛に叫ぶ王に献身的に尽くしたのだった。

武器種 レアリティ ★★★★ 
属性 水   シリーズ 王宮騎士
追加日 2021年11月10日
EN Courtly Devotion


王宮騎士の舞踏

あるところに剣による舞踏を生業にする傭兵がいた。
彼の華麗な舞は、あるときは敵の兵を魅了し、またあるときは味方を鼓舞したりし、特別な力を備えていたという。

傭兵はその稀有な才能を買われ、王宮に仕えることになった。
貴族の集まる社交界で舞を披露しては絶賛され、その活躍は王家の元へも届くことになる。

傭兵は王の前で舞踏を披露することになる。
情熱の中に悲哀が混じり合ったような華麗な舞は、歴史に残る最後の舞踏になった。

彼の剣が王の喉元へと突き刺さる。
故郷を滅ぼされ、傭兵として暮らしていた彼は、綿密な計画の上に復讐を果たしたのだった。

武器種 小型剣 レアリティ ★★★  
属性 シリーズ 王宮騎士
EN Courtly Gambol


王宮騎士の忠誠

かの国の王室に仕える騎士団、その団長は、並の騎士が束になっても敵わないほどの剣豪だ。人々は彼を鉄仮面と呼び、それはいかなる場合においても、彼が人前で鉄兜を外さないことに由来する。

実のところ、王自らが騎士団長に鉄兜を外さないように命じているのだ。彼は忠実にそれを守り続けているが、騎士団の中にさえ、その理由を知る者はいない。

そうと気づく者は少ないが、王はこの騎士団長を憎んでいるのだった。しかし殺すにはその腕はあまりに惜しく、顔を全て覆う窮屈な鉄兜を被らせることで、王は溜飲を下げたのである。

理由は実に浅薄だ。この騎士団長は稀にみる美形であり、若かりし女王が熱を上げてしまったのだ。もう何十年も昔のことだが、王は今もそれを許すことができないのだという。

武器種 大剣  レアリティ ★★★  
属性 シリーズ 王宮騎士
EN Courtly Loyalty
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