二重生活

  • 分類:短編小説
  • 初出:「週刊小説」1983年2月25日号
  • 雑誌時挿絵:中沢潮
  • 収録短編集:夜よ鼠たちのために

あらすじ

「どうして? 今夜はゆっくりできるんじゃないの。そのつもりで店を休んだのに」

牧子は6年間の関係を続けた年上の男・修平と、荻窪の屋敷で修平の帰りを待つ女・静子への復讐計画を立てる。静子とも関係を持っている銀行員の古橋鉄男とともに、犯罪計画は着々と進むが……。

登場人物

  • 牧子
    • ホステス。30歳。
  • 修平
    • 文筆家。46歳。
  • 静子
    • 47歳。
  • 古橋鉄男
    • 銀行員。31歳。

解題

(スタブ)

掲載号「筆者の近況」より

 単行本『密やかな喪服』で、今年上半期の直木賞候補になった連城さん、残念ながら落選。その後一週間は「残念でしたね」という慰め電話が殺到し電話恐怖症ぎみになったとのこと。
 なお、熊代監督(引用者註:原文ママ)、萩原健一主演の映画『戻り川心中』の撮影も順調に進み、この二月中旬には、京都に二度目の撮影見学に出かける予定だそうである。

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最終更新:2017年08月10日 14:53