わだつみのレベッカ |
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レア度 |
☆6~7 |
カードタイプ |
こうげきタイプ・単体 |
スキル能力 |
このスキル発動中、味方全体の攻撃力と回復力を強化し、 フィールド上の色ぷよとハートBOXをあかぷよとあおぷよに変える。 その後、色ぷよをランダムでチャンスぷよに変換する。 |
Lスキル能力 |
赤属性カードの全ステータスを強化し、あおぷよを消した場合攻撃力をさらにn倍にする。 通常攻撃時のみ赤属性カードをあおぷよを消してもスキル発動ぷよ数が減るようにする |
Bスキル能力 |
なし |
コスト量 |
52,64 |
概要
2020年8月のぷよクエサマーフルパワーガチャにて登場。
クエスト時のボイスについては、当初は
童話シリーズとしてのレベッカと同じものが使われていたが、
2021年10月1日に専用のものに差し替えられた (同時にセリフボイスも追加された)。
ステータス
わだつみのレベッカ |
たいりょく |
こうげき |
かいふく |
☆6 Lv99 |
4300 |
2610 |
380 |
☆7 Lv120 |
6343 |
4176 |
466 |
リーダースキル
赤属性カードのステータスを強化し、あおぷよを消した場合攻撃力をさらにn倍にする。
通常攻撃時のみ赤属性カードをあおぷよを消してもスキル発動ぷよ数が減るようにする。
☆6で攻撃力3.5倍、体力3.0倍、回復1.5倍。青ぷよを消すと攻撃力がさらに1.2倍。
☆7で攻撃力4.0倍、体力3.5倍、回復2.0倍。青ぷよを消すと攻撃力がさらに1.3倍。
赤属性強化でありながら青ぷよが発動条件のキーとなる変則的なリーダースキル。
倍率が高く回復面まで伸びるため、リーダーとしての素性はかなり良いと言える。
条件付き攻撃アップ効果については、青ぷよを消す必要があるため、ぷよを消さないスキルだと発動しないのに注意。
赤属性カードが青ぷよを消すとスキルが加速する効果は副属性が赤のカードにも有効で、青を消したら消した個数分だけスキルが加速するものとなっている。要は(大半は赤のはずだが)主属性の色ぷよを消すのと同じ挙動を見せることになる。
その性質上、チャンスぷよ生成キャラとの相性が非常に良い。
蒸気都市のすずらん+αも追加効果でスキル個数を加速させるリーダースキルを持つが、ぷよを消した後の挙動が異なる。
ただし主属性青、副属性赤のカード(例:
くろいシグ)の場合はスキル加速は重複しない(青を4個消しても8個分の加速にはならない)ので注意。
また「スキル発動ぷよ数が減るようにする」効果なので、このカードをリダサポに配置しても重複しない(青を4個消しても8個分の加速にはならない)。
またこのカードのリーダースキルが青ぷよにキーを握らせるものでありながら、赤属性カード以外には効果がないのも難点。
後述のスキルが単色または赤青2色向けのもののため、もし青デッキのリーダーに組み込むことが可能だったなら赤で組む場合とは全く違う運用ができていたはずである。
青属性では
戦乙女アルル&カーバンクルが同様の効果のリーダースキルを持つ (きいろぷよを消すと青属性カードの攻撃力がUP&スキル加速)。
スキル
このスキル発動中、味方全体の攻撃力と回復力を強化し、
フィールド上の色ぷよとハートBOXをあかぷよとあおぷよに変える。
その後、色ぷよをランダムでチャンスぷよに変換する。
スキル種別 |
攻撃力強化 |
回復力強化 |
チャンスぷよ生成数 |
必要ぷよ消し数 |
☆6ノーマルスキル |
2.4倍 |
2個 |
40 |
☆6フルパワースキル |
3.2倍 |
4個 |
55 |
☆7ノーマルスキル |
2.8倍 |
3個 |
40 |
☆7フルパワースキル |
3.6倍 |
5個 |
55 |
きらぼしのレムレス及びサタン&カーバンクルの赤青互換&上位スキル。
攻撃力強化についてはそれを上回る。回復面についてはハートBOXごと変換されてしまうため、本人が攻撃タイプということもあり普段から気にする事はないだろう。ただし逆転で使うならば話は別。回復力が強化される都合、逆転でもある程度の攻撃力が保証されるのは大きい。
変換される色ぷよはきらぼしのレムレスなどと異なり上下3段ずつではなく、左右4列ずつの変換になる。
