これから放射線技師を目指す高校生や、専門学校生、大学生、社会人1~2年目の方へ
以下のことを意識しておくべきです。
自分はどうなりたいのかをはっきりさせておく
患者さん・社会に貢献したいのか、職場の中で和気あいあいとしていたいのか、
お金を稼ぎたいのか、最小の仕事で自由に生きたいのか、有名になりたいのか
やりたい仕事へ転職するのか、研究者として新しいものを発見したいのか
自分はなりたいと思ったものにしかなれません。
また、本気でそうなりたいと思ったのであれば必ずなれます。
目標を紙に書いて、いつも見えるところに貼ってください。
決して根性論ではなく、潜在意識のなかに刷り込まれます。毎日の習慣に影響を与えます。
玄関の扉にゴミの収集日カレンダーが貼ってあれば、ゴミ出しを忘れませんよね?
自分の生活はその目標を軸に動くようになります。
読書をする
読書は自分の考えを大きく変えてくれます。自分の視野の狭さを実感させてくれます。
その分野のエキスパートが何度も何度も構成を考えて、努力して書いた本を数千円で買える
(その知識を頂ける)というのは、自己投資として最もよい手段です。
難しい本でなくても構いません、自分の興味のある本から始めてみてください。おすすめは下記に示す
ように、「非常識な成功法則」です。
オススメサービス
aoudible(amazonに飛びます)
本を朗読してくれるサービスです。隙間時間に聞いていれば、何度も何度も繰り返し頭にたたき込むことができます。
おすすめは「非常識な成功法則/神田昌典」です。私の人生に大きく影響を与えました。
1500円/月ですが、最初の月は無料(1冊無料でもらえる)なので、登録して1か月間だけ使用して微妙だったら解約するといいです。お金はかかりませんし、本のデータは残ったままです。
どんどん挑戦する
質より量です、量をこなすと質が向上します。質を高めようとよく考えて慎重に行動する人は
決して質が高まりません。挑戦した結果、上手くいかないことや無駄になったと思うこともありますが
経験という重要な財産を手に入れることができます。
長く働くことで得られることは多いですが、その病院でしか通用しないローカルルールではだめです。
職場内のローカルルールに精通することは内部からの評価は得られますが、外部からの評価は得られません。
(外部からの評価を高めようと、学会発表に力を入れすぎると、仕事のできない人間になりますが)
汎用性のある知識・技術を習得し続けることを忘れないでください。
どんな職場(仕事)でもやっていけるという状態にしておかなければ、人間関係などで悩んだ際に詰みます。
現在は終身雇用の時代ではありません。変化し続けることが安定につながり、現状維持では取り残されます。
転職(職場を変える)することは選択肢としてありです。石の上にも3年という考えは相応しくなくなってきています。
あなたの給与が低いのはあなたに原因があるわけではありません。
あなたより能力の低い人が、どこかの病院でもっと給料をもらっていますし、
あなたより能力の高い人が、どこかであなたよりも安月給で働いています。
給料を決めるのは就職先です。若さは武器ですので、できるうちに行動して
自分の納得いく人生を選んでください。
仕事自体を変えるのも、全然ありです。
もちろん、何が一番重要なのかは人によります。やりがいを求める人は苦労したとしてもその環境に身を置くべきです。
最終更新:2020年07月19日 02:31