ポリゴン(ポケモン)

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ポリゴン(ポケモン) - (2018/12/16 (日) 10:06:33) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/04/21(水) 21:47:05
更新日:2024/03/26 Tue 13:50:48
所要時間:約 8 分で読めます




ポケットモンスターシリーズに初代から登場するポケモン

本項では進化形であるポリゴン2、ポリゴンZについても記述する。


■CONTENTS



ポリゴン


全国図鑑No.137
分類:バーチャルポケモン(赤緑のみシージーポケモン)
高さ:0.8m
重さ:36.5kg
タマゴグループ:鉱物(性別不明)

タイプ:ノーマル
特性:トレース(相手と同じ特性になる)
  /ダウンロード(相手の防御が特防の数値以上なら攻撃が、未満なら特攻が一段階上がる)
隠れ特性:アナライズ(最後に攻撃すると技の威力が1.3倍になる。相手の交代時にも適用される)

HP:65
攻撃:60
防御:70
特攻:85(初代のみ75)
特防:75
素早さ:40
合計:395

努力値:特攻+1

シルフカンパニーの科学技術により世界で初めて人工的に作られたポケモン。
古代人に作られたゴルーグや500年前に作られたマギアナがいるが…
名前の通り一昔前のポリゴンのような角ばった姿をしている。
体を電子化し電脳空間を自在に移動する能力を持つ。ある意味デジモンの元祖。

基本的にプログラムされた行動しか出来ずにポケモンというよりロボットに近いと言える存在。
ちなみにプロテクトが掛かっており複製不能らしい。しかし育て屋にメタモンと預けると簡単に量産可能。
全く意味のないザルプロテクトである。

ちなみにウルトラサン・ウルトラムーンの時期には既に時代遅れらしい……。

・ゲームでのポリゴン

タマムシのスロットコーナーにて何とコイン9999枚(赤、ピカチュウのみ。緑は6500枚、青は8300枚)と引き換えで入手可能なレアポケ。
その割りに能力値は低めで大した強みは無い。
特徴的な専用技「テクスチャー」も微妙…

しかし、図鑑完成には避けて通れない道である…
ダイヤモンド・パールではウラヤマさんの庭で出現する他、プラチナではトバリシティでギンガ団から救出された物を譲り受ける事が可能。

サン・ムーンでは、グラジオが殿堂入り後の防衛線でポリゴンZを、バトルツリーーでアクロマがポリゴン2とポリゴンZを使用してくる。

ピカブイではヤマブキシティで貰える他、7番道路で野生化している。

・アニメでのポリゴン

1997年12月16日に放送された「電脳戦士ポリゴン!」で初登場した…のだが…

この回は電脳空間を舞台としており、らしさを出すため赤と青の光を高速で反転させるいわゆる「パカパカ」と呼ばれる演出を多様したのだが、これを見た一部の視聴者(主に子供)がそのショックにより吐き気や目眩、酷い者は病院に運ばれるという事態が発生。
この事件は後にポケモンショック等と呼ばれ新聞やニュースで大きく報道された。

このため暫くの間、関連番組の放映が中止され、マスコミの的外れな報道も手伝い事態はポケモンという作品そのものの批判にまで発展した。

後にこの現象が他の番組でも起こりえたという事が判明し、事態は次第に沈静化していったのだが…
しかしこれが原因でポリゴン一族は以降のアニメには一切登場出来ないようになってしまう。
更には問題の回も欠番になってしまい、実質動くポリゴンはどうやっても見れなくなってしまった。
実際にフラッシュを起こしたのはポリゴンではないのだが。

なお実は金銀編ED『ニャースのパーティ』の映像で扉からポケモンが雪崩れ込む中こっそり猛スピードで飛んでたりする。

その罪滅ぼしか以降のシリーズでは進化形が追加され地味に強化されたりしている。

なお、20年後のサン&ムーン編になってナリヤ・オーキドがさらっとポリゴンの名前を出したのでもしかするとアニメで再びポリゴンが見られるかもしれない。

・対戦でのポリゴン

初代では同じく両刀型の能力や補助技に恵まれたピクシーの影に隠れがちだった。
「じこさいせい」「テクスチャー」が差別化要素だが、素早さが低く耐久力もさほどでもないのが辛い所。

金・銀からは進化形のポリゴン2が登場したことにより、リトルバトルへの参加が可能となった。
こちらでは上記の微妙さから一転、「攻撃範囲が広い」「特性のおかげで火力も高い」「耐久力も並以上」と素早さ以外は優秀なアタッカーに。
ただし、性別不明のためタマゴ技を継承できず、リトルマッチ以外では「トライアタック」「じこさいせい」等を使えないのが難点。


ポリゴン2


全国図鑑No.233
分類:バーチャルポケモン
高さ:0.6m
重さ:32.5kg

タイプ:ノーマル
特性:ポリゴンと同じ

  • 種族値
HP:85
攻撃:80
防御:90
特攻:105
特防:95
素早さ:60
合計:515

努力値:特攻+2

進化条件はポリゴンに「アップグレード」を持たせて通信交換。
ポリゴンのバージョンアップ版。

見た目も全体的に丸くなり(まるでアヒル型のおまる)、小型化に成功したのか高さや重さも下がっている。

かなり感情が豊かになり様々な物事を自己学習していく。
時折プログラムにない仕草をする。元々は宇宙開発用に作られたようだが未だに空も飛べないのがネックらしい。

・対戦でのポリゴン2

特攻を筆頭にほぼ全ての能力が強化され素早さ以外はバランスの良い能力値を持つ。
金銀の頃はそこそこと耐久と「のろい」「じこさいせい」「テクスチャー2」等の利用した耐久型が猛威を奮っていたが、ルビー・サファイアからはわざマシンの内容変更で「のろい」が没収されてしまい、前作程振るわなくなってしまった。

