NieR Re[in]carnation ストーリー資料館

百獣の剣

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hakto

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むかしむかしある王国に、とても幼い王様がいました。政務は頭の良い大臣たちがしてくれるので、幼い王様の仕事は玉座に座って笑顔でいることだけ。そんな王様には3つの願いごとがありました。

1つは早く大きくなること。幼い自分の無力さを、王様はいつも感じていたのです。国民に、そして他の国に認められるために、王様は早く大人になりたい、そう思っていました。

もう1つは、民が安心して眠れる国を作ること。それは亡くなった王様の父がいつも語っていた夢。幼い王様は大好きだった父の夢を叶える、そう決めていたのでした。

最後の1つは、自分たちが政治を行うために父を殺した大臣たちを1人残らず殺すこと。幼い王様は大人になったその時に、どんな方法で大臣たちを殺そうかを笑顔で考えていました。

武器種 小型剣 レアリティ ★★★  
属性 シリーズ 百獣
EN Beastbain
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むかしむかしある王国に3人の兄弟がいました。
3兄弟の次男は軍隊をひきいる将軍様でした。
軍隊はとても暴力的でみんなおびえていました。

将軍は戦争が好きでした。
もえた街や転がる死体を見ることが好きでした。将軍は征服することではなく、滅ぼす事だけを命じました。
機械のように訓練された兵隊達は将軍様のために村や街や国をぜーんぶ滅ぼしていきました。
将軍様はそれを見ながらグフグフグフと下品な声でわらいます。

軍隊はひたすらに進軍しました。
海の国も、山の国も、夏の国も、冬の国も、東の国も、西の国も、見境なく滅ぼしていきました。
絶対的な将軍様の命令に従い、ずーっと何年も何年もひたすら殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺しまくりました。

やがて軍隊はある国に到着しました。
街の人も兵隊もお姫様も王子様もみんなみーんな槍で突き殺しました。最後にみすぼらしい将軍が涙ながらに命乞いをしてきましたがすぐに殺しました。
その将軍の顔はどこかで見たような顔でした。兵隊達は思い出そうとしましたが、将軍の娘が現れたとたんにその子を突き殺すのに夢中になり、二度とその事を考える事はありませんでした。

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NieR:Automata
むかしむかしある王国に三人姉妹の王女がいました。三姉妹の二女は賢くはないけれど世界一美しいと評判で、隣国の王の下へと嫁ぎました。

隣国の王は二女の美しさをこの上なく愛しました。毎日六回は新しいドレスに着替えさせ、毎日八回は新しい花を贈ります。愛される喜びに、二女の美貌は輝きを増していきました。

王の為にも美しくありたいと願う二女は、ありとあらゆる方法で美の技を求めます。しかし永遠に美を保つ術だけは手にできません。そんなある日、二女は妙案を思いつきました。

二女は自らをはく製とし、永遠の美となる事を選びました。王は涙を流して感動します。二年後、隣国に戦が起こり、はく製は瓦礫に押し潰されてぐちゃぐちゃとなりました。
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