メガヤンマ

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メガヤンマ - (2017/11/10 (金) 21:19:35) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/08/20(金) 17:08:03
更新日:2024/04/21 Sun 23:22:34
所要時間:約 6 分で読めます





■データ


全国図鑑No.469
分類:オニトンボポケモン
英語名:Yanmega
高さ:1.9m
重さ:51.5kg
タイプ:むし/ひこう
タマゴグループ:虫
性別比率:♂50♀50

特性:かそく(毎ターン、すばやさが1段階上がる)
  /いろめがね(相手に対して「こうかはいまひとつ」の技のダメージが2倍になる)
隠れ特性:おみとおし(戦闘に出たとき、相手の持ち物がわかる)

HP:86
攻撃:76
防御:86
特攻:116
特防:56
素早さ:95
合計:515

努力値:攻撃+2

ヤンヤンマに「げんしのちから」を覚えさせてからレベルアップで進化


■概要


金銀で初登場したマイナーポケモンのヤンヤンマがまさかの進化。
モジャンボマンムーと同じく「げんしのちから」を覚えていることが進化条件。
おそらくは太古の時代の姿なのであろう。

かわいい姿からゴツく凶暴な姿になり、2m近くに巨大化。
いくらなんでもこんなトンボは怖すぎる・・・
モデルである石炭紀の巨大古代トンボ・メガネウラもさすがにここまで大きくはない。

羽ばたくことで猛烈な衝撃波を作り出し、その衝撃波は相手を内部から破壊をもたらす。
また、その衝撃波の力で周りの木々をなぎ倒してしまう。

顎の力も非常に強力で、すれ違いざまに相手を噛み千切る。
大人一人を軽々と持ち上げ、そのまま飛翔するほどのパワーも持つ。

モスグリーンの体色とフォルムが軍用攻撃ヘリコプターを連想させ格好良い・・・


ってか、もはや怪獣・・・


ちなみにメガヤンマを倒した時に得られる努力値は、攻撃+2
特殊アタッカー型なのに何故…?


■ゲームでのメガヤンマ一族


進化前のヤンヤンマは第ニ世代から登場。
35番道路に低確率で出現し、時々大量発生する。

メガヤンマは第四世代から進化形として追加。
ダイパでは使用トレーナーはいなかったが、プラチナでは四天王リョウが先発で使用する。

HGSSではジムリーダー・ツクシが強化版で使用する。


■対戦でのメガヤンマ


ハッサムヘラクロスに並ぶ強力な虫ポケモン。高い特攻と防御、さらに素早さが魅力。
素早さの種族値は激戦区100を超えないが、特性「加速」により軽々と突破するため実質問題ない。

また、もう一つの特性「色眼鏡」も相手のタイプによるダメージ半減を無くすためなかなか使える。
虫技はXYから追加されたフェアリータイプには半減され、通りが悪くなったので、色眼鏡で等倍ダメージを与えやすくなった。

高い特攻と特性を生かした特殊アタッカーとして育てるのが一般的。そのため「むしのさざめき」「エアスラッシュ」などの特殊技がメイン。
攻撃もそれなりなので「とんぼがえり」「むしくい」などの物理技も選択肢の一つ。

「さいみんじゅつ」を使えるポケモンではほぼ最速。初ターンに「まもる」(or「みきり」)でかそくを発動→「さいみんじゅつ」のコンボはかなり凶悪。
しかしプラチナから眠りの仕様変更でかなり弱体化し最近ではあまり見なくなったがそれでもまだ強力なため注意が必要である。
ちなみに第七世代に至るまで ヤンヤンマは「げんしのちから」の後にしか「さいみんじゅつ」を覚えない と言うやらしい仕様がある。

性格は「おくびょう」「ひかえめ」などのすばやさやとくこうを重視したものがオススメ。
性格補正が無くとも加速一回で130族を抜ける事から加速型では「ひかえめ」のが無駄が無い。

しかし虫/飛行複合の宿命か技バリエーションが少なく弱点が多い点に注意したい。
特に4倍なので「ステルスロック」は要警戒。
また「バトンタッチ」を覚えられないため、バシャーモテッカニンのように加速を後続サポートに使えないことにも注意。