アルル&カーバンクル(☆7)の通常スキルで直後に落下するものと同じ挙動となる。
プリズムボールを使う場合は同じように配置すると少なからず差が出てくるので注意。
コンビネーション
「ガールズ」のみ。
フルパワー持ちだが蒸気都市とは無関係のキャラなので、「蒸気都市」は乗らない。
あんどうりんごや
クローラスなどにも同じことがいえる。
デッキ考察
エンハについては、
- ゆらめくメイリィは、エンハと状態異常を兼ねているので、実質全体7倍のエンハを発動できる。おかげで天気枠(2,25倍)や、スキル再始動枠(ラム、かがみのラフィソル)を入れることができるため、さらに火力上昇に寄与してくれる。リダスキによる永続ネク変で加速もできる。非常に適性は高い。
- 蒸気アミティは開幕チャンスぷよを生成してくれるため速攻に向いており、フルパワーまで溜められれば5.5倍もの全体エンハを発動でき、また1回のネク変もわだつみ砲で生きる。リダスキの倍率もトップクラスだが、属性が縛られるのには注意である。
- もっとあやしいクルークはリダスキでチャンぷよ生成ができるため、蒸気ルルーほどの耐久性は無いが、それ以上に早くわだつみ砲を回転させることが可能であり、長期戦に向いている。エンハの倍率も非常に高い部類に入り、フルパワースキルは他に追随を許さない全体6倍である。
- 木之本桜&ケロちゃんの隣接9倍は、全体(6枚)に換算すると4.5だが、攻撃力の高いキャラに集中してエンハをかけられるため、実際はそれ以上の効果を得られると思われる。入手困難なのが悔やまれるが、適性はもちろん高い部類に入るだろう。隣接エンハの関係上、麻痺をあわせられるキュアルージュとの相性は良い。
- あかいアミティは育成、入手がしやすく、ゆらめくメイリィよりも汎用性が高いが、5色そろえようとすると緑に適任がいないため、きらめくルルーのスキルループと合わせざるを得なくなるのが残念な点か。
- 火消しのスザクは、天気と合わせることができないものの、手軽に実質全体6倍のエンハを出すことができ、スキルレベルも上げやすいため、低資産にとっては最も使いやすいエンハ役なのではないだろうか。空いた枠には上述のスキル再始動枠(ラム、かがみのラフィソル)を入れたい。ない場合はループ用に麻痺のヒルダをいれたり、プリボ生成要員を一枚余計に入れるとよいだろう。(ネロ二枚使いなど)
条件エンハについては、
チャミドラと違ってぷよ消しを伴うため、多様なカードを使うことができる。
- ポップなアミティは時間がかかるものの、比較的入手と育成が容易く、5.5倍もの倍率を出してくれる。条件が条件なので精神衛生上よろしくないのはご愛嬌。わだつみがチャンぷよを作ってくれるので、再始動のかがみのラフィソルと合わせることは一応できる。
- プリキュアコラボのキュアドリームは、蒸気アミティと合わせられないことや、何より入手困難なのが残念だが、精神衛生上優しく、5.5という高倍率でなので、持っていれば間違いなく最適解に入るだろう。
- 蒸気ルルーなら高い耐久力と、もっとあやしいクルークには及ばないが永続的なネク変を得られるので、長期戦に向いている。また、他のカード群と異なり鬱陶しい条件がなく、ほぼ無条件なのも特筆すべき点である。
- ラブハンターラフィソルはハートばらまきボスにアドバンテージを取ることができる。プリボ生成の関係上、実際の倍率は蒸気ルルーのノーマルスキルを上回ったり、再始動のかがみのラフィソルと若干相性が悪かったりする。二連鎖目が必要なため、蒸気アミティや、きらめくルルーのスキルループと合わせて使うのが望ましい。
- プリシラ・バーリエルは条件エンハと怒りを兼ねているので、ゆらめくメイリィ同様天気枠やスキル再始動枠(ラム、かがみのラフィソル)を入れることができるため、火力上昇に寄与してくれる。
- 龍人演舞ホウジョウは条件が易しく、それなりに高い倍率の条件エンハを得られるのがポイントだが、大量にプリボ生成できる攻撃タイプの中に主属性赤のキャラはおらず、いさましいフレッド、かがみのラフィソルと合わせることを余儀なくされるので注意。しかもキャロは赤属性の盾破壊しかできないため、その分のダメアップを紫属性に乗せられないので注意。(まあリダスキの関係上、緑には2倍取れるので実質プラマイゼロかもしれないが。)赤版のバナナの魔人アインがほしくなる。
盾破壊は...