しかし特性「トレース」が独特でサンダースや「もらいび」持ちの炎タイプを完封してみたり「いかく」持ちに「いかく」し返してみたり等、使い方次第では面白い事が出来る。

「10まんボルト」や「れいとうビーム」「トライアタック」「でんじは」「どくどく」等、ノーマルタイプらしく技も豊富。
ただし「あくのはどう」はこの時点では覚えない。

ただ炎タイプの技が無いのでで止まりやすいのが欠点。
粘れるなら「めざめるパワー」を粘っておきたい。
DPtから新特性「ダウンロード」でアタッカーになってもいいが後述のポリゴンZが最大のライバルかも。

このままでも十分強いが、ダイヤモンド・パールからはさらにポリゴンZへの進化が可能となっている。
加えてブラック・ホワイトからは進化前のポケモンの耐久力を上げる「しんかのきせき」というアイテムが登場。
系統的には進化前だが元々最終進化形だった事もあって十分な耐久種族値のあるコイツに持たせるとすさまじいことに
物理方面に特化させればあのクレセリアを越える化け物耐久となる。
ただし近年は強化された「はたきおとす」の存在もあり過信は禁物。
またSMからはZワザの登場で、奇石ポリ2でも全く油断できない火力インフレになっている。




VC版金銀クリスタルの配信以降はレートでは使えないものの「のろい」型が復活。
ポケムーバーの仕様上隠れ特性固定となるが、後攻になると火力が上がる「アナライズ」なので相性が良い。


ポリゴンZ


全国図鑑No.474
分類:バーチャルポケモン
高さ:0.9m
重さ:36.5kg

タイプ:ノーマル
特性:てきおうりょく(タイプ一致技の威力が1.5倍から2倍になる)
  /ダウンロード
隠れ特性:アナライズ

  • 種族値
HP:85
攻撃:80
防御:70
特攻:135
特防:75
素早さ:90
合計:535

努力値:特攻+3

進化条件はポリゴン2に「あやしいパッチ」を持たせて通信交換。
電子空間だけでなく異次元空間も移動出来るように更なる性能アップを図ろうと、いかにも合法じゃなさそうなパッチを当てたため、色々バグってしまったとグレーゾーンギリギリなヤバいポケモン。

姿も頭と体が分離した歪な物になった。
バグのため時折意味不明な行動を繰り返すらしい。

どう考えても不正改造品だが開発元が何故放置しているのかは謎。

・対戦でのポリゴンZ

ポリゴン2よりも大幅に耐久が下がったが逆に素早さと特攻が大幅に上がり、より攻撃的な能力となった。
特に特攻はフーディン並で、ノーマルタイプではジジーロンと並ぶ最高値。
しかも特性はどちらも火力を増強する物で更なる火力を発揮出来る。

ポリゴンZの放つ「はかいこうせん」は伝説のポケモンに匹敵する威力を持つ。
単純な威力を比べるならあのカイオーガに次ぐ破壊力を有する殺戮兵器、まさにロマン砲。

「はかいこうせん」はリスクが大き過ぎて使いにくいので反動の無い「トライアタック」を使うのも有。こちらでも威力はそこそこ。

りんしょう」を最大火力で撃てるポケモンでもあり、輪唱パでは主力として活躍する。

特性は常に安定してノーマル技の威力が上がる「てきおうりょく」か、安定はしないがサブウェポンの威力も上がる「ダウンロード」のどちらを選ぶか好み。
特性を利用して「すてみタックル」や「おんがえし」による役割破壊を狙う二刀流型も。
「わるだくみ」「こうそくいどう」により突破力に更に磨きをかけてもいい。

持ち物は微妙な素早さを補う「こだわりスカーフ」や火力アップの「いのちのたま」「こだわりメガネ」耐久補強の「きあいのタスキ」等。


ただやはり炎技を覚えないため鋼で止まりやすい。
「めざめるパワー」を粘るのも手だが「こだわりメガネ」装備時だと素の火力の高さから半減されても無理矢理突破出来る可能性があるので好みで。
また素早さは高くなったとはいえ激戦区の90と微妙なので注意。耐久も低いため無理は禁物。

サン・ムーンではZワザという新要素によりテクスチャーが大幅に強化。
従来のタイプ変更能力に加えなんと全能力が1段階上昇というとんでもない効果を得た。
テクスチャーで変更できるタイプは電気ゴーストが挙がる。
この中だと火力が一番上で麻痺で止まらない電気か格闘無効で一致技の一貫性が高いゴーストが有力か。
Zテクスチャーで電気タイプに変わった後の適応力補正込み「10まんボルト」の威力は実質的に圧巻の270。破壊光線に一歩劣るくらいの攻撃を連発できるのである。
しかしこれにより、技構成から破壊光線を抜くほうがいいというなんとも言えないことになってしまった…

といっても元は紙耐久の単ノーマルなのでお膳立て無しではZテクスチャーを使うタイミングがほとんどない。
かなり読まれ易い上に「ほえる」や「ふきとばし」で簡単に対処されるという欠点があり、意外と難しい運用法を要されるので注意しよう。

因みにテクスチャーポリゴンとなんか被ってるせいで一部からポリゴンZZと呼ばれてたり…
どちらもトンデモ火力を持つという共通点はあるが

ポリゴン「ふははは! 我がオペレーターに新たな技を教わったぞ!

  • たしろほう
  • F5こうげき
  • トロイのもくば
  • P2P

え? ポケモンバトルで大して意味ない? 知らんがなwww」





またあそぼうねポリゴン
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