むかしむかし、光の神さまが6つの武器を創り、世界のあちこちに隠しました。その一つ、伝説の槍は、必ず正しく狙いが定まると言われ、多くの武人が世界中を探しました。しかし見つけることはできず、この槍にまつわる伝承はいつしか風化してしまいました。
ある日、山間の里に住む少女が、夢中でうさぎを追いかけるうちに、谷底に落ちてしまいました。鬱蒼とした木々や粗削りの岩々に阻まれ、少女は自分がどこから落ちたか、わからなくなってしまいました。少女は、お父さんとお母さんに会いたくて、泣きました。
ふと、少女のそばに薄汚い槍が落ちていました。夜が訪れ、少女はその槍を抱いて寝ました。少しでも、寄り添うものがあれば安心でした。すると翌朝、その槍は少し離れたところにあるのです。少女は、槍を拾い上げ、槍先の示す方角へ歩き出しました。
少女が眠るたび、槍は少しずつ離れたところに移動していました。そうやって三日三晩、槍の指す方角へ歩いていくと、人里に着き、少女はお父さんとお母さんに会うことができました。その槍は、今ではお父さんが狩りに使って重宝しているのだそうです。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★ |
属性 | 光 | シリーズ | 白鉄 |
EN | Alabaster Spear | ||