- テラは比較的入手がしやすいものの赤のみ3.5倍の盾破壊で物足りないのが残念。しかしキャロとちがって状態異常盾が付けられるので、マトイが無くて状態異常盾が欲しい場合は候補に挙がるだろう。
- キャロは1ターンのみ3.8倍単色盾破壊ということで、スキル砲と相性が良い。しかし、副属性の数次第ではマトイ、ひいてはりんご ver.うららに倍率で負けてしまったり、状態異常盾を着けられない点には要注意である。
- PSO2コラボのマトイは、入手困難であることが残念だが、全色3.5倍の盾破壊ということで、手に入れたらば間違いなく最適解に入ると思われる。状態異常盾は付けられる。
- スペチャンコラボのりんご ver.うららもいる(全色3.2倍)が、バランスタイプであることを生かせない状況下ではマトイのまんま下位互換になってしまうのが残念。ちなみに状態異常盾は付けられる。
状態異常については、
- 高杉晋助はリダスキで開幕でチャンスぷよを5つも生成し、その上スキルで怒りを付与できるため、1,2ターンでスキルをためて打ち逃げしたいときには恰好の相方となってくれる。アスカ ver.エヴァコラボ2022も同じような動きができるがリーダースキルの倍率、生成するチャンスぷよの量ともに低いため妥協案程度である。
- ゆらめくメイリィ、プリシラ・バーリエルは、先述の通りである。
- 持っているならば、麻痺を兼ねたキュアルージュも適性は高い。通常無効ならば先打ちでの麻痺が活きるケースもあるだろう。
- なんだかんだミノアが、速さや入手難易度の面からもっともメジャーか。状態異常盾が付けられないのが悔やまれる。
- 天気と合わせたり、怒りによる回避のメリットが得られないが、蒸気りんごの脱力もシンプルに2.5倍なので使えるだろう。
プリボ生成については、
- うすやみのDGアルルはスキルレベルを上げなくても発動がもとから35で、プリボを最大の13個生成できる点が強い。しかも場所は選べるためすべてのプリボを消しやすい。
- うるわしのルルーは一度全消しをするのでかたぷよなどのギミックに対応したうえでプリボを12個生成できる点が強い。
- おかしらつきのミヤビでももちろん十分な火力を出せるが、そもそも色が違うので緑に耐久面に不安があったり、状態異常盾を付与できない点などが注意である。それを鑑みても報酬カードにそぐわず、プリボを12個生成してくれるのは魅力である。
- いさましいフレッドも副属性が赤の部類だが、一度全消しをするのでかたぷよなどのギミックに対応したうえで、こちらはプリボをうすやみと同じ最大量の13個生成できる点が強い。
- かがみのラフィソルもまた副属性が赤の部類である。プリボ生成量こそ少ないものの、わだつみ砲を再装填できるため、それなりの威力を出すことができる。いさフレと違ってラフィソル砲や闇天砲、遅延スキルの再装填ができたり汎用性が高いので所持率も高いのではないだろうか。
- ネロは最も入手が容易く、スキルレベルも上げやすいので、ワイルド50が不足している人にもやさしいカードである。火消しのスザクなどで微妙に枠が開いてしまった場合は、通常スキルのネロと、とっくんスキルのネロの二枚使いをする方法もある。
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うすやみとうるルー、いさフレとかがみの威力計算比較 |
わだつみ砲の倍率を計算する場合の式は、
(14.2(ぷよ48個同時消し倍率)+プリボ個数×3(プリボにより加算される倍率))×わだつみのスキル砲の倍率(2.4~3.6)
である。
ここではわだつみ砲の倍率をnとする。
うすやみは単純に13個プリボを作ります。前述の計算式に倣うと、
(14.2+13×3)n
=53.2n倍
となる。
うるルーはまず最初に全消しをします。ほぼ初代砲なので、ぷよ48個同時消し倍率である14.2倍としましょう。これはいさフレにも当てはまります。
そして次にプリボを12個ばらまきます。前述の計算式に倣うと、
(14.2+12×3)n
=50.2n倍
となる。
初代砲と足して、14.2+50.2n倍という結果です。
わだつみ砲の最低倍率の2.4をnに代入すると、
うすやみは127.68倍、うるルーは14.2+120.48で134.68倍
わだつみ砲の最高倍率の3.6を代入すると、
うすやみは191.52倍、うるルーは14.2+180.72で194.92倍
わだつみ砲の倍率が高いほど差は縮まりますが、最初の盤面がハートボックスで汚されていない限りは、うるルーの方が強い計算になります。
(蒸気アミティと合わせて、二連鎖目でプリボが消えるような特殊な置き方をすればうすやみの方が強くなるかもしれない...?)
いさフレもまず最初に全消しをします。うるルーと同じく、ぷよ48個同時消し倍率である14.2倍としましょう。
そして次にプリボを13個ばらまきます。前述の計算式に倣うと、
(14.2+13×3)n
=53.2n倍
となる。
初代砲と足して、実に14.2+53.2n倍という計算結果です。
まずプリボを8個作ります。前述の計算式に倣うと、
(14.2+8×3)n
=38.2n
再始動して、プリボなしのわだつみ砲が打たれます
(14.2+0×3)n
=14.2n
二つ合わせると、52.4n倍という計算結果です。
いさフレの方が強く、わだつみ砲の倍率が高ければ高いほど、いさフレとの差が開いてしまう計算になります。
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評価
開幕チャンぷよと合わせれば1,2ターンでスキルを光らせることも可能である強烈なリダスキに加え、
プリボと合わせることでフェス級のカードには出せない大ダメージを叩き出せるスキルを持った強力なカードである。
他色に出張できないだけに、赤のスキル砲は、黄色の
ひやくのウィッチと並んで抜きんでている状態だろう。
(もっとも、この二種のスキルはまったく異なるものなので同じ土俵に乗せるべきではないかもしれないが)
今後赤に被ダメアップスキルが実装されたりしたら、さらに化けるカードになるのではないだろうか。
最終更新:2022年05月02日 01:41