先代皇帝の遺言は、帝国内に大きな波乱を引き起こした。その内容は、三人の息子全員に皇位を継がせる、という物だったからだ。その遺言には、玉座を狙っていた息子達も困惑した。
三人の息子達は皆、自身こそが皇位を継ぐべき者だと、他者を貶める為の罪を重ねていた。皇帝に歯向かう者など居ない、自身が皇位を継げば、過去の罪を非難できる者はいない。そう考えていたのだ。
だから息子達にとって、対等な「他の皇帝」の存在は脅威だった。人生をかけて進めてきた計画を破綻させられる訳にはいかない。息子達は兄弟である他の皇帝を消す為、更なる大罪を犯していった。
夥しく積み上がる、皇帝の駒だった者達の屍。激化していく権力争い。それを国民に隠し通すのはもはや不可能であり、不信感を募らせた国民や官吏が徒党を組むまでに、そう時間はかからなかった。
武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★ |
属性 | 闇 | シリーズ | 金翅 |
追加日 | 2022年1月11日 | ||
EN | Goldfeather: Tail |