媚薬

  • 分類:短編小説
  • 初出:「文藝春秋」1994年5月号
  • 雑誌時挿絵:前本利彦
  • 収録短編集:単行本未収録

あらすじ

「お義母さん、結婚しないかしらね」
 玄関のドアが閉まる音が響くと同時に、角子は嫁の顔から妻の顔に戻ってそう言った。
 昭夫はビールをついでいた手をとめた。
「結婚って、再婚のことか?」

昭夫は妻から、73歳になる母が薬局の大先生に熱を上げているらしいという話を聞かされる。母はその大先生とかつて恋仲だったが、別れて父と結婚したという過去があった。母のことを気にかけながら、昭夫は四十年前に死んだ父のことを思い出す……。

登場人物

  • 昭夫
    • サラリーマン。
  • 角子
    • 昭夫の妻。
  • タエ
    • 昭夫の母。
    • 昭夫の父。四十年前に死去。
  • 山下先生
    • 山下薬局の大先生。タエの幼なじみ。
  • マツエ
    • タエの友人。

解題

(スタブ)

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最終更新:2017年07月15日 21:18