XYではフェアリータイプに加え、ファイアローの存在で虫タイプを悩ませたが、SMではそのファイアローが環境や「はやてのつばさ」仕様の変更で使用率が大幅に減少した。
また麻痺の素早さダウンが弱体化したのも追い風。
しかし、岩タイプ先制技もちルガルガン(真昼の姿)、加速1回では抜けないフェローチェ、環境の変化でスカーフ持ちが増加と上から叩かれやすくなったのが向かい風。



オススメ技
  • エアスラッシュ
タイプ一致の特殊技。
ゴウカザルをはじめ、虫攻撃を半減する格闘タイプ諸々が攻撃範囲。
「ひるみ」の追加効果もよろしい。

  • むしのさざめき
同じくタイプ一致特殊技。
威力がエアスラより上で、特防ダウン効果も期待できる。とどめ用に最適。
第六世代から身代わりを貫通する効果を得たが、特性「ぼうおん」で止まることに注意。

  • とんぼがえり
タイプ一致物理技。
苦手な相手が出てから入れ替え出来るため、次が受けやすい。交代読みで出せると有利になる。

ご存じ身代わり。

  • さいみんじゅつ
若干弱体化したが未だに現役。ヤンヤンマの頃にしか覚えないので注意。

  • きしかいせい
扱いは難しいが上手く使えばハピナス等の特殊受けを突破出来る可能性を持つ格闘技。身代わりや気合いの襷とセットで。

全体的に攻撃技が微妙なメガヤン様。
対策の、相性補完がいい地面など…これで穴を補おう。

  • シャドーボール
第六世代から鋼タイプに等倍になった一貫性が高いサブ技。
追加効果も優秀。

  • ギガドレイン
第五世代で教え技として復活。
4倍弱点狙い。


■進化前 ヤンヤンマ


全国図鑑No.193
分類:うすばねボポケモン
英語名:Yanma
高さ:1.2m
重さ:38.0kg
タイプ:むし/ひこう

特性:かそく(毎ターン、すばやさが1段階上がる)
  / ふくがん(一撃必殺技以外の技の命中率が1.3倍になる。フィールド上で先頭にしておくと、道具を持ったポケモンと遭遇しやすくなる)
隠れ特性:おみとおし(戦闘に出たとき、相手の持ち物がわかる)

  • 種族値
HP:65
攻撃:65
防御:45
特攻:75
特防:45
素早さ:95
合計:390

努力値:素早さ+2→素早さ+1(DPtから)


進化前。
動かさなくても360度見渡せる目玉で周囲を見渡しながら、高速で飛び回る。
急ブレーキしつつ方向転換を行い、縄張りを見はったり、狙ったターゲットを追い詰めていく。
羽ばたいたときに発生する衝撃波は強烈で、窓ガラス程度なら容易く割れてしまう。

メガヤンマの特性「いろめがね」がこちらでは「ふくがん」になる。
素早さこそ進化後と同等だが、他はともかく特攻で41の差があり、火力は大きく劣る。

「ふくがん」の命中補正付き「さいみんじゅつ」を撃てるのがメリットだが、同特性持ちのビビヨンの「ねむりごな」の命中率は97。
こちらは「ふくがん」補正込みでも78、「こうかくレンズ」を持たせても85とその差は大きい。
素早さで勝る点や「ふくがん」の効果で命中率100以上となり怯みも狙える一致技「エアスラッシュ」を使える点で差別化を図りたい。
いばる」「たべのこし」等を搭載して害悪戦法に特化するのも手。

リトルバトルではトップクラスの素早さと平均以上の特攻を誇り、「かそく」や「さいみんじゅつ」持ちの中でも強力な部類に入る。
ただトップメタのストライクと同タイプのため弱点を突かれやすく、特にスカーフアタッカーや「ステルスロック」には注意が必要。


■アニメでのメガヤンマ系


ヤンヤンマの時にロケット団にゲットされ、ボスへの贈り物にされたが大量にゲットされていたため送り返され、ムサシの手持ちとなる。
その後、進化しハブネークと共に鋭意活躍。もちろん毎回10まんボルトで吹き飛ぶ役だが…。
ムクホークトゲキッスと協力してニャルマーと駆け落ちしたニャースの捜索にあたったりしていた。
また、コンテストでは主戦力として活躍していた。

「ヤンヤンッ!」とゴツい鳴き声だがである。持ち主のムサシもメスであったことにビックリしていた。




バンギラス×メガヤンマ
G消滅作戦


バンギラス・メガヤンマ「そのGじゃねーよ!」

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