NieR Re[in]carnation ストーリー資料館

天使の聖翼

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その昔、白い翼をもった美しい男が、光と共に地上に舞い降りました。人々は、神の御使いである天使だと騒ぎ立て、我先にと口早に願いを投げかけていきます。

ある者は己の醜い容姿を嘆き、美しくなりたいと涙を流しました。またある者は抑えることのできない幼少期からの窃盗癖を、直してほしいと手を合わせます。

そしてある者は何十年も続く闘病生活の重苦から、解放されたいと声を振り絞りました。大勢の人々が膝をつき、男の姿を仰ぎ見ます。男は慈愛に満ちた表情で微笑みました。

男は人々の眼を抉り、腕を切り落とし、首を刎ねました。それこそが救済なのだと信じて。その場に願いを口にする者はもういません。男は天使としての使命を全うできたと、誇らしげに笑いました。

武器種 格闘  レアリティ ★★★★ 
属性 シリーズ
EN Angel's Folly
NieR:Automata

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NieR:Automata
昔、天使に憧れた悪魔がいた。神のみもとに仕えることを夢見ては、叶わぬ想いに身を焦がす。いつしか悪魔は、より天に近い人の世に姿を現すようになった。

人の世に現れた悪魔を倒すべく、一人の天使が遣わされた。神の使いに出会えた悪魔は歓喜の涙を流しつつ、己が想いを打ち明ける。どうか私に白い翼をください、と。

天使は悪魔の願いを聞き入れ、白い翼を与える約束をした。ただし、他の悪魔の首と引き換えに。喜び勇んだ悪魔は仲間を殺し、その手で首を狩り取った。

天使は悪魔を天の国へと導いた。そして数百年に及ぶ拷問にかけ、徐々に意識を奪い、悪魔すら恐怖するその仕打ちで、約束通り黒い翼を白くした。
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