NieR Re[in]carnation ストーリー資料館

無法者の匕首

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nier_rein

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誰もが恐れる大悪党になることを夢見る青年がいた。

連日、青年は悪事を働くため街へと繰り出す。
「今日も元気に悪さして、早く立派な大悪党になるぞ」

青年は「悪党と言えばコレだ」と、手近な民家に泥棒に入った。

するとそこには、床に倒れ苦しむ老婆の姿が。
青年はさも一大事と、泥棒を忘れて老婆を医者に連れていった。

青年は「ならば恐喝だ」と、路地裏を歩く女に短刀を突き付けた。

すると女は大きな悲鳴を上げ、あろうことか青年に感謝した。
ずっと声が出ない病にかかっていたが、今のショックで治ったと。

「今日もいまいちだった」と、青年は夕暮れに沈む街を後にする。
いつか自分が大悪党になれる日は来るのだろうか……
忸怩たる思いで青年が帰宅すると、家は泥棒に荒らされていた。

武器種 小型剣 レアリティ ★★★  
属性 シリーズ 無法者
EN Outlaw's Dagger
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