カード名 |
レアリティ |
カテゴリ |
レベル |
詳細説明 |
竜駆る乙女 レダ |
WR |
ソウル |
3 |
【アシスト】使用可能レベルに達すると、以下の効果を発動する。 〔小/中/大/特大〕 ▲最大MPが上がる 〔小/中/大/特大〕 ▲ストレート攻撃力が上がる 〔小/中/大/特大〕 ▲防御力が上がる ※ファイターとサポーターからのドローショット限定 〔 ロール固有 〕▲ストレートショットの射程が上がり敵キャストに攻撃する度にストレート攻撃力とスピードが一定値まで上がる 〔 ロール固有 〕▲敵キャストを撃破する度にHPが回復する [固有]はアタッカーのみ適用されます 【ソウル】巨人召喚 爆裂弾 【モチーフ作品】ギリシャ神話より、レダ 【イラスト】ちゃきん / 【CV】沼倉愛美 |
Lv3最大MPアップ(?目盛り)、SS攻撃力アップ(4目盛り)
ファイター&サポーターからのDS限定の効果:DS防御力が上がる(?程度)
【アタッカーのロール固有効果】
SS射程アップ(サンドSSを100とした基準で固定値で+4.4相当)
敵
キャストを撃破するたびにHP回復(重ねにより変化。+5で約10.5、+MAXで10~11程)
敵
キャストに攻撃するたびにSS攻撃力とスピードが一定値まで強化(10ヒット完成)
SS:完成時は素との合計で約10メモリ
スピード:
完成時で9目盛り~10目盛りほど。 ←下方前
発動レベルを緩和した「
仕立屋カット&ボビン」に「虹色芸術家の絵筆」のSS射程アップと防御力の一部を加えたようなソウル。
SS射程アップは「青の占星術師のヴェール」と同等~わずかに短い。「虹色芸術家の絵筆」「創聖模写・自由の星見」より長い。
アシストのインフレによりファイターだけでなく一部サポーターもDSドカ盛りでアタッカーを返り討ちにするようになったVer5.36環境、そこに一石を投じることが意識されたデザインだ。
過去に「
仕立屋カット&ボビン」を採用していたSSアタッカーなら概ね採用候補に挙げられる。
特にSSが3ヒットであり元々カット&ボビンを使用していた
ナイトメア・キッドとかなり好相性である。「エンドルフィン」の強化より先にSS攻撃力を上げれるので安定性が上がる。1ヒットにつき約1メモリとの事なので3発ヒットでレベル4の特大SSソウル並の値が増えていくのは非常に強力。
さらにキルを取ればHP回復も行えるのでナイトメアの強い時間を伸ばす、かつて人気だったR専用やカットボビンに近い役割も持てる。
他にもスキルでヒット数を稼ぎやすくSS、スピード、射程全てをが欲しいルカや
マリクも候補に挙がる。
他には
闇吉備津の「鬼殺しの一喝」「
サラマンダーアイドル」コンボでも一気にカウントを進めることができるため、サブウェポンのはずのSSが非常に強力な手段へと変貌する。
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カットボビンとレダの比較くわしく |
下方されたVer.5.37-K以後でも、必要ヒット数ほぼ同じで最終SS値はほぼ同値、巨人はそれぞれ異なるが、登場から約一年経ってもレダ上位互換の状態は保たれたままである。
しいて言えばレベル4なった時点でヒット数を稼げてない場合はカットボビンの方が素ステータスの分やや優位だが、SS射程アップを内蔵しているレダ装備アタッカーでまともにヒット数を稼げないなら、仮にカットボビンに変えてもアタッカーとしての役割をこなせないだろう、という身も蓋もない話になる。
カットボビンにはあったキル時MP回復はレダにない。時間の長いWSにMP回復要素が内蔵されている ナイトメア・キッドや ウィキッド・ドロシィ以外、ちょっと気になるかもしれない。
一方でレダは素のステータスで最大MPが上がってくれるので、最大MPの低い 美猴などでは恩恵を感じることだろう。
Ver.5.38-A追加の「叱られし悪戯魔女帽子」が登場する。
MP一定量以下を維持し続けることでSS・DS射程が大きく上がるという効果で、理論上は常にスキルを回して条件を満たし続けることもできる。
ただ実際に運用する際はやはり最大MPをアシストで増やさない、むしろ下げるというビルドが流行し、素ステータスでMPの上がるレダはむしろ適さなくなるという副作用が生じている。
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重ねによりキル時のHP回復量が上がるとされるが、+5と+MAXでもほぼ誤差レベル。よってレダを重ねるのはもっぱら素ステータス分のSS値を求めての強化となる。
わずかな差でミリ残り生存、逆にミリ敵を取り逃がすシチュエーションを思えば重ねるに越したことはないが、もしリーフの所持数に不安があるならばレダは1枚目だけ確保し、重ね強化は他を優先してもよい。
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採用の変遷 |
特にややこしい条件もなく、登場から長らくSSアタッカーならこれ一択といった調子だった。(おかげでバージョンごとの採用率の記録を取るのをサボってた)
SS主体アタッカーではないのにリトル・アリスで1位だった時期があったほど。
ただVer.5.36-Q追加「 葛の葉」やVer.5.37-H「僧正が谷の隠れ蓑」が追加されたあたりから、従来ならSS主体で戦っていたアタッカーでもスキル盛りビルドが流行るようになる。
