かつて存在したという罪深き戦闘部隊、『赤鬼』。
それは人の世に居場所の無い大罪人を活用する、血塗られた部隊。
彼等は世界へ濁流の如き悲鳴を上げる。人はそれを罪と呼んだ。
それは人の世に居場所の無い大罪人を活用する、血塗られた部隊。
彼等は世界へ濁流の如き悲鳴を上げる。人はそれを罪と呼んだ。
その男は病的なまでに神経質だった。
一度何か気になれば、それを取り除くまで気が済まない。
戦棍を武器に選んだのも、返り血で汚れるのを避けたからだ。
一度何か気になれば、それを取り除くまで気が済まない。
戦棍を武器に選んだのも、返り血で汚れるのを避けたからだ。
男が初めて犯した殺人、その理由は『話しかけられた』から。
その声がやけに耳に残った、ただそれが気に入らなかった。
それからと言うもの、男の神経質は堰を切った様に増長していく。
その声がやけに耳に残った、ただそれが気に入らなかった。
それからと言うもの、男の神経質は堰を切った様に増長していく。
咳をされた、髪が触れた、息を吐かれた。
あらゆる理由で人を殺す男は、赤鬼部隊でも多く戦果を上げたが、
最後は静寂さえ耳に障り、それを取り除こうと自害した。
あらゆる理由で人を殺す男は、赤鬼部隊でも多く戦果を上げたが、
最後は静寂さえ耳に障り、それを取り除こうと自害した。
武器種 | 杖 | レアリティ | ★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | 赤血 |
EN | Bloodied Baton | ||