これにより、美猴やアシェンプテル、ルカ、ジョーカーにおいては「SSを主体、あるいはバランス型構成にするならレダだが、スキル主体の構成なら別のにする」という傾向が出てくる。
さらにレダがキルダメ備わっていない、Ver.5.36-Qに様々なキャストで一斉にキルダメに関わるスキルが下方された点も合わさって、他と差をつけるべくキルダメ盛りを模索されるようになる。
他にもVer.5.38-A追加の「叱られし悪戯魔女帽子」「終幕彩る女王の垂れ幕」の発動条件と最大MPを上げるレダの噛み合わせが悪いため、これらを採用するならレダが使えなくなる。
このへんの事情が重なって追加から1年、Ver5.38では以前ほどレダ一強というわけでもなくなってきている。
Ver.5.38-C(の最後の日)時点、アシェンプテル・闇吉備津・ナイトメア・マリク・ジュゼ・怪童丸・深雪乃・エルルカン・ウィキッド・ジョーカー・遮那で1位、ルカで2位、美猴・スカーレットで3位。
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+5、+MAXでHP回復量が上がる。+1毎にストレート攻撃力と最大MPが上がるが、防御は上がらない
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過去の修正 |
Ver.5.36-P
にて、SS攻撃力・スピードそれぞれの上昇値および上限値が減るの下方。上限値になるまでのヒット数に変更なしと明記。 【SS:9目盛り~10目盛り→約8目盛り】【スピード:9目盛り~10目盛り→?】 使用率・勝率ともに特に高かったとのこと。また説明文にロール固有の適用先が記載されていなかったのを、記載。
Ver.5.37-K
にて、SS攻撃力上昇値および上限値が減る下方。必要ヒット数は据え置き。0.8*10ヒットで素の合計12メモリ→約10目盛り。
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白い竜の背中に乗って空をかける女騎士。
カードイラストには連なって飛ぶ白い鳥が描かれており、嘴は黄色、首が長い、全身ほぼ真っ白、シュッとしたフォルムという特徴が確認できる。よく見るとレダの左側頭部にある飾りも同じ鳥がモチーフになっている。
首の長くてシュッとした白い鳥ならハクチョウとシラサギが挙がるが、飛行する姿の写真を見るとシラサギのは長い首を鈎状に曲げるものと半々であるのに対して、ハクチョウはだいたいの写真でまっすぐに伸ばしている。よって
カード絵の鳥はハクチョウだと推測される。
そしてハクチョウが関連するものでレダという人物が絡むのは、ギリシャ神話で人間の女性レダをゼウスが白鳥に変身して誘惑したというエピソードが該当する。はくちょう座の由来にもなっており、レダは人間の夫とゼウスの子それぞれを卵で生んだとか。
情報量が多い
はくちょう座(Cygnus)を名前の由来とするソウルに「
美しき王子 シグナス」もあり、
自分に自信のあるセリフといいゼウスの変身した白鳥だったりするのかもしれない。
芸術家では有名なモチーフでもあり、ミケランジェロをはじめレオナルド・ダ・ヴィンチも「レダと白鳥」の絵画を描いているという。ただWLWのように白鳥は添え物というわけでなく、裸の女性と白鳥が触れ合う、周りに卵から生まれたレダの赤ん坊たちがいる、といったものが多い。本筋には関係ないが「男女のえっちな絵がNG…じゃあ白鳥✕人間ならええやろ!」とこの伝承がモチーフにされたり、一方でヨーロッパでえっちな絵が弾圧されていた時期にダ・ヴィンチの「レダと白鳥」の絵画が破棄される事態になったりした…らしい。
ドラゴン要素からの考察については要追記。(要するに…わかんねえ!)
WLWレダは「レダと白鳥」単体からはそうはならんやろ感があるため、複数のモチーフを混ぜたキャラクター・イラストの可能性もある。
描かれている白鳥が一羽だけなら「ドラゴンは『シンデレラに双剣が生えてきた』的な無から生えてきた枠で…いいか!」で割り切れたのだが、二羽もいるとなるとゼウスが変身した白鳥というのとまた別の意味も持たせていそうでなぁ……。「元の神話での出産が卵→卵生であるドラゴンもドーン!」はちょっとこじつけが過ぎる気がするし。
これまでワンダーランドウォーズではわりと不思議なくらいに、メジャー伝承であろうギリシャ神話要素はメイン級の神が関わるキャラクターが希少である。北欧神話要素については
シグルドリーヴァ、メイン要素は『三匹のこぶた』だが名前が神話由来の「
灰狼フェンリル」といったものはすでに登場しているが、こちらもオーディンとかロキのようなもっと先に出していいだろ級の有名どころはいまだ登場していない。スマホゲーム『リーグ・オブ・ワンダーランド』ではゼウスやアーサー王といった、むしろアケゲー側でもとっくに登場していてもおかしくない有名どころが扱われているので、何かあったのかもしれないし考えすぎかもしれない。
ギリシャ神話出典で神にだいぶ近しい関係を持つ人物という点では、9周年らしい記念キャラクターにふさわしい選出かも。マイナーなものなら「
女戦士ヒッポリュテ」、怪物枠なら
ラミア、メイン要素は『糸くり三人女』だが名前がギリシャ神話由来と推測される「
糸紡ぎの花嫁 アリア」もいるにはいるんだが。
最終更新:2025年06月22日 10:21